ギャラクシーエンジェルⅡ ~失われた英雄と心に傷を負った天使~   作:ゼクス

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「ふぅー、参った。流石に死ぬかと思った」

 

 カレーショップの焼け跡の前。

 救助隊に助け出されたカズヤは毛布を掛けられながら、用意してくれた椅子に座り込んでいた。

 あの後、カズヤ本人も正確な時間が分からない間、大型の冷蔵庫の中で火事から難を逃れた。

 一緒に入ったカルーアとちとせは途中で気絶してしまい、今はレスキューワゴンの中で容態を見て貰っている。

 

「カズヤー!」

 

「ん?」

 

 聞こえて来た声に顔を向けて見ると、ナノナノとリコ、そしてランファが走って来ていた。

 

「シラナミさん!」

 

「カズヤ!」

 

「や、やぁ、皆。無事で何より……」

 

「何言ってんですか! もう駄目かと思ったんですよ!! うわぁぁぁ~ん!」

 

「リ、リコ……」

 

 目の前で大泣きするリコに、カズヤは心配させた事への申し訳なさを感じた。

 実際、危機的状況にあったのはカレーショップに居た人々の避難誘導をしていたリコ達よりも、店の中に残ったカズヤ達の方だ。

 

「無事で良かったのだ」

 

「皆には心配をかけたね……そうだ! あのチンピラはどうなったの?」

 

「そいつだったら捕まえて警察に引き渡しておいたぜ」

 

「アニス」

 

 遅れてやってきたアニスが説明した。

 

「いよぉっ! 救助隊の奴らから聞いたぜ。冷蔵庫ん中でしのいだんだってな。おめえ、素質あるぜ!」

 

「素質? なんのさ?」

 

「トレジャーハンターさ! どんな時でもあきらめねぇ! 第一条件だぜ!」

 

「ははは……そいつはどうも……」

 

 素質があると言われても困るような職業に、カズヤは愛想笑いを浮かべるしかなかった。

 其処で周囲を見回していたランファがこの場に居ない三人について尋ねる。

 

「マジョラム様とミモレット、そしてちとせはどうしたの? 無事なんでしょ?」

 

「はい。三人とも無事です。あそこのレスキューワゴンの中に居ます。ただミモレットは煙のせいで気絶したんですけど、カルーアは冷蔵庫の中で酷く怯えて震えていて何時の間にか気絶していたんです。それでちとせさんは……」

 

 電気が消えた冷蔵庫の中で半狂乱になって暴れたちとせを思い出したのか、カズヤは顔を俯かせた。

 その様子で察したのか、ランファは顔を暗くしながら口を開く。

 

「そぉ……アンタ。あのちとせを見たのね」

 

「……はい……とても悲しそうでした」

 

「ちとせが紋章機に乗る訓練をしているって聞いたけど、無理よ。だって、あの子の心の傷は深すぎるんだから……もう二度とあの子は一人じゃ飛べない」

 

 実を言えばランファは後でちとせと二人だけで会話をする時に、訓練を止めるように説得するつもりだった。

 幾ら医師であるモルガンが傍に居ての訓練とは言え、その程度の事で心の傷を深く抉る行為に等しい訓練を続ければ、何れちとせ自身が壊れてしまう。

 ただでさえ自らの意思で限界ギリギリの場所に立ち続けているのだから、これ以上の無理をランファは見ていられなかった。

 

(馬鹿タクト!? 何で戻って来てるのなら、すぐにちとせに会いに来ないのよ! 再会したら覚悟して起きなさいよね!)

 

 そうランファは、もしかすれば今も何処かの宇宙にいるかも知れないタクトへの報復を心に誓った。

 

(ちとせさんの方もだけど、カルーアも様子がおかしかった。一体どうしたんだろう?)

 

 今はレスキューワゴンの中で眠っているカルーアの事も心配しながら、カズヤは事情聴取の為かやって来た警察の相手を始めるのだった。

 ……何時の間にか、ちとせ、カルーア、ミモレットが乗るレスキューワゴンの中に周囲から人が消えている事に気が付かずに。

 

 

 

 

 

 レスキューワゴンの中では救助されたちとせ、カルーア、ミモレットがベットの上で寝かされていた。

 不思議な事に診断をするべきレスキュー隊員の姿が無かった。そんな中、外で話し声が聞こえたかと思えば、ワゴンのドアが開き、黒いフードを被って姿を隠した誰かが入って来る。

 

「ゴホ、ゴホ、やれやれ……。ちょいと魔石を持たせすぎたかねぇ……煙たくて仕方がないよぉ……」

 

 言いながら黒いフードを被った何者かは、ベットの上で眠るカルーアの下へと歩いて来る。

 

「おやまぁ……こんなに汚れちゃって……」

 

 ベットの上で眠るカルーアの姿は弱々しく、その上に火事の影響で衣服や髪、肌に煤がついて汚れていた。

 そんなカルーアの姿を見られて嬉しいのか黒いローブの何者かは肩を震わせている。

 

「う、うう~ん……ミモレットちゃん……」

 

「公認A級魔女も形無しだね……くくくくくっ」

 

 笑いながら自らが被っている黒いフードを持ち上げて顔を晒す。

 その顔は以前カルーア達の前に敵として現れた女。『ディータ』だった。

 

「フフッ、まんまと私の策に嵌まったね」

 

 ルクシオールの次の行き先は、間違いなく『マジーク』だと察したディータは一足早く潜入していたのだ。

 元々『マジーク』の出身者である潜入するのは簡単であり、しかも『マジーク』内部にはディータの協力者がいる。

 その協力者達の手も借りて、この火事騒ぎを起こし、レスキュー隊員に成りすました協力者の手を借りてこうしてまんまと憎い相手であるカルーアの前に立ったのだ。

 

「消毒用のアルコールはこれか……さぁ、匂いをお嗅ぎ……」

 

 手に持ったアルコールの瓶をカルーアの顔に近づける。

 するとアルコールの匂いが条件を満たしたのか、カルーアはもう一人の自分であるテキーラに変身した。

 

「んっ……」

 

「テキーラっ……」

 

 苦々しい声と共にディータの顔が憎悪に歪む。

 ディータは自分から公認A級魔女の称号を奪ったカルーアも憎いが、それ以上に試験の時に『マジーク』出身でもないのに勝負で敗北させたテキーラを更に憎んでいた。

 

「今この場で殺してやるのは簡単だけど、それじゃあ、あたしの気が治まらない。だから、我慢してやるよ……その代わり思う存分仕込ませて貰うかねぇ……くくくく……」

 

 暗く陰湿に笑いながらディータは無防備なテキーラに呪いを掛けようとする。

 普段ならばともかく、疲弊し切って意識も朦朧としているテキーラに呪いへの抵抗力は無い。

 

(あんたに掛ける呪いは、『愛する者が出来た時にその相手を自分の手で殺す呪い』。愛する者を自分の手で殺す絶望に打ちひしがれるがいいさ!)

 

 そうディータが憎悪に満ちた顔をしながらテキーラに呪いを施そうとしたところで……。

 

「ううぅ~ん……」

 

「っ!?」

 

 別のベットの上で眠るちとせに気が付いた。

 まさか、起きたのかとディータは警戒するが、ちとせの目は閉じたままだった。

 

「……驚かさないで欲しいねぇ……全く邪魔が入って集中が……待てよぉ……」

 

 改めて呪いをテキーラに施そうとしたところで、ディータはフッと何かに気が付いたように手を止めてちとせの顔を見つめる。

 

(この女の顔、何処かで? そうさ! ヴェレル様から頂いた資料の中に会ったルクシオールに居る優秀な研究者の女じゃないかい!?)

 

 事前にディータは敵であるルクシールの事を調べていた。

 最早ディータには後がない状況。故に徹底的に相手側の事を調べた。その中には勿論、元『ムーンエンジェル隊』であり、優秀な研究者であるちとせの情報もあった。

 

(確かこの女は大層なトラウマ持ちらしいね……)

 

「……くくくくっ!」

 

 何かに気が付いたようにディータは笑った。

 その顔は酷く憎悪に歪んでいる。彼女は気が付いたのだ。

 憎い相手であるカルーアとテキーラを、更に苦しませて絶望させる手段を。

 そしてディータは呪いを掛けた。テキーラの目の前で烏丸ちとせを悪夢に堕とす恐るべき呪いを。

 

 

 

 

 

 ルクシオールのブリーフィングルーム。

 カズヤ達は其処で街で起きた火災の顛末を司令官であるレスターに報告していた。

 

「カルーアさんの方は火災などの要因で、精神的にかなりのショックを受けたようです。ちとせさんの方はその……」

 

「其方の方は大よそ察しがついているから、それ以上は話さなくていい」

 

「はい。レスキュー隊員に運ばれたお二人は、医務室にてモルデン先生の診察を受けています」

 

「他に報告は?」

 

「はい、ランファさんなんですが、一度大使館に戻られました。ご自分の仕事が終わったら、此方に来るそうです。司令に宜しくとの事です」

 

「ご苦労。他に報告はあるか?」

 

「僕らからは以上です」

 

「私からもです」

 

『……』

 

 ナノナノとアニスも報告する事は既に終えていたのか無言で頷いた。

 

「全員、休暇中に大変だったようだが、一先ず無事で何よりだ。今回の騒動についてはマジーク側が担当するから、連絡があるまで休んでいてくれ」

 

 背後関係など気になる点はあれど、事が起きたのはマジーク内での事。

 巻き込まれたにせよ、部外者のレスター達には捜査をする権利は無い。

 この場は一先ず解散と思ったところで、レスターのクロノクリスタルから通信が届く。

 

『ブリッジよりクールダラス司令へ』

 

「レスターだ」

 

『ランファさんがいらしていますよ』

 

「噂をすればか』

 

『それとランファさんと一緒にマジークの代表の方が一緒に来られています』

 

「なに?」

 

(えっ!? マジークの代表の人までランファと一緒に!?)

 

 予想もしていなかった相手の来訪に連絡を受けたレスターだけではなく、カズヤを含めたルーンエンジェル隊に面々も驚く。

 

「分かった。ランファと一緒に、その方もブリッジに案内しておいてくれ。俺もすぐにブリッジに向かう」

 

『了解しました』

 

 返答と共に通信が切れた。

 通信が切れたのを確認したレスターは、カズヤ達を見回しながら口を開く。

 

「ミーティングは終わりだ。各自自由にしてくれて良いぞ」

 

「司令、僕もブリッジに行って良いですか?」

 

「あっ、私も!」

 

「ナノナノもだ!」

 

「お、俺も行って良いか?」

 

 全員がマジークの代表の相手が気になるか、レスターに同席を希望した。

 

「……分かった。だが、相手はマジークの代表としてランファと一緒に来た方だ。くれぐれも失礼のないようにしろ。特にアジート」

 

「俺かよ!?」

 

「お前が一番心配に決まっているだろうが」

 

 その言葉にカズヤ達は苦笑を浮かべ、一行はブリッジへと向かった。

 

 

 

 

 

「あっ! ランファさん!」

 

 ブリッジに来てみると、既に其処にはランファが来ていた。

 リコの声が聞こえたのか、ランファは振り返って微笑んだ。

 

「直接会うのは久しぶりね、レスター」

 

「ああ、そうだな。火事の件は報告を聞いたが、お前も方も元気そうで何よりだ」

 

「アレくらい何ともないわ。そうそう新しいエンジェル隊の新人。結構やるわね。中々に的確な指示だったわよ」

 

「そうか」

 

(うわぁっ! 何かちょっと嬉しい!)

 

 自身を誉めてくれるランファに、恥ずかしさに嬉しさも混じったこそばゆいものをカズヤは感じた。

 

「それで此方の方がマジークの代表の方よ」

 

 ランファは言いながら身体を横にずらした。

 その先に居たのはとんがり帽子を被り、ローブを着て杖を持った老婆だった。

 

「あ、貴女は!?」

 

 老婆の顔を見たレスターは目を見開いて驚いた。

 代表と言うからにはそれ相応の役職の相手が来る事は予測していたが、今目の前にいる人物はレスターの予測していた役職よりも上の人物。

 

「お久しぶりですね、クールダラス殿」

 

「キャラウェイ氏!?」

 

(ええっ!? この人があのマジークの長でカルーアの師匠でもあるキャラウェイさんだって!?)

 

 予想を超える人物の来訪に、カズヤ達も騒然となった。

 

「先ずこの度はマジークで其方の隊員の方々が火事に見舞われてしまった事を、深くお詫びいたします」

 

「いえ、其方に関しては全員命に別状はありませんでしたので……それにしてもまさか、貴女が通信ではなく直接此方に来られるとは思っても見ませんでした」

 

「ええ、そうでしょう。此方も今起きているクーデター問題だけならば、貴方方を警戒して通信で会談をするつもりでした……ですが、他ならぬ『()()』が関わる話もあるのならば、直接お会いしなければなりません」

 

『っ!?』

 

 キャラウェイが口にした『()()』。

 それは『ファントムシューター』の背後にいると思われるタクト・マイヤーズが口にした『()()()()()()』と繋がる言葉。

 

「やはり、何かご存知なのですか!? 『ゴースト』!? いえ、『()()()()()()』と呼ばれた『ファントムシューター』に関してマジークは!?」

 

「っ……そうですか。やはり残って、いえ、ずっと動いてくれていたのですね。()()()()()()()、先人達が遺してくれていた『()()()()()』が」

 

 キャラウェイは顔を俯かせながら、手に握る杖に力を込めて身体を震わせた。

 其処には並々ならぬ葛藤が感じられ、レスター達はキャラウェイが落ち着くまで待つしかなかった。

 

「申し訳ありません」

 

「いえ、それでお話していただけますか? 『ファントムシューター』に関わる事を?」

 

「ええ、勿論。ですが、お話し出来ることはそう多くありません。何故ならば『()()』に関わる詳しい事情は、長い時の流れによって多くが消失してしまい、今ではこのマジークの魔法院の私を含めた数名が口伝で概要を知っているに過ぎないのです」

 

『っ!?』

 

 告げられた事実にレスター達は息を呑んだ。

 漸く待ち望んだ謎の紋章機である『ファントムシューター』に関わる情報を得られると言うのに、肝心の情報の多くがマジークから失われいたという事実。

 だが、同時に『EDEN』出身のレスター達は身に覚えがあった。

 

(覚悟はしていたが、やはり『白き月』のように情報の多くが失われていたか)

 

 レスター達の故郷である『EDEN』宇宙にある『白き月』と『黒き月』。

 本来この二つの月は、エデンと言う星が創り上げた戦略シュミレーションも兼ねた兵器工場だった。

 しかし、本来ならば互いに争い合い、その果てに勝利した側の月が敗北した側の月を吸収し、より最適な兵器工場へと進化する筈だったのにもかかわらず、肝心の『白き月』の方が長い年月を経てしまった影響でその事実が失われてしまい、『黒き月』をコアを残して破壊してしまったのだ。

 そう言った経緯もレスター達は経験していたので、マジークの『ファントムシューター』に関わる情報の喪失は納得出来たが、やはりショックは受けずにはいられなかった。

 

「先ず私達は『ファントムシューター』と呼ばれる物自体の事は知りません。あくまで『()()』に関わること……そう、嘗てこのマジークには一人の予言者が遺した予言。『()()()()()』がありました」

 

「『()()()()()』……なるほど。『ファントムシューター』の背後にいる相手は、『()()()()()()』と言っていました……同じ『()()』と言う言葉が関わっている以上、どう考えても同じ類の事に繋がっていると見るべきでしょうね」

 

「その通りです。『禁断』の始まりは、私達マジークの予言者が『()()()()()』を詠みあげてしまった事だったと伝えられています」

 

「その予言とは一体何なんですか?」

 

 思わずランファは口を挟んでしまった。

 限られた情報かもしれないが、其処から『ファントムシューター』に関わる何かに繋がるかも知れない。そうなれば『ファントムシューター』の背後にいる者。

 タクト・マイヤーズが何をしようとしている分かるかも知れないからだ。

 レスター達も期待するようにキャラウェイを見つめるが、彼女は苦悩するように顔を俯かせた。

 

「……本当に申し訳ない。詳しい予言の内容は私達にも分からないのです」

 

『っ!?』

 

「言い伝えによれば、『禁断の予言』が詠みあげられた後、当時の高名な魔女と魔法使い達は予言の対処の為にマジークを離れてしまい、その隙をつくようにマジークは悪しき魔法使いの一族に支配されてしまったのです」

 

「では、もしやその政変の時に……」

 

「はい。愚かにも『禁断の予言』を彼らは消失させてしまった。そして時空震が起きてしまい、マジークを離れていた高名な方々も行方知れずになってしまったのです」

 

(アレ? 今の話変だぞ)

 

 話を聞いていたカズヤは疑問を覚えた。

 

(マジークを離れていた高名な魔女や魔法使いの人達は、何で自分達の星の危機に駆け付けなかったんだろう?)

 

 自らの故郷の星が支配されたとなれば、必ず何かしらの動きを見せる筈。

 だが、今のキャラウェイの話からはその者達が故郷の危機を駆け付けた話は無かった。

 

「一つ訪ねますが、マジークを離れたと言う高名な方々は星の危機に駆け付けなかったのですか?」

 

 同じ疑問を覚えたのか、レスターがキャラウェイに質問した。

 

「詳しい事は分かりません。ですが、恐らくマジークよりも『禁断の予言』の対処の方を彼らは優先したのでしょう」

 

「自分達の故郷の危機よりも、不確かな予言の方を優先したと言うのですか!?」

 

 信じられないと言うようにレスターは驚愕した。

 それはブリッジにいる誰もが思ったのか、顔を困惑に染めていた。

 レスター達が『EDEN』宇宙で戦ったのは、偏に故郷であるトランスバール皇国を護る為。皇国の危機となれば駆け付けて戦った。

 だからこそ、信じられなかった。自らの故郷の危機よりも、予言の対処を優先したと言う過去のマジークの高名な魔女と魔法使い達の行動が。

 それは『NEUE(ノイエ)』出身であるカズヤ、ナノナノ、アニスも同じだった。

 

「私にも当時の彼らの気持ちは分かりません……ですが、『禁断の予言』が伝えられている概要どおりだとすれば、彼らの行動も少なからず理解出来るのです」

 

「……どのような概要を伝えられているのですか?」

 

「『禁断の予言』の概要は、私達にこう伝えられています……()()()()()

 

『っ!?』

 

「過去の予言者は予言してしまったのです。何れ訪れる()()()()()を」

『無限回廊の鍵』で登場のロゼルの役割

  • リコに接近
  • ちとせに接近
  • 別ヒロインと結ばれる
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