その後、ギッタンシティ ポケモンセンター
ジョーイ「イワンコの怪我の手当ては終わりましたよ。少し傷が開いてましたけど、一日安静にしていれば治ると思います」
だいき「わかりました。ありがとうございます、ジョーイさん」
ジョーイ「それとね、あのイワンコもう少しで進化するみたいよ」
だいき「え!?本当ですか!」
ジョーイ「はい。頑張ってくださいね」
ジャーバ「なるほどねえ。少し攻撃的なイワンコだと思ったけど、進化が近かったのね。それなら納得だわ」
ほのか「どういう事ですか?」
ジャーバ「イワンコは進化が近くなると少し獰猛になるの。暴れたい欲求が抑えられないのかもしれないねえ。
進化が終わればそんな事なくなるんだけどね。時間帯によって進化の姿が変わる特殊なポケモンでもあるよ」
だいき「俺知ってるよ。昼に進化するとルガルガン真昼の姿、夜に進化するとルガルガン真夜中の姿になるんだよね。性格も変わるんだよね」
ジャーバ「おや、詳しいねえ。その通りだよ。それと夕方に進化する特殊な姿、黄昏の姿というのも確認されているね。殆ど見られない極めて稀な例だけどね」
ほのか「でもタイプは岩だけで変わらないんですよね。性格が変わるのはびっくりだけど」
ジャーバ「そうだね。でも、進化によってポケモンは性格が変わるのはたまにある事なんだよ。子どもが大人になるのと同じだからね。全く同じ性格ってのはあまり無いかもしれないね。
真昼の姿はトレーナーを主人とする真面目な性格、真夜中の姿は自分の強い意思を持つと言われているよ」
だいき「どれになるのかな。楽しみだなぁ」
その時、奥からポケモンが飛び出してきた
ジョーイ「あっ、こら!!逃げ出しちゃ駄目でしょ」
イワンコ「ワン!」
ほのか「あ、イワンコが出てきちゃったよ」
イワンコ「ワン!」
イワンコはだいき達を見つけると飛びついてきた
だいき「イワンコ、出てきちゃったのか。怪我してるんだからじっとしてないと駄目だろ」
ジョーイ「ごめんなさい、だいき君。イワンコから目を離したらすぐ出ちゃって」
だいき「大丈夫ですよ」
ジャーバ「だが、だいき君の膝の上なら大人しいみたいだね」
だいきの膝の上でイワンコはだいきに撫でられている
ジョーイ「そのようですね。だいき君、悪いけど暴れさせないであげて。もう治療は終わってるから。そのままお願いしてもいいかしら?」
だいき「はい。俺のポケモンなんで俺がしっかり見てますよ」
ジョーイ「ありがとう。ごめんね。本当なら私達の仕事なのに」
だいき「いえ、これくらいなんて事ないですよ」
ジョーイは仕事に戻っていった
ジャーバ「さて、私は研究所に戻ろうかね。二人ともそれじゃあまたね」
二人「ありがとうございました」
ほのか「私もイワンコ撫でていい?」
だいき「おう!少しザラザラしてるんだぜ」
イワンコ「わふ……」
だいき「あ、そうだ。イワンコ、俺の仲間達を紹介してやるよ。お前も新しい仲間だからな。皆によろしくって言えよな」
イワンコ「ワン!」
ほのか「あ、私もだいき君のポケモン達見たい」
だいき「いいぜ。少し外に行くか」
ギッタンシティ 公園
だいき「よーし、出てこい皆!」
ジュプトル「ジュプ!」
ヘイガニ「ヘイ!」
スバメ「スバ!」
ゴンベ「グゥ……」
だいき「皆、新しい仲間のイワンコだ!よろしくな!」
イワンコ「ワン!」
ほのか「ゴンベだ!初めて見たー。寝てるけど可愛い!」
だいき「俺達が前に野宿してた時、餌を欲しがってたみたいで草むらからずっとこっちを見てたんだ。それからゲットしたんだ。まあ、寝てばっかりだけどな」
イワンコ「クン?」
イワンコは寝ているゴンベに近づいて舐めている
ゴンベ「ゴーン………」カプ
イワンコ「!?ワン!!ワン!!」
イワンコは寝ぼけたゴンベに頭を食べられた
イワンコは驚き、だいきの後ろに隠れて吠えている
だいき「アハハハ!イワンコ、大丈夫だ。ゴンベは寝ぼけてるだけなんだ」
ジュプトル「ジュプ」
イワンコ「ワン!」
ヘイガニ「ヘイヘイ!」
ジュプトルはイワンコの頭を撫で、ヘイガニは笑顔で話しかけている
だいき「ポケモン達も仲はよさそうだな。そういえば、俺もほのかのポケモンは全部は知らねえな。どうせなら見せてくれよ」
ほのか「あ、そうだったっけ。いいよ。皆、おいで!」
ワカシャモ「シャモ!」
ムクバード「クバー!」
ムンナ「ムナ……」
ミミッキュ「ミッキュ!」
ハスブレロ「ブロ!」
だいき「わー、ハスブレロだ。ハスボーの進化形だよね。ハスボーなんて珍しいんじゃない?」
ほのか「その子、れおん君がくれたんだ。ルンパッパから産まれてきたんだって。ギガドレインを最初から覚えてたんだよ。ルンパッパからの遺伝だって」
だいき「えー!!いいなぁ、ほのか!!ズルいぞ!」
ほのか「ずるいって言われても……。その子がいなかったらガーネジム突破出来なかったんだ。とっても助かってるの。あ、そうだ!れおん君から貰った技マシン覚えさせないと」
だいき「技マシン!?そんなのまで貰ったのか!れおんさんめ、ほのかばっかり優遇しやがって!」
ほのか「どうせならだいき君も使う?波乗りとかわらわりだって」
だいき「な、波乗り!?秘伝マシンじゃん!ほのか、条件達成したのか!?」
ほのか「なんかれおん君が言うには本当は条件なんていらないんだって。悪いやつらに使われないようにするためのものだからって」
だいき「なるほど。コスモ団とかの対策って事か。波乗りはヘイガニに覚えさせるとして、かわらわりは……ゴンベ、いけるか?」
ほのか「試してみよっか。はい」
だいき「よし、ありがとな。よっと」
だいきはゴンベの頭にかわらわりの技マシンを当てた
だいき「お!覚えられるみたいだ。じゃあ、いやなおとを忘れさせよう」
ほのか「ハスブレロはバブルこうせんを忘れさせようかな」
その後、技マシンを交互に使って新しい技を覚えさせた
だいき「いやーありがとな、ほのか!助かったぜ!」
ほのか「どういたしまして。れおん君にもお礼言っとかないとね。あ、バトルの事忘れてた。これからやる?」
だいき「確かにそうだった!すっかり忘れてた!ただほのかの方が一匹多いよな。イワンコはまだ激しく動けないしな。誰か一匹抜かしてくれよ」
ほのか「いいよ。じゃあ寝てるし、ムンナにしようかな」
ほのかはムンナをモンスターボールに戻した
だいき「よし!バトルフィールドまで行こうぜ」
その時、街の入り口の方から誰かが走ってきた
男性「大変だ!山からあのキリキザン達が降りてきたぞ!」
女性「キリキザン!?なんで今になって出てきたの!」
ほのか「キリキザン?こんな所にそんなポケモンがいたの?」
だいき「話に聞いた事がある。昔、この近くの山にいた問題ポケモンだったらしい。木とかをどんどん切られるし、家とかも関係ないから皆が山奥まで連れていってそこに住ませたらしい」
ほのか「もしかして……あの時のコマタナって」
だいき「!!そっか!コマタナはキリキザンの進化前!もしかしたらキリキザンの子どもだったのかもしれない!なら、俺達を探してるのかもしれない!ほのか、行ってみよう!皆、一旦戻れ!」
ほのか「う、うん!皆、戻って!」