しばらくして、ガーナ鉱山前
れおん「よっと。しかし、この岩はどうしたんだ?人が通れるサイズだが、こんなの最初は無かったぞ」
ワーグ「ここにはほのかちゃんがいてくれたはずだ。彼女の身に何かあったのか?」
れおん「何だと!?それはまずいぞ!ほのかちゃんはどこだ!」
ワーグ「え…。おいおい、落ち着けよ、れおん。まだ確定したわけじゃない。彼女だって自分で考えて動ける。どこかで無事なはずだろ」
れおん「そ、そうだな。少し取り乱した。ん?こっちに向かってくるのは……」
ほのか「あー、れおん君!ワーグさん!って、キャアア!!ワーグさん、ほぼ上着てないじゃないですか!ど、どうしたんですか!」
ワーグ「あ……。すまねえ、ほのかちゃん!れおん、俺を隠せ!ほのかちゃんの目に毒だ」
れおん「自分で言ってて悲しくならねえのか?これはワーグのポケモンのマグカルゴが暴れて、ふんえんをワーグにぶつけたんだ。そのせいで服は燃えちまったんだ」
ほのか「そ、そうだったんですか。驚いてすみません。怪我はありませんでしたか?」
ワーグ「俺達は頑丈だからな。ちょっとやそっとじゃ怪我しないぜ!」
れおん「俺を含めるな。俺は違うからな。ワーグみたいにそこまで鍛えてねえよ。ほのかちゃんも無事でよかった」
ほのか「はい!いろいろ報告もありますし、ポケモンセンターに行きましょう!ワーグさんの服は大丈夫ですか?」
ワーグ「お気に入りだったんだけどな……。まあ、仕方ねえ。家でまた着替えてからポケモンセンターに向かうぜ」
れおん「じゃあまた後でな」
その後、ポケモンセンター内
れおん「おお!ワカシャモ!」
ワカシャモ「シャモ!」
ワーグ「進化したんだな!もう少しだと思っていたが、やっぱり俺の勘は当たってたな!」
ほのか「ワカシャモのおかげで助かったんだ!えへへ、ありがとう」
ワカシャモ「シャモ〜」
れおん「それにしても、あの機械には困ったものだな。いつ置かれて、いつ起動されたのかわからねえ」
ワーグ「だよな。これからも増えていくとなると、街が大混乱だぞ。早いところ、その怪しいやつらをぶっ潰さねえとな」
ほのか「操られてる野生のポケモン達や、トレーナーのポケモン達もかわいそう。強制的に暴れさせられるなんて、嫌に決まってるのに」
ワーグ「れおん、ほのかちゃん。何かあればすぐに連絡してくれ。こんな物騒な物が出てくる中、旅をするのは少々危険だ。
それと、れおんがいるからこそほのかちゃんは旅をできるだろうから、ほのかちゃんはれおんから絶対に離れるなよ。
れおんはほのかちゃんを絶対に守れ。女の子一人守れねえなんて、トップトレーナーの恥さらしだぞ」
れおん「当たり前だろ。ほのかちゃんは俺がしっかり守ってみせるさ」
ほのか「忠告ありがとうございます、ワーグさん。私も何かあったらワーグさんに連絡します。これ、私の番号です。よかったら、登録しておいてください」
ワーグ「女の子の連絡先!やったぜ!!」
れおん「おい、ワーグ?」
ワーグ「あ……。へへ、何でもねえぞ。ほら、ほのかちゃん。これが俺の連絡先だ。困ったら何でも連絡して構わないぜ!れおんに飽きたら俺が代わってやるよ!」
ほのか「ふふ、そんな事ありませんよ。ありがとうございます、ワーグさん」
れおん「とりあえずこれで一件落着だ。明日は次の街に向かうぞ」
ほのか「うん!」
ワーグ「次だと……。おお、レイロウシティか!あそこはいいよな!大都会だ!」
ほのか「え!?次はレイロウシティですか!?」
れおん「そうなるな。あそこはガルドア地方一の都会だ。たくさん楽しむ場所があるぞ」
ほのか「ずっと行ってみたかったんです!お父さんが仕事で行って羨ましくて!楽しみだな〜」
ワーグ「ショッピングに美味いもの。綺麗な港に熱いジムバトルにコンテスト!何でもあるからな。楽しんでこいよ!」
ほのか「はい!」