私には、従兄弟のようで従兄弟じゃないふわふわピンクの身内がいる   作:KSM

16 / 37
彩&蒼「「オープニングトークのコーナー」」
K「今回はNFO回になります」
日菜「そういやNFOメインの回やってなかったなーってことで今回やるみたい」
千聖「ということは私たちの出番はなさそうかしら?」
麻弥「はい、次回はしっかり出番があるみたいですが」
イヴ「それではホンペン、始まります!」


番外編Part7 ・山茶花蒼くんとNFO

現在自分はというと、ネットゲームにログインするために家のPCをあけていた。

ゲームの名前はネオファンタジーオンラインという最近波が来ているゲームだ。

このゲームはキャラクターと数種類からなる職業によって成る、いわゆるRPGで、クエストと呼ばれるものをこなしてストーリーを進めていったり、自分の村の村人を助けたりするというのが基本的なゲーム内容である。

一昨日、circleでいつもの様にバイトをしていた時に、白金燐子さんにNFOでマルチプレイをしないかと誘われた。自分はマルチでよく地雷プレイをしてパーティに迷惑をかけてしまうからと一瞬断ったのだが、白金さんの隣にいた紫髪の女の子にしつこく誘われ、自分が根負けして一度マルチプレイをすることになった。

 

「えーと白金さんは…Rinrinって言ってたよな。たしかここの集会所に…あ、いたいた。」

 

『Rinrinさん、こんにちは、今日はお誘い頂いてありがとうございます』

『いえ、こちらこそよろしくお願いします((。´・ω・)。´_ _))ペコリン』

 

「白金さん…だよな?」

 

リアルとネットでの差に若干うろたえたが、すぐにチャットの方へと意識を戻す。

 

『あ、Blue()さん!こんにちは!』

『こんにちは、貴女はRinrinさんの隣にいた…』

『いかにも…妾は正堕天使あこ姫なり!』

 

「すげえ名前だな…正堕天使あこ姫…()」

 

すると今度は二人とは打って変わって軽装の女性アバターが話しかけてきた。

 

『あなたがぶるーね、わたしはゆきな、よろしく』

『はい、よろしくお願いします』

 

「漢字変換知らないのかな。というかあの服装…吟遊詩人の初期アバターの格好か」

 

そしてとりあえずとパーティを組む4人全員の自己紹介が終わった。自分は今回の目的をチャットで聞いてみることにした。

 

『今日はなにかクエストをこなすのですか?』

『今日はゆきなさんのお願いでランクアップクエストの手伝いをする予定です(*^^*)』

 

ランクアップクエストというのはNFOに存在するクエストの種類のうちの一つで、同ランク帯のクエストより難易度が高いが、このクエストをクリアすることでより手強い相手や高難度のクエストに挑めるようになる、昇格戦用のクエストの事だ。

 

「ランクアップクエストか…メインターゲットは、ゲノムグルーヴの討伐…か」

 

ゲノムグルーヴ…NFOに存在する大柄のモンスターで、物理攻撃を食らうと毒に侵されてしまう、なかなか手強いモンスターだ。

 

「ええっと、毒無効スキルは、あ、ラッキー最初からついてたわこの装備…じゃあチャットで…」

 

『準備完了しました。』

『了解しました(`・ω・´)ゝ』

【パーティがクエストに出発しました。】

 

ちなみにクエスト中は、ゲームについている通話機能で白金さんとあこ姫こと宇田川あこさんと通話しながらプレイしていた。ゆきなこと湊友希那さんは通話への切り替え方が上手くいかずに諦めたのだそうだ。

 

『蒼さん…NFOでの職業は何を選ばれたんですか?』

『自分は一応、シノビにしました。近距離でせめて行けるのと、カウンターが豊富にあったので。』

『え、シノビ!?あこシノビ使ってる人初めて見た!』

『まじで?シノビってそんなにマイナーなんかな…ウィザードとかと比べると地味かも?』

『い…いえ、その、シノビはそんなにマイナーじゃ、ない…と思います。』

 

最初「お?」と思ったのに最後の一言で一気に不安になった。自分の使っているシノビは、戦闘時の移動速度と攻撃速度が早く、カウンター技が豊富で、短い距離なら空中を飛んで高速で移動できるというスピードにかなり特化した職業だ。

その代わり攻撃力はほかの職業と比べると低めで、攻撃範囲も、一部の技を除いて広い訳ではなく、また体力と防御力の両方が低く打たれ弱いのが欠点だ。

基本的には、中距離を意識しつつ相手の死角へと回り込み、そこからスピードを生かして強引に攻めていったり、また、空中移動から少しの間滞空することが可能なので、空中での連携技を叩き込むなどの戦法が一般的である。

 

『あ、敵…見つけました。』

『あ、ほんとだ、ちょうどあこたちの目線の先に…』

『ほんまや…ゆきなさんって人は…』

『ゆきなさんは…私たちの後ろで…バフをかけてくださっている最中なので…』

『じゃああこが先陣を切るよ!我が闇の力より生み出されし業火の…えーとえーと…う…受けてみるが良い!』

『自分も手伝うわ…さすがにマルチプレイ用の難易度になってるから一人じゃ無理だろうし…』

 

吟遊詩人の歌によりバフ効果を得た自分とあこさんが先陣を切る。あこさんが敵の眼前でヘイトを稼ぎ、自分はその隙に死角からシノビの特徴である連続攻撃を叩き込んでいく。

当然敵もやられっぱなしではない。こちら側に礫ブレスを吐こうと身構えてくるが、外野からの攻撃によって阻止される。ウィザード…Rinrinさんの麻痺魔法だ。

 

『さすがりんりん、ナイスタイミングだよ!』

『ナイスすぎる…これでこっちは安心して大技をたたき込める…』

 

そうして自分とあこさんはそれぞれの大技をお見舞してやった。シノビは特大の手裏剣をターゲットに対してぶん投げるという技で、この技は広範囲巻き込み効果に、超多段ヒット攻撃というなかなかの厨性能の技だ。

その後はマルチプレイ用の難易度とは思えないほどにあっさりとモンスターを倒してクエストクリアしてしまった。うん、Rinrinさんとあこさん強すぎ()

 

『あー遊んだ遊んだー!』

『さんにんとも、きょうはてつだってくれてありがとう』

『いえいえー( *ˊᵕˋ)ノ』

『無事に倒すことが出来て良かったですw』

 

その後3人とフレンド交換をしたところで、6時を知らせるお寺の鐘が自分の意識を現実へと引き戻すのであった。




K「どうもどうも、作者のKです。今回初めてNFOにフォーカスした話を書いてみましたがどうでしょうか?
楽しんでいただければ幸いです。それと、本編中に食い違いが発生していた箇所があったので訂正したり修正した箇所があります。ご了承ください。」
日菜「これは千聖ちゃんから2時間説教コースかなー?」
K「う…それはちょっと…()」
千聖「何か言ったかしら?(ニッコリ)」
K「なんでもないですだから手を首から離してください痛い痛い…()」
彩「それでは次回もおたn」
日菜「次回もるんっとしちゃうよ!」
彩「あああ私が言おうとしてたのにいぃ…」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。