ポケットモンスター 青いアヒルと燃えるヒヨコ   作:サムハル

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43.動き出す悪魔

 

海上

 

 

 

 

ジャバジャバジャバ

 

 

 

 

れおん「(ん………。泳ぐ音?俺、確か渦に飲まれて気を失って…)うう……」

 

 

 

 

 

ゴルダック「ぐ、ぐわぐわ」

 

 

 

 

 

れおん「おお、ゴルダック。お前だったか。ありがとな。操られてはないみたいだな」

 

 

 

 

 

ゴルダック「ぐわ」

 

 

 

 

 

れおん「ここどこだ?海の……うわ、結構レイロウシティから離れたんだな」

 

 

 

 

遠くにレイロウシティの港が小さく見えている

 

 

 

 

れおん「俺も泳ぐさ。お前に頼ってばかりはいられないからな」

 

 

 

 

 

ゴルダック「ぐわぐわ」フルフル

 

 

 

 

 

れおん「え?駄目なのか?」

 

 

 

 

 

ゴルダック「ぐわ」

 

 

 

 

 

れおん「大人しくしてろってか。はいはい、わかったよ。それじゃあ頼むぜ」

 

 

 

 

少しして

 

 

 

 

 

ゴルダック「ぐ?」

 

 

 

 

 

れおん「ん?どうした、ゴルダック。……あ、あのピジョットはもしかして」

 

 

 

 

 

ターナ「れおんさん、見つけたわ!よかった、無事だったみたいね」

 

 

 

 

 

れおん「心配かけたみたいだな。悪かった」

 

 

 

 

 

ターナ「ピジョットに乗って。すぐ皆に姿を見せて安心させてあげて」

 

 

 

 

 

れおん「わかった。ゴルダック、戻っていいぞ。ありがとな」

 

 

 

 

 

ゴルダック「ぐわ」

 

 

 

 

 

ターナ「はい、手に掴まって」

 

 

 

 

 

れおん「よっと。濡れててごめんな、ターナさん、ピジョット」

 

 

 

 

 

ターナ「海にいたんだもの。それは当たり前よ。さあ、ピジョット戻るわよ」

 

 

 

 

 

ピジョット「ピジョー」

 

 

 

 

 

ターナ「ワーグにも連絡いれないと。れおんさん見つかったって」

 

 

 

 

 

れおん「ワーグも探してくれていたか。あいつ、ストラー団とのバトルになったんだ。無事でよかった。ほのかちゃんの容態はどうなった?」

 

 

 

 

 

ターナ「まだ治療中のようだったわ。戻ったら確認してみましょう」

 

 

 

 

ポケモンセンター内

 

 

 

 

ミン「れおん君無事でよかったわ」

 

 

 

 

 

かなえ「渦に飲まれた時は焦りましたが無事で何よりです」

 

 

 

 

 

れおん「なんとかな。気づかない内にゴルダックが助けてくれたんだ。機械も壊れたみたいで操られてはなかったからな」

 

 

 

 

 

だいき「れおんさん!よかった…。無事だったんだね」

 

 

 

 

 

れおん「だいきにも心配かけたな。お前も怪我がないようでよかった」

 

 

 

 

 

ワーグ「れおん、お前はとりあえず風呂に入ってこい。今のままだと風邪ひくだろ」

 

 

 

 

 

れおん「そうだな。何があったかはその後聞かせてもらうか」

 

 

 

 

 

ミン「とりあえずは今までの事は整理できたわ。これからの事は明日決めていくからゆっくり休んでて」

 

 

 

 

 

れおん「了解です。それでは」

 

 

 

 

 

かなえ「だいき君ももう夜中だわ。そろそろ寝てゆっくり休んで」

 

 

 

 

 

だいき「でも、ほのかが……」

 

 

 

 

 

ターナ「ほのかちゃんも治療が終わればそのまま寝るはずだわ。だいき君も安心してていいのよ」

 

 

 

 

 

だいき「わかった。それじゃあおやすみなさい」

 

 

 

 

 

ワーグ「ふぅ……。長い夜だったな。こんな事態になるとは思わなかったぜ」

 

 

 

 

 

ミン「そうね。まだやらなきゃいけない事は山積みだけど、ひとまずはお疲れ様って所ね」

 

 

 

 

 

かなえ「ターナちゃん、ミンちゃん、助かったわ。ワーグ君、大変だったわよね。お疲れ様」

 

 

 

 

 

ターナ「かなえこそ救助手伝ってくれてありがとう。とっても助かったわ。今日はここで休みましょう」

 

 

 

 

 

ミン「そうしましょう。皆、おやすみ」

 

 

 

 

それから、とある場所では

 

 

 

 

カシア「事前準備は成功だな。港はこれで壊滅な被害が出たはずだ」

 

 

 

 

 

???「ええ、そのようです。次の作戦も成功するといいですねえ」

 

 

 

 

 

ラミア「次は私にももっといい仕事よこしなさいよ。今回暇で暇でしかたなかったんだから。髪も痛むし最悪」

 

 

 

 

 

???「お前達、静かにしたまえ。次の作戦を発表する」

 

 

 

 

 

三人「はっ!」

 

 

 

 

 

???「カシア、お前は今回は休みだ。ここに残れ。ゲルダ、今回の主戦力はお前だ。期待しているぞ」

 

 

 

 

 

ゲルダ「私ですね。必ずやご期待に応えて見せましょう」

 

 

 

 

 

???「ラミアには別な仕事がある。後々に繋がる仕事だ。必ずやり遂げよ」

 

 

 

 

 

ラミア「やったわ!ありがとうございます!」

 

 

 

 

 

ゲルダ「して、作戦とは?」

 

 

 

 

 

???「今回で海域を塞いだ。やつらからしたら次は空を封じると考えるはず。なら、チェイロタウンに戦力が来るはず。だが、空港はまだ先だ。我々が次に狙うは、資源だ。これを我々が独占する」

 

 

 

 

 

カシア「資源。食料などですか?」

 

 

 

 

 

???「ああ、そうだ。場所はエステロシティ。ここを封鎖しろ。内容はゲルダに任せる」

 

 

 

 

 

ゲルダ「ほほう、貿易都市ですか。ふふ、楽しみですねえ」

 

 

 

 

 

ラミア「いいわね、ゲルダ。とっても楽しそうじゃない」

 

 

 

 

 

???「ラミア、お前にはファータタウンだ。そこにある発電所を破壊してもらおう」

 

 

 

 

 

ラミア「発電所?あんな街に発電所なんてありましたか?」

 

 

 

 

 

???「表向きは静かな街だ。だが、あの街には裏側がある。それを見つけ、そこにある発電所を破壊するのだ」

 

 

 

 

 

カシア「なるほど。電気を他の街に届かなくさせるのですね」

 

 

 

 

 

ラミア「へえ。わかりました。お任せください」

 

 

 

 

 

???「このままいけば、この地方を落とすまでそう時間もかからん。そして、私達はこの地方の神となるのだ」

 

 

 

 

 

三人「全てはディブーロ様のために」

 

 

 

 

 

ディブーロ「さあ、行くのだ。我が化身達よ」

 

 

 

 

 

 

 

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