モテる為に異世界転生してヒーロー目指すわ‼ 作:自己顕示欲MAXマン
前回は本当に評価と感想ありがとナス!!
やっぱり評価バーが赤色だと嬉しい!ウレションでた!!(出てない
俺の中で緑谷ちゃんの可愛さが上がってきてしまっている……
とうとうこの日が来てしまった。
何の日かって?雄英高校の実技試験日だ。
筆記試験は予想以上に手ごたえがあった。これも全てトガちゃんと摩花、そして『愛美印の雄英高校過去問+対策と傾向』と言うとんでもねぇアプリを作成してくれた愛美さんのおかげだ。
もうドンピシャの場所しか出なくて実は雄英のPCハックしたんじゃないかと一人で震えてた。実際に愛美さんに質問してみると「ふふっ、いくら私でもそんな事しないわ」と微笑んでいた。……ホントぉ?
「トガさん、リードが歩きにくそうだから離れた方が良いと思うよ?」
「そうですか?今まで『全く』言われた事ないので大丈夫だと思います」
「……ふ~ん。いままでね……」
んで、今は緑谷にトガちゃんに摩花の四人で雄英高校へ向かっている所だ。
時間には余裕をもって向かっているので何かあっても大丈夫だ。
「そうだよねぇ、トガさんがくっついても自己主張が少ないもんねぇ」
「……どういう意味ですか?」
「いや、どこがとは言わないけど……ほら、僕って少し大きいからくっ付くと、ね?」
「…………」
あのさぁ。
確かに何かあっても遅れないように早めに集合しようって言ったのは俺だ。でも、身内でトラブル起こそうとするのはやめちくり~壊れちゃ~う(俺の精神が)
言わせてもらうが、緑谷は緑谷の良さ、トガちゃんはトガちゃんの良さがあるんだからそんな事で険悪にならな―――
「リードは黙ってて」
「凌空君は黙ってて」
「アッハイ……」
俺を挟んで目線でけん制していた両者の視線が俺に集中する。
試験前にズボンとパンツ履き替える事になったらどうする気だ。
「まさかトガさんや相場さん以外にも彼女がいるなんて知らなかったよ」
摩花がいつもの目を細めた笑顔で近づいてくる。その理論だと俺は三股かけてる事になるが、お付き合いは誰ともしてないぞ。
あと、あんまり近づくと威嚇されるから気をつけろよ。
「いやいや、動物じゃないんだからそんなことある訳―――」
「「シャーーー!!」」
摩花が冗談交じりで俺の肩を後ろから叩こうとした瞬間に、緑谷とトガちゃんが標的を変える。
摩花は瞬時に手を引き「何もしてませんよ~」と言うアピールなのか、空を見ながら鳴らない口笛を吹く。相変わらずの大根役者ぶりだな。
しかし、道に三人並んで歩いていると幅を取り過ぎだな。と言うか、俺の服の裾を掴んで緑谷が離れているから余計に幅を取っている。
「緑谷、別に袖を持つ事が悪いってわけじゃないんだが、道に広がりすぎてるからもう少しこっちに寄ったらどうだ?」
「えっ!?」
俺の問いかけに対し、顔を赤らめモジモジと指をいじりだす緑谷。
って、あだだだだ!なんで脇腹抓るんですかトガちゃん!?……いや、そんな恨めしそうに「ムーッ!」とか頬を膨らませて言われてもうわ可愛い。
「だって……この前海岸で会った時はトレーニングの気持ちになってたし、普通に話した時にはいつもの珍獣の姿だったし……その、素のリードと明るい所で話したりくっ付くのは恥ずかしくて」
は?ピュアかよ。
待て待て、君散々「リードじゃなきゃヤダ」とか「思い出を作ろうと思って」とか言いながら押し倒してきたりしたよね?滅茶苦茶してきてるよね?珍獣の時にはまたぐらに顔突っ込んでましたよね?
少なくとも今、目の前にいる緑谷はゲームで言うなら恥ずかしがり屋の大人しいヒロインって感じだ。
普通に可愛いなチクショウ!
「へ~、ワタシに離れろって言ったのはそういう理由だったんですね~」
トガちゃんがニヤーっと口角を上げる。そして俺の右腕に絡ませていた腕を解き、そのまま手のひら同士を合わせ指を絡める。いわゆる恋人繋ぎをしてくる。
緑谷が声にならない悲鳴を上げているのを横目に、空いた左手を俺の左の腰に添えさらに密着してくる。
……これは恥ずかしい!!待って!待ち合わせ場所で緑谷と出会ってから急に手を繋いで来たのにも驚いたけど、そこからエスカレートして腕組になったのも正直恥ずかしかった。なのにコレはイカんでしょ!イカんでしょ!!
「それは許せない!いますぐリードから離れろーー!!」
「離れるのはソッチです!凌空君は渡しませんーー!!」
「ギエエエェェェェ!!?」
唐突に始まる綱引き合戦。もちろん綱は俺。
昔にこういう話がある。大岡裁きと言うんだが、簡単に言えば子供の親を主張する母親が二人いて、どちらが本当の母親かを決める為に子供の手を二人の母親が持ち、引き合うというものだ。
で、結論は「子供が痛がる事を本当の親がするはず無い」って事で先に手を離した母親に子供を預けるって話があるんだが……。
「リードおおぉぉぉ!!」
「凌空君んんんん!!」
「お……オーエス、オーエあががががが!!」
この二人は一向に離す気配がない。試験前に負傷してリカバリーさんのお世話になるのはヤダー!
「道の真ん中でジャマだ!!」
「へぶっ!」
俺の背中が誰かに蹴飛ばされる。その勢いで俺が地面にうつ伏せに倒れると、さっきまで両手を掴んでいたトガちゃんと緑谷も俺に覆いかぶさるように倒れこむ。重いとか痛いの前に柔らかいって感想が正直なところです。
二人から抱きかかえられるように起こされ後ろを見ると、爆豪勝己がそれはそれは不機嫌そうな顔で立っていた。
「あ、顔面スニーカー網目痕マン」
「網目はテメェのせいだろうが!ぶっ殺すぞ!!」
トガちゃんがケラケラと笑いながら爆豪を指さして言う。その隣では緑谷も口元を押さえて噴き出すのを隠しているが肩がプルプルと震えている。
その姿が気に入らず般若の様に目を吊り上げ激怒する爆豪。だが、俺の目線は爆豪の後ろにいる摩花に向いていた。
その顔はいつもの細められた胡散臭い笑顔ではなく、少し目を開き、無表情で爆豪の後姿を見ていた。
「ハッ!試験前から両手に女はべらせてずいぶん余裕そうじゃねぇか!一人は頭の悪そうな女に、もう一人は無個性の糞ナード。そんな二人組の中心に地味でチビの陰キャモブ男。ピッタリの組み合わせだなァ!」
地味でチビの陰キャモブ。略してJCB…では無いですね。
ぶっちゃけどうでもいい。悪口や嘲笑は前世で文字通り浴びるほど受けてきた。今更この程度の言葉で怒り狂って「野郎ぶっ殺してやあぁぁる!」とはならない。が、トガちゃんと緑谷を馬鹿にするのは話が変わってくる。
俺は緑谷とトガちゃんよりも一歩前に出て爆豪と相対する。
「俺の事は何とでも言ってくれ。全然刺さらん。だがな、緑谷とトガちゃんの悪口は撤回しろ。そもそも、お前は緑谷に言うことがあるんじゃないのか?緑谷のお陰でお互いにヘドロのヴィランから助かることが出来た。お礼の一つくらい―――ッ」
俺が全てを言い切る前に爆豪が俺の胸ぐらを掴もうと動く。しかし、その手が届く事はなかった。
爆豪の伸ばした手は緑谷がガッチリと掴み、トガちゃんはいつの間にか爆豪の背後に回り首に爪を当てるように手を添えていた。……あの、そんな事頼んでないのでおやめください。
あとハイライトさん帰ってきて(懇願)
「僕も同じ気持ちだよ。僕の事は何だって言えばいい。だけど、リードを馬鹿にする事は許さない」
「何もわかってないアナタが凌空君を蔑むのは許しません」
爆豪は緑谷とトガちゃんの動きに一瞬目を見開くが、すぐにいつもの不機嫌そうな表情に戻り緑谷の手を払う。そして、まだ手を退けようとしないトガちゃんとのにらみ合いが始まる。
一触即発の雰囲気の中『パチーン!』と乾いた音が響いた。
「まぁまぁ、こんな所を雄英の教師に見られたらそれこそ試験前に失格だよ。ここはお互いに何もなかった事にしようじゃないか」
音の正体は摩花の指パッチンだった。……あんなめっちゃ響く爆音の指パッチンあるか?心臓がバクバクしてるんだが。
トガちゃんがゆっくりと手を退け一歩下がると、爆豪は大きな舌打ちを一つ落として肩を怒らせながら去って行った。
「悪い、二人の事を言われてカッとなった。……らしくないな」
摩花に頭を下げて謝る。中身が大人なんだから「ハハッワロスw」とでも言って流せばいい話だった。
しかし、顔を上げると摩花がいつものニヤケ面で大げさに話し始める。
「らしくない?むしろ逆さ。自分よりも友達の悪口に怒る姿は想像通りだったよ。君と言う人間を如実に表しているよ。……まぁ、彼に憤りを感じているのは僕も同じだけどね」
ゾクリと背筋を冷たい物が走る。摩花の目線は爆豪の歩いて行った道へ向けられている。
表情こそ変わらないが、摩花が静かに怒っているのを俺はその日初めて見た。
試験の説明についてはカットだ。正直、転生者の俺からすれば漫画と説明はさほど変わらなかった。……ひそかに恐れていた試験内容が別物になるってイレギュラーが無くて本当に良かった。
ざっくり説明すると十分間の市街地戦でポイント制の敵を倒しまくれって事。巨大敵も予定通り出現するみたいだ。まぁ、俺には関係ない話だがな。
ちなみに、原作では緑谷が飯田からブツブツ煩いと注意を受けるシーンがあったと思うが、今回はグルグル眼鏡をかけた黒髪ツインテの女の子が注意をされていた。
「しかし、愛美さんが親父にこんなの頼んでたなんてなぁ」
俺は今、白を基調としたヒーロースーツに身を包んでいた。首から真っ直ぐ下に赤色のラインが伸びており、股関節に沿って二股に分かれ、腰側にラインが回っている。また、左右腹部と背中側にも斜めに四本の紺色のラインが入っている。ちなみに、素材は俺の毛だ。
……珍獣の毛だからね!毛根を生贄にするほど体を張る気はない!
実技試験の三日前になって愛美さんからこれを渡された。俺の父さんがサポートアイテムの会社に勤めているのは知っていたが、まさか息子の為にスーツを作ってくれるなんて……と、感動したのもつかの間、これは愛美さんが自分のお金で父さんに発注依頼を出したものだと言う。
羽毛自体は一度だけ毛がどれ位の期間で伸びるのか実験の為にカットした事があったのでそれを送ったらしい。
カットした毛は変身し直したら元通りだったが、未だに緑谷に毟られていた頭頂部は薄い気がしてならない。
スーツ自体の性能は伸縮自在って感じだ。珍獣になるたびにヒーロースーツが脱げてたんじゃ話にならないからな。後は、もともとの性能である耐熱・耐寒・耐刃・耐衝撃・防水と、ある一定のレベルまでなら万能の力を発揮する。強くね?
「ありがたいけど、俺からは何もお返しできそうにないです」
と愛美さんに言うと―――
「私が凌空さんにプレゼントしたかったの。お返しは、雄英高校の合格通知を貰って喜ぶ笑顔がいいわ!」
と満面の笑顔で言われた。……ホレてまうやろ!!
自分のスーツの経緯を思い返していると、カツカツと手に持った杖で床を軽く鳴らしながら摩花が現れる。
「お待たせ。トガさんや緑谷さんはまだみたいだね」
「女の子は着替えに時間が掛かるもんだからな。しかし、お前の格好は俺と違って鮮やかだな」
摩花は魔術師の様なローブを羽織り、杖を持って現れる。こいつヒーローと言うかコスプレイヤー臭いんだが。
ローブは鮮やかな淡い青色に、色とりどりの花びらの刺繍が施された見たらわかる高いヤツ!で、杖に関しては先端は鉄の様になっているが全体的な材質は木製の様だ。上部は丸形になっており、中央には大きなベルが取り付けられ、周りには蝋燭の芯の様な物が複数生えている。
「お待たせしました!」
「ごめんね、遅くなっちゃった!」
遅れてトガちゃんと緑谷も合流する。
緑谷は学校指定のジャージ、トガちゃんに至っては制服のままだ。
ヒーロースーツやアクセサリー等は値段がピンキリになるから本来は学校に入学し、学校と提携しているサポート会社に要望を出し作るものだからな。
俺と摩花がおかしい……いや、この時点でフル装備の摩花が一番おかしい。
「わぁ~!摩花君の衣装すっごく綺麗だね!!花びらを刺繍にしてるって事はそれに関する個性なの?でもそれだと杖の用途が何かわからない。先端が鉄製って事は武器として使用する事も想定してるって事かな。重さを少しでも緩和するために木製にしているのはわかるけどそれだと上の部分を丸形にしてしまうと重心のバランス的に突きの際に使いづらいよね。じゃあ、そもそもの僕の考えている杖の用途が武器ではないってこと?それもそうか、そうじゃないとベルの理由がつかないし、周りに付いている蝋燭の芯の様な部分も―――」
「凌空君止めてくれないかい!?目つきも含めて物凄く怖いんだけども!!」
あ~、そういえばそんな性格でしたね。
チラリと時間を確認すれば会場集合の二十分前だ。
思い返せば前世ではこういった大会なんて出た事なかったな。さらにはロボットと戦うんだもんな。
……あぁぁぁぁ!イカン、急に不安になってきやがった!!誰でもいいからオラに元気ぃ分けてくれぇ!
「凌空君、緊張してるんですか?」
「あー、そうらしい。面接と筆記試験は全然大丈夫だったんだが、戦闘となるとなぁ……」
社会人やってりゃ面接も打ち合わせも機会なんて幾らでもあったからな。
震える手を見ながら握ったり離したりを繰り返す。
大丈夫だ、俺だってやれる事をやってきた。その成果は目隠れロリ神様とのイベントの後にも実感できてたじゃないか!
目を瞑り何度も自分を鼓舞するも心臓の音は落ち着く様子が無い。
「大丈夫ですよ!」
俺の手が優しく包まれる。目を開けると、満面の笑みを浮かべるトガちゃん。
「凌空君と一緒にワタシも摩花も頑張りました!凌空君の頑張りをワタシ達は知っています。そして、ワタシ達の頑張りも凌空君は知ってますよね?」
「……俺の頑張りに関しては忘れたくても忘れられないよ」
手合わせと称して背後に回られたトガちゃんに何回チョークでオトされたか……。
目を開けるたびに膝枕されてて、笑顔のトガちゃんと目が合う。で、また手合わせしてオトされるの繰り返し。
無限ループって怖くね?
「凌空君はワタシと摩花が試験に落ちると思いますか?」
「いや、受かるだろうな。確実に俺よりは可能性がある」
「なら大丈夫です!」
どゆこと?
「凌空君はワタシ達が受かると思ってます。その受かると思われているワタシ達も凌空君は受かると思ってます。何も心配する事ないです!!」
これはもしかして『お前を信じろ!俺が信じるお前を信じろ!』ってニュアンスのヤツか?男前すぎん?
トガちゃんが手を放し、ピョンと一歩後ろへ下がる。
「えへへ」と少しはにかみながら、緊張を感じさせない無邪気な姿は妖精のように軽やかだと思った。
「みんなで合格してタコパしましょう!行ってきますね!」
手を振りながらスキップで自身の会場へと向かっていく。あの様子だとトガちゃんが一番危なげなく受かりそうだな。
「トガさんの言う通り、僕達は君の努力を知っているから何も心配していないのさ。僕の事務所に君を誘うためにも、こんな所で躓かないでおくれよ?」
摩花は一つウィンクをすると、杖で音を鳴らしながら去っていく。
……アイツは何で歩くだけで人の視線を集められるの?相変わらずのイケメンだな一割くれ。
っと、あとは緑谷―――
「……何してんの?」
「リードが緊張してるって言うから!ハグはストレスを軽減するって言うから!」
後ろを振り返れば両手を広げ、顔を真っ赤にして目を瞑ったまま立っている緑谷がいた。すしざんまい?
と言うか、よく見れば羞恥だけの肩の震えじゃないな。明らかに俺よりこいつの方が緊張してるだろ。
「そう言いつつ、今はお前の方が緊張してるんじゃないのか?」
「……アハハ、こういった事には鋭いよね。なんで朴念仁なの?」
誰が朴念仁じゃ。俺ほど人の機微に敏感な……なんか以前にもこんな事言わなかったっけ?
っと、俺の事より今は緑谷か。どうしたもんか。こういう時はご褒美があるといいとか聞くな。
「んじゃ、お前も合格してたらタコパに呼んでやるよ」
「いいいい良いの!!?」
おわぁ!どんな食いつき方だ!
さっきまでのしおらしさなんて感じさせない超速の接近。俺じゃなきゃ見逃しちゃうね。
「そんなに嬉しいもんか?女子で集まってパジャマパーティーとかクリパとかするんじゃないのか?」
俺のこの発言に緑谷は肩を落とす。え、そんな不味いこと聞いた?
「出来る訳ないよ。小学校から中学校まで爆豪君に絡まれてる女子だよ?他の女の子なんて怖がって近づいてこないよ」
あー(察し)
確かにあんな奴が付きまとうような人とは話しにくいよな。女子ならなおさら怖いよなぁ。
「爆豪君が全部悪いわけじゃないんだけどね。僕だって授業が終わったらトレーニングと勉強の為にすぐに帰ってたし、自業自得の部分もあるんだ。だから、誘われて凄く嬉しいんだ……」
……これは原作でも当てはまってるのかもしれないな。
原作の緑谷君も同級生で仲のいい友達がいるなんて描写が無かった。流石に一人や二人は仲のいい友達くらいはいるはずだもんな。……ま、俺には居なかったんですけどねー!
むしろ人は集まるけどいつも嘲笑の対象でしたからねー!いやー、人気者ってツライネー!
俺は今も俯いている緑谷の頭をワシワシと撫でる。
最初こそ肩を跳ねさせたが、俺が撫でていると分かった途端におねだりする犬の様に頭を押し付けてくる。
「緊張は解けたか?」
「……うん!今ならなんだってできる気がする!!」
手を離すと名残惜しそうに瞳を潤ませてきたがこれ以上は駄目だ。思ったより可愛すぎて俺が駄目になる。
緑谷はニコッと笑うと自分の会場へと駆けだす。
途中で振り返り「リードもタコパにいないと意味ないんだからね!」と手を振られた。
あれだな、何度も言うけど俺は本当に恵まれてるな。だからこそ―――
「うっしゃあ!!どんとこい仮想敵!俺の血と汗と涙と血尿の結晶見せてやるぜ!!」
心臓の鼓動は、今も落ち着かない。
だけどこの鼓動は緊張とは違う。
みんなの思いによる高揚感が俺を会場へと走らせた。
モチベの維持が下手糞だから書き溜め出来ないの致命的なのでは?
皆さんの感想と評価でこのSSの更新は成り立っております。