次の日、ハルヤタウン
ハルヤジム前
ジム前にはナブが立っていた
ほのか「あ、丁度ナブさんがいる。ナブさーん、こんにちはー」
ナブ「んん?.....おお!ほのかちゃんか!それに、だいき君だったんだかな。久しぶりじゃな。どうしたんじゃ?」
だいき「覚えてたんですね。この街に久しぶりに戻ってきたんでちょっと顔見せに来ました」
ナブ「そうじゃったか。わざわざありがとのう。れおん君はどこじゃ?姿が見えんがのう」
ほのか「あ、今れおん君は別行動中なんです。レイロウシティで待ち合わせする事になってて」
ナブ「ほう、そうじゃったか。じゃが、子どもだけで大丈夫かの?コスモ団などという輩が最近暴れておったからのう」
だいき「ジムリーダーは流石に知ってますよね。でも、俺達だってコスモ団と少し縁がありましたし、れおんさんが旅してもいいって言ってるんで大丈夫ですよ」
ナブ「そうかの.....。そういえばほのかちゃんも知っとるあのデンチュラ達はコスモ団の仕業じゃったんじゃ。洞窟に謎の機械が設置されておっての。それで操られていたらしいんじゃ」
ほのか「そっか。確かにそれなら納得です。オアシティとかガーネシティでも似たような事あったんです」
だいき「……ほのかって結構ドタバタしてたんだな。俺なんて平和だったぞ」
ほのか「そ、そうなのかな?ほら、れおん君がいたから私も安全……だった時もあったよ」
ナブ「まあ、巻き込まれんように気をつけるんじゃぞ」
だいき「はい。ナブさんも頑張ってくださいね」
その時だいきの腕についていた腕輪にナブが反応した
ナブ「うん?その腕輪………」
だいき「あ、これジャーバ博士から貰ったんです。カッコイイですよね」
ほのか「そういえば、ナブさんの腕輪と似てるような……」
ナブ「なんと………。お主達、この腕輪を持っておるとは。この腕輪が何か知っとるかの?」
だいき「知らない。え?ナブさん知ってるの?」
ナブ「ああ、そうじゃよ。ほのかちゃんは一度見た事あるのう。それはメガリングと呼ばれる物じゃ。それを使って一部のポケモンのメガストーンという物をはめればそのポケモンを更なる進化、メガ進化をさせる事ができる」
二人「メガ進化!!?」
ほのか「嘘!!メガヘラクロスみたいになれるの!?」
だいき「それってこの地方には珍しいって言われてるやつじゃん!」
ナブ「そうじゃよ。ジムリーダーの中で使える者は二人。わしともう一人だけじゃ。しかも、トップトレーナーでも持っておらんやつもいるんじゃ。
じゃが、肝心のメガストーンが無ければ発動はできん。それに、メガ進化できるのは一部のポケモン達だけじゃ。と思っておったが、二人はそのポケモンを持っておったな」
二人「え?」
ナブ「ほのかちゃんはアチャモの最終進化バシャーモが、だいき君はキモリの最終進化ジュカインがそれぞれメガ進化する事ができる」
ほのか「えー!凄い!」
だいき「じゃあ後はそのメガストーンってのを集めるだけ!?」
ナブ「いや、大事なのは道具だけではない。そのポケモンとの絶対的な絆や信頼関係じゃ。お互いの気持ちを一つにさせなければメガ進化させる事はできんぞ」
ほのか「お互いの気持ちを……一つに、か」
だいき「結構難しそうだね。ポケモンの言葉ってわかんないからさ。まあ、気持ちが大事なんだ。いつか出来るようになるといいな」
ナブ「頑張るんじゃぞ。どれ、わしはそろそろジムに戻ろうかの」
ほのか「あ、ナブさん色々ありがとうございました!」
だいき「ありがとうございました!」
二番道路
ほのか「メガ進化……。私達が出来るのかな?」
だいき「きっと出来るだろ!俺はそう信じてるぞ!何たって俺とジュプトルは旅の最初の仲間だからな!」
ほのか「まあ、そうだけどさ。よくわかんないなぁ。気持ちを一つにってのがさ」
だいき「きっとこう、グワー!ってくるんだろ。それにまだまだ先の話だろ。それまでにもっと勉強しておけばいいんだよ」
ほのか「ふふ、そうだね」
だいき「あ、この先下りの洞窟だぞ。ほのか大丈夫か?」
ほのか「あ………。だ、だいき君掴まってていい?」
だいき「へへ、だと思った。まあ、大丈夫だぜ」
下りの洞窟
ピチョン!
ほのか「ヒィッ!!」
だいき「うおっ!ほ、ほのか……くっつき過ぎだろ。もう少し、離れてくれ」
ほのか「ええ!?酷い!めちゃくちゃ怖いのに!!」
だいき「(くそっ……。これはさっさと抜けた方がいいな。ほのかのためにも、俺のためにも…)」
ズバット達「ズバー!」
バサバサ!
ほのか「いやー!!怖いー!!」
霧の森
ほのか「ハァ……ハァ……。やっと出れた!!」
だいき「全くだ。こんなに疲れるとは思わなかった」
ほのか「あ、もう夕方だね。ここら辺でキャンプしようか」
だいき「だな。場所決めて準備してだから、今くらいからが丁度いいな」
その後、夜になり
だいき「おお!ほのかの作ったカレー美味いな!」
ほのか「えへへ、ありがとうだいき君。れおん君も美味しいって言ってくれたの」
だいき「俺も少しは出来るんだけどさ、大して美味しくなくてよ。ご飯が美味しいとやっぱりいいな!」
ほのか「ふふ、じゃあこれからはずっと一緒だから大丈夫だね」
だいき「え?そ、そうなのか?」
ほのか「あれ?違ったの?れおん君が旅をまたする時はだいきも誘おうって言ってたから一緒だと思ってた」
だいき「あー、なるほど。悪いけど、俺はほのか達にはついていかないよ。自分一人で行く」
ほのか「そ、そっか。まあ仕方ないよね」
だいき「あ……。お、落ち込ませてごめんな?でもよ、ほら。俺とほのかはライバルだからさ。手の内とか、戦法とかはあまり見られたくないんだ」
ほのか「ライバル……かあ。友達じゃ駄目なの?」
だいき「そりゃあ友達だ!でも、どうせならお互いを高め合った方がいいだろ?」
ほのか「確かに…」
だいき「だから俺は一人で頑張るさ。また街とかでほのかを待ってるからよ。そしたら、毎回とは行かなくてもバトルしようぜ。お互い成長してるか確かめるためによ」
ほのか「わかった!私もだいき君より先に着いたら待ってるね」
だいき「ああ!何かあったら連絡してくれよな」