今回は漸く弾幕ごっこ編、サブタイは皆大好き上位アマツマガツチのクエスト名から。Fの方だと文字数制限のせいでクエスト名の読点が省かれてたりします。
嵐に打たれる霊峰。その頂上にて、三人の少女が睨み合っていた。片や紅白の巫女服と白黒の魔女服をそれぞれ着た二人の少女、片や白い着物の様な服を靡かせその年端も行ってない身に不釣り合いな巨大な角と尾を生やした少女。言わずもがな霊夢、魔理沙、そして風披靡の三人である。互いに睨み合って動かない三人の思っている事は意外にも一致していた。
(((この微妙な空気どうしよう…)))
どういう訳か、時は少し遡る。
魔理沙の「黒幕は山頂にいるのが定番」と言う根拠のない言葉に乗った霊夢は魔理沙を置いて山頂に向かって一直線に飛んでいた。因みに魔理沙は後から付いてきた。
「霊夢、今日はいつもより速いな」
「そう言うあんたこそ、私より速いくせに何で合わせてるのよ」
「それは霊夢が着くよりも先に私が元凶をぶっ倒しても良いって事か?」
「へぇ…随分と舐められたものね、弾幕勝負じゃいつも私の圧勝なのに」
「なにおぅ、この前のは結構接戦だっただろ」
「あら、そうだったかしら」
「こいつめ…」
と、そんなやり取りをしながら頂上に着いた二人は直ぐに座り込んでいる黒幕っぽい雰囲気の少女を見つける、仮に黒幕じゃなかったとしても見かけた妖怪は片っ端から叩き潰すのが彼女達のやり方なので逃れられる術はないのだが。
「おーい、そこの白い奴ー」
「…………」
「……おーい」
「…………」
霊夢が呼び掛けてみたものの、少女はブツブツなにか喋るのみで微塵も反応しない。聞こえてなかったのかなと魔理沙も声を掛けるが全く同じだった。
「……もしかして寝てるとかないよな?」
「何か言ってるからそれはなさそうだけど……ちょっとー」
「わひゃあ!?誰じゃお主ら!」
「博麗霊夢。この異変を解決しにきたのよ」
「同じく霧雨魔理沙だ」
「博麗…と言うことは今代の巫女はお主なのか」
霊夢に肩を揺すられ漸く反応した少女に対して自己紹介をした二人。霊夢をみてほぉーと何か納得した様な表情を浮かべた後にそっちの白黒は知らんが、とばっさり切り捨てられるて魔理沙はあからさまに不機嫌そうな顔になる。取り敢えずと起き上がった少女は二人と向き合う。
「妾は天津風披靡、お主らが探していた異変の主犯じゃ」
「ほぉ、なら話は早い」
「そうね……所で、さっきは何で反応しなかったのよ」
「さっき?」
「何で私達が呼んでたのに反応しなかたのよ」
「それは………っ!?」
「わわっ」
自己紹介を終えた風披靡に霊夢が率直な疑問をぶつけると、途端に顔を赤くして両手で顔を覆ってしまった。
「……どの位前からいたのじゃ?」
「あんたが反応した少し前よ」
「妾が何しておったか知ってるか?」
「いいえ、何かブツブツ言ってるのは聞こえたけど…」
「……い者」
「あん?」
「…無礼者ーっ!」
「えぇ!?」
「人のプライベートを覗き見する何て無礼じゃ!失礼じゃあ!破廉恥じゃぁー!」
風披靡、キレた!!確かにプライベートな事情を知られるのは誰だって嫌だが、これに関しては完全に風披靡が悪いので文句を言えた口ではないだろう。
「そんなん知ったこっちゃないわよ!第一あんたの事呼んだって言ったわよね私!」
「………へ?まじ?」
「うんマジ、あんた全然話を聞いてなかったのね」
「あー……それは…すまんの、うん」
「え、あ、うん」
「「「…………………」」」
沈黙、只々沈黙していた。話をしていた二人も、それを静聴していた魔理沙もこの微妙な空気にだんまりせざる負えなかった。その後は「そういえばこれ最終決戦だったな」と思い出した三人がキリッとした顔付きになるも、さっきの後でどう話を切り出せば分からず睨み合ったまま時間が更に経った。傍から見れば高度な心理戦を繰り広げてるかのようなその空気を打ち破るべく一人の少女が口を開く。
「……弾幕勝負、始めてもよいかの?」
「あ、うん…」
「あ、あぁ…」
「……この嵐を止めたくば妾を倒すほかないぞ!全力でかかって来るがいい!」
「「……えぇ!(あぁ!)」」
かくして終わらぬ嵐を止めるべく立ち上がった二人の少女の最終決戦が始まるのであった────。
閲覧ありがとうございました。会話をしてたら急に微妙な空気になって黙る事ってありますよね。次回で漸く弾幕勝負編です、作者の文才のなさが溢れ出るので過度な期待は駄目ですよ。
感想でも言われたので聞いてみたいのですが、この小説に「チート」のタグを付けるべきでしょうか、風披靡ちゃんがどの位強いかに関しては感想の方で書いてるのでそっちを参考にさせて貰うとして、皆さんの意見が欲しいです。答えてくれると幸いです。取り敢えず期間は10日までにします。
タグにチートを付けるべきか
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付けるべき
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付けなくていい
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その他(感想で書いてください)