ポケットモンスター 青いアヒルと燃えるヒヨコ   作:サムハル

29 / 71
29.バトル大橋

 

バトル大橋

 

 

 

 

 

ほのか「結構大きい橋なんだね。それに、景色もいいよ。風が気持ちいい」

 

 

 

 

 

れおん「レイロウシティの近くにいくと、もっと大きな建物が並んでるぞ。ここはその初めだな。お、橋の前にいるのはだいきじゃないか」

 

 

 

 

 

だいき「あ!来たな、ほのか。よし!俺とほのか、どっちが多くトレーナーと勝てるか勝負だ!10戦やってその数で決めるぞ」

 

 

 

 

 

ほのか「え、ええ。ごめんね、だいき君。私、そんなつもりなかったんだけど」

 

 

 

 

 

だいき「な、なに!?俺の勘違いか……。で、でも!レイロウジムに挑戦するんだろ?レベル上げにはもってこいだと思わないか?」

 

 

 

 

 

ほのか「それはまあ、そうだけど」

 

 

 

 

 

だいき「じゃあ折角だし勝負しようぜ!さっき言ったジムの挑戦権はどうでもいいからよ。な!頼むよー」

 

 

 

 

 

れおん「いいんじゃないか?ほのかちゃん。他のトレーナーとの勝負は貴重だ。どんどん受けていって、知り合いも増やした方が今後役に立つぞ」

 

 

 

 

 

ほのか「……そうだね。うん、いいよ、だいき君。勝負しよ!」

 

 

 

 

 

だいき「やった!ありがとう!じゃあ同じタイミングで橋に行こう!」

 

 

 

 

 

ほのか「わかった」

 

 

 

 

 

二人「せーのっ!」

 

 

 

 

 

二人は同時に橋に入った

 

 

 

 

 

だいき「よし!勝負開始だ!」ダッ!

 

 

 

 

 

だいきは奥へと駆けていった

 

 

 

 

 

ほのか「あ!だいき君!……行っちゃった」

 

 

 

 

 

れおん「せわしないやつだな。まあ、今も待っててくれてたしこっちは自分のペースでいこう。ほのかちゃん、トレーナーとどんどん戦うといい」

 

 

 

 

 

ほのか「うん!お願い、ミミッキュ!」

 

 

 

 

 

ミミッキュ「ミッキュ!」

 

 

 

 

 

ほのか「連戦だよ!頑張ろう!」

 

 

 

 

 

ミミッキュ「ミッキュ!」

 

 

 

 

 

男性「あれ、ミミッキュ!珍しいね。トレーナーさん?」

 

 

 

 

 

ほのか「はい!あの、バトルを申し込んでもいいですか?」

 

 

 

 

 

男性「もちろん!ダブルバトルでいいんだよね?」

 

 

 

 

 

ほのか「はい!お願いします!」

 

 

 

 

 

男性「よーし、いくよ!ズバット!ダンバル!」

 

 

 

 

 

ほのか「もう一匹出さないと。ムンナ、起きてる?」

 

 

 

 

 

ムンナ「ムナ?」

 

 

 

 

 

ほのか「よかった、起きてた。ムンナ、バトルだよ!」

 

 

 

 

 

ムンナ「ムナ!」

 

 

 

 

 

ほのか「ミミッキュ!ダンバルにかげうち!」

 

 

 

 

 

ミミッキュ「ミッキュ!」

 

 

 

 

 

ミミッキュの影がのび、ダンバルを攻撃した

 

 

 

 

 

ダンバル「ダン!」

 

 

 

 

 

男性「ミミッキュは厄介だね。ズバット、ミミッキュにつばさでうつ!ダンバル、ムンナにとっしん!」

 

 

 

 

 

ズバット「ズバ!」

 

 

 

 

 

ダンバル「ダン!」

 

 

 

 

 

ほのか「え、同時!?えっと、ミミッキュ、ズバットにシャドークロー!ムンナ、さいみんじゅつ!」

 

 

 

 

 

ミミッキュ「ミッキュ!」

 

 

 

 

 

ズバット「ズバー!」

 

 

 

 

 

ムンナ「ムナァ!」

 

 

 

 

 

ダンバル「ダン?ダン!」

 

 

 

 

 

ムンナ「ムナ!」

 

 

 

 

 

催眠術は外れ、とっしんに当たってしまった

 

 

 

 

 

男性「危ない、催眠術を使ってくるのか。ズバット、ムンナにきゅうけつ!」

 

 

 

 

 

ほのか「当たらなかったか、残念だね、ムンナ。サイケこうせん!」

 

 

 

 

 

男性「まずい!ダンバル、ズバットをかばえ!」

 

 

 

 

 

ダンバル「ダン!」

 

 

 

 

 

ダンバルはムンナの攻撃を代わりに受けた

 

 

 

 

 

ズバット「ズバ!」

 

 

 

 

 

ムンナ「ムナァ!」

 

 

 

 

 

ズバットはムンナに噛みついた

 

 

 

 

 

ほのか「ええ!?そんな事できちゃうの!?ミミッキュ、ズバットにシャドークロー!」

 

 

 

 

 

ミミッキュ「ミッキュ!」

 

 

 

 

 

ズバット「ズバー!」

 

 

 

 

 

ほのか「ムンナ、大丈夫?つきのひかり!」

 

 

 

 

 

ムンナ「ム……ナ」パアアァ

 

 

 

 

 

光を浴び、ムンナの体力は回復した

 

 

 

 

 

男性「自己回復か。どちらも厄介だね。ダンバル、ムンナにとっしん!ズバット、ムンナにかみつく!」

 

 

 

 

 

ほのか「じゃあ、ミミッキュ!ズバットの前に出て!攻撃を受けてもいいからシャドークロー!ムンナ、そこにサイケこうせんを合わせて!」

 

 

 

 

 

ミミッキュ「ミッキュ!」

 

 

 

 

 

ズバット「ズバ!?」

 

 

 

 

 

ズバットはミミッキュにかみつき、ミミッキュの人形の首が折れた

 

 

 

 

 

ズバット「ズバー!」

 

 

 

 

 

ミミッキュのシャドークローはズバットに当たった

 

 

 

 

 

ムンナ「ムナァ!」

 

 

 

 

 

そこにムンナのサイケこうせんも飛んでいく

 

 

 

 

 

ズバット「ズバ……」ドサ

 

 

 

 

 

ダンバル「ダン!」

 

 

 

 

 

ムンナ「ムゥ!」

 

 

 

 

 

ダンバルのとっしんはムンナに当たった

 

 

 

 

 

男性「流石にズバットは耐えられなかったか!ダンバル、ムンナにとっしん!」

 

 

 

 

 

ダンバル「ダン!」

 

 

 

 

 

ほのか「ミミッキュ!かげうちでとっしんを妨害して!」

 

 

 

 

 

ミミッキュ「ミッキュ!」

 

 

 

 

 

ダンバル「バル…」

 

 

 

 

 

ほのか「ムンナ、サイケこうせん!ミミッキュ、シャドークロー!」

 

 

 

 

 

ムンナ「ムナァ!」

 

 

 

 

 

ミミッキュ「ミッキュ!」

 

 

 

 

 

ダンバル「バル……」ドサ

 

 

 

 

 

男性「俺の負けだよ。凄いね。ダブルバトルに慣れてないみたいだったけど、途中からしっかりできてたよ」

 

 

 

 

 

ほのか「本当ですか?ありがとうございます!」

 

 

 

 

 

れおん「よかったぞ、ほのかちゃん。ダブルバトルの感覚掴めたか?」

 

 

 

 

 

ほのか「少しわかった。かばうとかできるんだね。交互に見て指示を出さないといけないから、かなり大変だよ」

 

 

 

 

 

れおん「そこは慣れないと大変だよな。今の感じでいいと思うぞ」

 

 

 

 

 

ほのか「よーし、この調子でいこう!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。