ポケットモンスター 青いアヒルと燃えるヒヨコ   作:サムハル

20 / 71
20.鉱山の街、ガーネシティ

次の日、

 

 

 

 

れおん「さて、出発しよう。このままいけば、昼にはガーネシティに着くぞ」

 

 

 

 

 

ほのか「はい!」

 

 

 

 

 

しばらくして

 

 

 

 

 

れおん「お、霧が無くなってきた。森を抜けたみたいだな」

 

 

 

 

 

ほのか「よかった〜。大丈夫だとわかってても、少し怖かったです」

 

 

 

 

 

れおん「まあ、少し不気味だよな。さて、ここからは真っ直ぐだ。大きな橋が目印だ」

 

 

 

 

 

ほのか「はい。……あの、れおんさん。昨日から考えてたんですけど、少しお願いしてもいいですか?」

 

 

 

 

 

れおん「ん?どうした?」

 

 

 

 

 

ほのか「わ、私の敬語、無くしてもいいですか?失礼…とかじゃないですか?」

 

 

 

 

 

れおん「なんだ、そんな事か。構わないさ。むしろ、そっちの方が俺としても気楽だな。もうほのかちゃんも俺といる時間にも少し慣れてきただろ?」

 

 

 

 

 

ほのか「はい。じゃなかった、うん!これからはれおんさんじゃなくて、れおん君でもいいですか?流石に駄目ですかね?私はそっちの方が楽なんですが」

 

 

 

 

 

れおん「俺も気にしないぞ。何とでも呼んでくれて構わないさ」

 

 

 

 

 

ほのか「やった!じゃあ、れおん君。…少し恥ずかしいな」

 

 

 

 

 

れおん「まあ、いきなりだからな。呼び続ければ慣れるさ」

 

 

 

 

 

その後、ガーネシティ

 

 

 

 

別名、鉱山の街。その名の通り、近くにある鉱山を掘り、発展している街。工事や建設途中の物も多い。ジムがあるため、トレーナーがよく訪れるが、工事中の騒音も凄いため、少し迷惑がられている。

 

 

 

 

 

ガガガガ!ドンドン!

 

 

 

 

 

れおん「ついたぞ。ここがガーネシティだ」

 

 

 

 

 

ほのか「す、凄い音だね。これ、相当うるさくないかな?」

 

 

 

 

 

れおん「まあ、最初に来るとそう感じるよな。ここは工事現場とも近いから、そう感じるだけで離れればそこまで聞こえてこないぞ」

 

 

 

 

 

ほのか「そうなんだ。じゃあ、まずはポケモンセンターだよね」

 

 

 

 

 

れおん「お、わかってきたな、ほのかちゃん。それに、フレンドリーショップで食料も少し買い足しておかないとな。ポケモンセンターはこっちだ」

 

 

 

 

 

ポケモンセンター内

 

 

 

 

 

ジョーイ「ようこそ、ポケモンセンターへ。ポケモンの回復ですか?」

 

 

 

 

 

ほのか「はい。この子達をお願いします」

 

 

 

 

 

れおん「俺も頼むぜ」

 

 

 

 

 

ジョーイ「はい、お預かりしますね。……あら?このミミッキュ、もしかしてあの霧の森にいるミミッキュですか?似てますけど」

 

 

 

 

 

ほのか「え?ジョーイさん、知ってるんですか?」

 

 

 

 

 

れおん「この子は少し訳があって、一時的にこの子のポケモンになったんだ」

 

 

 

 

 

ジョーイ「そう、よかったわ。実はこの子、一年半くらい前にトレーナーに捨てられてから、ずっとあの森で待っていたみたいなのよ。

 

 

 

って、見たんだからわかるわよね。それで、私も心配でたまに様子を見に行って、餌とかをあげてたのよ」

 

 

 

 

 

れおん「なるほど、ジョーイさんも世話をしていたのか」

 

 

 

 

 

ほのか「一年半……。やっぱりかわいそう。あの、そのトレーナーさんの事、教えてもらえますか?」

 

 

 

 

 

ジョーイ「ごめんなさい、それは個人情報だから教えられないわ。でも、あのミミッキュはもういらないって言っていたわ」

 

 

 

 

 

ほのか「そ、そうですか。すみません」

 

 

 

 

 

れおん「……これはもう、ミミッキュは戻れないな」

 

 

 

 

 

ジョーイ「そのトレーナーさん、もうトレーナーじゃないの。ポケモンも、もう一匹も持ってないはずよ。見つけるのはほぼ不可能だと思うわ」

 

 

 

 

 

ほのか「教えてくれてありがとうございました」

 

 

 

 

 

ジョーイ「こっちもごめんなさい、こんな事しか教えてあげられなくて。ポケモン達は元気にさせるからね」

 

 

 

 

 

れおん「今の話はミミッキュにも聞こえていたはずだ。どうするかは、ミミッキュに任せよう。俺達は買い物して、ジムの対策だな」

 

 

 

 

 

その後

 

 

 

 

 

カフェで座りながら休んでいた

 

 

 

 

 

ほのか「ここのジムって何タイプなの?」

 

 

 

 

 

れおん「ここは地面タイプ。ほのかちゃんだと…少し厳しそうだな」

 

 

 

 

 

ほのか「そうだね。ヒー君が使えないし、弱点もつけないよ。難しい。……ん?」

 

 

 

 

 

れおんの後ろに人が近づいていった

 

 

 

 

 

れおん「どうした、ほのかちゃ」

 

 

 

 

 

???「れおーん!!おりゃああ!!」ガバッ!

 

 

 

 

 

れおん「うおおお!!?」ゴン!

 

 

 

 

 

???「グハッ…!」ドサ

 

 

 

 

 

れおんは驚きながら振り向きざまに殴った

 

 

 

 

 

れおん「びっくりした。何だよ、お前か、ワーグ」

 

 

 

 

 

そこには、赤い髪をオールバックにした男性が倒れていた

 

 

 

 

 

ワーグ「痛てて。何で不意打ちしたのに反撃できるんだよ。それにしても、こんな所で会うとはな!ん?そこの女の子は?」

 

 

 

 

 

ほのか「あ、どうも。私、ほのかと言います。今、れおん君と一緒に旅してるんです」

 

 

 

 

 

ワーグ「れおんと?へー、変わってるな。こんなやつと一緒に旅してもいい事ないぞ」

 

 

 

 

 

れおん「どういう意味だ、ワーグ」

 

 

 

 

 

ワーグ「おっと、すまねえな。自己紹介が遅れた。俺の名前はワーグ。れおんとは友達なんだぜ。よろしくな、ほのかちゃん」

 

 

 

 

 

れおん「話を聞け」

 

 

 

 

 

ほのか「よろしくお願いします、ワーグさん」

 

 

 

 

 

れおん「もういいや。ワーグは、俺やターナさんと同じトップトレーナーだ。炎タイプ使いなんだぜ」

 

 

 

 

 

ワーグ「そう!俺は世界最強を目指す、炎の男!カッコイイだろ?」

 

 

 

 

 

ほのか「はい!トップトレーナーなんて凄いです!確かに強そうですもんね!カッコイイです!」

 

 

 

 

 

ワーグ「……ほのかちゃん、すっげえいいやつじゃん!!くぅ!れおんなんかといるのがかわいそうだ!」

 

 

 

 

 

ほのか「ええ!?そ、そうですか?」

 

 

 

 

 

れおん「なんかって何だよ。悪かったな」

 

 

 

 

 

ワーグ「ほのかちゃん、今からでも間に合う!俺と旅しよう!こいつよりずっと快適だぜ!」

 

 

 

 

ほのか「ええ!!?そ、そんな事言われましても」

 

 

 

 

 

れおん「おい、ほのかちゃんを困らせてんじゃねえよ、ワーグ」

 

 

 

 

 

ワーグ「そ、それもそうだな。ほのかちゃん達はどうして俺の街に?」

 

 

 

 

 

ほのか「俺の?この街ってワーグさんが治めてるんですか?」

 

 

 

 

 

れおん「勝手に自分の街にすんな。お前が住んでるだけだろ」

 

 

 

 

 

ワーグ「え〜、いいじゃねえかよ。俺の炎ポケモン達も働いてるし、俺もトップトレーナーとして、街のためにいろいろしてるぜ?実質俺の街だろ!」

 

 

 

 

 

ほのか「そういう感じですか。でも、街のために動くっていい事じゃないですか!ワーグさんはこのガーネシティが大好きなんですね」

 

 

 

 

 

ワーグ「おう!昔から育った街だからよ!大好きだぜ!」

 

 

 

 

 

ほのか「あ、先程の質問にまだ答えてませんでしたね。私、ここのジムに挑戦しに来たんです」

 

 

 

 

 

ワーグ「ジムか!女の子なのに凄いじゃないか!ここは地面タイプ使いだぜ。今は何のポケモンを持ってるんだ?」

 

 

 

 

 

ほのか「アチャモのヒー君と、ムンナとムックルとミミッキュです。地面タイプにどうしようかと思っていて」

 

 

 

 

 

ワーグ「なるほど。確かに厳しいな。……お、れおん。お前、一匹あげたらいいじゃないか」

 

 

 

 

 

れおん「俺が?」

 

 

 

 

 

ワーグ「お前、この前ルリリと一緒に、ハスボー産ませてたじゃねえか。あの子ならまだほのかちゃんでも大丈夫だろ?」

 

 

 

 

 

れおん「あの子か。まあ、悪くないな。俺は構わないが、どうする?ほのかちゃん」

 

 

 

 

 

ほのか「え、いいの?れおん君。折角卵から産まれたのに」

 

 

 

 

 

れおん「ああ。俺のルンパッパが産んだやつでよ。本当はかなえさんのプレゼントにしようと思っていたが、別のやつでも大丈夫だからな」

 

 

 

 

 

ほのか「じゃ、じゃあお願いします!」

 

 

 

 

 

れおん「待っててくれ。ボックスから連れてくる」

 

 

 

 

 

 




前回のミミッキュを書き忘れていたのでここに載せます。




ミミッキュ Lv25



性別 メス  性格 さみしがり



特性 ばけのかわ



技



シャドークロー かげうち ものまね だましうち




  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。