白夜たちがトータスに飛ばされ2日が経過した
結局あの後の夜は彼らを歓迎する晩餐会が開かれた
クラスメイトは馬鹿騒ぎをしていたが白夜は情報収集のため図書館にいたがハジメ、香織、雫、愛子先生以外彼がいないことに気付いていなかった
2日目に何をするのかというとここの騎士団の団長、メルド団長曰くステータス作りらしく生徒全員に銀色のプレートを配布した
「よし、全員に配り終わったな? このプレートは、ステータスプレートと呼ばれている。文字通り、自分の客観的なステータスを数値化して示してくれるものだ。最も信頼のある身分証明書でもある。これがあれば迷子になっても平気だからな、失くすなよ?」
どうやらここの世界のとても重要なアイテムを渡されたようだがイマイチ使用の仕方がわからないがそのあと団長が続けて説明をする
「プレートの一面に魔法陣が刻まれているだろう。そこに、一緒に渡した針で指に傷を作って魔法陣に血を一滴垂らしてくれ。それで所持者が登録される。"ステータスオープン"と言えば表に自分のステータスが表示されるはずだ。ああ、原理とか聞くなよ?そんなもん知らないからな。神代のアーティファクトの類だ」
「アーティファクト?」
アーティファクトという聞き慣れない単語に天之河が質問をする
「アーティファクトって言うのはな、現代じゃ再現できない強力な力を持った魔法の道具のことだ。まだ神やその眷属達が地上にいた神代に創られたと言われている。そのステータスプレートもその一つでな、複製するアーティファクトと一緒に、昔からこの世界に普及しているものとしては唯一のアーティファクトだ。普通は、アーティファクトと言えば国宝になるもんなんだが、これは一般市民にも流通している。身分証に便利だからな」
生徒全員はなるほどだと言った感じで一斉に自らの指を針で刺して血をプレートに垂らし自らのステータスを確認するのであったが…
「こ、これはどうなんだ…」
白夜はどうやら自分のステータスに疑問を抱いていた
「どうしたの?」
「いや、ハジメ…。ちょっと比較したいからお前の見せてくれないか?」
「僕ので良ければいいけど…」
ハジメはステータスプレートを白夜に渡す
白夜は恐る恐るハジメのステータスプレートを見る矢先に両手両膝を地面についた
そのハジメのステータスはというと
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南雲ハジメ 17歳 男 レベル:1
天職:錬成師
筋力:10
体力:10
耐性:10
敏捷:10
魔力:10
魔耐:10
技能:錬成・言語理解
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とこんな感じとなっているが…問題の白夜はというと…
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蓮坂白夜 17歳 男 レベル:1
天職:一般市民【■■】
筋力:5
体力:5
耐性:5
敏捷:5
魔力:5
魔耐:5
技能:言語理解 ( ゚д゚)はぁ?
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ハジメの半分のステータスさらに文字化けで天職の部分が一部詳細が不明となっているのとなんかむかつく顔文字が付いている
「白夜…その…互いに頑張ろうな?」
「うるさい!天職のあるやつの慰めなんか聞くか!なんだよ!?一般市民って!?それ天職か!?いやそもそもなんだよ能力のところの顔文字はよぉ!!」
自分のステータスへの不満が爆発しているようだ
まるだ団長はその言い争いや気に求めず続ける
「全員見れたか? 説明するぞ? まず、最初に"レベル"があるだろう? それは各ステータスの上昇と共に上がる。上限は100でそれがその人間の限界を示す。つまりレベルは、その人間が到達できる領域の現在値を示していると思ってくれ。レベル100ということは、人間としての潜在能力を全て発揮した極地ということだからな。そんな奴はそうそういない」
どうやらゲームのように、レベルが上がるから、ステータスが上がる訳ではないらしい
「ステータスは日々の鍛錬で当然上昇するし、魔法や魔法具で上昇させることもできる。また、魔力の高い者は自然と他のステータスも高くなる。詳しいことはわかっていないが、魔力が身体のスペックを無意識に補助しているのではないかと考えられている。それと、後でお前等用に装備を選んでもらうから楽しみにしておけ。なにせ救国の勇者御一行だからな。国の宝物庫大開放だぞ!」
メルド団長の言葉から推測すると、魔物を倒しただけでステータスが一気に上昇するということはないらしい。つまり某クエストみたいにメタルスライムが出たからって経験値がっぽがっぽとはかない。地道に腕を磨かなければならないようだ。
「次に"天職"ってのがあるだろう? それは言うなれば"才能"だ。末尾にある"技能"と連動していて、その天職の領分においては無類の才能を発揮する。天職持ちは少ない。戦闘系天職と非戦系天職に分類されるんだが、戦闘系は千人に一人、ものによっちゃあ万人に一人の割合だ。非戦系も少ないと言えば少ないが……百人に一人はいるな。十人に一人という珍しくないものも結構ある。生産職は持っている奴が多いな」
「くそったれがぁ!」
約1名その非戦闘系の天職の十人に一人にすら入ってない者が自分のステータスプレートを地面に叩きつける
そしてハジメが落ち着かせるのであった
「まぁまぁ落ち着いて…」
「後は……各ステータスは見たままだ。大体レベル1の平均は10くらいだな。まぁ、お前達ならその数倍から数十倍は高いだろうがな!全く羨ましい限りだ! あ、ステータスプレートの内容は報告してくれ。訓練内容の参考にしなきゃならんからな」
さらなる追い討ちが白夜を襲うのであった
体育座りで落ち込むあたりかなりである
「平均…以下…ただの市民…」
「oh…、これは立ち直るのに時間かかりそう」
その中1番最初に団長にステータスを報告したのは天之河であったがそのステータスは並外れた物であり
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天之河光輝 17歳 男 レベル:1
天職:勇者
筋力:100
体力:100
耐性:100
敏捷:100
魔力:100
魔耐:100
技能:全属性適性・全属性耐性・物理耐性・複合魔法・剣術・剛力・縮地・先読・高速魔力回復・気配感知・魔力感知・限界突破・言語理解
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白夜の50倍のステータスであった
団長曰く初期でこのステータスは稀なことらしくとても珍しい
「ほお~、流石勇者様だな。レベル1で既に三桁か……技能も普通は二つ三つなんだがな……規格外な奴め! 頼もしい限りだ!」
「いやぁ〜、ははは〜…」
天之河は褒められて少々照れ臭いらしく頭をかいている
クラスのみんなもさすが普段から勇者やってることだけあるなって感じの雰囲気が出ている
他の人たちも団長にステータスを見せたが香織や雫、筋肉b…坂上も平均より大幅上のようだ
そしてハジメの順番が回ってきたがハジメのステータスを見るなり団長の表情が「うん?」と笑顔のまま固まり、ついで「見間違いか?」というようにプレートをコツコツ叩いたり、光にかざしたりする。そして、ジッと凝視した後、もの凄く微妙そうな表情でプレートをハジメに返した。
「ああ、その、なんだ。錬成師というのは、まぁ、言ってみれば鍛治職のことだ。鍛冶するときに便利だとか……」
そしてそれを聞くなりクラスのヤンキーこと檜山が、ニヤニヤとしながら声を張り上げる。
「おいおい、南雲。もしかしてお前、非戦系か? 鍛治職でどうやって戦うんだよ? メルドさん、その錬成師って珍しいんっすか?」
「……いや、鍛治職の十人に一人は持っている。国お抱えの職人は全員持っているな」
「おいおい、南雲~。お前、そんなんで戦えるわけ?」
檜山が、実にウザイ感じでハジメと肩を組む。周りの生徒達特に白夜以外の男子はニヤニヤと嗤っている。
「さぁ、やってみないと分からないかな」
「じゃあさ、ちょっとステータス見せてみろよ。天職がショボイ分ステータスは高いんだよなぁ~?」
メルドの表情から、内容はわかっているくせに……わざわざ確認するところを見ると、こいつらは、本当に下衆だな……強い者には媚び、弱い者には強く出る典型的な小物の行動……事実、香織や雫などは不快げに眉をひそめている。
「檜山の奴、白崎に惚れているくせに何故それがわからないのか…まぁその恋も実らない物だがな…」
白夜は小声で呆れていると同時に香織の真実を知っているためそのことに関しても聞こえない程度で発言する
そしてハジメは投げやり気味にプレートを渡す。
ハジメのプレートの内容を見て、檜山は爆笑した。そして、斎藤達取り巻きに投げ渡し内容を見た他の連中も爆笑なり失笑なりをしていく。
「ぶっはははっ~、なんだこれ! 完全に一般人じゃねぇか!」
「ぎゃははは~、むしろ平均が10なんだから、場合によっちゃその辺の子供より弱いかもな~」
「ヒァハハハ~、無理無理! 直ぐ死ぬってコイツ! 肉壁にもならねぇよ!」
次々と笑い出す生徒に白崎が憤然と動き出す。しかし、その前にウガーと怒りの声を発する人がいた。愛子先生だ。
「こらー! 何を笑っているんですか! 仲間を笑うなんて先生許しませんよ! ええ、先生は絶対許しません! 早くプレートを南雲君に返しなさい!」
そして、檜山共はハジメにプレートを返した。
愛子先生はハジメに向き直ると励ますように肩を叩いた。
「南雲君、気にすることはありませんよ! 先生だって非戦系? とかいう天職ですし、ステータスだってほとんど平均です。南雲君は一人じゃありませんからね!」
そう言って「ほらっ」と愛子先生は南雲に自分のステータスを見せた。
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畑山愛子 25歳 女 レベル:1
天職:作農師
筋力:5
体力:10
耐性:10
敏捷:5
魔力:100
魔耐:10
技能:土壌管理・土壌回復・範囲耕作・成長促進・品種改良・植物系鑑定・肥料生成・混在育成・自動収穫・発酵操作・範囲温度調整・農場結界・豊穣天雨・言語理解
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このステータスを見たところ普通にハジメと白夜よりも使えるのである
そのことを白夜は愛子先生に説明した
「先生…なにとどめを指してるんですか…」
「あれぇ!?」
ハジメはその場で機能停止した
「あとはお前だけだな」
白夜は自分のステータスプレートを団長に渡したが…鳩が豆食らったような顔をしている
そりゃぁそうださっき底辺と思われるステータスを見たばっかなのにさらにその下がいるのだから
「何かの間違いか?」
「いえ紛うことなき真実でございます、ダルマッカ団長」
「メルドだ!」
「ぶふっw」
誰か2人の会話を聞いて吹き出してしまった
しかし白夜のステータスはあまりにも酷い物つまりまたハイエナの登場である
「あれぇ〜もしかさして、南雲よりも下なのかぁ〜w」
「マジかよw。おいこいつオール5じゃねぇかw。成績じゃねぇんだからよw」
「しかも一般市民ってお前ここにある意味ないじゃんw」
つまりこういうことになる
白夜もそろそろ頭が痛くなってきたらしく頭を抑えている
しかし白夜はこれに関してはさっきハジメと話している時は乱していたが今落ち着いて考えたところとあることを見出したらしい
そのこととは…
「いやぁ〜、一般市民で良かったわ〜。お前らみたいに1つのことしかできない奴らじゃなくて」
「あっ?どういうとこだよ?」
檜山が笑っているところから白夜の発言で一瞬で怒りが湧いてきた
「いやだってさぁ?天職が決まってるってことはそれにしか取り柄がないってことだ。でも一般市民なら色んなことを覚えられる、いわばオールラウンダーなんだよ」
白夜の言ってることをメルド団長は理解したらしく小声で
「なるほど、鍛え甲斐のある奴もいるものだな…」
「いやぁ…、ハジメのステータスもすげぇもんよ。だってやり方を変えりゃぁその場で自分にあった武器が創り放題だからな。そう思うとあまり見かけない天職は強い分仇となってるよな」
モノの見方を変えるとマイナスな物もプラスとなり、逆にプラスな物はマイナスとなる
「あともうひとつ…、勇者とか最初から英雄気取りになりやすい物だけどなぁ。英雄ってのはな誰しも最初は俺らと同じ一般市民だからな?生まれてこの方英雄って奴もいるがそういう人に限ってろくな最後を迎えないからな…」
ここはFate好きの白夜だからこそ言えることであった
彼のFateで好きな英霊もそうだった…、最初はただの少女だったがとある日突然神の声を聞き、その通りに従い神の導きのままに進み母国を救い英雄となった…しかしその最後は母国の恩は仇となって帰ってきた…
白夜はその日から休まずいろんな分野に取り組んでいる
ある日は鍛冶屋に行き鍛冶について学んだり、ある日は医療施設に行き医療について学んだり、またある日は国の臣下の人に政治について学んだり馬車馬のように毎日を行ったり来たりしている
ハジメもあの時の白夜の発言や身にしみたらしく錬成師だからできることをしている
図書館へ行って素材について調べたり国のトップに入る鍛冶屋に学びに行ったりをしている
それが彼らの【ここでの日常】となった
今日は白夜は戦闘術を学ぶ
「今日はエミヤみたいに二刀流でいっていみるか」
白夜自体戦闘術は当然と如くど素人であるが覚えている限りではあるが英霊たちの動きを真似て覚えている
実のところ先日、ハジメが武器を錬成できるようになったため干将・莫耶もどきを作ってもらいテンションが上がっている白夜は試したくてしょうがないのである
ちなみに相手は木に吊るした丸太5本ありそれぞれに番号が書いてある【イメージ的にはポケモン波動の勇者ルカリオのルカリオの丸太での特訓シーン】
「……よし、行くか」
白夜は干将・莫耶をかまえその場で目の前の丸太1を攻撃し、次にその右隣の丸太2.を攻撃をした
先程最初に攻撃した丸太1が反動で帰ってきたが白夜はそれを避けたがその丸太1は丸太4にあたり丸太4は反動で飛ばされた
丸太4が白夜目掛けて飛んできたが白夜は莫耶でそれを弾き飛ばし、丸太2を干渉で受け止めた
そう言った訓練を続けているとそこへ
「やっているな、白夜よ」
「んっ?団長じゃないですか」
メルド団長がやってきた
「いや、今日はお前が戦闘術をやっていると思ってな。丸太相手もいいがたまには対人さんもやってみたくはないか?」
「なるほど、それもそうですね…、ほいっと!」
ちなみに白夜は今の会話を訓練しながらやっていた
白夜が干将・莫耶を構え
「それじゃぁ手合わせお願いできますかね?」
「良かろう、いつでも来い」
メルド団長も剣を構えた
「それでは…」
白夜は一瞬でその場を消えた
「なにっ!?」
そしたらメルド団長の懐に潜り込んでいた
素早く走り一瞬で入ったのだろう
メルド団長は剣を下に構えてるが白夜はその剣を弾き飛ばし遠くへ飛ばした、そのあと団長の足を蹴り転ばせて首元へ剣を当てた
「…まいった、まさかここまでやれるとは…」
「いいや、まだまだですよ。人だからまだしも魔物相手では全く役に立ちませんから」
「しかし…、ステータスが1番底辺と思われたお前がここまでやるとは…未だに城内部のものはお前やハジメをに関しては良い雰囲気で受け止めておらぬのに私からするとおそらくお前ら2人なら生き残れるかもしれんぞ?」
実際のところこの手合わせも初めてではなくすでに数回やっている
最初は負けっぱなしだが徐々に相手の動きを読めるようになっていた、ハジメも同じである
「まだ誰にも話していないが今度試しにオルクス大迷宮にお前らを連れて行こうと思う」
「大迷宮に?」
「あぁ、そろそろ魔物との戦闘を本格化しないといけないからな」
「なるほどぉ…」
オルクス大迷宮この近くにあるいわゆるダンジョンである
それは何十層っと下にありもちろん下に行くにつれだんだん相手もレベルが上になるのである
「了解しました、まぁ最低限準備はしておきます」
こうしてまた彼の【ここでの日常】が終わりを告げる
ガウリイさん、夕太さん、月代さん、アーセルさん、Lecceeさん、乾巧さん、クロンSEEDさん、豊国大明神さん、hirotoolさん、凰牙さん、綾瀬絵里さん、イシュリーさん、かわりょうさん、ちょろまつさん、共政さん、やかあらさん、Vilukissさん、フェリアルーチェさん、ミラ聖さん、reonreinさん、素気 無さん、pocopocoさん、カピバラsanさん、エンプティさん、オジマンディアスさん、マッキーガイアさん、てぇん↑さぁい↓さん、橘 祐さん、クレイトスさん、なぞなんさん、エロ本さん、ナカノタカフミさん、ユーたさん、マギー&みっしーさん、とある剣製さん、アクルカさん、YUKIさん、AKASEさん、八幡零士さん、Ex10さん、ナノ1919さん、お馬ちゃんさん、雨具さん、鳴神風月さん、お気に入り登録ありがとうございます
ふむ…今回もよくわからんな…
ヒロイン枠マシュを足しました
今作のヒロインはジャンヌとマシュとしておりますが…この後感想にてジャンヌオルタはどうですかと言う意見をいただきましてどうするか悩み中なのですが皆さんの意見も聞きたいと言うことでアンケートを取りたいと思います
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オルタの追加
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追加をせず2人のまま