新しくアカウントを作成したらTSしたのであのキャラを目指します。 作:ギブス
今回と次回は初の前後編にします。
理由?リアルが少し忙しくなり、ちょっと書けなくなってきたので(笑)
それと☆8で評価して下さった[ATM09ST]様、ありがとうございます!
追記:HPの計算違いがあったため修正しました。
イベントに参加することを決めた次の日、オレは少しでもレベルを上げようととあるフィールドに来ていた。
「…確かこの辺のはずなんだけど…っと、此処だ」
そこは初日にクエストで訪れた盗賊団が根城にしていたあの洞窟だ。
なんでこんなところに来ているのかというと、昨日イズさんの店を出た後レベル上げに街の外へ出ようとしていたら門のところで呼び止められた。オレを止めたのはあの時盗賊団のことを報告したNPCの兵士だった。
話を聞くとあの後洞窟に向かった兵士たちは残っていた略奪品を回収し、二度とこの洞窟を悪用されないように巡回のルートにした。だが三日前に巡回に行ったら洞窟の周辺がモンスターの巣窟になっていたらしい。それでなんとか洞窟の周辺は兵士たちによってモンスターを討伐したのだが、洞窟の中は外と比べると段違いに強力なモンスターがいたとか。それでどうするか話し合っていた時にオレが街の外へ出ようとしていたのを見つけ、洞窟の中の様子を見てきてほしいと依頼してきたので、オレとしてもレベル上げに丁度良さそうなのでその依頼を引き受けてここに来たのだ。
「確かあの時は蝙蝠と百足のモンスターがいたけど…」
オレはそう呟きながら洞窟内に入った。
洞窟の内部はあの時と同じだったが、出てくるモンスターはあの時の盗賊のなれの果てのスケルトンやゾンビへと様変わりしていたのだ…が、コイツらははっきり言ってオレとの相性が最悪だった。
スケルトンはその名のとおり骨のため矢が中々通じず、ゾンビの方は動きは遅いのだがその腐った外見のせいかこちらも矢が中々通じないのだ。
まあ弓技を使えば簡単に倒すことが出来るのだが、弓技は一回使用するとクールタイムが発生するしMPも使用するので連続使用に向かない。
だから一回戦闘しては暫くその場で待機してクールタイムが終わったらまた移動して次の戦闘へと繰り返しているので、盗賊を追いかけていたあの時と違い中々奥に進むことが出来ないでいた。
~三時間後~
やっと最奥の門があるところまでやって来た。たぶんだがこの門の向こうはボス戦になるだろうと思ったオレは、この門前で一時の休憩をしながらステータスを見ていた。
ユウ
Lv.32
HP 60/60(+10)
MP 25/25
ステータスポイント 0
STR 5(+30)
VIT 5(+20)
AGI 115(+15)
DEX 93(+20)
INT 10
装備
頭【空欄】
身体【狩人の服】
右手【狩猟の弓】
左手【空欄】
脚【ハンターブーツ】
装飾品
【狩人の矢筒】
【フォレストビーの指輪】
【盗賊の腕輪】
スキル
【弓矢の心得 Ⅵ】【
此処まで来る間に何度も戦闘になったせいかレベルが32まで上がった。ステータスポイントはAGIに5とHPに7振った。この時わかったのだがHPは1振ると5ポイント上がるみたいなので、たぶんMPも同じだろう。まあなんにしろこれで【HP最大値強化 小】が使えるスキルになった。
それと【弓技】も上がり増えたアーツは矢に極小範囲だが追加で風属性の範囲攻撃を生み出す[疾風一陣]だ。因みに各アーツの使用MPとクールタイムだが、[遠当て]がMP5の20秒、[連射弓]はMPは10で基本が20秒で矢を一本増やす毎に5秒プラスする。[一矢縫い]はMP10で30秒で、新アーツの[疾風一陣]はMPは15使用しクールタイムも1分半とどちらも多目になっていた。
あと最後にある【土魔法 Ⅰ】はここに来る前に街の兵士NPCに依頼された時にもらった。【土魔法 Ⅰ】で使用出来る魔法は拳ぐらいの大きさの岩石を打ち出す[ストーンバレット]だ。使用MPは2と少な目になっているが、やはりMP切れを意識すると使用頻度は少ない。
「帰ったらMP関連のスキルも探さないとな」
現在のMPだと数回使用しただけでMP切れになるのでアーツは奥の手にしないとな。
インベントリのアイテムも休み休みで来たからそれほど減ってないし準備OK。
じゃあ行きますか。
そうしてボス部屋に入った時だった。
[特殊クエスト【復讐の盗賊団】が発生しました。このクエスト中は別のクエストを受けることは出来ません。また、現在受けているクエストは一時停止します]
クエスト発生の知らせが…って、また特殊クエスト!?
突然のクエスト発生に驚いているオレを放っておいて、クエストは勝手に進んでいった。
「ゲッゲッゲッ…良くここまでこれたな?」
そう言って現れたのは黒いローブを纏いフードを目深におろしているため顔は見えない怪しい人物(?)だった。
「なんだお前は?」
「ゲッゲッゲッ…オレのことを忘れたのか…いい度胸してんじゃねぇか!?」
「!?」
ソイツはオレに向かってナイフらしきモノを投げてきたので、オレは咄嗟に左に飛び退いた。
するとオレが避けたソレは門に突き刺さるとナイフ擬きは魔方陣を発生させ一瞬輝いた。
魔方陣が消えると地面からスケルトンが何体か現れ、前回と同様にオレが入ってきた門を閉められ閉じ込められた。
更にそれだけでなくこのボス部屋のあちこちからスケルトンが何体も現れた。その数凡そ50体。
「なんか前に同じようなことがあったな…お前、もしかしてあの時の盗賊か?」
「ゲッゲッゲッ、やっと思い出したか!そうだ、あの時は世話になったな!?」
「イヤイヤイヤ、お前らあの時死んだ筈だろ!?なんで生きてんだよ!?」
「ああ、確かにオレたちはあの時に死んださ。だがお前が去った後オレは何故か生き返った。不思議に思ったオレは原因を調べてみりゃあオレらが奪ったモノの中に面白ぇモノが混ざってやがった」
「面白いモノ?」
「ああ、ソレはこのローブよ!コイツはな[死霊のローブ]といってな、このローブの近くで死んだヤツの魂を取り込みソイツを
聞いてもないことまでベラベラと喋り出した時にフードが僅かにズレて見えたこの
後々になって知ったがこの【復讐の盗賊団】クエストと最初にやった【老占い師の願い事】クエストはチェーンクエストだったらしい。
しかも発生条件が、[初ログイン後(プレイヤー・NPC問わず)誰とも話さずあの占い師の婆ちゃんに話しかける]という、誰がこのクエストを受けるんだというような条件だった。
特殊クエストはこのための複線でした。
【土魔法】はOSOでは空間爆破の[ボム]でしたが、ユウの現在のMPでソレをやるとすぐにMP切れになるため急遽[ストーンバレット]にしました。
もちろん【土魔法】のレベルが上がれば[ボム]を使えるようにします。
あとちょっと考えていることがあるのですが、ネタバレも含むため今回は発表せず次回かその次当あたりの後書きに書きます。
ではまた次回。