Beat the clock   作:頭の中将

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 やっとBeat the clockが歌います


11話 突然のセッション

『僕らが生まれる何千年も前から』♪

 

 よぅ、タクだ。すまない今歌ってるところだ。

 

 『空にお日様 野には咲く花 変わらずあるに』♪

 

 俺が歌ってるって?実は、サブボーカルもやってるのだ。いいだろう?

 

 

 『変わってく物 変わらない物 もがきながらも 自分らしさを』♪

 『今も過ぎてく 一瞬一秒 心のままに あるべきようにあれ』♪

 

 よし!サビだ!

 

 『響けよ 僕らの声よ 大切なのは ここにあるだろう? 今君だけにできる形で 大きな花を咲かせてやれ』♪

 

 うん、丁度いい。2番だ

 

 『ずるがし「貴方たちなにやってるの!」

 

 あ、と思ったら紗夜さんか。

 

 「廊下で音が聞こえるとと思ったら...何でやってるんですか!」

 「いいじゃん別に」

 「良くないです!」

 「なら、演奏の邪魔するなよ!」

 「だったら、ちゃんと窓とか閉めてください!」

 

 ったく、めんどいことになったな。

 

 「それに...ギターはちゃんとチューニングしたんですか?音が変です」

 「えっ、マジ?」

 「はぁ...貸してください」

 

 紗夜さんが俺のギターを取ってチューニングを始めた。マジかよ少ししかズレてねーじゃん。

 

 

 「紗夜さんちょっとあいつらとセッションしません?」ヒソヒソ

 「亮さん、何言ってるんですか、わたしは、これから」ヒソヒソ

 「ポテト、今150円セールです」ヒソヒソ

 「ホントですか?」ヒソヒソ

 「マジです」ヒソヒソ

 「L2個でなら、いいですけど」ヒソヒソ

 「2個...よし乗った」ヒソヒソ

 

 

 何話してるんだ?

 

 

 「おい、タク、お前ボーカルだけやれ」

 「は?ギターは?」

 「私が弾きます」

 「紗夜さんが?」

 

 「えっ、紗夜先輩弾くのですか?」

 「いいんですか?氷川先輩」

 「急遽やりたくなったので」

 「絶対にポ「山吹さん?」ハイ...」

 

 なんか、ポピパのメンバーが盛り上がってるな。確か、ギターやってるのは聞いたことあるけど...

 

 「さっきの、『花唄』でしたわね?」

 「はい、大丈夫ですか?」 

 「大丈夫です。知ってる曲ですので」

 

 セッションか、なんか新鮮だな。

 

 「じゃあ、2番からいきまーす」

 「1,2、1234」

 

 『ずる賢さとか 大人げないとか 難しい事分からないこと 人の痛みが分かればいいな』♪

 

 

 紗夜さん上手っ、やべーノッてきた

 

 

 『生まれたときの 一番初め 教えてくれたのは 愛でした』♪

 『いつかの痛みは誰かの為 そう思えたら 何故か少し笑えた』♪

 

  

 その後

 

 『いつしか 優しさ捨てて 身軽になれば 意外と飛べるんだ』♪

 『『笑って行こう 笑って行こう あなたが誰かにそうされたように』』♪

 

 えっ、紗夜さんハモりだした。

 

 『『今君だけに出来る形で 大きな花を咲かせてやれ』』♪

 

 

 曲が終わった。そこには静寂が広がった...そして

 

 「すごいです!紗夜先輩!」

 「なんか、凄かった!」

 「みんな、上手過ぎる!」

 「やべー物見ちまったぞ」 

 

 ポピパのみんなが拍手してた。

 

 

 

 

 




 紗夜さんって、かなり多趣味じゃね?以前はギターしかないと言ってたのに。そう言われたら紗夜さんに怒られそう...

 

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