忍にとっては何気ない一日。
皆にとってはかけがえのない一日。
朝。狭い部屋の中で目が覚めた。
地元青森を離れ東京で一人暮らし。
「トップアイドルになる為」
飛び出してきたのだ。
一人で寂しくないのか、って?
大丈夫。あの頃(上京したて)は寂しかったけど
今は心強い味方がたくさんいるんだもん!
一日の予定を確認する
今日は事務所で打ち合わせとレッスン、夕方に深夜番組の収録
毎週月曜日はいつもこの予定である。
時間は朝7時。朝食を作る
今日は淡泊に焼き鮭と納豆ご飯。と、リンゴ。
リンゴは余るほどある。
実家はリンゴ農家だ。栄養分には困らないのが良いところである。
8時。まだまだ打ち合わせまで時間があるので
勉強に励む。
学生の本業は勉強なのでこっちも疎かにはできない。
特待生で入り奨学金を貰っているのでこれは絶対に欠かせないのだ
9時。身支度をする。
東京に出てきてからというものオシャレを根本的に見直して
少しは都会人らしくなったと実感する。
それでも美嘉ちゃんや加蓮ちゃんには遠く及ばない。
10時。電車に揺られ事務所へ。朝ラッシュではないのでそこまで
電車は混んでいない。しかし地元と比べるとえらい混みようである。
こんな中毎日通勤する社会人(特にP)には頭が上がらない。
10時15分。事務所に着いた。この346プロダクションは老舗の芸能事務所ながら
アイドル部門が出来たのはつい最近とのこと。
私が運よく入れたのもそういうことなのかもしれない。
アイドル部門のフロアは11階から15階と広々取られている。
11階フロアがいつも皆が休憩や打ち合わせを行うフロアだ
部屋の扉を開く。
穂乃香「あっ忍ちゃん!」
穂乃花&柚&あずき&P「お誕生日おめでとう!」
という声と同時にクラッカーの音が鳴り響いた。
そう。今日は3月9日。私工藤忍の誕生日なのだ。
柚「あれれ?どうしたの忍チャン?」
あずき「ドッキリ大作戦成功しちゃったかな?」
あれ?どうしてだろう
涙が出てくる
穂乃香「あれっ!?忍ちゃんどうしたんですか!」
驚きと嬉しみのあまり泣いてしまった。
皆がぎゅーっとしてくれた。
勿論Pもぎゅーっとしてくれた。
…
あれ?これギルティーなのでは?
そんなことは置いておいて
今は皆の優しさに身を委ねた。
そう。東京に来てから忘れていたものを思い出したのだ。
親の温もり、いや人の優しさというものを全て思い出した。
しかし…控えめに言ってこの友人たち(フリスク)は最高である。
今年こそは総選挙でシンデレラになるとより強く誓った。
必ずCDデビューしてやるってね。
だから皆!応援してね!
30分で書いたからめっちゃ雑。