ポケットモンスター 青いアヒルと燃えるヒヨコ   作:サムハル

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30.バトル大橋2

 

三十分後

 

 

 

 

 

ほのか「これで九戦が終わったね。ミミッキュ、ムックル、お疲れ様」

 

 

 

 

 

ミミッキュ「ミッキュ!」

 

 

 

 

 

ムックル「クルー」

 

 

 

 

 

れおん「ミミッキュは最初から戦ってるが疲れてなさそうだな。体力は充分って感じだな」

 

 

 

 

 

ほのか「でもミミッキュ、流石に疲れたんじゃない?残りはもう大丈夫だから、ボールの中で休んでていいよ」

 

 

 

 

 

ミミッキュ「キュ」コク

 

 

 

 

 

れおん「お、あそこで休憩してるのだいきじゃないか」

 

 

 

 

 

ほのか「本当だ。おーい、だいきくーん」

 

 

 

 

 

だいき「ん?お、ほのか、れおんさん。二人もここまで来たんだな。俺はもう十戦終わったぜ。今はポケモン達を休ませてるんだ」

 

 

 

 

 

ほのか「え!?早いね!まだ私九戦だから足りないわ」

 

 

 

 

 

だいき「この奥に一人いるんだが、あの人かなり強かったぞ。もしバトルするなら気をつけていけよ。俺、負けちまったからな」

 

 

 

 

 

ほのか「う……。そう言われると怖いなぁ。でも、やるだけやってみようかな」

 

 

 

 

 

だいき「勝てたら相当凄いと思うぞ。頑張れよな!」

 

 

 

 

 

ジュプトル「ジュプ!」

 

 

 

 

 

ヘイガニ「ヘイ!」

 

 

 

 

 

れおん「お、ヘイガニじゃないか。水タイプ持ってたんだな」

 

 

 

 

 

だいき「そうなんです。ジュプトルは草タイプで、炎タイプが弱点だからそれをカバーするために水タイプを捕まえたんです。こいつ、中々頼りになるんですけど、れおんさんから見るとどうですか?」

 

 

 

 

 

れおん「ふむ……、ヘイガニ、少し触らせてもらうぞ」

 

 

 

 

 

ヘイガニ「ヘイ?」

 

 

 

 

 

れおん「………なるほどな。いい育て方だと思うぞ。甲殻の硬さやハサミにも問題無さそうだ。それに、もう少しで進化しそうだな」

 

 

 

 

 

だいき「本当!?やったな、ヘイガニ!お前もう少しでシザリガーになるってよ!」

 

 

 

 

 

ヘイガニ「ヘイヘイ!」

 

 

 

 

 

ほのか「流石れおん君。やっぱり水タイプは詳しいんだね」

 

 

 

 

 

れおん「まあな。さて、俺達は奥に進むか。その強いって人と戦ってみよう。もし負けても何か学べるものがあるはずだ。それに、だいきも負けたんならおあいこになるしな」

 

 

 

 

 

だいき「ええ!?れおんさん、最後の一言いらない!」

 

 

 

 

 

れおん「え?す、すまない。嫌だったか。悪い」

 

 

 

 

 

だいき「ま、まあ最初に言ったのは俺だからいいけどさ、そんなはっきり言わなくても」

 

 

 

 

 

ほのか「ごめんね、だいき君。れおん君に悪気は無いから許してあげて。それじゃあ行ってくるね」

 

 

 

 

 

だいき「おう!頑張れよなー!」

 

 

 

 

 

れおん「強いやつか。ここら辺を取り締まってる人とかだろうか?」

 

 

 

 

 

ほのか「自信無いなぁ。だいき君達強そうだったのに、負けちゃったなんて」

 

 

 

 

 

れおん「あまり嫌な方向に考えないほうがいいぞ。それに、俺の見解だと、だいきとほのかちゃんはほぼ同じ強さだ。だから、だいきとポケモンが違うほのかちゃんなら、もしかしたら勝てるかいい勝負をするかもしれないだろ?」

 

 

 

 

 

ほのか「そうかなあ?」

 

 

 

 

 

れおん「ダブルバトルの感覚は掴めてるんだ。後はそれをどんどん実戦で活かしていくだけだ。頑張れよ」

 

 

 

 

 

ほのか「う、うん。………あれ?あの人、ポケモン連れてる。もしかして」

 

 

 

 

 

男性「む?お主もバトルか?」

 

 

 

 

 

ほのか「あ、はい。忙しくなければ、お願いしたいのですが」

 

 

 

 

 

男性「よかろう。だが、わしは強いぞ。先程の少年も悪くなかったが、わしには勝てんかったようだ。女の子相手は気が引けるが、手は抜かん。全力でかかってくるのだ。行け、カポエラー、ハッサム!」

 

 

 

 

 

カポエラー「カポ!」

 

 

 

 

 

ハッサム「ハッサム!」

 

 

 

 

 

ほのか「うわ、強そうなポケモン達だわ。でも、相性は悪くない。お願い、ムックル!ヒー君!」

 

 

 

 

 

ムックル「クルー!」

 

 

 

 

 

ワカシャモ「シャモ!」

 

 

 

 

 

男性「相性は悪いようだな。だが、それだけが勝負の全てではないぞ!カポエラー、ムックルに岩石ふうじ!」

 

 

 

 

 

カポエラー「カポー!」

 

 

 

 

 

ガラガラ!

 

 

 

 

 

ほのか「ムックル、はがねのつばさで砕いて!ヒー君、ハッサムにニトロチャージ!」

 

 

 

 

 

ムックル「クルー!」

 

 

 

 

 

ドガァン!

 

 

 

 

 

ほのか「そのままカポエラーにつばさでうつ!」

 

 

 

 

 

カポエラー「カポー!」

 

 

 

 

 

ワカシャモ「シャモー!」

 

 

 

 

 

男性「カポエラー!くっ!ハッサム、まもる!」

 

 

 

 

 

ハッサム「!」ガン!

 

 

 

 

 

ハッサムはワカシャモの攻撃から身を守った

 

 

 

 

 

男性「カポエラー、ワカシャモにまわしげり!ハッサム、ムックルにきりさく!」

 

 

 

 

 

カポエラー「カポ!」

 

 

 

 

 

ほのか「ヒー君、にどげりで対応できる!?ムックル、電光石火で避けて!」

 

 

 

 

 

ワカシャモ「シャモ、シャモ!」

 

 

 

 

 

ワカシャモはまわしげりを蹴り返した

 

 

 

 

 

ムックル「クルー!」

 

 

 

 

 

男性「ハッサム、ムックルを逃すな!追うんだ!カポエラー、負けるんじゃないぞ、まわしげりを連続で出すんだ!」

 

 

 

 

 

カポエラー「カポ!」

 

 

 

 

 

ワカシャモ「シャモー!」

 

 

 

 

 

ハッサム「ハッサム!」

 

 

 

 

 

ムックル「クルー!」

 

 

 

 

 

ハッサムはムックルに追いつき、きりさくを繰り出した

 

 

 

 

 

ムックル「クルー!」

 

 

 

 

 

ほのか「二人とも!ヒー君、ハッサムにもう一度ニトロチャージ!ムックル、そこから立て直してカポエラーにつばさでうつ!」

 

 

 

 

 

ワカシャモ「シャモー!」

 

 

 

 

 

ムックル「ピイィィ!」

 

 

 

 

 

男性「攻撃を合わせるんだ!ハッサム、ワカシャモにきりさく!カポエラー、ムックルに岩石ふうじ!」

 

 

 

 

 

ハッサム「……サム!」ズバッ!

 

 

 

 

 

ワカシャモ「シャモー!」

 

 

 

 

 

ワカシャモの攻撃が当たる前にハッサムがきりさくを繰り出した

 

 

 

 

 

ほのか「嘘!?ヒー君!」

 

 

 

 

 

カポエラー「カポッ!」

 

 

 

 

 

ガラガラ!

 

 

 

 

 

ほのか「ムックル、そのままで避けられる!?あなたならできるわ!」

 

 

 

 

 

ムックル「ピイィィー!」

 

 

 

 

 

ムックルは岩を全て避けた

 

 

 

 

 

カポエラー「カポー!」

 

 

 

 

 

男性「何と!」

 

 

 

 

 

ほのか「ムックル、もう一度カポエラーにつばさでうつ!ヒー君、負けないでニトロチャージ!」

 

 

 

 

 

ワカシャモ「シャモー!」

 

 

 

 

 

ハッサム「サムー!」

 

 

 

 

 

男性「押されておるか。カポエラー、みきり!」

 

 

 

 

 

カポエラー「カポ!」

 

 

 

 

 

カポエラーはムックルの攻撃をみきった

 

 

 

 

 

男性「カポエラー、岩石ふうじ!ハッサム、バレットパンチ!」

 

 

 

 

 

カポエラー「カポ!」

 

 

 

 

 

ガラガラ!

 

 

 

 

 

ムックル「クルー!」

 

 

 

 

 

ハッサム「サム!」

 

 

 

 

 

ワカシャモ「シャモ!」

 

 

 

 

 

ほのか「ヒー君、ムックル!立てる!?」

 

 

 

 

 

ワカシャモ「……シャ、シャモ!」

 

 

 

 

 

ムックル「ピイィィ!」

 

 

 

 

 

ほのか「よかった!ヒー君、ハッサムににどげり!ムックル、カポエラーに電光石火!」

 

 

 

 

 

男性「ハッサム、れんぞくぎりで押さえ込め!カポエラー、みきり!」

 

 

 

 

 

ワカシャモ「シャモ!シャモ!」

 

 

 

 

 

ハッサム「サム!サム!」

 

 

 

 

 

カポエラー「カポ!」

 

 

 

 

 

カポエラーはムックルの攻撃をみきった

 

 

 

 

 

男性「ハッサム、バレットパンチ!カポエラー、まわしげり!」

 

 

 

 

 

ハッサム「サム!」

 

 

 

 

 

ワカシャモ「シャモー!」ドサ

 

 

 

 

 

カポエラー「カポッ!」

 

 

 

 

 

ムックル「クルー!」ドサ

 

 

 

 

 

ほのか「ああ!二人ともやられちゃった」

 

 

 

 

 

男性「わしの勝ちのようだな。女の子にしては中々やるではないか。じゃが、少しポケモン達の強みをまだよくわかっておらんようだな。ムックルは飛ぶのが得意な事をわかっておるようだが、ワカシャモの方はわかっておるか?」

 

 

 

 

 

ほのか「あ、ヒー君の強みか。うーん……」

 

 

 

 

 

男性「わしの見立てでは恐らく、走る事や蹴り技などが得意なように見えた。得意な事は同じポケモンでも、一匹事で違う。そこを伸ばしてやるのも大事な事。いい勝負だったぞ」

 

 

 

 

 

ほのか「なるほど。ご教授ありがとうございます!」

 

 

 

 

 

男性「うむ、いい子だな。先程の少年はわしの話が少しうわの空だったようだからな。人の話を聞くのは大事な事だ」

 

 

 

 

 

ほのか「あ、あはは。そうですよね」

 

 

 

 

 

男性「レイロウジム、頑張るんだぞ。それじゃあな」

 

 

 

 

 

れおん「あの人、中々やるな。いいトレーナーじゃないか。ほのかちゃんも学べる所があったみたいだしな」

 

 

 

 

 

ほのか「うん。怖いと思ってたけど、アドバイスしてくれて応援もしてくれたの。思ってたより優しくて少し驚いちゃった。だいき君の所に戻ろっか」

 

 

 

 

 

 

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