その夜、レイロウシティ 港
れおん「お、いたいた。ワーグ、来たぞー」
ワーグ「お、来たな。腹は空かせてきたのか?」
ほのか「別にそういうわけではないですけど、楽しみではありますね」
だいき「俺、船に乗るのも初めてだ。でかい船だな」
ワーグ「それじゃあ少しこのクルーズディナーの説明をするぞ。まず、ディナーのメニューはクラス毎に分けられているんだ」
ほのか「クラス?別々って事ですか?」
れおん「なんでそんな形式になってんだ?別に同じでいいだろ」
ワーグ「まあまあ、最後まで聞いてくれよ。メニューの最高ランクはAで一番下がDだ。俺達はもちろん狙うはAランク。さて、どうやってそのランクになるのか気になるよな?」
だいき「う、うん。どうやるの?」
ワーグ「これはクルーズバトルディナー!バトルで勝負して、勝ち上がる事ができればランクが上がっていくんだ!」
れおん「そういう感じのやつか。ハァ、ワーグらしいな」
ほのか「そんなのがあったんですね。ですが、俺達っていうのは?団体でもいいんですか?」
だいき「あ、確かに。俺、個人戦だと思った」
ワーグ「もちろん個人戦もできるぜ。でも、ここに折角四人もいるんだ。どうせならダブル形式の方にしようぜ」
だいき「ダブルバトルか!ジムの練習にもなるしいいな!」
ワーグ「お!俺の意図をわかったか、だいき!俺も二人のジムチャレンジを応援してるからな。少しでも力になればと思ったんだ」
ほのか「ふふ、ありがとうございます、ワーグさん」
れおん「それじゃあチームを決めようか。俺とワーグが組むと流石にまずいから、ほのかちゃんかだいきだな。二人はどっちがいい?」
ワーグ「二人の好きにしてくれて構わないぜ」
ほのか「うーん……」
だいき「(ジュプトルの弱点は炎。それを打ち消すなら……)よし、れおんさん。俺と組んでください!」
れおん「お、だいきか。わかった、いいぞ。よろしくな」
ほのか「じゃあ私はワーグさんですね。よろしくお願いします」
ワーグ「やったぜ、ほのかちゃんだ。ワカシャモも気になってたしちょうどいいぜ。よろしくな!」
れおん「この後はどうするんだ?もう早速乗っていいのか?」
ワーグ「少し待ってな。俺がチケットとチームを登録してくるからよ。それが終わったら船に乗れるぜ」
だいき「れおんさん、俺達でAランクいきましょう!」
れおん「ああ、どうせなら美味い飯の方がいいもんな。頑張ろうか」
ほのか「私達は敵同士になるんですね。私達も負けないようにしないと」
しばらくして、船内
全員「おお〜」
船の中にはいくつも大きなバトルゾーンがあり、その上の階のテーブルがある場所から下のバトルゾーンが観戦できるようになっていた
だいき「凄え!船なのにバトルコートがある!しかもいろんな人に見られるんじゃん」
ほのか「なんだかドキドキしてきた。ジムみたいな感じがする」
ワーグ「ハハハ!まあ、そう固くなるなよ。確かに見られるが、気にしなきゃいいだけだぜ。バトルはバトル。飯は飯だ」
れおん「あ、そういえばワーグ。俺、ポケモンを変えないといけないな。このままだと規程に違反してしまうからよ。ボックスパソコンはあるか?」
ワーグ「ああ!俺も変えてねえ!れおん、サンキュー!パソコンはあっちだぜ」
だいき「規程?そんなのがあるのか」
ほのか「前に少しだけ聞いたけど、実力差がありすぎるのはよくないからって事で、使うポケモン達に制限があるんだって」
だいき「ふぅ〜ん。トップトレーナーも大変なんだな」
その後
案内人「皆様、本日はご乗船いただき誠にありがとうございます。本日も皆様に最高の時間を過ごしていただけますよう、真心をこめて作ったお料理をご用意させていただきました。
ですが、こちらはバトルクルーズ。どれだけいい物を食べれるかはお客様のバトルの腕にかかっております。私達も全力でバトルさせてもらいますので、ぜひ頑張ってくださいませ。
また、こちらはダブルバトル専用となっております。もしお間違えのお客様がいらっしゃいましたら、遠慮なくスタッフにお声がけください。バトルが始まる十分前にアナウンスでお客様の番号をお呼びしますので、呼ばれた番号の方は下のバトルゾーンの方にお越しください。
最初は二番、四番、六番のお客様。この後、バトルが始まりますのでご準備の方お願いします。それでは、よい船旅とポケモンバトルを」
だいき「あ!れおんさん、俺達六番だよ。早速だね」
れおん「どうやらそのようだな。まあ、初戦だから景気よく勝ちといきたいな」
ほのか「れおん君達なら大丈夫だよ。上で応援してるね」
ワーグ「ミスしたら上で大笑いしといてやるよ」
れおん「うるせえ。ちゃんと応援してろよな」
だいき「ほのか、見てろよ。俺のポケモン達の凄い所見せてやるからな!」