Beat the clock   作:頭の中将

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 今回は長めです。ご注意ください。


6話 レストラン『ルチャドール』

「お、入れよ」

 

 ようタクだ、今Beat the clockとAftergrowを俺の家に連れて行っているのだ。前回も言ったが俺の家はレストランをやっている。何の店かって?

 

 

 「ただいまー」

 「オカエリーー!」

 「あ、カルロスじゃん」

 「久しぶりおじさん」

 

 

 まぁ、カルロスという名でなんとなく分かるだろう。そう、うちの家は中南米料理屋なのだ。

 

 

 レストラン『ルチャドール』

 メキシコ人の店長カルロスが作る絶品の料理が人気なのだが、悲しいかな...商店街から離れているから客はそんな来ない。

 

 

 「へー、商店街の外れにこんな店があるんだ」

 「そうなんでごわすよ、巴殿」

 「隆盛君も知っているの?」

 「つーか、メンバー全員知ってるでごわす」

 

 

 そう、この店は俺たちのいつもの集まりとして利用している。

 

 

 そして、対面席に座らせ自分は、着替えに入るため店裏に入る。

 

 

 「はい、ご注文をどうぞー」

 「えっ、何付けてるの...」

 

 赤メッシュの人が言う。まぁ、そりゃそうだ、誰だって

 

 

 プロレスラーが付けているようなマスクを被っていてオーダーをとろうとしたら自分も引く。しょうがないうちの店のお約束だ。

 

 

 「いつもの3個」

 「自分は9個でごわす」

 「ぼくは、ナチョス。」

 「じゃあ、普通のタコス3個で。」

 

 と、男子勢は決まっているが一方...

 

 

 「う~ん...」

 「どれにする?」

 

 

 女子たちは決まってないようだ。女子って注文するまでが長いとよく言うが...

 

 

 「じゃあ、隆盛が言っていたいつもので」

 「何個?」

 「とりあえず10個みんなで分けるから」

 「かしこまりました、では、確認します。いつもの21個、タコス3個、ナチョス1個でよろしいですか」

 「それで」

 「少々お待ちくださいませ。」

 

 

 「じゃあ、待つ間自己紹介しますか。花咲川2年蒲田和也です。ベースやってまーす。」

 

 おい、コンパぽっいの始まてんぞ。

 

 「タク、コレオネガイ」

 「これ?」

 「サービス、サービス」

 「わかった」

  

 「失礼します、こちらガラナジュースでございます。」

 「いや、頼んでないけど。」

 「店長からのサービスです。」

 「キョウヒサシブリニキテクレタノト、カワイイヒトツレテキタカラ、サービス」

 「かわいいってそんな~」

 「おじさんありがとうございます」

 

 

 ガラナジュースとは、ガラナという実を利用したブラジルのジュースである。味はエナジードリンクに近い。

カフェインがはいっているため飲み過ぎには注意だ。

 

 

 「お待たせしました。いつものとナチョス、そして、タコスでございます。」

 「お、来た来たってなんだこれ?」

 

  赤髪のロングヘアー、確か宇田川さんだっけ?

 

 「タコスでございます。」

 「にしては、スパゲッティ挟んでいるけど」

 「うん、そういう料理」

 

 当店の名物『スパゲッティタコス』。トルティーヤにスパゲッティを挟んだ料理。なお本日はメキシコ風ミートソースをあえている。

 

 

 「う~んとてもおいしい!」

 「ひまり食い始めるの早!」

 「だっておいしそうだったからつい...」

 「さすがは、ひまり殿でごわす。」

 「もぉ~どこがー?」

 「ねぇ~これ何カロリー」

 

 白い髪の子確か、青葉さんだっけ?いやどんな質問だよ!

 

 

 「タブン、710キロカロリーアル」

 「じゃ~710キロカロリーをひーちゃんに~」

 「やめてよーまた、体重増えるじゃーん」

 「いいんじゃない、隆盛くんにおんぶしてもらえるし」

 「ちょっと、つぐまで~」

 

  羽沢さんが何か聞き捨てならないこと聞いたぞ。ちなみにアフグロのメンバーは、全員わかった。

 

 「隆盛、お前女子をおんぶして何してるんだ」

 「いやいやトレーニングでごわす。」

 「そうだよ、この前あこちゃんと帰ろうとしたとき。階段で隆盛先輩が上原さんを背負って階段を上がってい るのを見たよ」

 「だから、トレーニングでごわす。」

 「て言うかひまりしか、乗せてないよね」

 「ひまり殿が丁度いい負荷をかけているでごわす。」

 「なんか、複雑なんだけど...」

 「シツレイシマース」

 「あ、カルロスさん、この間コーヒー豆ありがとうございます」

 「つぐみ、知り合い?」

 「うん、いつもコーヒー豆を譲っているんだ」

 「イエイエ、アマッテタンデユズッタダケデスヨ、ソレヨリデザートイル?」

 「くださーい!」

 「ひまりさん即答ですよ」

 

 カズはもう打ち解けたのかもう名前呼びだ。

 

 「ホカハ?」

 「じゃあ、私も...」

 「私もください」

 「モカちゃんも~」

 「あたしもいただこうかな」

 「ジョシダケデダイジョウブ?」

 「大丈夫でーす。」

 「ジャア、タクオネガイ」

 「え、拓也が作るの?」

 「そうだよ、美竹さん。それでは、しばしお待ちを」

 

 基本的に、カルロスが料理するのだが、スパゲッティの味付けとデザートは自分が料理する。

 えーと生地はこれぐらいにして、後は、焼くだけっと。

 

 「あー、マジか」

 「どうしたの蘭」

 「父さんが早く帰って来いって」

 「厳しいんだ」

 「違う過保護なだけ」

 「そういえば、ライブの手伝いの時にお父さんに会ったよ」

 「亮、なんか言ってなかった?」

 「ぜひとも、蘭を嫁にやってくれって」

 「はぁ?父さん...」

 

 そんな話をしている間に焼き上がった。後は、クリームとイチゴをのせてと...

 

 「お待たせしました。本日のデザート、パステル・デ・トレス・レーチェスのショートケーキでございます。」

 「パステ何?」

 「て言うかまだ付けてるのマスク」

 「うん」

 「なんか、面白いから撮ろ~」

 

 何か名前長くてすまない。簡単に言えば、クリームやコンデンスミルクなどとにかく生地が甘く濃いのだ。なので外のクリームは甘くないようにしている。

 

 「う~ん、甘くておいしー」

 「かなり甘いね」

 「美竹さん甘いの苦手?」

 「でも、これなら大丈夫」

 「あの、レシピ教えてくれませんか?今度作りたいです!」

 

 デザートもかなりの高評価のようだ、その後、コーヒー飲みながら特に何でも無いことを話していたら、時計が9時過ぎになっていた。

 

 「お、もうこんな時間か」

 「蘭、門限は?」

 「大丈夫、壁乗り越え入る」

 「らん~手伝おうか~」

 「じゃあ、頼む」

 「あ、お会計は?」

 「ジョシタチハ500エンデダイジョウブ」

 「え、いいんですか?」

 「ミンナカワイイシ、ハジメテキタカラ、サービス」

 「それなら、ありがとうございます」

 「ダンシハ1000エンネ」

 「カルロスさん...相変わらず女好きですね」

 

 

 

  お会計をして、みんなが帰った後...

 「タク、ドノコガコノミ?」

 「う~んどれも可愛いからなー」

 「セイシュンシテンナ」

 「どこで覚えたんですか...」

 「アッ、タク、アシタチョットオネガイガアンダケド」

 

 

 




 ガラナジュース飲んだことがあるのですが、とてもおいしかったです。
スパゲッティタコスはアメリカのコメディードラマに出てたので、実際に作った事があります。おいしいので作ってみてください。
 
 次回は花咲川の人たち出そうかなと思ってます。

 何度もですいませんが、高評価、コメントよろしくお願いします。

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