英雄も元はありふれていた   作:絶対絆無双

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ご無沙汰ぶりです
私です
いやぁ…ものすごい期間が空いてしまった…
リアルの方でいろいろとゴタゴタしてたのもありますけど一番な理由はタイトル通り、ずっと推し事してました…
えっ?誰のかって?白上フブキのですよ…気付いたらあとちょっと100万人とか凄すぎるでしょ…
とまぁ後はホロスターズのオウガ君とボスことシエン君の2人も推してましたなぁ〜
以上です!!

(ここだけの話、2ヶ月前にはもう出来上がっていた)


音沙汰なかった数ヶ月間何してたかって?推し事だ!

ダンジョンの奥深くに入ってからかなりの時間が経って白夜達は外に出ても大丈夫なようかなり準備をした。ハジメは主に銃火器を重視して、

白夜は己の戦闘技術を重視して…

その結果白夜はとうとう己の持てる術をある程度使いこなせるようになっていた。例えば直死の魔眼や石化の魔眼、静謐のハサンへの毒皮膚化や李書文の槍術などあらゆる英霊の特徴の活かし方ができるようになった。故に今マーリンの千里眼を使い地上の景色を見ている。こうでもしないと外の情報が入って来ないので大変助かっている。

そしてさらには英霊同士の宝具や特性、スキルの組み合わせにより本来ならあり得ないことも一つの宝具などとして扱えるようになった。例に挙げるとすればギリシャの大英雄ヘラクレスの宝具でありFate本編で士郎達も苦戦した宝具【十二の試練】を回復待ちの英霊のスキルと組み合わせることによって本来なら11回までなら死から蘇ることができるこの宝具をなんと11回以上蘇ることができるようにした。正確な話をすると回数を増やしたのではなく蘇る回数を回復させていると言った方が正しいのである。例えば白夜戦いで2度死に蘇った場合その日から2、3日経過しないと回数が回復しないままの状態になるのである。ちなみに組み合わせることに成功したとはいえ本来ならできないことであり完全無理矢理にしている結果1~3回なら2、3日程度で回復するが6以上になると流石に1週間から2週間かかるのである。

 

「白夜…そういや今の城の状況ってどうなってんだろう…全然気にしてなかった…」

 

先程その情報を手に入れるために千里眼を使っていると言ったが前言撤回こいつは普通に情報収集やサボっているだけであった。いったいなにをしていたのだろうかこのアホは…

 

「ずっと投稿してないやつに言われたくはない」

 

こっちの会話に入ってくんな!!!あのなぁ?こっちはこっちなりの事情があってだなぁ(以下略

 

「さてと早速見るとしますかねぇ〜」

 

千里眼発動させたがその時城の状況を見た瞬間、白夜は何故か少し楽しんでいた

理由としては何やら貴族たちと勇者たちの間でちょっとした小競り合いがありそれを王がどうするのか検討している場面を見ていたのである。白夜はなぜこのようになったのかソロモンの千里眼を発動させて過去を調べた所…大迷宮から帰った勇者一行、そこで起きた勇者2人が奈落に落ちた事を王に報告したあと貴族同士の間で「死んだ勇者が無能な2人で良かった」や「生きる価値もない穀潰しの最期としてはいいものだ」などその勇者2人に対しての言葉が酷いものであったことに対し香織が黙って聞いているわけもなく

 

「南雲くんを…あの2人のことを馬鹿にするなんて許さない!」

 

発言して今に至るのであった

 

「ほほ〜…これはこれは面白いことになってんなぁ〜…、ちょっとからかってくるかぁ…」

 

「ん?マスター何処かへ出かけるのですか?」

 

白夜のいる場所は彼のサーヴァントであるジャンヌが近寄ってきた。

 

「ん?ジャンヌなんか用事か?」

 

「いや、そういうわけではないのですが何やら不敵な笑みを浮かべていましたけど…」

 

「あぁ〜…すまんすまん…ちょっと外の状況が面白いことになってたからちょいとからかってこようかと考えてただけだから」

 

「なるほど…そうでしたか」

 

「そんじゃぁちょっと行ってくるからハジメ達には言っといてくれよ」

 

「わかりました」

 

ここから城まで行くような言い方だが実際白夜はどうやってこの大迷宮を抜け出そうというのだろうか…って考えるだろうが彼にはもちろん英霊の特性がある。それ使ってここから出るというのだ。白夜は自分の身長より少し大きな杖を取り出した。これは花の魔術師マーリンの杖であり、杖を一回地面にコツンッと叩くと彼が花びらに囲まれてその場から姿を消した。そこへハジメが後ろから来た。

 

「あれ?ジャンヌ、白夜は?」

 

「マスターなら外へお出かけになりましたよ」

 

「外?それって迷宮の中に戻ったってことか?」

 

「あぁー、違いますよ。迷宮の外に本当に出掛けたんですよ」

 

「あぁ〜…そういうこと外ね…、本当の外に!?」

 

そらぁびっくりするだろう…でもこれって現実なのよね…

 

 

 

場内で揉め事をしている最中である。光輝も何やら香織説得しているようだが香織はあまり聞いていなかった。

 

「それでは…香織様は落ちた勇者2人に対する罵倒を止めるとこをしてほしいんじゃな?」

 

国王は簡潔にまとめたことを言い香織も頷いている

 

がそこへ

 

「なにこれ…花びら?」

 

その場に多くの花びらが舞っていた。しかしここは室内であり明らかに奇妙なことである。この事態に国王や貴族、ましてや転移されてきた勇者たちも驚きを隠せなかった。驚くのはまだそれだけではなかった。花弁の舞がだんだん収まっていくとその場に本来はあるはずもない人物がいた。

 

「いやぁ〜…、死んでもいないのに勝手に殺されちゃぁ困るなぁ…」

 

「えっ?蓮坂くん?」

 

彼女たちにとってはすでに亡き者と思われている白夜の登場である。クラスメイトも「嘘…」「ゆ、幽霊?」「あいついつの間にあんなものを」などいろんな声が上がっている。

 

「さぁて…、そこのおまえら…」

 

「っ!?」

 

白夜は貴族たちの方を思いっきり睨んだ。睨まれた貴族たちは肉食獣に睨まれているような感覚になり、驚き少し寒気も感じた。

 

「誰が死んでせいぜいしたって?俺も…ましてやハジメもピンピンしてるぜ?」

 

「えっ…嘘…南雲くん生きてるの…」

 

「おうよ!まぁ…以前のようにはいかないがそれなりにな…でも元気にしてるぜ…」

 

香織はハジメが生きていることに対して驚きを隠せずその場で涙を流してしまった…しかし今回の涙は悲しみではなく喜びの涙であった。

 

「よかった…よかったよぉ…」

 

「まぁ…今いるところ出るのには少々時間がかかるけどな」

 

「どういうことだ?蓮坂?じゃぁお前はどうやってここに来たんだ?」

 

さぁてここで黙っているわけもなく突っかかってくる勇者(笑)の天之河光輝

 

「どうって…今見たろ?花吹雪使って出てきたんだよ…まぁ一種の転移魔法だ」

 

「いや待て、君の天職は魔術師ではなかったよね?なのになんで魔術が使えるんだい?」

 

「はぁ…、お前なぁ…前にも言わなかったかぁ?一般人は天職がない、逆に考えればいろんなものを習得できると?そういうことだよ」

 

「なら、君が習得できるなら彼女らにも習得できるはずだ」

 

「いや、無理だね〜」

 

それもそのはずこれはマーリンの魔術、あのグランドクソやろうでさえ一応グランドクラスのサーヴァント、そこいらの一般の魔法使いや魔術師が使えるはずもない

しかし勇者にはこう捉えられたらしい

 

「つまり君は教える気はないと?」

 

「いや、教える教えない以前の問題でだなぁ…」

 

「だったら俺と勝負して君が負けたら転位魔法教えてくれ!」

 

(こいつ頭ドアホとちゃいまっか?)

 

何故かエセ関西弁になってしまった白夜、勝手に話を進められなぜか決闘をする羽目にもなってしまった。しかもこの決闘白夜側にはなにもメリットはないし、万が一白夜が負けたとしても教えることもできない…つまり無駄試合である。しかし周りの人はやはり無能の言うことよりもやはり勇者の天職である光輝のいうことを信じそのまま場内の訓練場で決闘することになった。

 

「はぁ…なんでこうなった…」

 

白夜は頭を抱えている…

 

「さぁ!勝負だ!」

 

光輝はすでに準備満タンでこちらに剣を構えている

 

「はぁ…仕方ない…やるかぁ…」

 

白夜は光輝の方を向いたが少しその場で笑みを浮かべた

 

「なにを笑っているんだい?」

 

「いやぁ…改めて実感してるんだよ…。異世界に来たんだなってな。アニメ好きなオタクからするとこういうのはとても興奮するからなぁ。試合前にちょっとした魔術の暗唱とかしてみたくなるもんなんだよ」

 

それを聞いている周りのクラスメイトは少々呆れた雰囲気やましてや例の不良グループに関しては

 

「なに言ってんだあいつ、落ちて頭悪くなったのか?なにもできないあいつがそんな大掛かりな魔法持ってるわけがないだろ」

 

など笑っている

 

「まぁ…勝手に笑ってるがいいさ…そんじゃぁ始めますかねぇ…」

 

白夜はその場で右腕を前に出し左手でその右腕の二の腕を掴んだ

そして…

 

「体は剣でできている!!」

 

「「「「はっ?」」」」

 

その場にいた何名の人もが声に出しまう程の光景であった

 

「ぶっはっはっはっはっ!!!まじでやってがある〜!!もうこれは厨二病だよ!!はっはっはっー!!」

 

「白夜…まさか本当にここまで落ちていたとは…決闘は取り消すから早く辞めたまえ…見苦しいよ…」

 

決闘を申し込んできた光輝ですら呆れてしまっていた

それでも白夜はその詠唱をただ続けていた…一人だがこんな発言をしていることにも気づかずに

 

「血潮は鉄で、心は硝子…」

 

「……バカな…あの詠唱は…」

 

「幾たびの戦場を超えて不敗…ただ一度の敗走もなく…ただ一度の勝利なし…」

 

白夜のまわりに微量にであるが稲妻が走っていた

 

「担い手はここに独り…剣の丘で鉄を鍛つ…」

 

今度は地面が微かに割れ始めてきていた

その辺りからだんだん周りからの笑い声もなくなってきてむしろ驚きの声の方がしていたであろう

 

「ならば我が生涯に意味は不要ず…この体は!無限の剣で出来ていた!(unlimited blade works.)

 

その場で大きく地割れと稲妻が迸りその場にいたものは全員巻き込まれたが次に目を開けるとそこはどこまでも続く荒野に無数の剣が刺さっている光景であった

 

「さぁて…やろうじゃねぇか勇者…、一般市民が英雄に憧れた結果を見せてやるよ…」

 

ここの世界は英霊エミヤシロウの心の具現化した結界である。通称固有結界の言われるものだが…心象風景の具現化など本来はあり得ないのであるがそれを可能にしているのである。この似たようなものを使える英霊とすれば征服王イスカンダルもその1人

 

「どうした?かかってこいよ?お前が望んだ決闘だぞ?」

 

光輝が白夜の方へ剣を持ちながら走っていくが白夜は動こうとしない…

なぜならここはエミヤの【無限の剣製(unlimited blade works.)】の中である。つまりそこら中に刺さっている剣を…

 

「なっ…」

 

操ることができるのである

 

「どうした?俺を倒してさっきの転移魔法を手に入れるんじゃないのか?」

 

白夜の後ろにはすでに無数の剣が空中で光輝のことを狙っていた

その光景見て光輝はその場をびくと動こうのしなかった、いや正確にはできなかった…

 

「勝負あったな…、勇者の本気を知りたかったけどこの程度だとはな…真名解放して損したわ…」

 

「お、俺はまだそんなこと!!

 

さすが勇者ある程度落ち着くのは早いようだが次の瞬間、彼の周りに無数の剣が降り注ぎギリギリ当たらないところに全て刺さっている

 

「これでもやるのか?」

 

「っ!?」

 

白夜のその声が今まで聞いてきたものよりもとても圧を感じたのと同時に恐怖心も湧いてきたのである。クラスのみんなも今の戦いを見て、過半数は青ざめていたのである。

 

「勝負あったな…、それじゃぁおわりますかねぇ〜」

 

一気に雰囲気がガラリと変わる白夜それと同時に周りが明るくなり光に包まれると再び訓練場へと戻っていた。

 

「それじゃぁ、俺は戻るからな…」

 

その場を去ろうとしたから教皇イシュタルから

 

「お、お待ちくだされ!勇者様!!あ、いや…あなた様は…まさか神話に語り継がれてる伝説の英雄王様なのだろうか!?」

 

「英雄王?」

 

その場にいたクラスメイトたちはこの単語にはやはり馴染みがなくいったいどういうものなのかを知らない。ゆえにそのうちの1人が…

 

「あの…イシュタルさん、その英雄王ってなんですか?」

 

「あ、あぁ…勇者様たちはこの世界の神話をご存知ないのでしたね…。ごほん!今から約数百年前、この世界はたった一つの国でできていたそうじゃ。そこには今のような人間や魔物、獣人などの争い事もなかった。何故かというとその国の王こそが頂点であり誰と逆らえない権力があったのだが…、しかし国民は不満とは思わずむしろ信頼の方が高かった。理由はその王は自ら世界の厄災などに立ち向かい英雄とまで言われていた。故に英雄王と付けられている。その厄災に立ち向かっていったときに使った力を今あのお方が使っていたものと同じもの…【宝具】というものなのじゃ…。しかし王が亡くなってからその絶対なる力を失い国は別れ今の世界があると言われておる」

 

イシュタルが説明をし終わると周りは黙って白夜の方を見ていた

 

「あなた様は…神が作りし兵器である王の証を持っておりますよね…」

 

王の証…つまり乖離剣エアのことである。白夜はどうしようかと考えたが今後のことを考えるとあらゆる面で有利になると考え結論を出した

 

(こんな形で出すとはね…まだ完全に使いこなせるわけじゃないけど見せる分には問題ないけど…あとで王様に謝っておこう)

 

心の中でギルガメッシュに対して謝罪することを決意した白夜

王の財宝から大きな鍵のようなものを取り出した

 

「よく見ておけ雑種ども…、これを見せるのは一度きりだからな?」

 

鍵のようなアイテムをひねると空中に無数の回路のようなものが出現した。その無数の回路が一つに集まりそこからとあるものが出現した。

持ち手の部分は金色をベースに青色の装飾が施され、そこからはえている黒色をベースに赤い回路のようなもの…まさしくこれこそが王の証である《乖離剣エア》であった

 

「お、おぉ〜!!まさしくそれぞ!!神話に語り継がれる乖離剣!!」

 

イシュタルがあまりの興奮に大きく叫ぶのであった

白夜はエアを地面に刃の部分を突き刺しその場で腕を組む

 

「これで良いか?だったら俺は行くぞ…」

 

しかしそれで終わらないのが鉄則

手癖の悪い輩がやはりおり、今回の場合は前回もやらかした不良グループ筆頭の檜山である

 

「その剣さえあれば…この国を好きにできるんだよな…だったらいただくぞ!!」

 

その場からもうダッシュで白夜の方向に向かい乖離剣に手を伸ばし地面から引き抜こうとするがしかし

 

「よし!……あれ?抜けない…なんでよ!!くそ!くそ!くそ!!なんで抜けねぇんだよ!!」

 

いくら檜山が引き抜こうとしても地面から一向に抜けずびくともしない

 

「おい…雑種誰の許しを得て引き抜こうとしてる?これはかの英雄王が使いし乖離剣、お前のような卑怯者が抜けるはずなかろう…」

 

白夜は檜山のことを睨みながら言った

 

「な…んだとぉ!!クズオタクの分際で!!このやろうがぁ!!」

 

「連坂くん!!」

 

白夜の一言でブチギレた檜山が白夜目掛けて攻撃をした、その攻撃は白夜に思い切りあたり彼の胴体が裂けるような傷ができ常人なら死んでしまうほどであった

 

「檜山くん!?なんてことしたの!!蓮坂くんが!」

 

白崎が胴体を裂かれた白夜のそばに寄った

 

「…こいつが悪りぃんだよ…無能なくせに力だけが強くなってそれを自慢のように見せつけてきたんだからな…」

 

「だからって殺すことはないでしょ!!!クラスメイトなんだよ!!」

 

白崎が思い切り叫ぶ、それは誰もが痺れるほどであった

 

「ありがとな…白崎…でももう大丈夫だぜ…」

 

「えっ?」

 

「なっ!?」

 

なんと胴体を裂かれたはずの白夜が再びその場に立っていた。これは冒頭でも言っていたヘラクレスの【十二の試練】の効果である。つまり一回彼は死んだことになった

 

「全く…ひでぇもんだな…こんなことで貴重な命を一つ使っちまったよ…」

 

彼は何事もなかったかのように倒れた時に着いた砂などを払っている

 

「お前…どうやって…今確実に…」

 

「答えるかよバ〜カ、どっちが無能なのやら…今のでお前の立場が危うくなってることにも気づかないとはな…。まぁいい俺はダンジョン内に戻るが…助けに来ようが来ないがお前らの勝手にしろよ…」

 

檜山がいくら抜こうとしてもびくともしない乖離剣をいとも簡単に抜き宝物庫なかへと仕舞い再びマーリンの杖を取り出しその場から消えた

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