ポケットモンスター 青いアヒルと燃えるヒヨコ   作:サムハル

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45.帰省2

だいきの家

 

 

 

 

ガチャ

 

 

 

 

だいき「母ちゃん、父ちゃん、ただいま〜」

 

 

 

 

だいきの母「あらお帰りなさい、だいき」

 

 

 

 

だいきの父「おや、そちらの方達は…?」

 

 

 

 

れおん「初めまして。れおんといいます」

 

 

 

 

ほのか「ほのかといいます。私達、だいき君と一緒に行動してたんです」

 

 

 

 

だいきの母「まあまあそうだったんですか。だいきはどんどん突っ走るから大変じゃありませんでしたか?わざわざこんな所までありがとうございます」

 

 

 

 

だいき「ちょ、ちょっと母ちゃん!俺、そんな事してないから!それよりもさ、このれおんさんってあの蒼碧のれおんだよ!」

 

 

 

 

だいきの父「……ええ!?ほ、本当ですか!?」

 

 

 

 

れおん「は、はい。そんな大した事ではないですが」

 

 

 

 

だいきの母「だいき!あなたまさか失礼な事してないでしょうね!」

 

 

 

 

だいき「えっと……。してないと思う!」

 

 

 

 

れおん「ハハハ、大丈夫ですよ。だいきは面白くていい子でしたよ」

 

 

 

 

ほのか「随分賑やかになったもんね」

 

 

 

 

だいき「へへ、ありがとな!」

 

 

 

 

だいきの父「それでどうして急に帰ってきたんだい?あんなに俺はリーグに出るって言ってたのに」

 

 

 

 

れおん「その事に関しては俺の方から説明させていただきます。実は」

 

 

 

 

れおんはレイロウシティであった事とこれからの事を伝えた

 

 

 

 

だいきの母「そうだったんですか。あの港の事は私達もテレビで見ました。まさかあの場にだいき達がいたなんて……。れおんさん、だいきを守ってくださりありがとうございます」

 

 

 

 

れおん「俺は何もしてませんよ。だいき自身の判断がよかったんです。ほのかちゃん、最初から最後まで君を守ってたのはだいきだったんだぞ。船が落ちて、ドククラゲ達から守って、安全な場所まで離れてってな」

 

 

 

 

だいき「ちょっとれおんさん!そういう事は言わなくていいの!」

 

 

 

 

ほのか「そうだったの!?だいき君、本当にありがとう」

 

 

 

 

だいき「お、おう」

 

 

 

 

だいきの父「だいきは騒ぎが収まるまではここにいた方がいいという事ですよね」

 

 

 

 

れおん「はい。今、この地方はコスモ団によりどこも安全ではなくなりつつあります。それを俺達が食い止めますが、その際に子ども達もいると巻き込まれる可能性が大きいです。子ども達に危険な事はさせられません。だからここに戻しました」

 

 

 

 

だいきの母「そうですね。だいき、一旦家で大人しくしてましょう。れおんさん達に任せてればきっと大丈夫だから」

 

 

 

 

だいき「……うん」

 

 

 

 

れおん「それでは俺はほのかちゃんの家にも行かなきゃなので、これで失礼します」

 

 

 

 

だいきの家前

 

 

 

 

れおん「ピジョット、次はタジシティだ」

 

 

 

 

ピジョット「ピジョー」

 

 

 

 

だいきの母「どうかお気をつけてください」

 

 

 

 

だいき「ほのか!暇だったらこっちに来いよな!ポケモンバトルとかやろうぜ!」

 

 

 

 

ほのか「うん。やろう」

 

 

 

 

れおん「ありがとうございます。それでは」

 

 

 

 

タジシティ

 

 

 

 

れおん「よっと。ありがとな、ピジョット。ここはいつも海からの風が吹いてるな。気持ちいい所だ」

 

 

 

 

ほのか「久しぶりにこの景色見たな〜。れおん君、あの茶色の家が私の家だよ」

 

 

 

 

れおん「了解だ。テレビ電話で互いに顔は知ってるからな。だいきよりやりやすいだろう」

 

 

 

 

ほのかの家

 

 

 

 

ガチャ

 

 

 

 

ほのか「お母さん、お父さん、ただいま!」

 

 

 

 

れおん「お久しぶりです。直接お会いするのは初めてですね」

 

 

 

 

ほのかの母「ほのか、お帰りなさい。れおんさん、わざわざ送ってくださりありがとうございます」

 

 

 

 

ほのか「あれ?お父さんは?」

 

 

 

 

ほのかの母「お父さんは海に行ってるわ。なんでも海がいつもと違うとか言ってたわ」

 

 

 

 

ほのか「そっか。れおん君、少しゆっくりしていって。これから大変でしょ?」

 

 

 

 

れおん「そうだな。少し休ませてもらおうかな」

 

 

 

 

ほのかの母「それなら、最近貰ったお菓子があるんです。今出しますね」

 

 

 

 

ほのか「あ、おいでムンナ。久しぶりのお家だよ」

 

 

 

 

ムンナ「ムナ?ムナァ!」

 

 

 

 

れおん「そっか。ムンナは最初からこの家にいたのか。喜んでるみたいだな」

 

 

 

 

ほのかの母「あらムンナちゃん、大きくなったわね。ほのか、他のポケモン達も見せて」

 

 

 

 

ほのか「うん。皆、出ておいで」

 

 

 

 

ワカシャモ「シャモ!」

 

 

 

 

ムクバード「クバー!」

 

 

 

 

ミミッキュ「ミッキュ!」

 

 

 

 

ハスブレロ「ブロ!」

 

 

 

 

ほのかの母「まあこんなに!皆、いつもほのかを守ってくれてありがとう」

 

 

 

 

ほのか「お母さん、恥ずかしいからやめてよ」

 

 

 

 

その後、色々と話をしていた

 

 

 

 

ほのかの母「そう。ポケモンリーグに出たいのね。応援してるわよ」

 

 

 

 

ほのか「うん。ありがとう」

 

 

 

 

れおん「ほのかちゃんはいいセンスと観察眼だからな。知識もあるし、いい所までいくと思うぞ」

 

 

 

 

ほのか「えへへ、ありがとう、れおん君」

 

 

 

 

ほのかの母「君?ほのか、歳上にそんな呼び方失礼でしょ!」

 

 

 

 

れおん「あ、いいんですよ。俺がそれがいいって言ったんです。どうも敬語とかは慣れていなくて」

 

 

 

 

ほのかの母「そうだったんですか。それならよかったです。あ、れおんさん、コーヒーまたいれますね」

 

 

 

 

れおん「ありがとうございます」

 

 

 

 

ほのか「そういえばお母さん達はどうしてれおん君に頼んだの?」

 

 

 

 

ほのかの母「そりゃあ知識しかないあなたがしっかり旅が出来るのか不安で仕方なかったのよ。あの後、ジャーバ博士からポケモンをしっかり渡しましたって連絡が来たからその事を相談したの。

 

 

 

そしたらジャーバ博士から、れおんさんが近くにいると言って、トップトレーナーの方に任せるのはどうかと思ったけど、そっちの方が色々教えてくれると思ってお願いしたの」

 

 

 

 

れおん「なるほど。ジャーバ博士から突然俺に連絡がきたのはそういう事だったんですか」

 

 

 

 

ほのか「お母さんのおかげで色々な事知れたんだ。本とかテレビじゃあ知れない事いっぱいあったんだよ」

 

 

 

 

ほのかの母「でしょ?旅は楽しい?」

 

 

 

 

ほのか「うん!洞窟とか夜は怖いけど」

 

 

 

 

ほのかの母「まだ治ってなかったの?」

 

 

 

 

ほのか「怖いものは怖いの!」

 

 

 

 

れおん「あ、そうだ。ほのかちゃん、本当はレイロウジムを倒したらあげようと思ってたんだが、こんな事になったからな。この技マシンあげるよ。使ってみてくれ」

 

 

 

 

ほのか「え?いいの?れおん君のじゃないの?」

 

 

 

 

れおん「そうなんだが、俺はもう使う機会も減ってきたからな。中身はかわらわりとなみのりだ」

 

 

 

 

ほのかの母「なみのり……って秘伝マシンですよ!そんな貴重なもの本当にいいんですか!?」

 

 

 

 

れおん「はい。俺にはもういりませんから」

 

 

 

 

ほのか「秘伝マシン?聞いた事ある。どういうやつだっけ」

 

 

 

 

れおん「そらをとぶ、いわくだき、など生活する上でよく使われる技を覚えさせるために必要な技マシンの事だ。種類は数個しかないが、覚えられるポケモンは多いのも特徴だな。

 

 

 

なみのりは大抵の水ポケモン達が覚えられる。それがあれば、海の上や荒れる波の上も自由に進めるぞ。海に住むポケモン達は元からできるが、ハスボーやヒンバス、ヘイガニやバスラオなど川などに住むポケモン達はこれがないと海を長時間泳げない。ぜひハスブレロに覚えさせるといい」

 

 

 

 

ほのか「へぇ〜。どうして貴重なの?」

 

 

 

 

ほのかの母「入手するのに本来なら条件があるのよ。ジムリーダーに認められて一定の功績があるポケモントレーナーに渡されるもの…でしたよね」

 

 

 

 

れおん「そうだな。厳密にはジムバッジ3個以上、ポケモン達のレベルが35以上、ジムリーダーの認定書持ちだな」

 

 

 

 

ほのか「厳しい!え!!私、何もクリアしてないよ!大丈夫なの?」

 

 

 

 

れおん「覚える分には何も問題ないさ。それに実はそんな条件なんかいらないんだ」

 

 

 

 

ほのかの母「そうなのですか!?じゃあどうしてこんな条件が」

 

 

 

 

れおん「条件をつけたのは汎用性が高い技だからだ。これがあればどこだって行けるし、いろんな物を壊したりできる。悪用されないように、リーグが調整したんだ。

 

 

 

技も特殊なものになっていて、一度覚えたら忘れさせるにはポケモンリーグまで直接行かないといけないんだ。まあ、なみのりは強力だから忘れさせる必要はなさそうだけどな」

 

 

 

 

ほのか「そっか。結構大変なんだね」

 

 

 

 

ほのかの母「なるほど、これは勉強になるわね。れおんさんに任せて正解でした」

 

 

 

 

れおん「そんな。褒められるような事じゃないです」

 

 

 

 

ほのか「かわらわりはヒー君用?」

 

 

 

 

れおん「ああ。かくとう技として覚えさせるといい。それに、かわらわりもかくとうタイプ以外のポケモンか覚える事も多い技だ。試してみてくれ」

 

 

 

 

ほのかの母「こちらも何かお礼しますね。大したものじゃないんですけど、家の畑で取れたきのみがあるんです。持っていってください」

 

 

 

 

バスケットにオレンの実、クラボの実、カゴの実、モモンの実、チーゴの実、ナナシの実、キーの実、ヒメリの実、ラムの実が入っていた

 

 

 

 

れおん「おお!こんなにいいんですか!?」

 

 

 

 

ほのかの母「はい。本当はほのかに送るものだったんですけど、ほのかはこれからしばらく家にいますし、これからも畑で取れます。れおんさんに使ってもらえればと思って」

 

 

 

 

れおん「これらのきのみはよく使うんで、消費量も多いんですよね。ありがたく使わせて貰います」

 

 

 

 

ほのか「前に私に送ってくれた時より多い。今って収穫時期だっけ?」

 

 

 

 

ほのかの母「最近からよくなるようになったの。栄養あげたから成長が少し早かったみたい」

 

 

 

 

ほのか「私もこれから手伝うね」

 

 

 

 

ほのかの母「ええ。ありがとう」

 

 

 

 

 

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