真・恋姫†夢想-革命- 世界の破壊者   作:サラザール

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今回から第二章へ突入します。あの男嫌いと大食い娘が出てくる内容ですね。


第二章
第5話 沛国の相


 陳留に来てから二週間が経とうとしていた。俺はいつも通り警備の仕事をしているが、今回は念入りにする必要があった。

 

<司>「ふん」

 

 俺は街のゴロツキたちに飛び蹴りをかます。

 

<ゴロツキA>「どわぁあぁあっ!?」

 

<ゴロツキB>「十二人の仲間が……こいつ、バケモノか!?」

 

<司>「誰が化け物だ。あいつらと一緒にするんじゃない……ったく」

 

 こんなもので怪人たちと一緒にはされたくない。最も仮面ライダーの強さは化け物並みの強さだがな。

 

<警備兵>「檜山(ひやま)さま! 西地区、異常ありません!」

 

 ゴロツキを倒した直後に警備兵が数人小走りで近づいてくる。

 

<司>「そうか。こいつらの身柄を拘束して牢にブチ込んどけ」

 

<警備兵>「はっ!」

 

 彼らに指示すると、倒れたゴロツキ共を縄で(しば)り始めた。

 

<司>「街の治安も少しは良くなったな」

 

 春蘭たちの手を借りているとはいえ、二週間も経ってから警備隊に入隊する人が増えたおかげでこちらへの負担は少し軽くなった。

 

<華侖>「あ、司っちー!」

 

 ゴロツキを連行する警備兵の背中を見送ると、今度は()(ろん)(しゃん)(ふー)がやって来る。

 

<司>「華侖、香風」

 

<華侖>「南地区の警備、終わったっす」

 

<香風>「東地区も終わったよ」

 

<司>「二人ともありがとう」

 

 どちらか一人が手伝ってくれるが、今日は二人に手伝ってもらっている。

 

<華侖>「そういえば今日ってなんで皆こんなにバタバタしてるんすか?」

 

<司>「朝儀で言ってただろ? (はい)(こく)(しょう)が華琳と話があるから来るんだって」

 

<華侖>「なるほど、そうだったんすね」

 

 この三国志の世界は漢王朝が支配する帝国。帝国とは、皇帝によって統制されてる国や州を収めている集合体のことをいうため、領地の中に国があってもおかしくはない。

 

 さらに相とは宰相で、国王の代理人ということだ。香風に聞けば王はいつも国にいるわけではないようで、こういった場合も相の役目のようだ。

 

 つまり沛国の相は陳留の近くにある街、(さい)(いん)に来ていてついでに話もあるから寄っていくねっということらしい。

 

 ちなみに沛国は豫州にある国で、最初に出会った三人組の賊がイマジンに追いかけられながら逃げ込んだ場所である。十中八九それと関係あるかもしれない。

 

<司>「確か賊はあっちで対処するって言ってたな……」

 

 こうして(えっ)(けん)を求めていることに何故かは分からないが、嫌な予感を覚える。

 

<華侖>「え? 何か言ったっすか?」

 

<司>「いや、なんでもない」

 

 俺は誤魔化して城の方へと振り向く。怪人関係なら黙ってはおけないが、面倒なことは持ち込むようなことはないだろうと心からそう願う。

 

<司>「こっちの(けい)()も終わらせたし、そろそろ戻るか」

 

<香風>「うん」

 

<華侖>「そうっすね」

 

 そう言って俺たちは華琳たちのいる城へと戻る。

 

 

 

 

 

<華琳>「秋蘭、(るー)(りん)。支度は?」

 

<柳琳>「もちろん、万全です」

 

<秋蘭>「滞りなく」

 

 城から戻って時間が経過した。他の皆も準備を終え、(はい)(こく)(しょう)を迎える時がきた。

 

<華琳>「結構。司、警備に抜けは無いわね?」

 

<司>「問題ない」

 

<華琳>「いいわ。あと、貴方と香風は会見に同行しなさい。警備の列の端に控えて、話を聞いていなさい」

 

 華琳も賊の件のことも考えていたようで、俺と香風が必要になると判断したのだろう。

 

<司>「了解」

 

<華琳>「とはいえ、謁見(えっけん)の間に来るのは後でいいわ。春蘭、廊下にも鎗輔が立てるところはありそう?」

 

<柳琳>「司さん、でしたらこちらへ」

 

<春蘭>「そうだな、柳琳のいる辺りなら良かろう。ただし、わたしたちの邪魔にならんようにな」

 

<司>「それはいいが、話を聞くだけなら、初めから謁見(えっけん)の間に並んでてもいいんじゃないか?」

 

<華琳>「立っていれば分かるわ。春蘭、客人が広間に入ったらこちらに司を連れてくるように」

 

 立っていれば分かる、か。何か考えがあるのだろう。

 

<春蘭>「承知致しました」

 

<司>「ならここか……ん?」

 

 俺は柳琳のいる列の端に並ぼうとするが、彼女の周りにいる兵士たちを見上げて硬直する。

 

<兵士>「…………」

 

 兵士たちの中でもムキムキの体格をした人たちばかりだ。しかも、立っているだけなのに妙な威圧感を放っている。

 

<柳琳>「どうかなさいましたか?」

 

<司>「いや、なんでもない。よろしくな」

 

<兵士>「…………」

 

 俺が挨拶をすると、兵士たちはこちらをちらっと見る。しかし俺からしたら睨んでいるように見える。

 

<文官>「沛国相・(ちん)(けい)殿、御到着!」

 

 文官の声を聞いて俺は列に加わる。そして長い城の廊下の向こうから、文官に先導されてきた侍女らしき女の子を連れた女性がその間を通り抜けながら進んできた。

 

<司>「…………」

 

 沛国の相も女性のようだ。もしかしたらこの世界の武将全員は女かもしれない。

 

 長い髪とドレスの裾を緩やかに流し、廊下を悠然と進む二人の女性。

 

 少しずつ近づいてくる陳珪に俺の向かいにいる兵士が生唾を呑み込む。

 

 俺自身は緊張していないが、彼女の(まと)う雰囲気が明らかに常人とは一線を画すものだと理解する。

 

<陳珪>「…………」

 

 そんな彼女は俺の服装と首から下げているカメラが珍しかったのか、俺の方へと視線を向ける。

 

<陳珪>「…………ふふっ」

 

<司>「っ!!?」

 

 微笑みかけられた俺の背筋に、ぞわりと薄ら寒いものが走った。今まで感じたこともない感覚だ。

 

 もっと深くて暗い……足元から絡みつき、粘り着くようなものを向けられたようで彼女に呑まれそうになる。

 

 恐らく華琳が立っているように言ったのはこういうことだと理解する。他国や他州の権力者はこういう奴らなのかもしれない。そして現在、都で権力を振り(かざ)す人はそれ以上なのだろう。

 

<陳珪>「…………」

 

 沛国の相は俺の前を通りかかって、ちらっと一瞬見てそのまま去って行く。その後を追うように兵士たちの威圧感に動揺した表情を浮かべていた侍女らしき女の子も付いていく。

 

 容姿が似ていることから、親子か姉妹かもそれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<華琳>「……()(しゅう)で賊が暴れているということは理解したわ。しかしそれは、既にそちらの問題ではなくて? (ちん)(けい)殿」

 

 俺が謁見の間に入った時には、華琳と(はい)(こく)(しょう)……陳珪の話は既に本題に入っていた。

 

 俺は(るー)(りん)の隣に立って二人のやり取りを聞く。

 

<華琳>「……そもそも私たちは、あの三人の賊を豫州との州境まで追い詰めていたのよ。それこそあと一歩のところで、そちらへと逃げられてしまった」

 

 その三人はイマジンに追いかけられていたが、今頃契約者にしているのかもしれない。

 

<華琳>「そして逃亡した賊の件はそちらに報告し、引き続き追跡の許可も求めたわ。……拒絶されたけれどね」

 

 華琳としては逃げられた事実は認めても、その非を認めるつもりはないらしい。まあそこで謝ったら、話は謝罪の方向へと行ってしまうだけだからな。

 

<陳珪>「重要な物を追っている情報を隠して?」

 

<華琳>「……どういう事?」

 

<陳珪>「(なん)()(ろう)(せん)の残した書物……太平要術の書、というそうね」

 

 どうやら陳珪は太平要術の書を知っているようだ。

 

<陳珪>「書物のことはこちらで調べさせてもらったけれど、それを追っていることを陳留から聞いていないと報告があったわ」

 

<華琳>「確かに盗まれた一番の品は、太平要術の書だったわ。けれどそれは、荘周の遺した貴重な古書というだけの話。盗品という点では、金の塊や錦の反物と変わらないわ。それとも豫州では、盗品の明細を作らなければ兵一つ動かせないと?」

 

<陳珪>「ふふっ。それはないわね」

 

<華琳>「それよりもこちらとしては、豫州の州境を越えて兵を動かせなかった事を問題にしたいのだけれど? 我が軍が領内で賊を捕まえられなかった非は……まぁ、認めざるを得ないわ」

 

 それについては俺にも責任がある。知らなかったとはいえ、あの三人を捕まえていれば太平要術も華琳たちの手元に戻っていたからだ。

 

<華琳>「しかしそちらで捕まえると言ったものを捕まえられなかったことに関しては、こちらに責任を転嫁される謂われはないのではなくて?」

 

<陳珪>「あら。ならば、同じことが逆の立場であったらどうするのかしら。豫州から逃げた賊を追うために、我々の兵が陳留へ踏み入る許可を求めたら?」

 

<華琳>「通す訳がないでしょう。その賊には、そちらでの罪の前に、我が領に足を踏み入れた報いを受けてもらう必要があるもの」

 

 二人にとっては挨拶なのだろう。しかし聞いているこちらとしては嫌な会話だ。

 

<陳珪>「ならば此度の件、(もう)(とく)殿は私たち豫州の兵があなたたち陳留の兵を通さなかった……そこが問題の全てだというのね」

 

<華琳>「ええ。我が領内から賊を逃がした報は、既にそちらには伝えたもの。更に言えば、責任を持って追跡するともね」

 

<陳珪>「なら……改めて、賊を逃がした責任を取ってもらう、と言ったら?」

 

 不敵な笑みを浮かべる陳珪に、華琳は訝しげな表情をする。

 

<華琳>「……責任? 報を伝え、こちらの申し出を断っておいて……先ほども言ったはずだけれど、既にそれはそちらの問題でしょう」

 

<陳珪>「身内の恥を晒すようで何だけれど……残念ながら、豫州には陳留ほどの精兵を持つ郡はわずかなの」

 

 話の方向が変わってきたようだ。

 

<陳珪>「今、その賊は豫州に散在していた他の賊を取り込んで、小さな廃城を根城にしているわ。規模は数百か、千に及ぼうとしている……といったところかしら」

 

<華琳>「……初めから我々に追わせておけば、指で数えられる程度で済んだものを。三人を追えというだけならまだしも、そうなる前に手を打たなかった事はこちらの責任ではないわよ。それを曲げて頼むというなら、相応の態度というものがあるのではなくて?」

 

<陳珪>「ふむ、まあ、どうしてもと言うなら、頭を下げても(ねや)で尽くしても構わないのだけれど……」

 

 嫌な空気になったのを俺は感じ取った。というかそんな話は耳が腐るからやめてほしい。

 

<陳珪>「私としては、正直、どちらでもいいの。あなたが動いても、動かなくても」

 

 陳珪は今でも廊下にいた時と同じ穏やかな笑みを浮かべている。

 

<陳珪>「ただ、一度逃がした賊を再び捕らえる機会をあげようと思っただけ。……孟徳殿が、こちらに賊が逃げた報を送ってくれたようにね」

 

<華琳>「…………」

 

<陳珪>「孟徳殿の助けが借りられないなら、我が豫州の東方、(じょ)(しゅう)にいらっしゃる(とう)(けん)殿に礼を尽くすという手もあるし……ここから更に北上して、(なん)()の……何と言ったかしら。今頭角を現しつつある、(じょ)(なん)(えん)氏筆頭の……」

 

 その時だった。さらりと口にした陳珪の一言に、華琳が思わず息を飲んだのは。

 

<華琳>「……まさか。(えん)(しょう)を頼るにしても、南皮から豫州に兵を入れるなど……どうするつもり」

 

<陳珪>「あの辺りの相や太守には色々貸しがあってね……済陰に寄る前にあちこち足を伸ばして、既に話は通してあるの。まだ袁紹殿ご自身には持ちかけていないけれど」

 

<華侖>「あちゃー。袁紹の名前が出てきたっすよ」

 

 すると華侖が呟いた。

 

<司>「どういうことだ?」

 

<柳琳>「袁紹さんとお姉様とは、旧知の仲なんです」

 

<栄華>「ただ、お姉様とはあまり仲が……」

 

<司>「なるほど……大体分かった」

 

 つまり陳珪さんは華琳が賊を対処しなければ、仲が良くない袁紹の軍を頼るわけだ。しかも今回の件もチクるというゲスいな事もするという脅しも掛けている。

 

<陳珪>「いずれにしても、太平要術の書は取り戻すつもりなのでしょう? 今なら、貴女たちに優先的にさせてあげると言っているの」

 

<華琳>「…………」

 

<陳珪>「…………」

 

 長い沈黙の中、それを破ったのは華琳だった。

 

<華琳>「……いいわ。同盟を組んでくれるのなら、引き受けてあげる」

 

<陳珪>「ふふっ。そう言ってくれて嬉しいわ」

 

<華琳>「それと、遠征に掛かる費用はそちらに出してもらうわ。賊を千人も余分に退治してあげるのだから、当然よね?」

 

<陳珪>「…………」

 

 陳珪は華琳の金額面まで入れた要求にさすがに面食らったようだ。やがて小さく息を吐いて承諾した。

 

<陳珪>「……ええ。その条件で結構よ」

 

<華琳>「半月保たせなさい。それで、その賊とやらは一人残らず駆逐(くちく)してあげるわ」

 

<陳珪>「準備に半年掛かると言われなくて助かったわ。こちらも州内の根回しをもう少ししておきたいから、その時点で改めて遣いを送るわ」

 

 どうやら終わったようで、華侖は息が詰まってたのかふぅーと息を吐く。

 

<陳珪>「さて、なら私は帰るわ。今日は実のある話が沢山出来て光栄だったわ、曹孟徳殿」

 

<華琳>「あら、会食の支度をしておいたのだけれど」

 

<陳珪>「申し訳ないのだけれど、辞退させていただくわ。……戻ってすべき事が、山のようにあるの」

 

<華琳>「そう……。そういえば、その子は?」

 

 華琳は陳珪の隣にいる侍女のことを聞いた。

 

<陳珪>「ああ、この子は私の娘よ。見聞を広めさせるために同行させたの。……喜雨(すぅ)、ご挨拶なさい」

 

<陳登>「……性は(ちん)、名は(とう)、字は(げん)(りょう)と申します」

 

 陳登と名乗った少女も二人のやり取りを前にして居心地が悪かったようだ。形式に沿ってはいたが、どこかぶっきらぼうな物言いでそう名乗り、ぺこりと小さく頭を下げてみせる。

 

<華琳>「陳元龍……最近、沛の米や麦の生産が大幅に増えた話を聞いた時、その名が出てきたわね」

 

<陳珪>「あら、お耳が早い。この子は政事よりも、そちらの方が好きなようなのよ」

 

<陳登>「……土と水は、正面からちゃんと向き合った者には誠実に答えてくれるから。腹の探り合いも化かし合いもないし、その方がずっと気楽だよ」

 

 ズバッと言ってくる陳登。こういう性格のようで、空気を読んだ上でわざと言っているようだ。

 

<陳珪>「娘の非礼をお詫びするわ、曹孟徳殿」

 

<華琳>「構わなくてよ。それよりもその知識、いつか私の所でも役立てて欲しいものね」

 

<陳珪>「あら。それは人質ということかしら?」

 

<華琳>「まさか。同盟国を相手にそんな無粋な真似はしないわよ。正式な依頼よ。我が陳留にも、これから手を付けなければならない土地がそれこそ山のようにあるの」

 

 ここに来てから分かったことだが、優秀な人材がいるなら自分の配下にしたい傾向がある。

 

<華琳>「沛で振るった手腕を生かしてくれると光栄だわ」

 

<陳登>「……考えておくよ」

 

<陳珪>「そうそう、一つ言い忘れてたことがあったわ」

 

 すると陳珪さんは何かを思い出したような表情を浮かべて口を開いた。

 

<陳珪>「最近、各州で未確認生物が目撃されているのだけれど、例の賊が入ってきた時にも見かけたそうなの」

 

 やっぱりその話になったか。

 

<陳珪>「気を付けておいてね。その者たちは砂でできた異様な怪物のようだから」

 

<華琳>「ええ。頭の隅に入れておくわ」

 

 そして二人は改めて頭を下げ……静かに、謁見の間を出て行く。

 

 

 

 

 

<陳登>「……なるほど。本当に、手入れがいがありそう」

 

<陳珪>「あら。あれだけ含みのある言い方をしておいて、もうこちらに来る気になっているじゃない」

 

<陳登>「……ボクは母さんとは違うよ。考える必要があるから、考えるって言っただけ。含んだりなんかしてない」

 

<陳珪>「そう。……けれどあの(そう)(もう)(とく)という子、噂に聞くよりずっと自制の効く子だったわね。(えん)家の名を出せば、もう少し楽にこちらの誘いに乗ってきてくれるかと思ったのに……」

 

<陳登>「…………」

 

<陳珪>「おかげでこちらの仕込みが台無しだわ。もっとも、これなら……ふふっ」

 

<陳登>「……そういう所が嫌いなんだよ。政治家って」

 

<陳珪>「それはそうと……」

 

<陳登>「どうしたの?」

 

<陳珪>「廊下で見かけたあの子……」

 

<陳登>「あの子?」

 

<陳珪>「ええ。桃色の何かをぶら下げた男の子よ」

 

<陳登>「そういえば居たね。……その人がどうしたの?」

 

<陳珪>「あの子……何者かしら?」

 

<陳登>「どういうこと?」

 

<陳珪>「何故かは分からないけど、どうしても気になるのよ。私の勝手な推測だけど、さっき話した怪物の件と関わりがありそうと思うの」

 

<陳登>「え?」

 

<陳珪>「天の御使いという可能性は低いわね。管輅(かんろ)の予言が正しければ、(ゆう)(しゅう)に現れると聞いたのだけれど……」

 

<陳登>「天の御使い……そういう人は本当にいるの?」

 

<陳珪>「分からないわ。けれど、どこか只者では無さそうな雰囲気だったわ。彼のことも調べる必要があるわね」

 

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