海上
ジャバジャバジャバ
れおん「(ん………。泳ぐ音?俺、確か渦に飲まれて気を失って…)うう……」
ゴルダック「ぐ、ぐわぐわ」
れおん「おお、ゴルダック。お前だったか。ありがとな。操られてはないみたいだな」
ゴルダック「ぐわ」
れおん「ここどこだ?海の……うわ、結構レイロウシティから離れたんだな」
遠くにレイロウシティの港が小さく見えている
れおん「俺も泳ぐさ。お前に頼ってばかりはいられないからな」
ゴルダック「ぐわぐわ」フルフル
れおん「え?駄目なのか?」
ゴルダック「ぐわ」
れおん「大人しくしてろってか。はいはい、わかったよ。それじゃあ頼むぜ」
少しして
ゴルダック「ぐ?」
れおん「ん?どうした、ゴルダック。……あ、あのピジョットはもしかして」
ターナ「れおんさん、見つけたわ!よかった、無事だったみたいね」
れおん「心配かけたみたいだな。悪かった」
ターナ「ピジョットに乗って。すぐ皆に姿を見せて安心させてあげて」
れおん「わかった。ゴルダック、戻っていいぞ。ありがとな」
ゴルダック「ぐわ」
ターナ「はい、手に掴まって」
れおん「よっと。濡れててごめんな、ターナさん、ピジョット」
ターナ「海にいたんだもの。それは当たり前よ。さあ、ピジョット戻るわよ」
ピジョット「ピジョー」
ターナ「ワーグにも連絡いれないと。れおんさん見つかったって」
れおん「ワーグも探してくれていたか。あいつ、ストラー団とのバトルになったんだ。無事でよかった。ほのかちゃんの容態はどうなった?」
ターナ「まだ治療中のようだったわ。戻ったら確認してみましょう」
ポケモンセンター内
ミン「れおん君無事でよかったわ」
かなえ「渦に飲まれた時は焦りましたが無事で何よりです」
れおん「なんとかな。気づかない内にゴルダックが助けてくれたんだ。機械も壊れたみたいで操られてはなかったからな」
だいき「れおんさん!よかった…。無事だったんだね」
れおん「だいきにも心配かけたな。お前も怪我がないようでよかった」
ワーグ「れおん、お前はとりあえず風呂に入ってこい。今のままだと風邪ひくだろ」
れおん「そうだな。何があったかはその後聞かせてもらうか」
ミン「とりあえずは今までの事は整理できたわ。これからの事は明日決めていくからゆっくり休んでて」
れおん「了解です。それでは」
かなえ「だいき君ももう夜中だわ。そろそろ寝てゆっくり休んで」
だいき「でも、ほのかが……」
ターナ「ほのかちゃんも治療が終わればそのまま寝るはずだわ。だいき君も安心してていいのよ」
だいき「わかった。それじゃあおやすみなさい」
ワーグ「ふぅ……。長い夜だったな。こんな事態になるとは思わなかったぜ」
ミン「そうね。まだやらなきゃいけない事は山積みだけど、ひとまずはお疲れ様って所ね」
かなえ「ターナちゃん、ミンちゃん、助かったわ。ワーグ君、大変だったわよね。お疲れ様」
ターナ「かなえこそ救助手伝ってくれてありがとう。とっても助かったわ。今日はここで休みましょう」
ミン「そうしましょう。皆、おやすみ」
それから、とある場所では
カシア「事前準備は成功だな。港はこれで壊滅な被害が出たはずだ」
???「ええ、そのようです。次の作戦も成功するといいですねえ」
ラミア「次は私にももっといい仕事よこしなさいよ。今回暇で暇でしかたなかったんだから。髪も痛むし最悪」
???「お前達、静かにしたまえ。次の作戦を発表する」
三人「はっ!」
???「カシア、お前は今回は休みだ。ここに残れ。ゲルダ、今回の主戦力はお前だ。期待しているぞ」
ゲルダ「私ですね。必ずやご期待に応えて見せましょう」
???「ラミアには別な仕事がある。後々に繋がる仕事だ。必ずやり遂げよ」
ラミア「やったわ!ありがとうございます!」
ゲルダ「して、作戦とは?」
???「今回で海域を塞いだ。やつらからしたら次は空を封じると考えるはず。なら、チェイロタウンに戦力が来るはず。だが、空港はまだ先だ。我々が次に狙うは、資源だ。これを我々が独占する」
カシア「資源。食料などですか?」
???「ああ、そうだ。場所はエステロシティ。ここを封鎖しろ。内容はゲルダに任せる」
ゲルダ「ほほう、貿易都市ですか。ふふ、楽しみですねえ」
ラミア「いいわね、ゲルダ。とっても楽しそうじゃない」
???「ラミア、お前にはファータタウンだ。そこにある発電所を破壊してもらおう」
ラミア「発電所?あんな街に発電所なんてありましたか?」
???「表向きは静かな街だ。だが、あの街には裏側がある。それを見つけ、そこにある発電所を破壊するのだ」
カシア「なるほど。電気を他の街に届かなくさせるのですね」
ラミア「へえ。わかりました。お任せください」
???「このままいけば、この地方を落とすまでそう時間もかからん。そして、私達はこの地方の神となるのだ」
三人「全てはディブーロ様のために」
ディブーロ「さあ、行くのだ。我が化身達よ」