ポケットモンスター 青いアヒルと燃えるヒヨコ   作:サムハル

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24.街巡り

次の日、ガーネシティ 公園前

 

 

 

 

ほのか「あ!ワーグさん、お待たせしました!」

 

 

 

 

 

ワーグ「おお、待ってたぜ、ほのかちゃん」

 

 

 

 

 

そこには、昨日までの赤い服ではなく、黒を基調としたデザインの服を着たワーグがいた

 

 

 

 

 

れおん「ワーグ、なんでそんな綺麗な服装してるんだ?そんな真面目な場所にでもいくのか?」

 

 

 

 

 

ワーグ「女の子と一緒に行動するんだぞ。少しくらいオシャレするのが礼儀だ」

 

 

 

 

 

ほのか「え…。ありがとうございます、ワーグさん。とっても似合ってますよ!昨日までとは違って、赤がワンポイントになっててカッコいいです」

 

 

 

 

 

ワーグ「だろぉ〜?俺のお気に入りだ!しかも、動きやすいんだぜ!」

 

 

 

 

 

れおん「お、俺にはわからん。それが普通なのか?」

 

 

 

 

 

ワーグ「ハァ。全く、これだから女心のわかってねえやつは。少しでもレディを美しく見せるために、俺達が導くんだ。そのために必要なんだよ」

 

 

 

 

 

ほのか「れ、レディなんて、そんな言葉は私には似合いませんよ」

 

 

 

 

 

ワーグ「ほのかちゃん、レディに見た目や性格は関係ないんだぜ。それに、ほのかちゃんは素敵なレディだぜ」

 

 

 

 

 

ほのか「あ、ありがとうございます、ワーグさん。照れますね」

 

 

 

 

 

れおん「女たら」パシッ!

 

 

 

 

 

ワーグはラースの顔面を掴んだ

 

 

 

 

 

ワーグ「なあ、れおん。俺、最近空手に目覚めててよ。ちょっとだけ味わってみたくねえか?」

 

 

 

 

 

ワーグはれおんの口を塞ぎ、脅迫する

 

 

 

 

 

れおん「ハ、ハハ。ワーグさん、冗談キツいです……。すみません」

 

 

 

 

 

ワーグ「たくっ!すぐ余計な事言おうとしやがって。俺が歳上って事忘れてんじゃねえのか?」

 

 

 

 

 

ほのか「ワーグさんってご年齢おいくつなんですか?そこまでれおん君と離れてるように見えないですけど」

 

 

 

 

 

ワーグ「本当か、ほのかちゃん!俺は今27だ!れおんとは9歳も離れてるんだぜ!若く見えるか!」

 

 

 

 

 

ほのか「ええ!?見えないですよ!れおん君と同い年くらいかと思いました!」

 

 

 

 

 

れおん「……まさか俺が老け顔なのか?」

 

 

 

 

 

ほのか「え、そういう事じゃないよ!れおん君は普通だよ!」

 

 

 

 

 

ワーグ「やーい、れおんの老け顔!」

 

 

 

 

 

れおん「……なるほど。こいつが若く見えるのは子どもっぽいからだな」

 

 

 

 

 

ワーグ「いいだろうが、別に!っとと、俺とした事が立ち話し過ぎたな。よし、ほのかちゃん!案内するぜ、ついてきてくれ」

 

 

 

 

 

ほのか「はい!お願いします!」

 

 

 

 

 

れおん「……何だか面白くねえな」

 

 

 

 

 

宝石博物館前

 

 

 

 

 

ワーグ「女の子ならやっぱりここが一番だよな!」

 

 

 

 

 

れおん「何だ、これ。俺が前に来た時は無かったな」

 

 

 

 

 

ほのか「宝石……。え!?それってダイヤモンドとかですか!?」

 

 

 

 

 

ワーグ「正解だ、ほのかちゃん!ダイヤモンドだけじゃねえぜ。サファイアとかオパールとかあるぜ。ここではいろんな宝石を集めて展示しているんだ。もちろん、ここの街のガーネ鉱山から採れた物も多いぜ。

 

 

 

 

それを見た後で、隣にあるアクセサリーショップだ。ここでは、宝石を使ったアクセサリーを他の店より安く買えるんだ。少し見ていってくれよな」

 

 

 

 

 

ほのか「凄い!素敵ですね!早速入りましょう!」

 

 

 

 

 

れおん「え?俺もか!待ってくれほのかちゃん、ひっぱらないでくれ」

 

 

 

 

 

ワーグ「……え?ここって俺じゃないの?…まあいいか」

 

 

 

 

 

館内

 

 

 

 

 

ほのか「すご〜い。綺麗」

 

 

 

 

 

ワーグ「興味津々だな、ほのかちゃん。そんなに張り付かなくても見えるだろ?」

 

 

 

 

 

ほのか「あ、ご、ごめんなさい。吸い込まれそうだったので」

 

 

 

 

 

ワーグ「そうだよな。俺もここは結構好みだ。見ていても綺麗だし、意味とかも書いてあるからわかりやすいよな」

 

 

 

 

 

ほのか「はい。私、宝石は本でしか見た事なくて、実物はこんなにも輝いてるんだって感動してました」

 

 

 

 

 

れおん「そうだな。結構面白いな、ここ。俺もこういうのは興味ある」

 

 

 

 

 

ワーグ「二人に気に入ってもらえたようで何よりだな」

 

 

 

 

 

一時間後、アクセサリーショップ

 

 

 

 

 

ワーグ「ここではさっき見た宝石も使われてるんだ。誰かにプレゼントとして買っていくといいぞ」

 

 

 

 

 

ほのか「それなら、お母さん達に買ってみようかな。あ!ターナさんにもいいかも!」

 

 

 

 

 

れおん「楽しそうだな、ほのかちゃん。俺も少し見て回るか」

 

 

 

 

 

数分後

 

 

 

 

 

ほのか「(これ、可愛いな。お母さんに買っていこう。小さいから安いもんね)」

 

 

 

 

 

ワーグ「ん?真珠か。家族にか?」

 

 

 

 

 

ほのか「はい。安いから私でも手が出しやすくて」

 

 

 

 

 

ワーグ「そうだよな。それに、真珠って健康祈願にもなるんだぜ。家族に向けてならぴったりだな」

 

 

 

 

 

ほのか「そうだったんですか!それならなおさらですね!買ってきちゃいます」

 

 

 

 

 

れおん「…………」

 

 

 

 

 

ワーグ「ん?…おお、れおん。ラピスラズリか。お前には似合うんじゃねえか、水タイプ使いらしいじゃないか」

 

 

 

 

 

れおん「…………」

 

 

 

 

 

ワーグ「おいおい、無視かよ。……れおん?どうした」

 

 

 

 

 

れおん「!?ワ、ワーグ!いつのまに。全く気づかなかった」

 

 

 

 

 

ワーグ「ええ?いやいや、俺話しかけてただろ。少しボーッとしすぎだぞ。ヤドンにでもなったのか?」

 

 

 

 

 

れおん「そこまでじゃねえよ。いや……少し考え事だ」

 

 

 

 

 

ワーグ「ラピスラズリ、気に入ったのか?幸運の石だぜ」

 

 

 

 

 

れおん「幸運の石…。そういえばそうだったな」

 

 

 

 

 

ワーグ「まあ、言い伝えだけどな。でも、効果はあるんじゃねえか?ご利益にあやかってもいいと思うぞ」

 

 

 

 

 

れおん「まさか俺にこれをつけろと?似合わねえよ。それに、そういう言い伝えは信用してないんでね」

 

 

 

 

 

ワーグ「全く、冷めたやつだな。まあ……構わねえけどよ。外でほのかちゃんが出てくるまで待ってようぜ」

 

 

 

 

 

れおん「ああ、そうだな」

 

 

 

 

 

アクセサリーショップ前

 

 

 

 

 

ほのか「お待たせしました!」

 

 

 

 

 

れおん「いいのが買えたみたいだな。よかったな」

 

 

 

 

 

ほのか「はい!喜んでもらえるといいんですけど」

 

 

 

 

 

ワーグ「ほのかちゃんが誠意をこめて選んだんだ。絶対喜んでもらえると思うぞ。さて、次にいくか」

 

 

 

 

 

その時

 

 

 

 

 

男性「ああ!!ワーグさん!お探ししました!!」

 

 

 

 

 

ワーグ「ん?どうした?俺に用事か?」

 

 

 

 

 

男性「大変なんです!!ガーネ鉱山で突然ポケモン達が暴れ始めたんです!!」

 

 

 

 

 

全員「!!」

 

 

 

 

 

男性「工事の人達で怪我した人もいるみたいです!すぐに救援をお願いします!」

 

 

 

 

 

ワーグ「わかった!!すぐに行く!悪い、ほのかちゃん、れおん。俺、急いで行ってくる!」

 

 

 

 

 

れおん「俺も行くぞ!人手不足なんじゃないか?それに、宥めるならポケモンも必要だろ?」

 

 

 

 

 

ほのか「わ、私も出来るだけお手伝いします!連れていってください!」

 

 

 

 

 

ワーグ「本当か!ありがてえ!!なら、ついてきてくれ!こっちだ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

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