英雄も元はありふれていた   作:絶対絆無双

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どうもお久しぶりです。
いやぁ…最近は色々とありまして中々手がつけられなかったです。(主にFGO関係)
オリュンポス攻略結構大変でした!デメテルが一番苦戦したのかな?ゼウスがまだ可愛く思えましたw
あとあつ森も最近やってましてマイデザインがまた奥深いです。作りたい服が多すぎて何を作っていいのやら…


英霊の召喚に失敗したらどうなるともう?そう、不思議なカードを買ってまた石を砕くハメになるのさ

ヒュドラとの戦いの後のことを簡潔にまとめると

屋敷を手に入れた以上!解散!今回の話はこれで終了!次回にご期待を!

 

「勝手に終わらすんじゃねぇ!?」

 

はい…すいません…

 

「白夜?誰と話してるの?」

 

「ユエ、この世には気にしてはいけないこともあるんだ。いいな?」

 

「ハジメが言うなら詳しいことは詮索しない」

 

長テーブルで朝食をとっている一行

白夜の目の前には普通の朝食が並んでいるが何故かハジメの方はゲテモノ料理に見える。彼曰く魔物の肉を食べて今の姿になったためいろんな魔物の肉を食べステータスを上げるのことらしい。白夜もその意見には賛同し彼も食べようとさしたが不味すぎて食べれたものではないと感じ、白夜なりにアレンジを加え今に至る。

 

「白夜…交換しないか?」

 

「やだ、責任持って喰え。血肉となった魔物に感謝しながら黙って喰え」

 

まるでオカンである。まぁ仕方ない彼の力の中にはオカンの英霊の力も入っているのだから当然といえば当然である。

 

「ご馳走様でしたっと。さて準備しますか…」

 

「何かするのか?」

 

「あぁ、ユエの言っていたことが確かなら恐らく出来るであろう」

 

ユエが言っていたこと、つまり宝具がこの世界存在するということは下手したら英霊の召喚もできるのではと考察をした白夜。その準備に取り掛かろうとしている。ハジメ達も興味本位で彼の跡をついていった。

 

「さてとよく思い出せっ!えぇーと確かこうだったかな?」

 

まず召喚するための魔法陣を描く作業からである。白夜はソロモンの千里眼を使えばいいと思ったがそんな事には使いたくないという思いもあり、記憶を頼りに描いている。そして必要な血液を自分の指を少し切り垂らした。英霊の召喚には本来触媒というものが必要であり、その触媒があることにより触媒に関係のあるサーヴァントが召喚されるのである。例えば円卓の机の破片だとすればアーサー王を含め円卓の騎士誰かや新撰組の羽織りなら新撰組の誰かなどと言った感じである。しかし彼は何もなしに召喚しようとする。つまり賭けに出ているのである。それも大一番といる勝負である。そして白夜は準備を全て整えて詠唱するのであった。

 

「それじゃぁ始めるから離れてろよ」

 

「わかった」

 

「素に銀と鉄。 礎に石と契約の大公。降り立つ風には壁を。 四方の門は閉じ、王冠より出で、王国に至る三叉路は循環せよ」

 

白夜の周りが少し揺れ始め、ピリピリと彼の周りに小さな稲妻が発生し始めた。

 

閉じよ(みたせ)閉じよ(みたせ)閉じよ(みたせ)閉じよ(みたせ)閉じよ(みたせ)

繰り返すつどに五度。

ただ、満たされる刻を破却する」

 

先ほどよりもさらに揺れが激しく、稲妻も大きくなっていった。

 

「――――告げる。

汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に。

聖杯の寄るべに従い、この意、この理に従うならば応えよ

誓いを此処に。

我は常世総ての善と成る者、

我は常世総ての悪を敷く者。

汝三大の言霊を纏う七天、

抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ―――」

 

そして大きな爆発音が発生し周りを煙で覆った。

全く前が見えない状態、白夜自身召喚に成功したのかまだ理解はしていない。

 

「ゴホッゴホッ!成功したのか?」

 

「いや、まだわからん…」

 

白夜は今煙で周りが見えない中、自分の体の状況を把握している。成功していたならば体のどこかに令呪が宿っているはずであるから。

令呪とはサーヴァントに三回だけ絶対的な命令ができるものである。命令がはっきりしているのならば効力は強くなるがアバウトすぎるとその逆で弱くなってしまうのである。例えば服従しなさいはアバウトの方に入りあまり効力がないのである。by少女R

 

「っ!?あった…って背中かぁ…」

 

彼の令呪は背中にあった。その形は小さな羽が2枚と大きな羽が2枚あるような形をしていた。しかしこれはある人のと同じ形であることに白夜は気づいた。その人物とは…

 

「サーヴァント裁定者(ルーラー)、真名ジャンヌ・ダルク。お会いできて光栄です、マスター!」

 

なんと煙の中から大きな旗で煙を振り払いその人物が出てきた。

頭には特徴的な甲冑をつけ、主に紺色のローブを見に纏っている白夜が1番Fateシリーズで好きな人物である。

 

「ジャンヌ…」

 

「はい!マスター!」

 

しかし驚くことはそれだけではなかった。なんと晴れた煙の中からあと2人の影が見えた。その影も白夜にとっては欠かせない人物であった。

 

「サーヴァント盾兵(シールダー)、円卓の騎士ギャラハッドさんにかわりに参上しました…、マシュ・キリエライト!また先輩の後輩としてよろしくお願いします!」

 

「サーヴァント復讐者(アヴェンジャー)、真名ジャンヌ・ダルク・オルタ。貴方の絶望に立たされた顔を拝みに来たわよ?ふふっ…」

 

大きな盾を持った紫かかった髪の毛少女とジャンヌと瓜二つの姿を持つが髪は白く鎧は黒色の少女。Fate/Grand Orderのメインヒロインであるマシュ・キリエライトとジャンヌ・ダルクの贋作として作られた反転(オルタナティブ)であるジャンヌ・ダルク・オルタである。

 

「っ!?さ、3騎同時召喚…だと…」

 

これは本来あってはいけない自体である。聖杯戦争は本来7人のマスターと7騎の英霊によるなんでも願いを叶える杯、聖杯を勝ち取るための戦いであり、各マスターは1騎の英霊をサーヴァントとして従えて戦うのだが…。つまり一回の召喚で召喚できる英霊は1騎なのだが…稀に2騎同時はあるが3騎同時は彼が知っている限り前例がないのである。

 

「まぁいいか…、えっと…俺の名は…」

 

「知っております、蓮坂白夜ですね!」

 

「えっ?な、なんで…」

 

なぜか顕現したばかりのジャンヌが何故か白夜のことを知っていた。英霊は聖杯戦争が終わるとその時の記憶を基本的になくして英霊の座へ帰るのだが、稀に残したまま帰る英霊もいるのだが…。白夜はそんなこととは一切関係ないどころかあるはずがないのだ。何故なら彼らはあくまで白夜にとって画面の中の存在なのだから。しかしそれでも彼女らは白夜のことを知っている。

 

「何故言いましても…先輩は最後まで私たちと旅をしたじゃありませんか」

 

「えぇ、貴方が最後この子のために涙を流したのも知ってるわよ?それも画面越しから」

 

「っ!?つまりおまえらって…」

 

「えぇ!私達はあなたのカルデアのサーヴァントです!」

 

まさかの本編やゲームの設定でなく…現実と空想が一つになってしまった…。白夜は頭が混乱している。すると自分のポケットに入っていたものに気づく。それは今はもう使うことができない彼のスマートフォンである。彼のスマホの中にはFGOもそうだがフォルダの画像の中はいろんな英霊の画像も多いためその2つが触媒となり彼女らの顕現に成功したのであろう。

 

「多分そういうことか…」

 

「どうしましたか、マスター?」

 

「いや、なんでもない…。改めてよろしくなみんな」

 

「はい!」

 

「先輩のサーヴァントとしてがんばります!」

 

「えぇ、そうね。ある程度ならしますよ」

 

 

 

 

そこからというもの

 

「マシュ!今日こそ一本取らしてもらうぞ!」

 

「そう易々と取らせませんよ先輩!人生としては後輩ですが、デミ・サーヴァントとしてなら私の方が先輩なのですから!」

 

白夜は3人に特訓の相手を頼んでいるが流石は英霊、クラス内では強い白夜よりも強し。白夜も白夜でちゃんと戦えば勝てるのだがそれはあくまで英霊たちの記憶の戦法、ゆえにまずは自分だけの力で彼女らに勝とうとするのであったがやはりもとより戦闘に関しては元より初心者なため彼女らに読まれてしまうのであった。

 

「おらぁ!」

 

白夜が武器も何も持たずにマシュに近づき殴りかかるがこれは八極拳、中国武術の1つで英霊李書文が使っていたものであるが型や動きは彼のものをベースにしているがやり方は白夜本人のものである。

 

「まだまだです!」

 

しかし簡単に盾で塞がれてしまうがそれでもめげずに白夜は攻撃し続ける。だが着実に成長しているのもまた事実、今までは本人のスピードですらマシュに劣っていたが今は完全に追いついているのである。やはり最初の魔獣なのでは生温かったようだ。

 

 

 

「あいつもめげずにやってるな」

 

「えぇ、マスターらしいですよ。実践あるのみっていうところが」

 

「たしかに、元の世界でもゲームではそんなことしてたな」

 

遠くの方でジャンヌとハジメが2人の特訓を眺めている。ハジメは何やら工房の方で色々と作っているらしく何やら火薬臭かったりするがそれはいまに始まったことではない。

 

「でもいつまでこんなところにいる訳にはいかないからな…」

 

「それもそうですね…、早いところでないと外の状況が…」

 

2人が言っていることもまた然り、ここにいつまでいても何も始まらないゆえここからは早く出ないとダメなのである。

 

「はぁはぁ…、だぁ!ダメだったかぁ…」

 

「でも先輩、私に追いつけていましたしもう少しです!」

 

「それも…そうか。よしっ!今度は魔物相手にやってみるしかねぇ!」

 

「そのいきです!先輩!」

 

こんな感じだが、現時点でこの場にいる英霊を除いた戦略では宝具無しでも明らかに白夜が強いのである。何故なら実際にマシュとの実戦の後ハジメとユエとも戦ったがハジメに関しては手も足も出さずに終わり、ユエは魔法があるゆえ白夜より有利かと思ったが人間らしい小賢しい手を使い勝利したが、実戦では小賢しいもクソや関係ないためユエも負けを認めている。

 

「よし…、絶対に乖離剣を持つに値する人間なるんで…見ててくださいよ、王様…」




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