私には、従兄弟のようで従兄弟じゃないふわふわピンクの身内がいる 作:KSM
千聖「今回はいつもより早い時間に投稿したのね。」
K「まあちょっと色々ありまして…できることやっておこうかなってことで」
日菜「今回はガルパピコのパジャマパーティーの蒼くんが参加した版…だっけ」
K「そうですね…あ、そうそう今回ちょっとホラー展開注意です。」
蒼「というわけで本編をどうぞ」
とある休日の朝、自分は彩姉からとある提案を受けた。
「は?パジャマパーティー?この家で?」
「そうそう、今日は全員午前中で仕事終わるし、休日だから学校も無いし…だめ?」
と、聞かれたが、特にこちら側に不都合がある訳でもないので了承することにした。
「まあ、騒音にならない程度にやるんやったらいいんじゃね?」
「本当?やった!ありがとう♪」
そういうと彩姉は、小さくスキップをしながらパジャマパーティー用のお菓子を買いに出かけて行った。
夕方、家で適当に家事をして過ごしていると、玄関のチャイムが鳴り響いた。
「彩姉ー、出てー」
「わかったー…って、麻弥ちゃん?早かったね」
どうやらチャイムをならしたのは大和さんだったらしい。彩姉と談笑しながら大和さんはリビングに来た。
「蒼さんこんにちは、今日はありがとうございます!」
「いえ…気にすることないですよ。というか大和さん早かったですね…まだ集合まで結構時間ありますけど。」
時計を見てみると、パジャマパーティー開始時間までまだ15分時間があった。パスパレの練習とかで早入りする癖がついているのか、大和さんは真面目な人だなあ、と思っていると
「あ、千聖さんたちも自分とほぼ同じ時間に出発したとLINEで仰ってたので、もうすぐ来ると思いますよ?」
と、大和さんは言った。どうやら早入りする癖がついているのは大和さんだけではなかったようだ。
10分後、千聖先輩、日菜先輩、イヴちゃんが無事に合流した当初の予定より5分早くパジャマパーティーを開始することになった。
自分はとりあえずとどこか別の部屋へ行こうとしたのだが、移動したところを千聖先輩に腕を引っ張られ、日菜先輩に抱きつかれてしまい、やむなくその野望は潰えたのだった。
「ところで、女子会って何をすればいいんですか?」
真っ先にそう聞いてきたのはイヴだった。すると向かいに座っていた千聖先輩が
「女子会って言うのはね、お菓子を囲みながらお話をしたりするのよ」
と簡単な説明をしてくれた。さっきからどうも自分がここにいるべきではないような気がしてならないのは気のせいではないだろう。
「彩ちゃんなんか面白い話してー」
「面白い話?え、えーとじゃああの話を、いや…あれはそんなに面白くないかな?」
日菜先輩から話を振られたものの、不意打ちになれていない彩姉は当然と言うべきか、しどろもどろになっていた。するとそれを見ていた大和さんがおもむろに
「あ、自分知ってますよ。面白い話」
と言い、メンバーは自然と大和さんに視線を向けて話の続きを促した。
「スタジオでバイトしていた頃の知り合いが、毎朝乗るバスに自分と同じ制服を着た女の子がいたそうなのですが、その女の子はいつも学校の最寄りで降りずにそのまま乗って行っちゃうらしいんですよ。不審に思った知り合いは、ある日女の子が降りるバス停までついて行ったんですね。いよいよ女の子が席を立ったので、どこまで乗ったのかと窓の外を見て見たら」
「「「「「………」」」」」
「そこは寂れた墓場だったんですよ…!!」
「きゃああああああああ!?!?!?」
真っ先に叫んだのはイヴだった。大和さんのことだから普通に面白い話かと思ったら、割とガチな怪談を持ち出すとは…なんかすごく不意打ちをくらったような気分になった。
「怪談じゃないの…」
「えへへ…すいません…」
「イヴちゃん大丈夫?怖い話とか苦手だった?」
と、イヴに聞いていたのは彩姉。
「ぜ…全然平気です!怪談といえば四谷怪談…日本の伝統的な文学ですっ」
とイヴは言っているけど、正直大丈夫そうには自分には見えない、しかしここで日菜先輩の悪ノリスイッチが入ってしまい
「じゃあもう怪談大会する?」
「「え?」」
と…結果的にこうなってしまった。
ちなみにそのあとは殆どイヴが叫んでいるだけのパジャマパーティーになってしまっていたが、パーティーが終わる直前に
「そういえば、こういう怖い話を繰り返ししていると、不思議なことが起きるって言うわよね」
と、千聖先輩が藪から棒にそんなことを言い出した。するとイヴがなにか喋ろうとした瞬間
チカッ
「ひい?なに?なんですか?アヤさん、チサトさん!?」
「落ち着けイヴちゃん、ただ停電しただけ、多分すぐ元通りn」
と、言いかけた瞬間
チカッ…ピカッ!
と、明かりが元に戻った…はいいが、部屋にイヴ以外誰もいない。
「いやああああああああああああぁぁぁ!!!」
イヴがパニックを起こした次の瞬間、扉が唐突に開き
「ドッキリ、大成功!イヴちゃん大丈夫だった?」
と、彩姉達5人が部屋に入ってきた。
「ア…アヤさん…?停電した時はビックリしましたが、アオさんのおかげで比較的落ち着いていられました。アオさん、ありがとうございますっ」
とイヴが感謝の気持ちを述べた時、日菜先輩が
「あれ?蒼くんは彩ちゃんが電気消したタイミングであたしたちと一緒に廊下に出たはずなんだけどなー」
と言った。
当然イヴは困惑の表情を浮かべ、自分と日菜先輩はビビるイヴちゃんに自分たちのとった行動を説明していた。
すると彩姉が唐突に聞いてきた。
「ねえ、今誰かそこの出入口から廊下に出ていったような気配しなかった?」
K「えーと、どうでしたか?ホラーな雰囲気が伝わっていれば幸いです」
日菜「後半で一気に怖くしてきた感じはあるよねー、読者さんに伝わっているといいけど♪」
K「やめて不安になるからそういうこと言わないで()」
彩「えーと前回、皆さんに伝え忘れていたことがあります。この番外編シリーズは作者の完全気まぐれストーリーなので、連載編であったような次回予告はカットさせていただいてます。」
K「前回次回予告のことをすっかり忘れていて伝え忘れてしまいました。申し訳ありません。」
千聖「次回もまた見ていただけると嬉しいです♪」