sistertale -来訪者はヴィランでした‐   作:art-ai

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第五章 二人の話

数日かhoney達と遊んでいたら、遂にberryにこう聞かれてしまった。

「neaって、家族はいないのか?」

思わずどもってしまう。

こんなに家族と楽しそうにしているberryに、自分の家庭の事情なんて言えるわけが無かったのだ。

暫く黙っていると、honeyが口を開く。

「あー…。兄弟。あまりそういう話はしないほうがいいんじゃないか?neaだって、家庭の事情ってもんがあると思うぜ?」

「Mheh!それもそうだな…ごめんな、nea!」

honeyが空気を読んでくれたのか、それとも弟に聞かせないほうがいいと思ったのか。

どちらにしろ感謝することになった。

 

 

 

夜になり、berryも眠ってしまったころ。私はどうしても眠れなくなって、一回のリビングへと降りて行った。

すると、そこには、まるで此処に私が来ることが分かっていたような顔をしたhoneyが、軽く手を振り、

「まあ座れよ。ホットチョコレートあるから。」

と、私に座るように促す。

 

「……本当はこんなこと聞きたくないんだが…もしかして、家出だったりするのか?」

「……」

言おうか言うまいか、黙り込んで考える。

というのも、私の所属(家族ともいう)するBADGUYSの一人、error兄さんは、過去にこのAUを襲撃していたので、言ってしまったらもう此処に留まらせてくれないかもしれない。そう私は思っていたのだ。

「…私は」

そして、私は…

 

自分の家庭事情について、打ち明けることにした。

 

かつての脅威だった骨が、私の兄だということ。

今まで人やモンスターを傷つけていたということ。

私が、元感情の守護者であり、闇の帝王と恐れられたナイトメアの娘であること。

そして…そんな家庭が、日に日に嫌になっていったこと。

 

私の話を、honeyは、時々驚きながら、真剣に聞いてくれた。

「_______neaは」

honeyが煙草を灰皿において尋ねる。

「neaはずっと…俺達のことを気遣ってこのことを言わなかったのか…?」

「…」

私は無言で頷いた。

「その、ごめんなさい…変な気遣わせちゃって…」

日中のことについて謝る私の頭を、honeyは優しく撫でてくれた。

「なぁに。お前が謝ることじゃないさ。」

そう言って、にっこりと笑う彼に私の胸がつきりと痛んだ。

…私は、このままでいいのだろうか。

「__ねぇ。」

そう思うより先に、口が動いてしまった。

「……大切な人と喧嘩しちゃったときって、どうすれば仲直りできるの…?」

honeyは少し驚いた顔をするが、すぐにまたいつもの笑顔になり、こう言った。

「大切な人と仲直りするにはな_____。」

 

 

そこから紡ぎだされた言葉を、私は、今までの話よりも、ずっと真剣に聞いていた。

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