次の日、作戦本部 会議室
ファルミ「なるほど。昨日はそんな事になっていたのですね。れおんさん、体は大丈夫ですか?」
れおん「はい、特に違和感とかは感じません」
グード「しかし、コスモ団か。してやられたな」
バロック「だな、かなりの被害だ。これは俺達も反省しないとだ」
エレイン「相手は次の手をもう打ってくるわよね?なら、こっちも早いところ対策を考えて手を打たなきゃ。特に守らなきゃいけない場所を重点的に」
しおり「空港とか......食料とか」
シモン「そうじゃな。しおりちゃんの言う通りじゃ。チェイロタウン、エステロシティは狙われてもおかしくなかろう」
じゅん「エステロシティは俺の店がある。簡単に被害は出させません」
ミン「昨日かなえと話し合って、狙われそうな街を絞って誰を割り振るか決めたの。それと各々の役割もある程度決めたから発表するわ。これを見て」
ミンはホワイトボードに映像を映し出した
ミン「まず、何としても守らなきゃいけないのはチェイロタウン、エステロシティ、レイロウシティ、ファータタウン、アーグタウン。ここはそれぞれ空港、貿易、海、工場、鉄道があるわ。レイロウシティはやられてしまったけど、残りは何としてでも守らないと」
かなえ「他にもガーネシティ、オアシティなども候補にあがったんだけど、優先するのはこちらの方かなと思ったの。
割り振りはチェイロタウンにファルミちゃん、りきや君、しおりちゃん。
エステロシティにはじゅん君、れおん君、ターナちゃん。
レイロウシティに私、エレインちゃん、ジュード君。
ファータタウンにワーグ君、しょうや君、シモンさん。
アーグタウンにバロック君、セイン君、グード君。
ミンちゃんは要請次第で自由に動いてもらう事にしたの。後、ドグラ君とジーニャちゃんにはまだ連絡がつかないの。だから、作戦には入ってないわ。本当に大丈夫かしら」
セイン「まだ連絡がつかないんですか。まさかコスモ団に襲われた、なんて事はないですよね」
ターナ「否定したいけど……。少し現実味を帯びてきたわね」
ワーグ「ええ!?あのお二人が負けるとかあんのか!?特にドグラさんなんてめちゃくちゃ強えのに!」
しょうや「何か罠があったのかもしれねえ。なんにせよ最悪の想定はしておいた方がいい」
りきや「それと割り振りの事だが、他の街への戦力はどうするのだ?もし、違う街が襲われたら、などが不安だが」
ミン「今朝何となくだけど、予知が出来たの。地図上の街がある場所が光って見えたわ。それがこの五つ。これが正しければ、コスモ団は必ずここのどこかに現れる。
それが違ったら少し不安だけど、一応近隣街までの移動手段がある人をメンバーにいれたの。それで一先ずは対応してみてほしいわ。何か変更などがあればまた連絡するわ」
ジュード「ジムリーダー共にも連絡いったんだろ?そいつらも合わせればある程度はなんとかなるはずだ」
ファルミ「それではこの後から、向かえる人から担当の街まで向かってください」
会議室外
じゅん「れおん、ターナ、よろしくな」
れおん「じゅんさんと一緒に仕事は初めてですね。お店は大丈夫ですか?」
じゅん「流石に休みにしてきたさ。それに、俺が働いている街が狙われているとあったら黙っていられないからな」
ターナ「じゅん、こっちこそよろしくね」
じゅん「ターナと仕事するのも久しぶりだな。最後は何年前だったかな。まあ、俺はこれからすぐに帰る。お前達はどうするんだ?」
ターナ「ごめんなさい。私はこの後、仕事先に長期の休みの申請をしなきゃなのと、れおんさんはこの後、子ども達を家に送り届けないとなの。だから、一日か二日遅くなるわ」
じゅん「ああ。ターナは仕方ないよな。それと、話には聞いたぞ。ほのかちゃんとだいき君だったかな?姿を見てはないが、れおんの連れなんだろ?まあ、こんな事になったからには仕方ないよな。わかった。俺は待ってるから送り届けてきな」
れおん「ありがとうございます、じゅんさん。それではまた後日」
ポケモンセンター
れおん「ほのかちゃん、だいき。この後、二人の家に帰るぞ。俺とターナが送るからよ」
だいき「え?いいの?」
ほのか「ターナさん、悪いですよ」
ターナ「気にしないで。れおんさんが二人を気にしてるの。少しでも無事でいてほしいってね」
れおん「あまり言わないでくれよ、ターナさん」
ほのか「ありがとう、れおん君」
だいき「どっちに乗ればいいの?」
ターナ「私のピジョットは三人まで乗れるの。私は大丈夫だから、れおんさん達はピジョットに乗って」
れおん「え?いいのか?俺にも一応ペリッパーがいるぞ」
ターナ「その子、長距離用じゃないでしょ?それに二人が限度じゃない、貸してあげるわ。終わったらエステロシティまで乗ってきて。そうすれば問題ないでしょ?」
れおん「ありがとな、ターナさん。言う事聞いてくれるかな」
ターナ「大丈夫よ。ピジョットもれおんさんには慣れてるわ。言う事もちゃんと聞いてくれるわ。それじゃあ私は仕事先に行かないと。じゃあね!」
ほのか「あ!ターナさん、今までありがとうございましたー。今度私からも連絡しますねー!」
だいき「ありがとうございました、ターナさん!」
ターナはほのか達に笑いながら手を振っていなくなった
れおん「早速だが、行こうか。準備は済んでるよな?」
二人「はい!」
れおん「よし。頼んだ、ピジョット」
ピジョット「ピジョー。ピジョ!?」
だいき「あ、驚いてる。ターナさんじゃないからだよね」
れおん「ピジョット、ターナさんが一時的に君を貸してくれたんだ。俺達を乗せてくれないか?」
ピジョット「ピジョ!」コク
れおん「ありがとな、ピジョット。助かるぜ」
ほのか「ありがとう、ピジョット」
だいき「重くないか?ピジョット」
ピジョット「ピジョー!」バサッ!
れおん「大丈夫そうだな。まずはだいきの家だな。ギッタンシティに向かってくれ」
ピジョット「ピジョー!」
ほのか「わ〜、ピジョット凄い!三人でも楽々飛べるんだ」
れおん「ターナさんのピジョットはかなり鍛えられてるからな。いい育て方してるよな」
その後、ピジョットの背中で三人は話していた
だいき「Zクリスタル?」
れおん「そう。アローラ地方でよく目撃されている物で、ポケモン達の力をさらに引き出すらしいんだ。それがここ最近この地方にもいくつか持ち込まれたんだ」
ほのか「本に書いてあった。島巡り?だっけ。それで集めていくんだよね。でも、ガルドア地方にもきたんだ」
れおん「まだノーマルZ、ほのおZ、みずZ、くさZしか確認されてはいけどな。どうやって持ち込まれたのか、またはポケモン達が作り出したのかはわかってないんだ。ほら、みずZ」
だいき「へぇ〜、これがZクリスタル。これを持たせればいいの?」
れおん「アローラ地方のククイ博士によると、Zリングってのが必要らしい。ククイ博士から貰ったものがある。こうやってはめて使うらしいぞ」
れおんは腕にZリングをつけて見せた
ほのか「本物のZリングだ。そのククイ博士とは仲いいの?」
れおん「いや、そこまで仲いいってわけじゃない。前にワーグと旅行に行った時に知り合った程度だ。その時に貰ったんだ」
だいき「じゃあかなり貴重なんだね。俺も使ってみたいな〜」
れおん「この騒動が終わったらアローラ地方に行ってみるといい。いい所だったぞ」
ほのか「ザ・南の島って感じだもんね。私も興味ある」
だいき「じゃあ、ほのか、いつか俺と行こうぜ!」
ほのか「え!いいの?行きたい!」
だいき「よし、約束な」
ピジョット「ピジョー」
れおん「ん?おお!ギッタンシティだ。もう着くみたいだぞ」
だいき「早いな〜。もっと喋っていたかったのに」
ほのか「飛んでるとあっという間だね」
れおん「だいき、家はどこだ?一応報告しておかないとな」
だいき「俺の家はね〜、あれだよ!あの緑の屋根の家!」
れおん「だそうだ、ピジョット。頼む」
ピジョット「ピジョ!」