新しくアカウントを作成したらTSしたのであのキャラを目指します。 作:ギブス
やっと書けたので投稿します。
それから[宵の月夜]様から《物語上にOSOがあるのに黒乙女の長弓があるのはおかしい》と指摘を受けたため、前回の話を修正しました。
それで他のところもあるんじゃないかと思って読み返してみたら、やっぱりあったのでそこも修正しておきました。
あとはたぶん大丈夫だと思いますが、もしありましたらご報告の方よろしくお願いします。
m(_ _;)m
ちょっと前書きが長くなりましたが、
どうぞお楽しみ下さい。
追記:装備欄に靴装備がなかった為修正しました。またそれに合わせて靴装備用のユニーク装備 を作成してステータスも修正しました。
今日は以前から告知されていたNWO初のイベントの日だ。
オレはというと現在初ログインした広場にいる。
周りはオレと同じようにイベントに参加するプレイヤーで溢れかえってガヤガヤと騒がしい。
昨日のクエストのことだが、あのあと依頼した兵士NPCに事の詳細を報告した。それを聞いた兵士は押収品のリストに[死霊のローブ]というものがあった筈が、実際には押収品の中にはなかったので探していたらしい。
それで面倒なことになった。
なんとオレにその[死霊のローブ]を取り戻してほしいと依頼されてしまったのだ。しかもご丁寧にクエストとしてウィンドウまで出ていた。まあ、今回のクエストは前回までの
「あの、ユウくんだよね?」
そんなふうに昨日のことを思い出していた時に背後から声をかけられた。誰かと思い振り向くとそこにはあの黒い装備を身につけたメイプルが少し困惑気味に話しかけていた。
「ん?メイプルか。久しぶり」
「やっぱりユウくんだ!前と格好が違うからビックリしたよ。その装備ってもしかして?」
「ああ、オレもダンジョンをソロクリアしたから
「そうなんだ。似合ってるよ!」
「…あんまり嬉しくないけど、ありがとう」
ちなみにオレの格好だが、長い髪をポニーテールにして髪留めで結っており服装は、上は肩と背中を出して腿ぐらいまであるワンピースっぽい服と羽衣っぽい帯で腰から背中を隠して、下はスカートの部分で見えないけどキュロットを履いて足元から腿のあたりまであるロングブーツになっている。一言で表すなら改造天女の格好といったところだが、リアルでは男のオレとしてはなんとも言えなかった。
「あはは…」
「…まあ良いか。それでメイプルがここにいるってことは、お前も参加するんだよな?手加減しないぞ?」
「ええ!?そこはお手柔らかにって言うんじゃないの!?」
「そういえばメイプルは痛いのイヤだって言っていたな。まあ、オレも痛いのはイヤだし適当に頑張れば良いんじゃないか?」
「うん、わかった!」
「そういえばイズさんは参加しないって言っていたけど、クロムさんはどうなんだろ?」
「クロムさんならさっき会ったよ。その時話したら参加するんだって」
「やっぱりか」
『…あ、あぁ~、マイクテス、マイクテス……コホン、それでは時間になりましたので、第1回イベント!バトルロワイヤルを開始します!』
そんなふうにメイプルと話していると広場のあちこちの空中に巨大なスクリーンが現れた。そこには今はNWOのタイトルロゴと[第1回イベント バトルロワイヤル開催!]と書かれ、その画面の隅の方に[開始まであと8:47]とカウンターがあった。たぶん始まれば参加しない人の為に、イベントの様子を中継するんだろう。
空中スクリーンが出現するとほぼ同時に、運営からのアナウンスらしい声もあたりに響き渡った。それを聞いた周りのプレイヤーたちは「うおぉぉっ!」っと怒号を響かせた。
そんな声に少し遅れて小さく「お、おー!」ってメイプルも言っていたのは、少し微笑ましく感じた。
『それでは、改めてルールを説明します!制限時間は三時間。ステージは新たにつくられたイベント専用マップです!プレイヤーの皆さんはこの専用マップにランダムに配置されます。
ルールは倒した数と倒された回数、それに被ダメージと与ダメージ。この四つの項目からポイントを算出し順位を出します!
更に上位十名には記念品が贈られますので、頑張って下さい!
なお、参加されない方はこの広場から一旦離れて下さい。イベント開始後はこの広場に戻れますので注意して下さい。イベント内の状況はスクリーンに映しますので、お楽しみ下さい。』
そう言い終わる頃にはスクリーンのカウンターは残り一分を切っていた。
「それじゃあ、メイプル。お互い頑張ろうな!」
「うん!」
そうこうしている内にカウントは0になり、オレたちは広場からイベントの専用マップに転移していた。
「…ここは?」
転移後見た周りの景色はどうやら小高い丘の上の少し大きな岩の上に着いたらしく、周囲を見渡すことが出来た。
周りにはプレイヤーの姿は見えず【鷹の魔眼】の遠視能力を使って周囲を見ると、およそ500m先にプレイヤーらしい人影があちこちに見えた。
「ふーん、どうやら初期配置は500m毎に配置されているみたいだな。ここからでもギリギリ届きそうだけど、どうかな?」
オレはそう言って弓を構えて、こちらに気付いたプレイヤーに狙いを定めた。
「へっ、いくら弓とはいえあんな遠くから届くもんか!」
「…【弓技・遠当て】からの、【弓技・一糸縫い】!!」
「…へっ?ぐあっ!?」
なんか言ってるけどそれを無視して弓技の【遠当て】を使い飛距離を伸ばし、【一糸縫い】を使用した矢は見事にそのプレイヤーの眉間に吸い込まれるように命中する。コイツ防御力を低かったみたいで一発で倒れ光の粒子になった。
それを見ていた他のプレイヤーたちはオレを脅威と思ったらしく、一つのところに集まり出した。たぶん共闘してオレの排除するんだろう…けど、それならそれでオレは別の手を使うだけだ。
「ちょうど良い具合に集まってくれたし、今度はこれでどうだ!?【弓技・疾風一陣】!」
良い感じに集まり出したので、少し引き付けてから今度は【疾風一陣】をお見舞いしてやった。すると矢の効果範囲にいたプレイヤーたちは、揃って風属性のダメージをうけていく。矢に近かった奴ほどその効果が大きく、中にはその一発だけで光の粒子になっていくものもいた。更に倒されなかったものもこの弓技の特性でノックバックで転んでいくので、立て直す前にヘッドショットをお見舞いしてリタイアさせていった。
「ちくしょう!?固まるな!バラけて進め!!」
おっ?更に警戒したヤツらの中に、頭の良いヤツがいたみたいだな。そう言って周囲にいるプレイヤーに呼び掛けるけども、その指示は少し遅いよ?
「【弓技・連射弓】!!」
残っていたプレイヤーも10人もいないからその人数分のMPを消費して、矢の数を増やして攻撃すると矢は分裂してそれぞれに向かいまた粒子を散らしながら倒れていった。
暫く周囲を観察して安全なことを確認したオレは、弓を下ろしてインベントリからMPポーションを取り出して減ったMPを回復していく。
ちなみに現在のオレのステータスはこうなっている。
ユウ
Lv.35
HP 60/60(+10)
MP 40/40(+70)
ステータスポイント 0
STR 5(+20)
VIT 5
AGI 115(+30)
DEX 100(+40)
INT 14(+20)
装備
頭【神子の髪留め】
身体【双翼の衣】
右手【戦乙女の長弓】
左手【空欄】
脚【風花の靴】
靴【清水のキュロット】
装飾品
【
【フォレストビーの指輪】
【盗賊の腕輪】
スキル
【弓矢の心得 Ⅶ】【
MP関連のスキルはそれぞれ、最大値強化はHPのものと同じ20%アップ。回復速度強化はその名の通り回復速度が上昇、MPカットはアーツや魔法の使用時に20%カットする。
それから【弓技】はⅤになりアーツは、上空に矢を放ち敵の頭上から攻撃する【流星】を覚えた。【弓矢の心得】もⅦになりAGI・DEXが35増えたので、弓矢での攻撃力は320だ。これはクロムさんに教えてもらったことだけど今のオレと同じレベルの平均的攻撃力は80ぐらいらしい。それを考えると上手く当たれば確殺レベルの攻撃力だな。
それから昨日の盗賊ゾンビを倒した後に上がっていた【土魔法】を有効活用する為にステータスポイントをMPに1とINTに4振っておいた。上がって覚えた魔法は[アースシールド]という魔法で、使用すると目の前の地面から壁がせり出して防御してくれる魔法だ。使用するMPは5だったけど【MPカット】のおかげで4で済んで助かった。
そんなふうにステータスやスキルのことを考えていると、さっき倒したプレイヤーたちがまた500mほど離れたところに現れた。たぶん倒されると初期配置に5分後にリポップするんだろう。
「おかえり。そしてゴメン!【弓技・一糸縫い】!!」
オレはそんなリポップしたばかりのプレイヤーに容赦なく弓技をお見舞いしていくのだった。
やべぇ、ナゼかユウちゃんが鬼畜になってきたw
ってな冗談はおいといて、やっと第1回イベントに始まりました。
このTS弓使いではドラぞうは出さないことにしました。(要るかどうかわかりませんがw)ドラぞうファンの皆さんスミマセン。
それと作中にあるユウと同レベルの平均的攻撃力ですが、こちらは私の想像ですのでご了承下さい。
それではまた。