ポケットモンスター 青いアヒルと燃えるヒヨコ   作:サムハル

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40.大混乱、レイロウシティ

その頃、船内

 

 

 

 

 

???「カシア様。こちらも準備が整いました」

 

 

 

 

 

カシア「ほう、随分と早かったな。なら、後は俺がやろう。水族館の方を起動させるのだ」

 

 

 

 

 

???「はっ!」

 

 

 

 

カチッ!

 

 

 

 

数分後、レイロウ水族館内

 

 

 

 

 

警備員「ん?ポケモン達の様子が……」

 

 

 

 

ガタガタガタ

 

 

 

 

警備員「な!?ど、どうした!?急に暴れ始めたぞ!あ!!やめるんだ、ギャラドス!シザリガー!水槽が!!」

 

 

 

 

パリィィィン!!

 

 

 

 

パリィィィン!!

 

 

 

 

ドバァァ!!

 

 

 

 

あちこちから水槽が割れ、中から水が溢れ、ポケモン達が暴れて出てくる

 

 

 

 

警備員「まずい!!すぐに知らせなければ!!」

 

 

 

 

 

その頃、ポケモンセンター内

 

 

 

 

 

ターナ「全く。ワーグのやつ、私だけ除け者扱いして。後一人いればターナも来てほしかったじゃないわよ!!私だってクルーズディナー食べたかったわ。……あら?外が騒がしいわね。どうしたのかしら?」

 

 

 

 

一人の男性が入ってきた

 

 

 

 

男性「皆、大変だ!レイロウ水族館からたくさんの水が溢れて、ポケモン達が暴れ回ってる!」

 

 

 

 

 

全員「ええ!?」

 

 

 

 

 

男性「ジョーイさん、ポケモン達を宥める事って出来ますか!?」

 

 

 

 

 

ターナ「待って!ジョーイさんはここで急いで手当ての準備をしていてください!私が何とかしてきます!」

 

 

 

 

 

ジョーイ「はい!わかりました!」

 

 

 

 

 

男性「あなたは、ターナさん!!?お、お願いします!」

 

 

 

 

 

ターナ「連絡しないと。こちら、ターナ。たった今、水族館でポケモンが暴れているとの報告がありました!すぐに向かいます。援助をお願いします!」

 

 

 

 

 

オペレーター「了解しました。すぐに皆さんにお知らせします。街にはワーグさん、れおんさん、ミンさん、かなえさんが残っています。救援をお願いしますので、ターナさんはそれまで暴動を抑えてください」

 

 

 

 

 

ターナ「了解!(水族館のポケモン達が暴れているって事は、水タイプのポケモンがあの機械によって操られてるって事かしら?となると、れおんさん達が危ない!!)」

 

 

 

 

 

その頃、クルーズ船内

 

 

 

 

ビイイイィィ!!

 

 

 

 

客達「な、何だ?警報みたいな音だぞ」

 

 

 

 

 

ほのか「何かあったんでしょうか?」

 

 

 

 

 

アナウンス「たった今、レイロウ水族館でポケモン達が暴れ、辺りは水びたしになっているとの情報が入りました。港は危険なため、近づく事ができないので、お客様には船内で待機するようにお願いします。

 

 

 

また、それに伴いバトルの方は中断させていただきます。食事は皆様にAランクのものを提供させていただくので、もう少々お待ちください」

 

 

 

 

 

だいき「え。あの水族館のポケモン達が?皆、大人しかったのに」

 

 

 

 

 

ワーグ「おい、れおん!本部から救援要請が来てるぞ。ターナが今暴動を抑えてるらしいぞ」

 

 

 

 

 

れおん「俺も今確認した。だが、要請に答えられない。そちらに向かえないからな。いや、ペリッパー達を使えばいけるが、この船も危ない。少し様子を見てからだな」

 

 

 

 

 

ほのか「もしかして、ストラー団の仕業?」

 

 

 

 

 

ワーグ「可能性は高い。しかし、水族館を狙うなんて何考えてんだ?まあいい。れおん、俺達は取り敢えずメンバーを戻すぞ。何かあったら今のメンバーじゃどうしようもねえ」

 

 

 

 

 

れおん「そうだな。ほのかちゃん、だいき、大人しくしてろよ」

 

 

 

 

 

だいき「うん。わかった」

 

 

 

 

 

ほのか「すぐに戻ってきてくださいね」

 

 

 

 

 

その頃、レイロウ水族館前

 

 

 

 

 

ターナ「ピジョット、エアスラッシュ!トゲキッス 、はどうだん!」

 

 

 

 

 

ピジョット「ピジョー!」

 

 

 

 

 

ヌオー「ヌオー…」

 

 

 

 

 

トゲキッス 「トーゲー」

 

 

 

 

 

ランターン「ターン…」

 

 

 

 

 

ミン「ターナ!私も来たわ。応戦する、フーディン!」

 

 

 

 

 

フーディン「フー!」

 

 

 

 

 

ターナ「ミン、ありがとう!これ、多分だけど水族館の中にあの機械があるわ。それを一早く壊さないと、どんどん海にポケモン達が逃げていってるの!」

 

 

 

 

 

ミン「それはまずいわね。任せて。フーディン、サイコキネシス!フルパワーよ!」

 

 

 

 

 

フーディン「フー!」

 

 

 

 

 

周りのポケモン達や水、壊れたベンチや銅像までもが浮き上がった

 

 

 

 

 

ミン「ターナ、今のうちに水族館に入って!ここは私が引き受けるわ」

 

 

 

 

 

ターナ「わかったわ、気をつけて、ミン!」

 

 

 

 

 

ミン「ニャオニクス、あなたも手伝って。エスパーの恐怖、見せてやりましょう」

 

 

 

 

 

ニャオニクス「ニャクス!」

 

 

 

 

 

その頃、クルーズ船内

 

 

 

 

 

れおん「ん?ターナさんから俺宛てにに連絡が来てたのか。おそらく水タイプが操られてる。気をつけて。なるほど、それはまずいな。俺はポケモン一匹も出せないわけか」

 

 

 

 

 

ワーグ「げ、それはまずいな。俺のポケモン達じゃあ水タイプの相手は厳しいぞ。ほのかちゃん達にも手伝ってもらわねえと」

 

 

 

 

 

れおん「そうだな。ほのかちゃんのハスブレロやだいきのジュプトルが鍵になるな。戻って報告するぞ」

 

 

 

 

 

???「それはいけませんねえ」

 

 

 

 

 

二人「!?」

 

 

 

 

そこには白と緑の横線が入って真ん中にCと書かれた服を着ている薄緑色の髪をした男が立っていた

 

 

 

 

???「お二人に戻られて、状況をひっくり返されるのも困りますよ。折角これから楽しいショーが始まるというのに、台無しにされたくはありませんからね。ここで自分と楽しいバトルでもしていましょう」

 

 

 

 

 

れおん「楽しいショーだと!?この船で何をする気だ、ストラー団!」

 

 

 

 

 

ワーグ「れおん、バトルは俺が引き受ける。お前は今ポケモンを出したら余計に被害が出る。ほのかちゃん達の所へ急いで戻れ。隙は作ってやる」

 

 

 

 

 

???「隙を作る?ふふ、舐められたものですね。ですが、そろそろ時間です。あなた達に間に合いますかね?ソーナンス!」

 

 

 

 

 

ソーナンス「ソーナンス!」

 

 

 

 

 

ワーグ「厄介なポケモンを!なら、一発でぶっ飛ばしてやる!ヘルガー!」

 

 

 

 

 

ヘルガー「ガウ!」

 

 

 

 

ヘルガーの背中には宝石がついている

 

 

 

 

ワーグ「一気に行くぞ!俺達の魂の炎よ、集え!今、一つになる時!これが俺達の真の力!ヘルガー、メガ進化!」

 

 

 

 

ワーグのネックレスとヘルガーの背中にある宝石がリンクする!

 

 

 

 

ワーグ「メガヘルガー!」

 

 

 

 

 

メガヘルガー「ガオオン!!」

 

 

 

 

???「な!?炎剛までメガ進化ができるですと!?そんな情報無かったはずだが!」

 

 

 

 

 

ワーグ「メガヘルガー、あくのはどう!」

 

 

 

 

 

メガヘルガー「ガウ!」

 

 

 

 

 

???「くっ!受けきれますか、ソーナンス!」

 

 

 

 

 

ソーナンス「ソー!ナンス!?」

 

 

 

 

 

ソーナンスは飛ばされていった

 

 

 

 

 

ワーグ「今だ、れおん!行け!!」

 

 

 

 

 

れおん「おう!」ダッ!

 

 

 

 

 

???「くっ!逃しましたか。だが、れおんは今やただの一般人。向かった所で何も変わらない」

 

 

 

 

 

ワーグ「なら、さっさとてめえをぶっ飛ばして俺が向かってやらねえとな」

 

 

 

 

 

食事会場では

 

 

 

 

 

だいき「れおんさん達遅いね。何やってんだろう」

 

 

 

 

 

ほのか「さっきから船も揺れ始めたもんね。少し怖いよ」

 

 

 

 

バタン!

 

 

 

 

電気が突然消えた

 

 

 

 

客達「キャーッ!何!?停電!?」

 

 

 

 

 

ほのか「キャッ!こ、怖い……。なんなの?」

 

 

 

 

 

だいき「ほのか、大丈夫か?俺は変わらずここにいるからな」

 

 

 

 

 

 

ほのか「ありがとう、だいき君。私、暗い所苦手で」

 

 

 

 

バン!

 

 

 

 

会場の真ん中に光が照らされた

 

 

 

 

全員「!?」

 

 

 

 

そこには白と藍色の横線が入り、真ん中にCと書かれた服を着ている青髪の男が立っていた

 

 

 

 

カシア「俺の名はカシア。てめえらに最高の夜をプレゼントしてやるぜ。この船も周りの水ポケモン達も俺達の思うがままだ。トップトレーナーとやらもどうしようもねえビッグイベントの始まりだ。おら、マルマイン共!」

 

 

 

 

カシアの周りにはマルマインが何匹も現れた

 

 

 

 

女性「ま、まさか……」

 

 

 

 

 

カシア「今からこの船は沈む。海の中も暴れている水ポケモン達でいっぱいだ。生き残れるといいなぁ?」

 

 

 

 

 

ユンゲラー「ユー!」

 

 

 

 

カシアの後ろにいたユンゲラーがテレポートでカシアを連れ去った

 

 

 

 

客達「キャーッ!!誰かーー!助けてー!」

 

 

 

 

 

マルマイン達「マル!!」

 

 

 

 

 

ドオオオン!!

 

 

 

 

 

船は爆発し、真ん中から二つに割れていった

 

 

 

 

 

客達「ぎゃあああ!!!」

 

 

 

 

 

ほのか「キャーッ!!」

 

 

 

 

 

だいき「わあああああ!!ほ、ほのか!俺の手を離すなよ!!」

 

 

 

 

 

れおん「な、何だ!?うわ!!何が起こったんだ!?」

 

 

 

 

 

ワーグ「うおおおっ!ど、どうなっていやがる!!」

 

 

 

 

 

???「ふふ、タイムアウトのようでしたね。オーベム、テレポート」

 

 

 

 

 

オーベム「ベム!」シュン!

 

 

 

 

オーベム達は消えていった

 

 

 

 

そして、船は海に沈んだ

 

 

 

 

 

 

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