ソラール提督がいく(改修中)   作:タータ/タンタル

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久しぶりにACVをやっていたが、やっぱりコレだな。
ボリュームがやばい。たーのしー。アハハ。



何?ボリュームならダークソウル2?



知らんな。


第二十一話

「ここで、沈むわけ…」

仲間が次々に沈んでいく。

まさしく、戦いにならない。

容易く砲弾や魚雷を避け、こちら側が不利なインファイトに持ち込んで来る。

そして奴らも簡単に沈む。

だがしかし、直ぐに次の相手が出てくる。

まるで機械のように、赤く光る目を輝かせ、冷たい声で呻く。

「排除」

ただ、それだけ。

 

ーーーーー

 

『鎮守府の停止』と『艦娘の解体』が発令されてから僅か一週間。

既に、アジア方面のいくつかのシーレーンは解放された。

こうして、新兵器が如何に強いかが証明され、艦娘を解体する風潮が強まった。

 

しかし、発表と共に総司令官が大本営へ反旗を翻した。

大本営に対する、反抗宣言を出した後、彼の率いる艦娘、彼の元に付いた提督やその艦娘達は消息を絶った。

 

こうして、提督や艦娘の存在は予定よりも早く、日本から消えることとなった。

彼ら、彼女らはただの人として、或いは反逆者として。

 

ーーーーー

 

「なぁ、ちょっと遊ぼうか」

突如現れた女性が目の前まできた大男を蹴り飛ばした。

ただ艤装は付いておらず、艦娘でもないようだ。

「…女の人?なんで海の上に…あ!」

背後に赤い瞳が輝く。

「退いてな。危ない」

背後の顔を掴み、勢いをつけて前方の海中に叩きつける。

強引に水面に叩きつけられたため、轟音と共に大きな波が生まれた。

「うわぁあぁあ」

「言わんこっちゃない。退くぞ」

手を引かれ、思いもよらない速さで進む。

まるで空を駆けるように、海上を進んでいく。

あの大男の集団も既に霞んできた。

 

ーーーーー

 

いつの時代もイレギュラーは存在する。

その時代の主役でない矮小な存在。

ただその中の一つに過ぎない。

だからこそ、足掻くのだ。

文字通り、何度も死んでも。

沈んでも。

 

ーーーーー

 

小さな小島の洞窟の前で焚き火をしている。

パチパチと音を立て、炎は暗い洞窟を照らしている。

「どうだ?心は、晴れたか?」

潜水棲姫改の涙としゃっくりが止まった。

「うん。ありがとう」

「そうか、済まないな、私に力が無くて」

「ううん。みんなと一緒だから怖くない。それに、お友達もいっぱい居るし」

「そうかそうか。なら良かった」

「ねぇ、やっぱりお姉さんって艦娘?」

「いいや、そうじゃないよ」

背後に二つ頭の怪物が出て来る。

「その艤装…戦艦水鬼?」

「さあね。私にも判らないよ」

「?ふーん」

白い肌にオレンジ色の炎が映り込む。

怖かった火がいつのまにか暖かく感じる。

「あれ?なんだか眠たい」

「はは、正気になれば眠くなるもんだ。しっかりと寝な」

「分かった」

そのまま、用意されていた寝袋に入る。

火の影になっている大きな身体はとても頼もしく思えた。

 

ーーーーー

 

答えを求めて。

 

 




オリ設定

謎の人物
戦艦水鬼の艤装を装備している。
ただし、肌は健康そうな色をしており、深海棲艦とは見えない。大柄。
援護した潜水棲姫改の他にも数十隻の深海棲艦を保有している。
あくまでも基地に向かう途中で休息を取っただけ。洞窟暮らしをするほど野生的ではない。


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