その頃、船内
???「カシア様。こちらも準備が整いました」
カシア「ほう、随分と早かったな。なら、後は俺がやろう。水族館の方を起動させるのだ」
???「はっ!」
カチッ!
数分後、レイロウ水族館内
警備員「ん?ポケモン達の様子が……」
ガタガタガタ
警備員「な!?ど、どうした!?急に暴れ始めたぞ!あ!!やめるんだ、ギャラドス!シザリガー!水槽が!!」
パリィィィン!!
パリィィィン!!
ドバァァ!!
あちこちから水槽が割れ、中から水が溢れ、ポケモン達が暴れて出てくる
警備員「まずい!!すぐに知らせなければ!!」
その頃、ポケモンセンター内
ターナ「全く。ワーグのやつ、私だけ除け者扱いして。後一人いればターナも来てほしかったじゃないわよ!!私だってクルーズディナー食べたかったわ。……あら?外が騒がしいわね。どうしたのかしら?」
一人の男性が入ってきた
男性「皆、大変だ!レイロウ水族館からたくさんの水が溢れて、ポケモン達が暴れ回ってる!」
全員「ええ!?」
男性「ジョーイさん、ポケモン達を宥める事って出来ますか!?」
ターナ「待って!ジョーイさんはここで急いで手当ての準備をしていてください!私が何とかしてきます!」
ジョーイ「はい!わかりました!」
男性「あなたは、ターナさん!!?お、お願いします!」
ターナ「連絡しないと。こちら、ターナ。たった今、水族館でポケモンが暴れているとの報告がありました!すぐに向かいます。援助をお願いします!」
オペレーター「了解しました。すぐに皆さんにお知らせします。街にはワーグさん、れおんさん、ミンさん、かなえさんが残っています。救援をお願いしますので、ターナさんはそれまで暴動を抑えてください」
ターナ「了解!(水族館のポケモン達が暴れているって事は、水タイプのポケモンがあの機械によって操られてるって事かしら?となると、れおんさん達が危ない!!)」
その頃、クルーズ船内
ビイイイィィ!!
客達「な、何だ?警報みたいな音だぞ」
ほのか「何かあったんでしょうか?」
アナウンス「たった今、レイロウ水族館でポケモン達が暴れ、辺りは水びたしになっているとの情報が入りました。港は危険なため、近づく事ができないので、お客様には船内で待機するようにお願いします。
また、それに伴いバトルの方は中断させていただきます。食事は皆様にAランクのものを提供させていただくので、もう少々お待ちください」
だいき「え。あの水族館のポケモン達が?皆、大人しかったのに」
ワーグ「おい、れおん!本部から救援要請が来てるぞ。ターナが今暴動を抑えてるらしいぞ」
れおん「俺も今確認した。だが、要請に答えられない。そちらに向かえないからな。いや、ペリッパー達を使えばいけるが、この船も危ない。少し様子を見てからだな」
ほのか「もしかして、ストラー団の仕業?」
ワーグ「可能性は高い。しかし、水族館を狙うなんて何考えてんだ?まあいい。れおん、俺達は取り敢えずメンバーを戻すぞ。何かあったら今のメンバーじゃどうしようもねえ」
れおん「そうだな。ほのかちゃん、だいき、大人しくしてろよ」
だいき「うん。わかった」
ほのか「すぐに戻ってきてくださいね」
その頃、レイロウ水族館前
ターナ「ピジョット、エアスラッシュ!トゲキッス 、はどうだん!」
ピジョット「ピジョー!」
ヌオー「ヌオー…」
トゲキッス 「トーゲー」
ランターン「ターン…」
ミン「ターナ!私も来たわ。応戦する、フーディン!」
フーディン「フー!」
ターナ「ミン、ありがとう!これ、多分だけど水族館の中にあの機械があるわ。それを一早く壊さないと、どんどん海にポケモン達が逃げていってるの!」
ミン「それはまずいわね。任せて。フーディン、サイコキネシス!フルパワーよ!」
フーディン「フー!」
周りのポケモン達や水、壊れたベンチや銅像までもが浮き上がった
ミン「ターナ、今のうちに水族館に入って!ここは私が引き受けるわ」
ターナ「わかったわ、気をつけて、ミン!」
ミン「ニャオニクス、あなたも手伝って。エスパーの恐怖、見せてやりましょう」
ニャオニクス「ニャクス!」
その頃、クルーズ船内
れおん「ん?ターナさんから俺宛てにに連絡が来てたのか。おそらく水タイプが操られてる。気をつけて。なるほど、それはまずいな。俺はポケモン一匹も出せないわけか」
ワーグ「げ、それはまずいな。俺のポケモン達じゃあ水タイプの相手は厳しいぞ。ほのかちゃん達にも手伝ってもらわねえと」
れおん「そうだな。ほのかちゃんのハスブレロやだいきのジュプトルが鍵になるな。戻って報告するぞ」
???「それはいけませんねえ」
二人「!?」
そこには白と緑の横線が入って真ん中にCと書かれた服を着ている薄緑色の髪をした男が立っていた
???「お二人に戻られて、状況をひっくり返されるのも困りますよ。折角これから楽しいショーが始まるというのに、台無しにされたくはありませんからね。ここで自分と楽しいバトルでもしていましょう」
れおん「楽しいショーだと!?この船で何をする気だ、ストラー団!」
ワーグ「れおん、バトルは俺が引き受ける。お前は今ポケモンを出したら余計に被害が出る。ほのかちゃん達の所へ急いで戻れ。隙は作ってやる」
???「隙を作る?ふふ、舐められたものですね。ですが、そろそろ時間です。あなた達に間に合いますかね?ソーナンス!」
ソーナンス「ソーナンス!」
ワーグ「厄介なポケモンを!なら、一発でぶっ飛ばしてやる!ヘルガー!」
ヘルガー「ガウ!」
ヘルガーの背中には宝石がついている
ワーグ「一気に行くぞ!俺達の魂の炎よ、集え!今、一つになる時!これが俺達の真の力!ヘルガー、メガ進化!」
ワーグのネックレスとヘルガーの背中にある宝石がリンクする!
ワーグ「メガヘルガー!」
メガヘルガー「ガオオン!!」
???「な!?炎剛までメガ進化ができるですと!?そんな情報無かったはずだが!」
ワーグ「メガヘルガー、あくのはどう!」
メガヘルガー「ガウ!」
???「くっ!受けきれますか、ソーナンス!」
ソーナンス「ソー!ナンス!?」
ソーナンスは飛ばされていった
ワーグ「今だ、れおん!行け!!」
れおん「おう!」ダッ!
???「くっ!逃しましたか。だが、れおんは今やただの一般人。向かった所で何も変わらない」
ワーグ「なら、さっさとてめえをぶっ飛ばして俺が向かってやらねえとな」
食事会場では
だいき「れおんさん達遅いね。何やってんだろう」
ほのか「さっきから船も揺れ始めたもんね。少し怖いよ」
バタン!
電気が突然消えた
客達「キャーッ!何!?停電!?」
ほのか「キャッ!こ、怖い……。なんなの?」
だいき「ほのか、大丈夫か?俺は変わらずここにいるからな」
ほのか「ありがとう、だいき君。私、暗い所苦手で」
バン!
会場の真ん中に光が照らされた
全員「!?」
そこには白と藍色の横線が入り、真ん中にCと書かれた服を着ている青髪の男が立っていた
カシア「俺の名はカシア。てめえらに最高の夜をプレゼントしてやるぜ。この船も周りの水ポケモン達も俺達の思うがままだ。トップトレーナーとやらもどうしようもねえビッグイベントの始まりだ。おら、マルマイン共!」
カシアの周りにはマルマインが何匹も現れた
女性「ま、まさか……」
カシア「今からこの船は沈む。海の中も暴れている水ポケモン達でいっぱいだ。生き残れるといいなぁ?」
ユンゲラー「ユー!」
カシアの後ろにいたユンゲラーがテレポートでカシアを連れ去った
客達「キャーッ!!誰かーー!助けてー!」
マルマイン達「マル!!」
ドオオオン!!
船は爆発し、真ん中から二つに割れていった
客達「ぎゃあああ!!!」
ほのか「キャーッ!!」
だいき「わあああああ!!ほ、ほのか!俺の手を離すなよ!!」
れおん「な、何だ!?うわ!!何が起こったんだ!?」
ワーグ「うおおおっ!ど、どうなっていやがる!!」
???「ふふ、タイムアウトのようでしたね。オーベム、テレポート」
オーベム「ベム!」シュン!
オーベム達は消えていった
そして、船は海に沈んだ