ポケットモンスター 青いアヒルと燃えるヒヨコ   作:サムハル

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61.旅、再会

ガルドア地方のとある場所では

 

 

 

ゲルダ「申し訳ございません、ディブーロ様。あと一歩だったのですが」

 

 

 

 

ディブーロ「チャンピオンの邪魔が入ったか。仕方あるまい。だが、あの錠剤の力は正解だったようだな」

 

 

 

 

カシア「何やってんだよ、ゲルダ。まさかお前が失敗するなんてな」

 

 

 

 

ゲルダ「お黙りください!私だってこんな屈辱になるとは……!」

 

 

 

 

ディブーロ「まあよい。ラミアからも報告があったが、どうも難航しているようだ。トップトレーナーどももかなり警戒しているようだな。まさか先々で待ち構えているとは……少々計算外だった。

 

 

 

迂闊に動いて変な事を掴まれても敵わん。ここは一先ず様子見だな。警戒が解かれるまで派手な事は控えよう。その間、あの研究をしておけ。捕らえた女も利用してやるのだ」

 

 

 

 

二人「はっ!」

 

 

 

それから一月が経った

 

 

 

レイロウシティ 作戦本部

 

 

 

ミン「この一月動きは無し……か。あちらにも警戒しているのが伝わったのかしら」

 

 

 

 

ターナ「その可能性が高いと思うわ。機械すらも見られない点からもそう判断できる」

 

 

 

 

グード「ふむ。なら、一先ずジムリーダーへの協力は止めよう。何もないのにあまり警戒し続けていれば、街の人からも疑問の声が出る」

 

 

 

 

ファルミ「そうですね…。でも、それが狙いな可能性が高いんですよね」

 

 

 

 

しょうや「ジムリーダーがいなくても、何かあればすぐに対応できるようにしてもらうようお願いしておけばいい。そうすれば、あいつらも街の顔の一つ。すぐに飛んでこれるだろ」

 

 

 

 

ミン「………わかった。ジムリーダー達には戻ってもらって、何かあればすぐに動けるようにしてもらいましょう。私達は今みたいに三人じゃなくても最低一人はいるようにしましょう」

 

 

 

 

シモン「まあ、そうじゃろうな。じゃが、街に残る必要のなくなった者はどうすればよいんじゃ?」

 

 

 

 

かなえ「普段通りに戻ってもらって大丈夫です。何かあればすぐに連絡がいきますので」

 

 

 

 

バロック「了解だ。仕事が出来ないってのも少々困ってたからな」

 

 

 

 

ミン「それじゃあこれで終わり。街を担当する人が決まったら私に教えて」

 

 

 

その後、エステロシティ 医院内

 

 

 

会議の内容をじゅんがれおんに報告していた

 

 

 

じゅん「ってわけだ。明日、退院だろ?れおんも自由にしてもらって大丈夫だぜ。この街は俺が担当する事になったからよ」

 

 

 

 

れおん「なるほど、わかりました。他の街は誰が担当になりましたか?」

 

 

 

 

じゅん「えっと……レイロウシティはミンが。チェイロタウンはファルミ。ファータタウンはシモンさん。アーグタウンはグードだ」

 

 

 

 

れおん「了解です。報告ありがとうございました」

 

 

 

 

じゅん「いや、気にすんな。れおんはこの後どうするんだ?例の子ども達と旅を再開するのか?」

 

 

 

 

れおん「そうですね。一時中断になってたんで。旅していればいろんな街にいって情報を集める事も出来るので、何かあったら報告します」

 

 

 

 

じゅん「確かにそれは旅のメリットだよな。何より楽しいしな。じゃあエステロシティに来たら俺の店に寄ってくれよな」

 

 

 

 

れおん「はい。きっとほのかちゃん達も喜ぶと思うんでぜひ」

 

 

 

 

じゅん「そんじゃあなー」

 

 

 

 

れおん「さて……と。ほのかちゃんとだいきに連絡しておかねえとな」

 

 

 

その後、タジシティ ほのかの家

 

 

 

ほのか「お母さん!!れおん君から連絡あって、来週には旅がまたできるって!」

 

 

 

 

ほのかの母「まあ!よかったわね、ほのか」

 

 

 

 

ムンナ「ムゥ!ムナ!」

 

 

 

 

ほのかの母「あら、ムンナちゃんも喜んでるわね」

 

 

 

 

ほのか「レイロウシティに集合って言われてるから早めに出発しないと」

 

 

 

 

ほのかの母「あら、それは残念。来週からならもう少しいられると思ったけど、レイロウシティに集合なら仕方ないわね。明日には行くの?」

 

 

 

 

ほのか「うん。だいき君にも連絡したんだって。だからだいき君と二人で行くの」

 

 

 

 

ほのかの母「そう。子ども二人だけで大丈夫?」

 

 

 

 

ほのか「ポケモン達もいるからね。なんとかなるよ」

 

 

 

 

ほのかの母「そうね。あ、そうだわ!ほのかの新しいテントがあるの!それ持っていって。前よりポケモン達も入れるように大きくしたの」

 

 

 

 

ほのか「本当!?わーい!」

 

 

 

次の日

 

 

 

ほのかの母「それじゃあ気をつけてね。また連絡ちょうだいね」

 

 

 

 

ほのかの父「こっちからも偶にほのかにきのみとか送るからな」

 

 

 

 

ほのか「うん。じゃあね!いってきまーす!」

 

 

 

ギッタンシティ ポケモンセンター前

 

 

 

入り口前ではだいきとルガルガンが待っていた

 

 

 

だいきは腕に袋を持っている

 

 

 

ほのか「あ!だいきくーん!来たよー」

 

 

 

 

だいき「お、ほのか!」

 

 

 

 

ルガルガン「ガウ!」

 

 

 

 

ほのか「ルガルガンも久しぶり。だいき君、それ何?」

 

 

 

 

だいき「実はさっきジャーバ博士と偶然会ってな。また旅する事伝えたらこれを俺とほのかにってくれたんだ。中身見たんだけどよ、カッコいい腕輪だぜ」

 

 

 

だいきは袋から一つ取り出してほのかに渡した

 

 

 

白い腕輪で真ん中に何かはめ込む部分がある

 

 

 

ほのか「本当だ。でも.....ここに何か入れられそうだよね。何だろ?」

 

 

 

 

だいき「ジャーバ博士は後々わかるって言ってたぜ。しかもれおんさん達を驚かせてあげて、とか。俺もよくわかんないけど、れおんさんに聞けば何かわかるんじゃないか?」

 

 

 

 

ほのか「なるほど。それもそうだね」

 

 

 

 

だいき「それにしても昨日突然れおんさんから連絡きてビックリだよ。結構バタバタしちゃったよな」

 

 

 

 

ほのか「そうだよね。れおん君ももう少し早めに教えてくれればよかったのに」

 

 

 

 

だいき「しかし、何でレイロウシティに集合なんだ?前みたいに迎えにきてくれると思ってた」

 

 

 

 

ほのか「確かに。何でだろうね」

 

 

 

 

だいき「まあいいや。それじゃあ行こうぜ!まずはハルヤタウンだな」

 

 

 

 

ほのか「うん。ハルヤタウンも懐かしいなー。デンチュラ騒動があったんだよね」

 

 

 

 

だいき「デンチュラ騒動?何だ?それ」

 

 

 

 

ほのか「だいき君はわかんないもんね。じゃあ向かいながら教えるね」

 

 

 

夜、ハルヤタウン ポケモンセンターの部屋内

 

 

 

だいき「大変だったんだなー。ぬしポケモンといきなり戦う事になったのか」

 

 

 

 

ほのか「そうなの。大きくてビックリしたし、たくさんのデンチュラばかりで凄かったんだよ」

 

 

 

 

だいき「俺が来たのは多分それより前だな。何も無く、普通にナブさんとバトルして終わったからよ。あ、観光はしたけどな」

 

 

 

 

ほのか「そっか。またナブさんとも会いたいな。私の事覚えてるかな?」

 

 

 

 

だいき「時間あるし、明日少し顔出してみるか」

 

 

 

 

ほのか「そうだね。それにしても、初めて来た時はれおん君と二人だっけど、今度はだいき君と二人なんだね」

 

 

 

 

だいき「俺なんて一人だったけどな。まあ、今はほのかがいるけど」

 

 

 

 

ほのか「一人で野宿してたんだよね?怖くなかった?虫とか」

 

 

 

 

だいき「俺は別に大丈夫だったぜ。ほのかみたいに暗い所が怖いわけじゃないからな」

 

 

 

 

ほのか「あ!馬鹿にしてるでしょ!」

 

 

 

 

だいき「可愛くていいと思うぜ」

 

 

 

 

ほのか「ふん!だいき君だって子どもっぽいって前にれおん君に言われてたの知ってるんだからね!」

 

 

 

 

だいき「れおんさんそんな事言ってたのかよ。もう子どもじゃないのに」

 

 

 

 

ほのか「あ、そろそろ寝る時間だね。喋りすぎちゃったみたいだし、寝ようか」

 

 

 

 

だいき「そうだな。また明日な、ほのか。おやすみ」

 

 

 

 

ほのか「うん。おやすみー」

 

 

 

 

 

 

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