ギャラクシーエンジェルⅡ ~失われた英雄と心に傷を負った天使~ 作:ゼクス
青い空。白い砂浜。
空との境が分からない程に広がる広大な青い海。照り付ける輝く太陽。
それを目の前に海パンを履いたカズヤは感動に打ち震え、自分以外今は誰もいないホッコリ―の誇るアロマビーチに立ちながら叫ぶ。
「海だぁ!!!!!」
ザブンっと、カズヤの叫びに負けない程の大きな波の音が鳴った。
(いやぁ、本当に来ちゃったよ……ホッコリ―随一のアロマビーチに! 良いのかなぁ~? 良いよねぇ~)
自分達だけ先に休暇はと考えていたカズヤだったが、こうしてビーチに着てしまうと嬉しさと感動が止まらなかった。
周囲を見渡せば、カズヤとリコが訪れた場所は、プライベートビーチ的な場所なのでカズヤ一人しか今のところは居ない。
(人もいなくて、なんて言うか、此処は……天国ぅ!! そうだ此処は天国に違いない!!)
「天国バンザーイ!!」
――ザブゥン!
再び大きな波音が鳴った。
その音にも感動をカズヤが覚えている中、砂浜を歩く足音が聞こえて来た。
「シラナミさん!」
「ん!」
聞こえて来た声にカズヤは振り向く。
其処には天使と勘違いしてしまう程に可憐な少女が立っていた。
綺麗なオレンジ色の髪には何時もと違う髪飾りが付けられている。着やせするタイプだったのか、制服の上からでは分からなかった大きめの胸を覆っているのは左側に花飾りがついたオレンジのビキニ。
下はスカート状になったフリルが沢山あって、右側の腰の部分に花飾りがついた水着を穿いている。
余りのリコの綺麗さを前にカズヤは先ほどまでの様子と打って変わり、呆然としながら呟く。
「はぁ~……、て……天使だぁ……」
「はい?」
いきなりのカズヤの発言にリコは訳が分からず面をくらったような顔をした。
「あっ! い、いや、なんでもない……その……可愛いね……よ、良く似合ってるよ……」
「あ、あんまり見ないで下さい……恥ずかしいです……」
(無理! ビーチ最高!!)
ただでさえ気になっている相手だというところに加え、水着と恥じらうその姿にカズヤは内心で叫んだ。
とは言え、余りジロジロ見ていてリコの気分を悪くするのは嫌だったのか、顔を赤くしながら海の方に目を向ける。
『……………』
無言の沈黙が少し続いた。
互いに意識しているのは明白で、何から切り出せば良いのかカズヤとリコは分からない様子だった。
「に、荷物の方は?」
「は、はい。借りたコテージに置いて来ました」
二人が宿泊する為に借りたのはホテルではなくコテージだった。
せっかくのホッコリ―全施設が無料となるスペシャリティパスを持っているのだから、これを機会に高級ホテルをと最初は考えないでもなかったが、カズヤとリコは隣同士のコテージを選んだ。
(せっかくリコと二人っきりなんだから、ホテルよりも隣同士のコテージの方がなんて理由で選んだって、リコが知ったら……)
(シラナミさんと二人で過ごしたいから、コテージの方が良いなんて選んだ事を知られたら……)
((は、恥ずかしくて言えない(ません)!!))
傍目から見れば互いを完全に意識しあっているのは明白なのだが、誰もいないビーチの上にカズヤとリコは揃って顔を逸らしているので気付けなかった。
「な、なんか、こう……何して良いか分かんなくなちゃったね……はははっ……」
これが普通のビーチだったら出店など買い物などに誘ったりして気を紛らわせる事も出来たのだが、カズヤとリコが今居るのはプライベートビーチ。
二人しかいない場所なのだから、当然普通のビーチであるようなものは何もなかった。
普通に泳ぎに誘うべきかとカズヤが悩んでいると、先に何か思いついたのかリコが顔を上げる。
「じゃあ、波打ち際を追いかけっこしますか!!」
「えええっ!? そ、そんなベタな……」
若い男女が海の浜辺を一緒に走って追いかけっこする。
定番と言えば定番だが、普通のビーチでは他の人がいて出来ない。だから、この機会でとリコは笑顔を浮かべながら言う。
「せっかく二人だけのビーチなんですよ。二人でしかできないことをしましょう! えい!」
カズヤをやる気にさせる為なのか、リコは海水を手で掬って浴びせた。
「うっわぷっ! しょ、しょっぱぁーー!」
「鬼さん、こーちらー!」
笑顔で手を叩きながらリコは誘うように明るい声を出した。
「よーし! 待てぇー!!」
カズヤもやる気が出たのか、先を走るリコを追いかけていく。
「あはははは! 私、結構足速いんですよー!」
「僕だって、足には自信があるかなー!」
「負けませんよー!」
「負かすぅー!」
「きゃぁー!」
「うぉー!!」
何時の間にか二人は本気で追いかけっこを始めてしまった。
遊びではなく、マジな走りで二人は波打ち際を走り続ける。途中プライベートビーチと普通のビーチの境を示す看板があったが、夢中になっていた二人は気が付かずに境を超えてしまう。
忘れてはいけないがリコとカズヤは軍人である。普通の人よりも体力も力もあるので、簡単には息切れする事は無い。
「あら~、アレはもしかして~?」
「にっ? アレは、まさか?」
波打ち際で上がっている砂煙を海を泳いでいたある人物とその使い魔は目撃する。
砂煙を巻き上げるほどに速く走る二人だったが、やはり照り付ける太陽の熱さの影響で体力が奪われて行き次第に息が荒くなっていく。
「はぁ! はぁ! はぁぁっ!」
「フゥ! フゥ!」
「リ、リコォ!」
「は、はひぃ~!」
「幾ら! なんでも……! そろそろ! 止まらない!?」
何時の間にか遊ぶよりも追いかけっこそのものが目的と成っていることに気が付いたカズヤは、息を荒くしながら先を走るリコに提案した。
「そう……! です…! ねっ……!」
リコも限界だったのか、カズヤの提案を受け入れて足を止めた。
漸く止まる事が出来たカズヤは、両手を膝に置いて汗まみれになりながら荒い息を吐く。
「プハァッ! ハァ! ハァッ!」
「フゥ! フゥッ!」
「何で…、こんなんなるまで……走っちゃったんだ…、ろうね…?」
「まったく……です……」
勢いに駆られたとしか言えないが、海で遊ぶよりも全力疾走で体力を消費してしまった二人は傍目から見ると馬鹿に見えてしまう。
「でも……なんか気持ち良いね…」
「はい……艦内のランニングマシンで走るとは……大違いです」
「ははは……」
「ふふふ……」
少なくとも普段できないような事が出来た事で、カズヤとリコは満足感のようなものを感じて笑顔を浮かべていた。そんな時、一際強い波がリコの足に襲い掛かる。
「きゃっ!」
普段ならば何ともなかった筈だが、全力疾走の後体力消費の影響もあって足が波に捕らわれてしまう。
「あっ! 危ない! 捕まって!」
このままではリコが海に引きずり込まれてしまうと、カズヤは慌てて手を伸ばす。
「わっ! わっ!」
リコは差し出された手を慌てて掴む。
カズヤはリコを支えようとするが、体力を失っていたのはカズヤも同じであり体勢が崩れてしまう。
「うったたたた……!」
ドサッとカズヤはリコを押し倒すような姿勢で砂浜に倒れてしまう。
幸いにも両手は確りと砂浜についていたので、完全に押し倒す事は無かったが……。
『っ!』
ある意味では完全に押し倒すよりも不味い姿勢になってしまった。
カズヤの真下にはリコがいて、リコからすれば真上にカズヤの顔がある状態。
『………』
互いに胸がドキドキと高鳴るのを感じる。気になっている相手の顔と身体が目の前にある。
「シ、シラナミさん……」
「リ、リコ……」
顔を真っ赤に染めて互いの名を呼び、カズヤが胸の奥から沸き上がって来る衝動に身を任せようとした瞬間……。
「あらあら~」
「大胆ですに~」
『っ!?』
聞き覚えるある声が聞こえて来て、ガバリとカズヤは慌ててリコから離れた。
リコもすぐにカズヤから離れ、二人が声の聞こえて来た方に向けて見ると、案の定其処には知っている相手が二人いた。
『カルーア(さん)!? ミモレット(さん)!!』
「はぁ~い~」
「どうもですに~」
緑のビキニにパレオを腰に巻いたカルーアと、必要なのか不明なのだが、丸い身体に海パンを穿いたミモレットが宙に浮かんでいた。
「ど、どうしてカルーアとミモレットが此処に?」
まさか、カルーアとミモレットもアロマビーチに来ているとは思っていなかったカズヤが、慌てながら質問した。
「海を泳いでいましたら~、何だか波打ち際の方で砂煙が舞い上がっていましたので、気になって来てみたら~」
「にひひっ、カズヤとリコが居たですに~。いや~、二人とも大体でしたに~。まさか、こんな
「えっ?」
「あ、あの、此処はプライベートビーチじゃ?」
「に? 何を言っているんですに~?」
「此処は普通のビーチですよ~。ほら~、周りを見て下さい~」
言われてカズヤとリコは恐る恐る周りを見回す。
すると、少し離れた場所で自分達を眺めてヒソヒソと話をしている水着姿の観光客と思わしき人達が居る事に気が付いた。
「まぁ、大体ね、あの二人?」
「もしもあの金髪美人が止めなかったら、そのままシテいたんじゃないか?」
「い、幾ら海で開放感があるからって、其処まで!」
「クソッ! あの男が羨ましいぜ! 金髪美人と知り合いの上に、あんな可愛い子を押し倒すなんて!」
((……境を超えてた(ました)!!!!))
追いかけっこに夢中になって何時の間にかプライベートビーチと普通のビーチの境を超えてしまっていた事に、漸くカズヤとリコは恥ずかしさの余り顔を真っ赤にして俯く。
「あ、あの~、まさか、プライベートビーチの方にお二人はいたんですか~」
「どんなだけ走ってきたんですかに~!? 此処からプライベートビーチと普通のビーチの境まではかなり距離があったはずですに~!」
「い、いや、その、何というか……」
「つ、つい走るのに夢中になってしまって……」
改めて自分達がしてしまった事に気が付いたカズヤとリコは、顔を真っ赤にしながら砂浜に正座して顔を俯かせる。
「そ、それよりもカルーアとミモレットもアロマビーチに来ていたんだね」
「はい~、私、運動は苦手なのですが、泳ぐのは好きなので~、せっかくですからホッコリ―随一のビーチを堪能してみようと思いまして~」
「そ、そうだったんですね」
納得がいく説明にリコは曖昧に笑いながら頷いた。
「そ、それじゃあ、せっかくだから僕は何か皆の飲み物でも買って来るよ!」
「あ! はい! お願いします!」
「まぁ~、助かりますわ~。丁度喉が渇いて来たところでしたから~」
「わちしの分も頼むですに~」
「うん。分かった」
それぞれ飲みたい物を聞いたカズヤは、リコ達から離れて出店の方に歩いて行く。
(いかんいかん。危うく理性がすっ飛んで、公衆の面前で大変な事をしですか所だった。ちょっと、頭を冷やそう)
他の事を考えるつもりでいながら、カズヤは砂浜を歩いて行く。
(それにしてもまさか、カルーアとミモレットまで来ていたなんて……結構、カルーアってリコと同じで着やせするタイプ……じゃなくて!?)
女神のような整ったカルーアの水着姿を思い出してしまったカズヤは、意識を切り替えるつもりでパンっと頬を叩く。
「全く早く頭を冷やさないと」
「何故頭を冷やすのだ?」
「いや、それはちょっと……って!? ええっ!?」
またもや聞き覚えのある声に振り向いてみると其処には、大胆な白いビキニ姿のリリィが片手にスイカを抱えて立っていた。
「リリィさん!?」
「そうだ。なんだ、カズヤもアロマビーチに来ていたのか?」
「ええ、まぁ……」
答えながらカズヤはリリィから思わず視線を逸らす。
リコとカルーアの水着姿も凄かったが、リリィの水着姿も凄いとしか言えなかった。騎士として鍛えているから無駄な肉は付いておらず、スレンダーでいながらも出るところは確りと出ている。
女性でも思わず見惚れてしまうのではないかと思えてしまうリリィのスタイルの良さを直視できず、カズヤは視線を逸らしながら気になった事を質問する。
「と、ところでリリィさん? その抱えている物は一体?」
「これか。これは先ほどノボリを持った商人から買った『
「冷たくて甘い野菜? ……ああっ! もしかしてそれってスイカですか!?」
「なんだ知っていたのか?」
「はい。パテシェの修業の最中に使った事があります」
「そうか。私は残念ながら目にした事が無かったのでな。気になって思わず一玉購入してしまったのだ」
「結構大きいですね」
「うむ」
リリィが抱えていたスイカはかなりの大きさで在り、どう考えてもリリィ一人で食べるには少々キツそうだった。
「そうだ、カズヤ。此処であったのも何かの縁だ。一緒にスイカ割りをしないか?」
「スイカ割りですか?」
聞き覚えの無い行ないにカズヤは首を傾げた。
パテシェの修業で使った時は普通にカットしたので、スイカ割りと言う遊びをカズヤは知らないのだ。
「これを売っていた相手から聞いた話だと、『
「え~と、棒を持って目隠しをして三回その場で回り、周りの人達が出す指示に従って歩いて砂浜に置いたスイカを棒で叩いて割る」
「楽しそうだろう? だが、生憎と一人でビーチに来てしまったのでな。スイカ割りは諦めて食べようと思ったのだが、丁度カズヤが居たのを見て誘ったのだ」
「面白そうですね。あっ、でも実は今僕、リコとカルーア、それにミモレットに飲み物を買いに行く最中なんです」
「なんだ? 桜葉少尉とマジョラム少尉にミモレットも一緒だったのか? なら、丁度良い。二人でもやるよりも人数が居た方が楽しめそうだ。案内してくれ」
「はい。あっ、でも先ずは飲み物の方を。実は僕も結構喉がカラカラで」
「そう言えば、随分と汗を掻いているようだな? 海には入らなかったのか?」
「はははっ、ノーコメントで」
流石に自分とリコが我を忘れて一心不乱に浜辺を走った事は言えず、カズヤは苦笑いを浮かべて誤魔化した。
そのまま手早く人数分の飲み物を買い、カズヤはリリィを案内する為に先を歩く。と言うよりも歩かなければならない事情があった。
(リリィさんの水着! 大胆過ぎるよ! 後ろが紐じゃないか!?)
また変な興奮を覚えそうになってしまい、カズヤは何度も深呼吸をする羽目になった。
「あっ! そう言えば、リリィさん?」
「ん? 何だ、カズヤ?」
顔を向けられたカズヤは思わず周囲を窺って、知っている相手がいないのを確認する。
もしも誰かに聞かれれば、あらぬ誤解を招きかねない話だからだ。現にルクシオールでは変な噂が広がりかけていた。
「例の訓練の時に渡された服ですけど、休暇が終わったらクリーニング代と一緒にお返ししますね」
「服? ……ああ、あの服か? 別にそのまま持っていても構わないが……」
「いえ、丁重にお返しします」
(あんなの誰かに見られたら誤解されるよ。現にあの訓練の後、メルバさんが納得してくれるまで大変だったんだから)
所持しているだけで、あらぬ誤解を引き起こしかねないあのド派手なピンク色の服をカズヤは一刻も早く処分したかった。
「そうか。分かった。では、休暇が終わり次第受け取りに行こう」
「お願いします」
(良かった! これで一安心だ!)
先の不安が一つ無くなった事にカズヤは心の底から安堵した。
そんな中、カルーアが持って来ていたのか、ビーチパラソルの下で休んでいるリコ達の下にカズヤとリリィは到着した。
「三人とも、お待たせ、飲み物買って来たよ」
「あっ! シラナミさん……に……リリィさん?」
「まぁ~! リリィさんも此方にいらしていたのですね~」
「うむ。せっかくだから滅多に来れないところでと思ってな。まさか、三人とも同じビーチに来ているとは思ってなかった」
「にひひっ、カズヤとリコは違うんですによぉ~」
「わあぁぁっ! ミモレット! それは言わないでくれよ!」
うっかり走りに夢中になってプライベートビーチから普通のビーチにまで来てしまったことを知られたくなかったカズヤは、大声で叫んだ。
「はい。これ頼まれた飲み物ね」
「ありがとうございます~」
「頂くですに~」
カルーアには手渡しで、ミモレットには敷かれていたシートの上に置いて飲み物を渡した。
そんな中、リコは大胆なビキニ姿のリリィに顔を赤くしながら声を掛ける。
「リリィさん……その……大胆ですね? その水着……」
「ん? そうか? 自分では動き易い物を選んだつもりだったのだが? 前に
「えっ!? シラナミさんにその水着姿を見せたんですか?」
「うん。そうだが?」
何でもないようにリリィは言うが、リコは自分でも信じられない程に衝撃を感じた。
(それって何時? 何時シラナミさんはリリィさんの水着を見たの?)
気になって聞き返そうとするが、その途中でカズヤが声を掛けて来る。
「リコ。飲み物だよ」
「あっ! はい、ありがとう……ございます」
「ん?」
何だかリコの様子がおかしいことにカズヤは気が付く。
この時、カズヤは全くリリィとリコの会話を聞いていなかった。もしも聞いていれば割り込んだりしなかった。だが、聞いていなかったが故に割り込んでしまい……。
(今の……話を誤魔化そうとしたのかな?)
リコに不審を抱かれてしまった。
それにカズヤは気が付かず、乾いた喉を潤す為にリリィに勧められて買って来たソーダを飲み出す。
「んぐっ……んぐぅっ……あっ! これ美味しいですね!」
「だろう? 海の開放感の影響もあるかも知れないが、中々に美味だ」
「ええ~、とても美味しいですわ~」
「乾いた喉が潤うですに~」
美味しそうにカズヤ、カルーア、ミモレットは飲んで行く。
リコも遅れて飲み出すが、カズヤとリリィの事が気になって味が良くわかない様子だった。
「ところで~、先ほどからリリィさんが抱えている物は一体なんでしょうか~?」
「此れか? これはスイカと言う名前の『
「に? これが野菜なんですかに~」
ミモレットもスイカを見るのは初めてだったのか、興味深そうにリリィが抱えているスイカを見回す。
「うむ。売っていた相手の話だと甘い野菜らしくてな。興味を覚えて一玉丸々買って見たのだ。それでスイカ割りという遊びをしようと思っている」
「あっ! スイカ割りするんですね」
「リコはした事があるの?」
この場で唯一『
「はい。子供の頃にお姉ちゃんとした事があります」
「そうか。なら、カズヤにも話したが皆でやってみよう。何せこの大きさだ。買ったは良いが、私一人では食べきれそうになかったので丁度良い」
「面白そうですわね~」
「楽しそうですにー!」
やった事が無い遊びという事でカルーアとミモレットも興味津々と言う様子だった。
「じゃあ、皆でやりましょうか」
「はい。それじゃあ、先ずは一メールぐらいの場所にスイカを置きましょう。あっ、これは注意なんですけど、勢いよく棒を振り下ろし過ぎるとスイカが駄目になっちゃうと時がありますから気を付けて下さいね」
「なるほど。適度な力配分も必要という事か。思っていたよりも難しそうだ」
そして集まったメンバーでのスイカ割り大会が始まったのだった。
『無限回廊の鍵』で登場のロゼルの役割
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リコに接近
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ちとせに接近
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別ヒロインと結ばれる