ポケットモンスター 青いアヒルと燃えるヒヨコ   作:サムハル

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48.貿易都市エステロシティ

エステロシティ

 

 

 

地方最大の商店街が立ち並ぶ街。街の六割は商店街が占めている。そのため様々な物がここで入手でき、他地方からの観光客へのお土産から日用品、食料品、ポケモングッズ、技マシン、きのみ、果てはマニア向けの石やボール、きのこなども売られている。また、街の中心に立つ大きな時計塔も有名であり、街のシンボルともなっている。別名貿易都市

 

 

 

 

 

時計塔広場

 

 

 

 

れおん「さて、到着だな。しかしいつ来ても人が多いなぁ。レイロウシティに負けてないぞ」

 

 

 

 

広場にはベンチや草原で休んだりポケモンと遊んだりしている人、広場から奥に続く商店街への道にも行き交う人達で賑わっていた

 

 

 

 

れおん「ピジョット、ありがとな。戻ってくれ」

 

 

 

 

ピジョット「ピジョー」

 

 

 

 

れおん「ターナさん達はまだのようだな。ここが集合場所だし、まだ大きな襲撃も無さそうだ。しばらく待っていますか」

 

 

 

 

男性「あ、あの〜」

 

 

 

 

れおん「ん?俺か?」

 

 

 

 

男性「は、はい。あの、もしかして蒼碧のれおんさんじゃないですか?前に何度かテレビで見ました。チャンピオンのアビーさんと戦ってましたよね?」

 

 

 

 

れおん「おお、見てくれていたのか。その通りだぜ。俺の事知ってるなんて珍しいな」

 

 

 

 

男性「はい!俺、バトル動画とかが大好きで、リーグ戦や特別マッチは毎回楽しみにしてるんです!」

 

 

 

 

れおん「そうだったのか。俺はアビーさんにいつも負けてるからな。情けない所見られているみたいだ」

 

 

 

 

男性「そんな事ないですよ!俺より若いのに水ポケモン達だけであそこまで勝ち進むって凄いじゃないですか!尊敬してますよ!」

 

 

 

 

れおん「そ、そうか?ありがとな。少し照れるな。だが、あの特別マッチはトップトレーナーが全員いるわけじゃないからな。出てない人で俺より強い人なんてたくさんいるんだぜ?」

 

 

 

 

男性「そうだったんですか。でも、確かに出てない人もそれなりにいますもんね。エレインさんとかジーニャさんとか。あ!今ゴルダック連れてますか?俺、一度生で見てみたいです!」

 

 

 

 

れおん「いいぞ。ゴルダック、出てこい」

 

 

 

 

ゴルダック「ぐ」

 

 

 

 

男性「うおー!凄え!!本物だ!色違いだ!カッコイイ!」

 

 

 

 

男性はゴルダックの周りを触りながら回っている

 

 

 

 

ゴルダック「ぐわ……」

 

 

 

 

じゅん「おーい、れおーん!」

 

 

 

 

れおん「ん?お、来たか」

 

 

 

 

遠くからじゅんとターナが歩いてきた

 

 

 

 

ターナ「あら?この方は?」

 

 

 

 

男性「ええ!!?本物のターナさん!?しかもじゅんさんまで!」

 

 

 

 

れおん「この人は俺の事知ってたみたいでな。少し話してゴルダックを見せていたんだ」

 

 

 

 

じゅん「ほう。れおんの事知ってるなんて珍しい。あの特別マッチとかでしか普通は見る事ないだろうに」

 

 

 

 

れおん「それを見てくれていたらしい。俺の負け試合も見られたって事だけどな」

 

 

 

 

じゅん「いつも負けてるからな、れおんは。まあ、アビー相手によくやってるとは思うけどな」

 

 

 

 

男性「は!も、もしかして何か集まりとかでしたかね!俺、邪魔しましたね!れおんさん、本当にありがとうございました!」

 

 

 

 

れおん「お、おう。こっちこそありがとな。よかったらまた応援してくれよな」

 

 

 

 

男性「はい!もちろんです、それでは!」

 

 

 

 

ターナ「ふふ、もちろんですって。次も出るんでしょ?頑張らないとね」

 

 

 

 

れおん「まああの試合はいつも楽しいからな。少し頑張りますか」

 

 

 

 

じゅん「さて、れおんも来た事だし、少し俺の店で作戦を立てるか」

 

 

 

 

ターナ「そうね。警戒すべき場所や分担を決めましょう」

 

 

 

 

れおん「了解です。あ、ターナさん。ピジョットありがとう。凄く助かった。頑張ったから褒めてやってくれ」

 

 

 

 

ターナ「ええ、わかったわ。ふふ、ピジョットお疲れ様」

 

 

 

 

街の隅では

 

 

 

 

男性「さて........と」

 

 

 

 

ベリッ!

 

 

 

先程の男性の顔のマスクが取れ、ゲルダが姿を現した

 

 

 

 

ゲルダ「この街には蒼碧と舞姫と猛輝ですか。中々厄介揃いのようですね。ですが、ディブーロ様のご期待に応えなければ」

 

 

 

 

じゅんの店 ディポーター

 

 

 

 

周りの店より一回り大きな店で、中には二つの売店があり、一つは傷薬やモンスターボール、技マシンやドーピングアイテムなどトレーナーに必要不可欠な物が売られていた。

 

 

 

もう一つには、シルクのスカーフや気合のタスキ、いのちのたま、こだわり眼鏡にしんかのきせきなど対戦の時にポケモンに持たせるアイテムが売られている。また進化に必要な際のアイテムなども見られる

 

 

 

 

れおん「本当この店はトレーナーにとってみたら神様かなってほど揃ってますよね。この店一つで必要な物全て買えますよ。よくこれだけ揃えられますね」

 

 

 

 

じゅん「まあ、そこは俺の取引術やいい取引相手に恵まれてるからって所だな。後、バトルタワーで俺が勝ち進んで得た商品も売りに出してるんだぜ」

 

 

 

 

ターナ「バトルポイントで交換できる物の事ね。あそこはいいわよね。私もたまに利用してるわ」

 

 

 

 

れおん「じゅんさんはいいんですか?折角勝って得た物じゃないですか」

 

 

 

 

じゅん「まあな。俺もポケモン達も別に無くたって構わない。なら、必要としてる人に使ってもらったほうがいいだろ。特にこのいのちのたまやこだわり系のアイテムなんかはバトルタワーでしか取れないからな。

 

 

 

バトルが苦手な人とかだと手に入れられない。そんな少しの不平等も解決ってわけだ。しかも、他のアイテムより少しお買い得にしてある。大人気商品だぜ」

 

 

 

 

れおん「確かにバトルが苦手でもこういったアイテムを使って少しは強くなるのも大事ですよね」

 

 

 

 

ターナ「ほら、じゅん。また営業顔になってるわよ。今回はお仕事があるの。そっちを優先させて」

 

 

 

 

じゅん「あ……。へへ、悪いな、つい癖でよ。奥に生活スペースがある。そこで話し合おうぜ」

 

 

 

 

 

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