私には、従兄弟のようで従兄弟じゃないふわふわピンクの身内がいる 作:KSM
麻弥「えっと、今回は日菜さんと蒼さんの回ですよね」
日菜「そうだよー!蒼くんとデートなんてるんってする!」
千聖「テンション上がりすぎて変なことをしないようにだけ、気をつけるのよ?日菜ちゃん」
日菜「わかってるよ、だいじょーぶ♪」
イヴ「それではホンペン、始まります!」
千聖先輩とショッピングをした数ヶ月後の日曜日
この日は彩姉がソロでのお仕事があるとかで家にいない。現在は自分1人で留守番中だ。
まあ家事はひと通りできるし昼の材料も、冷蔵庫を少し覗いたが買い物は必要なさそうだった。
現在10時なので、まだお昼には少し時間がある。先にやっておくべきことも済ませてある。
よし、モン〇ンやろっと()
作りかけで放置していた装備を一式完成させなければならないと頭の中で考えつつ、PS4のスイッチを入れたところで、誰かがインターホンをならした。
「開いて…ないのか、ちょおっとまっててくださいn」
ピンポーン……ピンポーン…ピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーン
「…インターホン…連打してる?」
自分が一抹の不安を抱きつつ玄関の扉を開けると、そこには冬場にしてはやけに薄っぺらい服装をした日菜先輩が立っていた。
「やっほー蒼くん、元気してる?」
「今ひとつ元気とはほど遠い状況ですが…なにか御用ですか?」
もうそろそろ昼前の時間とはいえまだ午前中なわけで、こんな時間から家に来るってことは何かしら用事があって来t
「んー?べつにー?暇だから遊びに来ただけー」
…そういう訳ではなさそうだ
現在自分はと言うと、日菜先輩が肩にひっついているこの状況でモ〇ハンをプレイしている。
いや、別にそれ自体が直接邪魔になっている訳では無い。前に座って視界を邪魔されたり、腕にひっつかれるよりはマシだ…うん、そうなんだけどさ、
今ひとつ、集中できない。具体的には先輩のそれが当たっているせいなのだが←
「ここ回避して、ここ見切り切りして…そのまま大回転切りまで繋いd痛った被弾した!」
そんな事考えてたら綺麗に被弾した。ダメージの小さい攻撃で助かった。
「ところで先輩」
「んー?」
「自分のプレイングなんざみて楽しいっすか?先輩ゲーム一切しないみたいですけど。」
とりあえずこのまま一喜一憂している所を先輩に見られ続けるのも違う気がしたので、ずっと気になっていた質問を投げかけてみる。
「んー?楽しいっていうか…るんってする?」
「やはりそれですか…」
日菜先輩はよく「るんっ」という擬音語を使う。最近わかったのだが、基本的にテンションが上がった時にこの擬音語を使うらしい。
「よおおっし、クエストクリア…ってもう昼やん…昼餉どうしよ」
「私が作ってあげる!」
「いや先輩に作らせるわけには…「蒼くーんフライパンってどこぉー」話を聞いて欲しかったです…そこの棚の左から二番目のところですよー」
かくして、日菜先輩の自称パーフェクトお料理教室が始まった。さっきからるるるんるるるん言ってるあたり、結構機嫌が良さそうだ。
遠目に日菜先輩の料理過程をみてわかったのだが、この先輩、調味料はほとんど全て目分量で入れている。
そんなんで大丈夫なんだろうかと不安がっていたら、何やら肉料理のものと思しき香りが鼻をくすぐってきた。
テーブルを見てみると、野菜がふんだんに使われた野菜炒めが2つ、丁寧に取り分けられた状態で置かれていた。
「日菜先輩、手伝いますよ」
「いいよいいよー蒼くんは先に座ってていいから♪」
この先輩、話を聞かないのもそうだが意外と強情かもしれない。自分はふとそんな気がした。
2・3分ほどすると、テーブルには、野菜炒めと味噌汁、白ご飯というなんとも日本人らしい献立が並んでいた。
「味噌汁…どのタイミングで作ったんですか?」
「んー?野菜炒めているあいだにばっとやってさってやったらできたよー」
うーんダメだ。翻訳コンニャクが欲しい。これ以上、日菜先輩の擬音語の理解に頭を使うわけにも行かないので、自分はとっとと食べることにした。
「いただきます」
「いただきまーす♪」
とりあえず最初は日菜先輩お手製の野菜炒めから頂いてみる…あ、日菜先輩そんなに見ないでください食べづらいことこの上ないので。
「どう?どう?」
「…大変、美味しいです…」
嘘は言ってない。マジで美味しいのだ。なぜあんな目分量づくしでこんなに美味しく仕上がるのか、さすが天才と言ったところなのだろうか。
空腹だったのもあって、その後数分で全部食べ、現在日菜先輩と食事の後片付けをしている。
日菜先輩のテンションが高すぎて、皿を落とさないかが心配だったが、「さすがに人の家のお皿は粗末に扱ったりしないよー」との事だった。そこら辺の価値観は常識の範疇で収まっているようで大変助かった。
そうこうしているうちに昼餉を食べ終わった後特有の眠気が足音を立ててやってきた。
どうやら日菜先輩も多少眠くなってきていたとの事だったので、二人で昼寝することにした。
…うん、つまり、そういうことだ()
「ふふーん♪蒼くんの横でふたりでお昼寝、るんってする!」
「さいですか…」
現役アイドルJKと一緒に寝られるとかなんて役とkじゃなくて、異性と一緒に寝るの、冷静に考えたら小学校の頃に彩姉と寝た時以来やん。なんか緊張する()
ま、まあ自分が日菜先輩のことを意識しなければいいだけの事だしさしたる影響はn
「蒼くーん、ぎゅー♪」
「ちょ…なんで抱きついてくるんすか…」
これは影響以前に色々と問題がありそうだ。
数時間後、自分は後頭部にの違和感で目を覚ました。
寝た時は枕になるものを何も置かないまま寝たはず…なのに後頭部にやわらかい感触がある。
そして目を開けるとそこにはこちらを覗き込む日菜先輩の顔。
どうやら自分は寝ている間に日菜先輩に膝枕をされていたらしい。
「あ、蒼くん起きたー?」
「ん…何してるんすか先輩…」
「んー?いやあー蒼くんの寝顔見てるとるんって来ちゃってさー」
それは一体、質問の答えになっているのだろうかと、一抹の疑問を抱きつつ時計を見ると、4時半を過ぎており、外も少しずつだが暗くなっているのがわかった。
「先輩、送っていきましょうか?」
さすがにこの時間からアイドルを外に出すのは色々危ぶまれるのでそう提案してみる。
「えー!?もうちょっと居てもいいでしょ?」
「ダメです。」
即答でそう返すと、日菜先輩はぶーたれつつも渋々帰り支度を始めた。
日菜先輩を送っている途中、自分は先輩から色々な話を聞かされた。
双子の姉がいること。そのお姉さんはRoseliaでギターを弾いていること。自分もその影響でギターを始めたこと…うん、色々というより、ほとんど先輩のお姉さんの話だった気がする。
「今日はありがとね、蒼くん!」
「次来る時は事前に連絡寄越しといてくださいね…」
夕日に照らされた日菜先輩は、やはり美人だった。
K「今回めっちゃ長くなってしまった…()」
千聖「お…お疲れ様…?」
蒼「で…次は誰の回?」
麻弥「今のところ、次は私の回を予定しているみたいですよ」
彩「そしてその次がイヴちゃんと…」
千聖「そういえば、イブちゃんの回が終わったらどうするつもりなのかしら?」
日菜「あ、それに関しては、Kさんが何か考えがあるんだって、新キャラが1人出てくるけど」
イヴ「次回、フヘヘなあのコは機材ヲタ!」
日菜「次回もるんっとしちゃうよ!」