最低最悪の魔王が征くのわゆ世界   作:バロックス(駄犬

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諏訪編ラスト。
ここまでこれたのも、皆さんのおかげです。


18.彼の夢が終わりを告げる時

 その日、常磐SOUGOは夢を見た。

 

 

 乾いた土の匂いがする。

 肌をじんやりと焼く日差しがある。

 足元の土手から先、広がる畑の上には人がいて、

 

 

「ここは……あぁ、そうか」

 

 

 

 

 長野県。

 かつてSOUGOが1年程滞在していた思い出の地、諏訪。

 まだバーテックスによって完全な崩壊を迎える前の、無事な諏訪があった。

 

 

 滅びを迎える前だったというのに、住民たちは今日を生きる為にせっせと農作業に勤しんでいる。

 畑を耕し、種を植え、雑草を抜き、必要であれば収穫する。

 

 その日、その日を生き抜こうとするために最善を尽くす戦いの最前線となっていた諏訪。

 住民たちの表情にこれからこの地が滅びるなど、微塵にも思わず、ただ活気が弾けんばかりに溢れていた。

 

 

 男も、女も、子供も、老人も。

 老若男女問わず、誰もが明日をまた迎える為にいつもと変わらない日常を過ごしていた。

 

 

「ン~、パーフェクトッ!」

 

 

 ふと、畑のど真ん中で野菜を収穫している少女の姿がSOUGOの目に入った。

 短めの髪、農作業服に身を包んではこの場所にいる誰よりも元気で活発な少女は収穫したばかりの野菜を見て満面の笑みを浮かべる。

 

 

「歌野……」

 

「あ!SOUGOさん!どこ行ってたんですか?探しましたよ?」

 

 諏訪の勇者、白鳥歌野が居た。死人がいることに最初は驚いたが、すぐにその気持ちは霧散して消えていく。

 ここは夢の中だから。

 SOUGOが〝こうであって欲しかった〟世界(アナザーワールド)だから。

 だから彼女はまだ生きている。

 元気な姿で鍬を振るっている。

 やがてこちらの視線に気づいた歌野が駆け寄ってきた。

 

 

「へっへぇん!見てくださいこのみずみずしいトマト!バーテックスから守る為に奥地で大事に育ててたんです!

 夏は暑くなるので、ビタミンが不足がちになります。トマトは大量にビタミンを含んでいるので、これさえあれば今年の諏訪の夏もきっと大丈夫!」

 

「……あぁ、そうだな」

 

「そうなんですよ!あ、トマトって砂糖を掛けて食べると凄く美味しくなるんですよ!」

 

 

 そう相槌を打つSOUGOにまたしてもにへらと歌野は笑みを浮かべた。

 土だらけの作業服。

 顔は汗と土が混ざり合って泥になりそれが頬に張り付いている。

 

 

 世界最高の絵画に土を掛け、汚れると価値が失われるが、白鳥歌野は土に塗れてもその価値が損なわれない。

 

 

 何故なら、彼女には土と農業が果てしなく似合うから。

 畑を弄り、農作物を手入れする一生懸命な姿がこの世界で一番絵になる少女だから。

 SOUGOはそれを分かっている。だから彼は歌野に対して、「もっと女の子らしくしろ」とか、「農業なんて女がやるものではない」なんて無粋な事を今は(・・)言わなくなった。

 

 

「そうだ!これからみーちゃんや皆と一緒にトマトの収穫するんですよ!SOUGOさんも手伝ってください!」

 

「うたのーん!SOUGOさーん!皆集まってるよー」

 

「うーん、今行くー!ほら、SOUGOさんも!」

 

 

 遠くで準備をしていた藤森水都と収穫の為に手伝いに来たとされる住民たちが手を振っている。

 

 

 皆いい笑顔だ。死に分かれる前の、自分たちが死ぬなんてこと頭に無くて、今日も明日も生きていくんだって、前向きな顔をしている。

 

 

 

 歌野がSOUGOの手を取り、引き寄せようとする。

 いつものように強引に、嫌がるSOUGOを何度も引き摺って行った手。

 

 

「……」

 

「あれ?SOUGOさん?」

 

 

 舗装されていない土手から畑の上までもう一歩となった所で、SOUGOの脚が止まった。

 

 ここから先、彼女たちの待つ場所に行けばみんなが待っている。

 まだ死なない歌野がいる。

 まだ死なない水都がいる。

 まだ死なない住民たちがいる。

 守ろうとしていた諏訪がある。

 でも、これはSOUGOにとって望んでいた光景だったとしても、『ただの夢』に過ぎないから。

 

 夢の中だからこそ会える、SOUGOにとって優しい世界。

 天の神がもたらした祟りによる痛みとは無縁な、心安らぐ世界。

 

 戦いもなくて、ずっと、ずっとこの場所が永遠なら。

 そう思わずにはいられない。

 

 

「すまない」

 

 

 そう区切って、SOUGOが俯いた。

 

 

「お前も……皆も……こうやって、日常を過ごしたかっただろう、ずっと」

 

「SOUGOさん……?」

 

「俺が……壊したんだ。俺が、守れなかったから」

 

 命を賭して、守ろうとした場所があった。

 

 この世界に来て、命の大切さを知った。

 今を生きること、明日を生きることの尊さを知った。

 

 

 こんな自分に付いてきてくれた。

 彼らの笑う顔がこんなに心温まるものだと、SOUGOは知らなかった。

 仮面ライダーとしてではなく、歴史の管理者(Quartzer)でもなく。

 正義の味方とか、そんな安っぽいキザな気持ちとか関係なく。

 

 

 民を守る王として、SOUGOはこの場所を守りたかった。だけど、

 

 

「俺だけが……生き残ったッ!……生き残ってしまったんだ!!」

 

 

 迫りくる大群を前に勇者と住民は成す術がなく、仮面ライダーであるSOUGOが強者であるが故に起きた悲劇だった。

 

 歌野と水都が死に。

 残された住民もSOUGOが必死になって拠点に戻ってきたときはもう―――――。

 

 

「なにが……なにが仮面ライダーだッ!なにが、最高最善の王様だッ!

 何一つ、守れやしなかったのに……こんなに憎しみを抱いて、

 お前たちの為に復讐してやると心に誓ったのに……!!

 俺は……俺は何一つ、未だに天の神に報いることすら出来ていないんだ……」

 

 

 胸の祟りは進行を進め、大社やウォズの調べでは恐らく命が尽きるのは1年以内とされている。

 もし現状を維持したまま、SOUGOが天の神に一矢報うことなく、命を枯らしてしまうのは、ただの無駄死にと大差ない。

 

 

「お前たちが居たから……俺は〝王〟になろうと思えたんだ!

 心の底から、民を守りたいと思ったんだ……!

 お前と水戸の夢を応援したかった!

 歌と、踊りを子供たちに教えてやりたかった!

 この場所が未来までずっと続くなら、命を失っても構わないと思った!

 『希望を抱け、諦めるな、絶対に守る!』、そんな言葉いくつも並べて、

 お前たちに無意味な希望を持たせて、俺は最期に……絶望の淵に叩き落したんだッ!!」

 

 

 いつもしかめっつらで畑を耕していた老夫婦が崩れた瓦礫の下で埋まっているのを見た。

 近々子供が生まれるんだと、名前を決めてくれと言っていた夫は妻を逃す為に無謀にも挑み、妻もろとも食い殺されたのを見た。

 特撮ヒーローの人形は赤く血に染まり、その持ち主であろうあの少年は姿形も無かった。

 

 

 敵を戦う力を、守るための力を持っていたにも関わらず、大切な者達を守れなかった。

 家は壊され、畑は食い荒らされ、神を祀る諏訪大社も無残に破壊された。

 

 

 

 かつて、オーマジオウは。

 守るべき世界の為に、仲間と共に戦っていた。

 最後の最後に覚悟を決めて目覚めたその〝逢魔(オーマ)〟の力は、世界を救う力を持っていた。

 

 

 だけど、そのオーマジオウは〝世界〟だけしか救えなかった。

 大切な友を失った。彼にとって、守るべき民を失った。

 そして別勢力の情報操作で世界を救った真実すらも、闇の中に葬られた。 

 

 

 だから彼は、オーマジオウは誰からも最高最善と言われること無い。

 しかし、オーマジオウは最高最善を自負している。

 

 〝世界だけは守った〟、その確かな事実がオーマジオウの中にあるからだ。

 

 

 だけど、だけど。

 常磐SOUGOは世界すらも、救う事も出来なかった。

 かつての日本という領地よりも広大な、アメリカ大陸なんかよりも遥かに小さな、

 諏訪と言う小さな世界すらも彼は救えなかった。

 

 だからSOUGOは自分を〝最低最悪の魔王〟と称する。

 自分は大切な人を救えなかったから。最高最善を名乗る資格もない人間だから。

 無力な存在だと思ったから。

 

 

「ずっと、言いたかった……謝りたかった……すまない、すまない……!!」

 

 

 罪の意識が、重しとなってSOUGOに膝を着かせる。

 心の中でずっと溜めていた気持ちが溢れだす。

 

 

 もう、夢の中だけでしか彼女たちに会えないから。

 どんなに願っても、失った優しい場所は戻ってこないから。

 だから、今だけは弱音を吐く。

 王とか、戦士とか、そんな立場などは捨てて。

 

 

 そんな頭を下げ、謝罪するSOUGOの肩に歌野が優しく触れていた。

 

 

「SOUGOさんは優しいですね、もういなくなった私達の事を、こんなに想っててくれたなんて……勇者、白鳥歌野は嬉しいです」

 

 

 誰もが認める、他者すらも闇から光に引き揚げる太陽のような笑みを浮かべながら。

 

 

「私たちは、諏訪の皆は……SOUGOさんが力だけを持つ人だから王様と呼んでいた訳じゃありません。

 心の底から、『あなたが王様だったら、どこまでも付いていける』って皆が確信したからです。信頼したからです。」

 

 両の肩に添えられて、手に篭められていた力が入るのを感じた。

 

「私、農業王なんて名乗ってましたけど、皆を引っ張る存在で居たかったけど、ホントは怖かったんです。

 いつになったら戦いは終わるんだろう。

 戦いが終わらなかったらどうしよう。

 戦うのも怖かったし、私が倒れて……それで諏訪の皆が傷付いたら、今の日常が壊れちゃったら……って」

 

 

 でも。

 

 

「あの日、本当にダメだ、終わりなんだって思ったあの時……SOUGOさんが来てくれた。

 仮面ライダーが来てくれた。

 みんなが生きる明日の為に、今日を守ってくれた!

 今まで農業だけだった諏訪に歌と踊りをもたらしてくれた。

 若い人も、おじいちゃんおばあちゃんも子供達も、皆が笑顔になった!

 明日は〝これしよう!〟、〝これがやりたいな!〟未来に向かって、今まで以上に皆が前を向いてくれた!

 こんなスゴい事、私だけじゃ出来なかった!SOUGOさんは私たちに、希望をくれたんです!

 私たちはとっくに、あなたに救われていたんです!」

 

 

 自分たちは救われていたのだと。

 希望を持っていたのだと。

 晴れやかな笑みを浮かべながら歌野は言った。

 

 

 (SOUGO)に出逢えた事が、彼女たちの生きてる理由になったのだと。

 

 

「私は……諏訪の皆は、常磐SOUGOさんがとーっても大好きで……私たちにとっての王様は、常磐SOUGOさんだけなんですよ!」

 

 

 歌野の肩越しに、大勢の人がいた。

 水都を含めた、全ての諏訪の住民が笑っていた。

 

 

「SOUGOさん!ダンス、続けてるか!」

「歌うまって四国にあるのかい?お前さんが出たら優勝間違いなしだろ!」

「アンタは俺達の誇りだ」

「化け物なんかに負けんじゃねぇぞ!」

「四国を頼むぞ!仮面ライダー!」

「あ、でも無理すんなよ!」

「幸せになってくれ!」

「戻ってくるならさ、ゆーっくり来いよ!いつまでも俺達、ここで畑耕してアンタが来るの、待ってっから!」

「王の凱旋、楽しみだ!」

「凱旋ってことはパレードすっか!王様帰ってきたら三日間三食ベジタブルパーティだ!」

 

 

 歓声が聞こえる。

 そこには、誰一人として常磐SOUGOを蔑む者などいなかった。

 自分たちを守った仮面ライダーとして、導いてくれた王としてその名を呼んでくれていた。

 

「この気持ちは、きっと……いいえ、ずっと。

 何年何百年って問題じゃなくて、未来永劫、変わらない……絶対に」

 

 過去の死者たちが、今を生きる生者に向けて精いっぱいのエールを送っていた。

 

 

「王様」

 

 

 SOUGOの傍に子供が歩み寄っていた。男の子だ。

 

 

「僕ね、生まれ変わって大人になったら、将来は王様みたいな人になりたいな」

 

「……俺みたいになるな。俺みたいな魔王には」

 

 

 少年は……『特撮ヒーローの人形』を抱いた少年は首を横に振る。

 

 

「王様にはなれないかもしれないけど……泣いてる人を、困ってる人を、弱い人を助ける、大好きな人を守れる、そんなヒーローになりたい!だって王様は僕にとって、永遠にカッコイイヒーローだから!」

 

「……!!」

 

「なんかいける気がするんだ……ううん」

 

 

 少年は人形を握りしめて言う。

 

 

「絶対になる!絶対に!」

 

 

 揺るがない純粋な願いがあった。

 自分は絶対にこうなるんだという、確固たる謎の自信があった。

 

 

「私たちは、絶望しながら消えていかなかった。

 希望を持って未来に生きることが出来た。

 SOUGOさん、あなたが王として成し得たことです……」

 

 

 SOUGOの身体を立たせた歌野は彼に言った。

 

 

「だから自分の事を、最低最悪なんて言わないで。

 SOUGOさんはいつだって最高最善。それは楽しかった、幸せだった私達、諏訪の皆が保証しますから……

 だから王よ、今守るべき民をお守りください。

 そして王よ、忘れないでください―――――」

 

 

 

 そう歌野は続けて、後ろの諏訪の住民たちも深々と頭を下げて皆が言った。

 

 

 

 

『――――――我ら民はいつも、あなたの心の中に』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 次の朝、SOUGOの目覚めは早かった。

 隣の部屋で熟睡しているであろうカゲンとジョウゲンには気づかれることなく、起きたSOUGOは陽が顔を出し始めた頃にこっそりとホテルを抜け出した。

 

 散歩か、いつもより早く覚醒した身体は朝の新鮮な空気を受け入れる。

 早い出勤を目的とした車が数台道路を通り過ぎていくだけで、それ以外は何もない、静かであった。

 SOUGOは丸亀城から数キロ離れた『丸亀橋』で足を止めると、手すりに寄り掛かった。

 

 

「あれ?あ、SOUGOさんだ!」

 

 

 そこで丸亀橋の歩道を駆け抜けていく、ランニング中の高嶋友奈と偶然にも邂逅した。

 軽快な足取りを止めて、小さく肩で息をした友奈はSOUGOの元へ歩み寄る。

 

 

「どうしたんです?こんなところで。もしかして、トレーニングですか?」

 

「いや、違う。散歩だ……

 昨日、夢を見たんだ……懐かしい夢を、諏訪に居た時の、夢を見ていた」

 

 なぜ簡単に口を開いて話してしまったのだろうか、とSOUGOは未だに疑問が残る。

 もう終わった過去の事を、しかも夢の事を口にする理由が自身には理解できなかった。

 話さずにいられなかったからか、相手が友奈だから、聞いて欲しかったのか。

 

 彼は話した。

 

 昨日から感じている胸の小さな痛みも。

 騒がしい光景を眺めているだけで感じる苦しさも。

 心が抱く得体の知れない感情があるのだと、友奈に伝えた。

 

 

「SOUGOさん、それはきっと、SOUGOさんが心の中で〝寂しい〟って思ってるからですよ」

 

「寂しい……俺が」

 

「夢の中で、逢えてうれしかったんですよね。

 今でも楽しかった日々を、思い出すんですよね。

 SOUGOさんにとって大切な時間だったから、心がそう思ってるんですよ……」 

 

「寂しい、か。俺にもそんな感情があったのか……

 駄目だな、強い王になろうというのに、そんな気持ちに打ち負かされていては―――」

 

「SOUGOさん、そんな事ありませんよ」

 

 友奈は優しい目で見つめて、自分の額から流れる汗を気に留めなかった。

 

「誰にだって寂しいって気持ちはあるんです。

 私だって、若葉ちゃん、ぐんちゃん、タマちゃん、アンちゃん、ヒナちゃんにだって。

 でもその気持ちを我慢、しないでいいんです。

 大丈夫、だなんていわないでください。

 寂しい時は、寂しいって言っていいんです!」

 

 

 そこには、もっと素直に気持ちを表してほしいという少女の願いがあった。

 

 

「それに、寂しい時に寂しいって言えない人なんて……

 人の痛みが分からない、王様になっちゃいますよ!」

 

 

 常磐SOUGOは知らない。

 それが、別の世界の常磐ソウゴがある人物からの叱りの言葉だったことを。

 高嶋友奈は知らない。

 それが、最低最悪の魔王の道を歩ませない為の未来にする運命の言葉だったことを。

 

 

「そうか……そうか、俺は……寂しいんだ」

 

 

 心にぽっかりと穴が開いた理由をSOUGOは理解した。

 理解して、その時間の愛しさと大切さに今更気づくのだ。

 彼はそう言って、橋からもうその姿全体を表し始めている太陽を見た。

 暖かくて、眩しくて、それがとても目に染みた。

 

 

 その太陽へ、友奈は一緒に視線を向けていた。

 

 

「もう行っていいぞ。

 お前はトレーニングの途中だったからな……俺はもう少し、ここにいる」

 

「いいえ。私も、暫く眺めていたいんです……だってこの朝日、とても綺麗ですから」

 

「……勝手にしろ」

 

「はい。勝手にします……後でうどんでも食べに行きましょう」

 

「好きだよなぁ、ほんと。

 まぁ、いいだろう……きっとこんな朝日を迎えた後に食べる飯というのは、きっと、美味いだろうからな」

 

 

 彼の夢が終わりを告げる。

 とても悲しくて、寂しい。

 だけども、大切で、愛おしさに溢れた優しい夢が。

 

 SOUGOは決して忘れない。

 諏訪での日々を。

 そこで生きた人々を。 

 永遠(とわ)に色褪せることのない(想い)を胸に抱いて、戦う事を誓う。

 

 

 これから先、SOUGOを待つのは現実だ。

 自分の寿命が後少ししか無いという非情な現実。

 不安だって。

 痛みだって。

 絶望だってあるかもしれない。

 でも、それだけじゃない。

 

 希望だってある。

 強い願いも。

 それこそが明日を創る力になる事を彼は知っているのだ。

 

 

 人と神の戦いは、まだ続く。

 

 

 

 




平成33年とか、令和差し置いて平成がまだ溢れ出してきたので困惑してる私。
奇跡的にジオウディケイド見れたけど相変わらず平成が好き勝手やってて笑った。
そのうち令和ライダーが10人くらいになったら平成ライダーが「令和ライダーはたるんでる!!」とかイチャモンつけてオーマジオウが殴り掛かってくる劇場版が始まるんですかね……頑張れ令和。


諏訪編、無事に完結しました。多分、一番戦闘シーンも短い作りだったと思います。
どちらかと農業と歌野とSOUGOメインで物語作ってたのでSOUGOが人を守るきっかけを描きました。原作キャラをそのまま死なせたのは多分自分が作品やってたのでは、これが初めてだったと思いますので、かなりキツかったですね。心やられました……銀ちゃんは別の作品で救ってたので、でも必要な事でした。SOUGOが真の王を目指す為に、正義の仮面ライダーの道を歩むために必要なきっかけでした。歌野ファンには本当に申し訳ない。たかしー、いつでも聖人君子。

物語も無事、75%消化しました。残るは西暦最終決戦。
ここまで来たら好きなだけ好きな事をやり通します。もともとそういう企画でしたし、メチャクチャな展開になって「おまっ、これなんだよ!ありえねぇよ!」という感想抱いても、私もう頭平成状態になってるので止まりません。最後まで平成パワーで書きます。
敵もメチャクチャです。なんか平成と昭和の入り混じった敵怪人が出てきたり、お前だけ住んでる領域違くないか?作品自体違くないか?みたいなキャラも出てくるので。
現状、千景編に出てきた三好ウォズは性格も見た目もジオウのウォズだと思ってもらって大丈夫です。どちら側のウォズなのかは別として。そこらへんの話もいずれ。

最終決戦のテーマは
・SOUGO
・平成?
・友奈
・ウォズ
これを絡めたお話。
綺麗に纏まればいいなァ、いや、多分纏まらないだろう……だって平成だし。
凸凹で歪な道だからこそ、過大な絶望も希望も、物語も生まれるのだから(ナニイッテンダ)。

あと10話くらいで完結、行けるかなぁ。
3話くらい補足、残り7話くらい本篇、プラスαくらいで。
書き溜めもなくなりましたので、また完成次第上げさせていただきます。それまで、お待ちいただければと思います。
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