「お、入れよ」
ようタクだ、今Beat the clockとAftergrowを俺の家に連れて行っているのだ。前回も言ったが俺の家はレストランをやっている。何の店かって?
「ただいまー」
「オカエリーー!」
「あ、カルロスじゃん」
「久しぶりおじさん」
まぁ、カルロスという名でなんとなく分かるだろう。そう、うちの家は中南米料理屋なのだ。
レストラン『ルチャドール』
メキシコ人の店長カルロスが作る絶品の料理が人気なのだが、悲しいかな...商店街から離れているから客はそんな来ない。
「へー、商店街の外れにこんな店があるんだ」
「そうなんでごわすよ、巴殿」
「隆盛君も知っているの?」
「つーか、メンバー全員知ってるでごわす」
そう、この店は俺たちのいつもの集まりとして利用している。
そして、対面席に座らせ自分は、着替えに入るため店裏に入る。
「はい、ご注文をどうぞー」
「えっ、何付けてるの...」
赤メッシュの人が言う。まぁ、そりゃそうだ、誰だって
プロレスラーが付けているようなマスクを被っていてオーダーをとろうとしたら自分も引く。しょうがないうちの店のお約束だ。
「いつもの3個」
「自分は9個でごわす」
「ぼくは、ナチョス。」
「じゃあ、普通のタコス3個で。」
と、男子勢は決まっているが一方...
「う~ん...」
「どれにする?」
女子たちは決まってないようだ。女子って注文するまでが長いとよく言うが...
「じゃあ、隆盛が言っていたいつもので」
「何個?」
「とりあえず10個みんなで分けるから」
「かしこまりました、では、確認します。いつもの21個、タコス3個、ナチョス1個でよろしいですか」
「それで」
「少々お待ちくださいませ。」
「じゃあ、待つ間自己紹介しますか。花咲川2年蒲田和也です。ベースやってまーす。」
おい、コンパぽっいの始まてんぞ。
「タク、コレオネガイ」
「これ?」
「サービス、サービス」
「わかった」
「失礼します、こちらガラナジュースでございます。」
「いや、頼んでないけど。」
「店長からのサービスです。」
「キョウヒサシブリニキテクレタノト、カワイイヒトツレテキタカラ、サービス」
「かわいいってそんな~」
「おじさんありがとうございます」
ガラナジュースとは、ガラナという実を利用したブラジルのジュースである。味はエナジードリンクに近い。
カフェインがはいっているため飲み過ぎには注意だ。
「お待たせしました。いつものとナチョス、そして、タコスでございます。」
「お、来た来たってなんだこれ?」
赤髪のロングヘアー、確か宇田川さんだっけ?
「タコスでございます。」
「にしては、スパゲッティ挟んでいるけど」
「うん、そういう料理」
当店の名物『スパゲッティタコス』。トルティーヤにスパゲッティを挟んだ料理。なお本日はメキシコ風ミートソースをあえている。
「う~んとてもおいしい!」
「ひまり食い始めるの早!」
「だっておいしそうだったからつい...」
「さすがは、ひまり殿でごわす。」
「もぉ~どこがー?」
「ねぇ~これ何カロリー」
白い髪の子確か、青葉さんだっけ?いやどんな質問だよ!
「タブン、710キロカロリーアル」
「じゃ~710キロカロリーをひーちゃんに~」
「やめてよーまた、体重増えるじゃーん」
「いいんじゃない、隆盛くんにおんぶしてもらえるし」
「ちょっと、つぐまで~」
羽沢さんが何か聞き捨てならないこと聞いたぞ。ちなみにアフグロのメンバーは、全員わかった。
「隆盛、お前女子をおんぶして何してるんだ」
「いやいやトレーニングでごわす。」
「そうだよ、この前あこちゃんと帰ろうとしたとき。階段で隆盛先輩が上原さんを背負って階段を上がってい るのを見たよ」
「だから、トレーニングでごわす。」
「て言うかひまりしか、乗せてないよね」
「ひまり殿が丁度いい負荷をかけているでごわす。」
「なんか、複雑なんだけど...」
「シツレイシマース」
「あ、カルロスさん、この間コーヒー豆ありがとうございます」
「つぐみ、知り合い?」
「うん、いつもコーヒー豆を譲っているんだ」
「イエイエ、アマッテタンデユズッタダケデスヨ、ソレヨリデザートイル?」
「くださーい!」
「ひまりさん即答ですよ」
カズはもう打ち解けたのかもう名前呼びだ。
「ホカハ?」
「じゃあ、私も...」
「私もください」
「モカちゃんも~」
「あたしもいただこうかな」
「ジョシダケデダイジョウブ?」
「大丈夫でーす。」
「ジャア、タクオネガイ」
「え、拓也が作るの?」
「そうだよ、美竹さん。それでは、しばしお待ちを」
基本的に、カルロスが料理するのだが、スパゲッティの味付けとデザートは自分が料理する。
えーと生地はこれぐらいにして、後は、焼くだけっと。
「あー、マジか」
「どうしたの蘭」
「父さんが早く帰って来いって」
「厳しいんだ」
「違う過保護なだけ」
「そういえば、ライブの手伝いの時にお父さんに会ったよ」
「亮、なんか言ってなかった?」
「ぜひとも、蘭を嫁にやってくれって」
「はぁ?父さん...」
そんな話をしている間に焼き上がった。後は、クリームとイチゴをのせてと...
「お待たせしました。本日のデザート、パステル・デ・トレス・レーチェスのショートケーキでございます。」
「パステ何?」
「て言うかまだ付けてるのマスク」
「うん」
「なんか、面白いから撮ろ~」
何か名前長くてすまない。簡単に言えば、クリームやコンデンスミルクなどとにかく生地が甘く濃いのだ。なので外のクリームは甘くないようにしている。
「う~ん、甘くておいしー」
「かなり甘いね」
「美竹さん甘いの苦手?」
「でも、これなら大丈夫」
「あの、レシピ教えてくれませんか?今度作りたいです!」
デザートもかなりの高評価のようだ、その後、コーヒー飲みながら特に何でも無いことを話していたら、時計が9時過ぎになっていた。
「お、もうこんな時間か」
「蘭、門限は?」
「大丈夫、壁乗り越え入る」
「らん~手伝おうか~」
「じゃあ、頼む」
「あ、お会計は?」
「ジョシタチハ500エンデダイジョウブ」
「え、いいんですか?」
「ミンナカワイイシ、ハジメテキタカラ、サービス」
「それなら、ありがとうございます」
「ダンシハ1000エンネ」
「カルロスさん...相変わらず女好きですね」
お会計をして、みんなが帰った後...
「タク、ドノコガコノミ?」
「う~んどれも可愛いからなー」
「セイシュンシテンナ」
「どこで覚えたんですか...」
「アッ、タク、アシタチョットオネガイガアンダケド」
ガラナジュース飲んだことがあるのですが、とてもおいしかったです。
スパゲッティタコスはアメリカのコメディードラマに出てたので、実際に作った事があります。おいしいので作ってみてください。
次回は花咲川の人たち出そうかなと思ってます。
何度もですいませんが、高評価、コメントよろしくお願いします。
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