その頃、水族館内
床や周りは水びたしになっており、ガラスの破片などが散らばっている
ターナ「急いで見つけ出さないと。機械なんてあの時あったかしら。目ぼしい所には置いてなかったわよね。もしかして見えにくい所に機械があるのかしら」
少し進むと、壁が壊れて中に進めるようになっていた
ターナ「ここ、通れるようになってるわね。しかも、奥からポケモン達の声がするわ。行ってみないと」
その後
ターナ「あ!あったわ!サニーゴ達が邪魔ね。かわいそうだけど、少し退いてもらわないと。エアームド、はがねのつばさ!」
エアームド「ムドー!」
エアームドがサニーゴの群れに突っ込んでいこうとしたその時
ヒュッ!
エアームド「ムドーー!!」
死角から攻撃が飛んできてエアームドに当たった
ターナ「エアームド!!?誰!!」
???「やっと誰か来たわ。もう、こんなじめじめした場所の警備なんてつまらなくて仕方なかったわ。舞姫さん、その機械壊そうとするのやめてくださる?」
ピンクと赤が混じった髪をして、白とオレンジの横線が入った服で真ん中にCと書かれた女性が立っていた
ライチュウ「ラーイ」
ターナ「その特徴的な髪。れおんさんの報告通りなら、あなたがラミアね。この仕業はやっぱりあなた達ストラー団だったのね!すぐにやめなさい!!」
ラミア「あら怖い。でも、ここの警備はつまらないし、やめてもいいわよ。もうメインイベントは終わったみたいだし」
ターナ「メインイベント!?何を企んでるの!」
ラミア「ふふ、それは秘密。それと、私達はストラー団なんて変な名前じゃないの。コスモ団。どう?素敵な響きでしょ?機械を壊されるのは嫌だけど、仕方ないかしら。カシアもうまくやったみたいだし、そろそろ退散しましょう。さよなら、舞姫さん。後は自由にしていいわ。ああ、それとクルーズ船に乗ってなくてよかったわね」
ターナ「!?それって、どういう」
ラミア「ネイティオ、テレポート」
ネイティオ「ティオー」シュン!
ネイティオがモンスターボールから現れ、ラミアと共に消えていった
ターナ「くっ!テレポートができたのね。クルーズ船で何かあったのね。破壊したら急いで戻らないと。エアームド、もう一度はがねのつばさよ!」
エアームド「ムドー!」
サニーゴ達「サニー!!」
ターナ「ごめんなさい、サニーゴ達。今のうちよ、ムクホーク、インファイト!」
ムクホーク「クホー!!」
バキバキ!
ターナ「これでよし。急いで戻るわよ!」
その頃、港付近
ミン「何て事!!船が沈んでしまった!中に乗ってた人達は!?ランクルス、急いで助け出すわよ!」
かなえ「ミンちゃん!遅れてごめんなさい!私も船の救助に向かいます!」
ミン「ありがとう、かなえ!今は水ポケモン達が暴れてるから救助に泳げるポケモン達は使えない!気をつけて」
かなえ「わかりました!」
その頃、水上では
れおん「プハァ!!やっと水上に出れた!ポケモン達が暴れてるせいもあって波がおかしくなっていやがる。皆は無事なのか!?」
スバメ「スバ!!スバー!」
れおん「ん?スバメ?こんな所に?」
スバメ「スバー!スバー!」
れおん「なんだ?こっちに来いって事か?誰かのポケモンか?」
少し泳いでいくと
れおん「あ!!だいき!!ほのかちゃん!!無事だったか!」
だいき「あ!!れおんさん!よかった!!よくやったぞ、スバメ!」
スバメ「スバー」
ほのか「うう……」
れおん「ほのかちゃん!!どうしたんだ!!」
だいき「海に落ちた時、大分水を飲んだみたいなんだ。近くにドククラゲ達もいて、その毒水も飲んだのかもしれない。俺のジュプトルもそいつらにやられちゃった。急いで港に戻らないとなのに、波で全然進まなくて」
れおん「くっ!それはまずいな。俺も戦えればいいが、俺のポケモン達は全員操られる。俺は今はポケモンを持っていない子どもと一緒だ。ほのかちゃんは俺が代わろう。だいきは自分で泳げるか?」
だいき「うん。あまり得意じゃないけど、今はそんな事言ってられないから。ワーグさんは?」
れおん「さっき、ストラー団のやつとバトルになってな。ワーグはそいつの相手をしていたんだ。だから、今どこにいるか俺もわからねえ。無事な事を祈るばかりだ。さあ、こっちだ。波の流れにあまり逆らわないようにな」
しばらく進み
れおん「ん?あそこに氷が張ってある。あ!かなえさんだ!ミンさんもいる!だいき、あそこに向かうぞ!」
だいき「本当だ!よかったー!」
ミン「ん?……かなえ!あそこにれおん君達よ!よかった、無事だったみたいね。ここの人達は私に任せて。助けにいける?」
かなえ「はい!トロピウス、いきましょう」
トロピウス「ピーウ」
だいき「あ!トロピウスがこっちに来る。助けに来てくれた」
かなえ「れおん君!だいき君も!無事でよかったわ。さあ、乗って」
その時
ザバァ!!
ドククラゲ達「ドクー!!」
れおん「くっ!ドククラゲ達か!」
ドククラゲ達「クーラー!!」
ドククラゲ達はみずのはどうをれおんに向かって繰り出した
れおん「ぐうっ!!」
だいき「れおんさん!」
かなえ「急いで乗って!!れおん君、今行きます!」
れおん「!?駄目だ!!あまり近づくな!今の攻撃で渦が出来ようとしている!!巻き込まれるぞ!」
だいき「ええ!?でも、れおんさんが!」
れおん「かなえさん!この子を頼む!!」
れおんは抱えていたほのかを投げた
かなえ「トロピウス、ほのかちゃんを捕まえて!」
トロピウス「ピーウ!」
ドククラゲ達はみずのはどうを繰り出し続けている
そして、れおんを中心に渦潮が出来上がった
れおん「うわあああああ!!」
二人「れおんさん!!!」
れおんは渦に飲み込まれていった
ドククラゲ達「ドクー!!」
トロピウス「ピウー!」
かなえ「まずいわ。ドククラゲ達のどくばりをくらっちゃった!私達も戻らないと」
だいき「でも、れおんさんが!」
かなえ「うっ…。でも、あの方なら…きっと大丈夫。私達は自分に出来る事をやらないと」
だいき「わ、わかった。ほのか、もう大丈夫だからな。毒も抜いてもらおうな」
かなえ「ほのかちゃん、毒にやられちゃったのね。他の怪我してる人達と一緒に急いでポケモンセンターに行かないと」
しばらくして
ミン「これで全員かしら?船長さん」
船長「い、いえ、それがまだ二名ほど姿が見えないのですが。れおん様とワーグ様です」
かなえ「れおん君は先程渦潮に飲み込まれてしまいました。ワーグ君は……どこに?」
だいき「れおんさんが言ってたけど、ワーグさんは船の中でストラー団の一人とバトルになってたみたい。れおんさんとも別行動になったららしいよ」
ミン「やはり船の中にまでストラー団が。ワーグ君くらいなら簡単に倒しそうだけど、大丈夫かしら?」
ターナ「ミン!かなえ!船の人達は!?」
ミン「あ、ターナ。機械は?」
ターナ「少し手間取ったけど壊してきたわ。これで落ち着いてくれるはずよ」
ミン「そう、それはよかったわ。ワーグ君を知らない?まだ姿が見えないの」
ターナ「ワーグが?悪いけど、ここに来るまでには見なかったわ」
かなえ「大丈夫かしら?……あら?あそこから飛んでくる方が」
ワーグ「ああ!皆やっと見つけたぜ!船の人達も皆無事か!?」
ファイアローの足に捕まってワーグが飛んできた
ターナ「ワーグ!!よかったわ、あなたも無事で」
ミン「これで全員ね。負傷者はまだ応急処置しか出来てないわ。急いでポケモンセンターに向かうわよ」
かなえ「そこで各々報告と情報も分け合いましょう。れおん君の事もどうするか考えないと」
ターナ「れおんさんに何かあったの!?」
ワーグ「何!?れおんのやつ、何してんだよ!」
ミン「その話は後。さあ、行くわよ」