私には、従兄弟のようで従兄弟じゃないふわふわピンクの身内がいる 作:KSM
千聖「今回は番外編としては初めてになる完全オリキャラの子が登場するのよね?」
K「ですね。どんなふうになるか微妙に不安ですけど」
日菜「でもどんな子なんだろう?たのしみだなー♪」
彩「それでは本編をどうじょ…()」
蒼(大事なとこで噛んだぞこの又従姉弟)
「あーやーねーえー」
「どうしたの、蒼くん」
とある休日の日の夜、自分は彩姉と一緒に家で過ごしていた。
「明日自分の知り合いがうちの近くにくるんだって」
「ふーん…でもなんであたしに?」
「なんか、パスパレのファンなんだって、それで自分が今彩姉と暮らしてるっつったら、こっち来た時に挨拶させて欲しいってさ。」
「りょーかい、まあその心づもりだけしておくね。」
「うん…あ、でも明日うちでパスパレメンバー全員でマ〇カパーティするんやっけ…邪魔にならへんかな」
「んー、じゃあ明日あたしからみんなに伝えておくようにするね。幸い明日は練習でみんなと会う機会もあるし」
「おけ、じゃあそゆことで」
ー同刻、駅前ー
会社帰りと思しきサラリーマンたちの影もまばらになり始めた頃、1人の華奢な肢体にこの時間ともなれば目立ちにくい黒色のワンショルダーのシャツを羽織ったラフな格好のシルエットが、駅前近くのネカフェへと向かっていた。
おそらく見た目的に少女であろうその影は時折周りの景色を眺めるような動きをしながら、ネカフェの扉の前に立ち、こう呟いた。
「…やっと見つけたんだからね」
翌日…の夕方、自分は、パスパレの5人と一緒にSwitchのコントローラー片手にマ〇カーをやっていた。
前回の女子会同様、部屋には各々が持ち寄った大量のお菓子が並んでいる。
「そういやさー彩ちゃんが昼間言ってたんだけど、蒼くんの友達がここに来るって本当?」
「あ、そうなんすよ。多分昨日言ってた時間的にもそろそろ…」
自分がそう言いかけたあたりで、外からインターホンの音が聞こえてきた。モニターを見ると、一人の少女が映っていた。
「来たっぽいですね。自分出てきまーす」
そう言って玄関を開けると、黒色のワンショルダーのシャツを羽織った少女が一人立っていた。
「よっ、久しぶりだねー蒼」
「思ってたより遅かったな。まあ上がってき。」
「おじゃましまーsって…うわぁ…」
少女は、リビングに一歩入るやいなや、まるで金縛りにでもあったかのように硬直した。
「ぱ…ぱぱぱ…パステルパレットだああああああ」
そう言って少女は小動物かのごとくぴょんぴょんと飛び始めた。そこで自分は思い出した。こいつが相当なパスパレファンだったということに。
その後、何分か経ってからなんとか落ち着きを取り戻すと、少女はとりあえずと言って自己紹介を始めた。
「えっと…篝 亜衣奈(かがり あいな)です。生まれは沖縄、育ちが京都です。あとはなんだろ…パスパレファンです。」
「まあそれはさっきのリアクションで何となく察せるやろ…ていうかおめー自己紹介する時絶対に入れてた紹介あったやん。」
「?パスパレの推しの話?」
「じゃなくて()」
「スリーサイズ?」
「でもなくて()」
「わかった経験人数!」
「うるせえ童〇」
「せめて処〇にして欲しかったな()」
「ていうか誰もおめーの断崖絶壁なんか興味nゴフッ」
「蒼にはデリカシーというものがないのかな?」
「おめーには慈悲というものはないのかしら?」
いい加減この漫才的やり取りにも飽きてきたので、とっとと話させることにした。
「そうやなくて、ほら、あるやんお前、霊感が」
「あーそのこと完全に忘れてた。」
「ある意味一番忘れたらあかんやろ…」
若干呆れている自分を後目に亜衣奈は自身のもつ霊感について話し始めた。
「えーと、どう話せばいいんだろう…」
「ゆっくりでいいのよ?」
「ありがとうございます…えっと率直な話、私、霊感を持っているんですよね。しかも結構強めの」
「れーかん?」
「こう…普通の人には見えないものが見えるとか、あと幽霊を常にみているとか…パワースポット系の場所に行った時に明らかに感覚や体調に変化が起こるとか、そういうのを霊感があるとか、霊感を持っているって言うんです。」
「ということは、昔幽霊を見たりしたことが?」
「何回もあります。私も蒼も昔はオカルトマニアなアクティブな子供でしたから、色んなスポットに行きました。そして私はともかく蒼はさんざん取り憑かれましたww」
「なにわろてんねん、マジで最初に取り憑かれたねって聞いた時泣きそうやったんやからな()」
「何かあったんですか?」
と質問してきたのは大和さん。
「こいつと初めて心霊スポットの廃墟に行った時なんですけど、こいつ普段からそういう所に行きなれてるせいかめちゃくちゃさっさと進んでいくんですね。でも自分は初めてだったんで、こいつの腕掴んでついていってたんですよ。」
「そしたら蒼が突然うわって叫んで、どうしたの?って聞いたら、そこにいたおかっぱ頭の女の子と目が合って…って言うんです。」
「そしたらこいつ、あ、それもしかしたら取り憑かれたかもしれない。知り合いにお祓いのできる人がいるから連れて行ってあげるって、まあ結局なんとも無く無事だったんですけど、マジであれは怖かった。」
「そ、それはまたすごい経験をしたものっすね…」
話し終わった時、最初に口を開いたのは大和さんだった。そして怪談や怖い話が無理なイヴは大和さんの後ろで震えていた。
「そういえばさっきから気になっていたんだけど…」
亜衣奈がそういうと、さっきまで緩んでいた空気がまた張り詰めたものに変わった。
「や…さっきから麻弥ちゃんの後ろにいる人は…幽霊?人間?」
「人間よ、キーボードの若宮イヴちゃんよ。」
「あ、そうだったんですね…肌が白いから幽霊かな?って…ていうかイヴちゃんって怖い話無理だったんですね…」
「前にパジャマパーティーという名の怪談パーティーやってた時も人一倍震えてたからなあ…」
その後は、マ〇カーそっちのけで亜衣奈や自分の霊障経験の話で持ち切りだった。
K「どうも、編集者のKです、今回は完全オリキャラ回になりましたがいかがでしたでしょうか」
千聖「まさかオリキャラが霊感持っている子だったとは…」
K「言ってませんでしたっけ?」
千聖「言ってなかったわよ!()」
日菜「そして次回の展開も例によって考えていないと」
麻弥「い…いつも通りですね…」
K「あ、そうだ、次回から投稿が一日一本から二日に一本とかになるかもしれないです。」
蒼「主な理由は最近こいつのリアルの予定が少しづつ増えているとか…だったっけ?」
K「(´-ω-)ウム、まあそんなわけで、次回までしばしお待ちくださいませ。」
日菜「次回もるんっとしちゃうよ!」
イヴ「ヒナさーん、私の唯一の出番取らないでください!」