『選択』 〜ヒーローになるための〜   作:りんごあめ

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ノリで書き始めましたがまったり続けていく予定……

第3話よろしくお願いします。


第3話 助けを求める顔

「あ、よかったらサインもらえません?オールマイトに会う機会なんてそうそうないだろうし…」

 

「オーケー!もちろんだとも、このノートでいいのかい?……はい!協力ありがとう!」

 

リュックから1番綺麗なノートを取りだしてサインを書いてもらった。せっかく憧れのヒーローに会えたワケだしサインくらいはやっぱり欲しい。

サインをもらいノートを受け取る。ていうか間近で見て改めて思う。

 

 

画風が全然ちげえ……。

一体何すりゃあこんな風になるんだよ訳分からん。

 

そうしてオールマイトはデックンの元へ歩み寄りしゃがみこんだ。

「ヘイ!ヘイヘ〜イ、へ…あ起きた!」

 

 

 

 

 

 

 

 

ヴィランをペットボトルに詰め拘束した後、気を失ったデックンの安否の確認にオールマイトがペチペチとすさまじい速さで頬を叩いていた。その甲斐あってか白目をむいて倒れていたデックンは目を覚まし、オールマイトは安堵の息をついた……と同時に絶叫が轟いた。

 

「うわああああ!ノアくん、オールマイトだよ!本物だよおぉぉお!!」

 

「……!ちょ、そんな揺さぶるなって。痛てぇって」

 

俺もデックンのとこへ駆け寄ると自分の目の前にオールマイトがいることに驚いたデックンが俺の肩をぶんぶん揺さぶった。

わかってる、わかってるからやめてくれ痛いから。

 

 

「元気そうでなりよりだ。いやぁ〜すまない、ヴィラン退治に巻き込んでしまった。いつもはこんなミスしないのだがオフだったのと、慣れない土地で浮かれちゃったかな〜!アッハッハー!しかし、君達のおかげで無事!詰められた!!ありがとう」

 

「………はっ!そうだ、サイン!サイン、えと……」

 

オールマイトを前に完全にテンパリ自分の周りを見回すデックン。そして先程爆豪にボロボロにされたノートが投げ出されていることに気づき、ノートを開く。

 

「あのノートに………!してあるぅ!?!?」

 

ちょっと待て、いつの間に書いたんだ。目を離した時間はそう長くなかったはず、その一瞬で書いたのか……?

オールマイトやっぱりすごい。

 

「あり、ありがとうございます!家宝に…家の宝にいぃいい!!」

 

そんなことを言いながら営業マン顔負けの見事なお辞儀をすさまじい速さで繰り返すデックンにニコリと笑いかけると、オールマイトは背を向け屈伸を始める。

 

「じゃ私はこいつを警察に届けるので……液晶越しにまた会おう!少年達!」

 

「え、そんな。まだ……」

 

「プロは常に敵か時間との戦いさ。」

 

デックンが名残惜しそうにその背中を見つめる。そりゃ俺だってせっかく憧れのヒーローに会えたワケだし寂しいが、デックンはきっと聞きたいのだろう。

 

前に言われたことがある。もしオールマイトに会えたなら直接聞いてみたいのだと。

自分のような個性がない人でもヒーローになれるか、と。

 

それを聞く絶好の機会なのだ、聞いてしまえよ、

そう思い彼を見るが口は開いていても声が出ることはなく、とうとうオールマイトは飛び去っていってしまった。

 

「それでは今後とも、応援よろしくねえぇぇ!」

 

 

 

あっという間に遠くまで飛んで行き小さくなるオールマイトの背を見送りながら隣にいるデックンに声をかける。

 

「やっぱオールマイトってすごいな。生で見るとなんつーか……うん、とにかくすごかった。ていうかなんであのこと聞かなかったんだよ?せっかくの……あれ、デックン?」

 

空を見上げながらそこまで言って気づく。返事がない、ただ黙っているというかそもそも隣に人の気配を感じない。

 

「………マジでいないじゃん。」

 

辺りを見回してからもう一度空を見上げる。まさかと思いながらよーく目をこらすと……オールマイトに何やらちっこく人の様なものがくっついていた。

 

「うっわすげえ、なんつー行動力……。」

 

デックンの行動に度肝を抜かれぼんやりと呟く。そしてはぁ、とため息ひとつ。

 

「………帰ろ」

 

そうして俺は1人寂しく家路に着いた。

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「ただいまぁ……」

 

「おかえりなさい、おや?今日はずいぶんお疲れみたいですネ?」

 

派手な装飾がついたシルクハットを被り、今にもはち切れそうにパンパンに膨らんだビールっ腹に道化師のような服を着た大男がリビングから出てきた。

 

「そりゃまぁ、いろいろあったからな〜」

 

「そうですか。じゃあクッキーでも食べてゆっくりしましょう、ついさっきできたばっかりなんですヨ♡」

 

「お、いいね〜じゃあそうさてもらおうかな」

 

「その前に……」

 

靴を脱ぎすたすたとリビングへ向かおうとしたところで腕を掴まれる。

 

「手洗いうがい、ちゃんとしましょうネ?」

 

「はいはい、わかってるよ…………千年公」

 

くるりと回れ右して洗面所へ向かった。

 

 

 

『千年公』。母に預けられ俺の面倒をみてくれている親戚のじいさんを俺はそう呼んでいる。

歳を聞いても教えてくれず、「秘密デス♡」とか、もしくは「我輩千年ほど生きてますヨ?」とか訳分からんことを言ってはぐらかしてくる。ちなみに俺の親の結婚式や父親が子供の頃に一緒に撮った写真を見せてもらったことがあるが今と全く容姿が変わっていない、シワの1つも増えてやしない。本当に千年くらい生きてんじゃねぇかと時々思ってしまうほど老けていない。だから千年公という変なあだ名でこっちも呼んでやることにした。

 

 

 

千年公のお手製のクッキーを頬張りながら今日あったことを話す。

 

「ほう、ヴィランに襲われたんですか、それは大変な思いをしましたね。まぁ乃亜も出久君も無事でなによりですヨ」

 

「オールマイトが助けてくれたのよ、ありゃほんとびっくりした。迫力すごかったしあっとやっぱ画風がちげぇなーって。」

 

そう言うと千年公は愉快に笑ってうんうんと頷いてクッキーを口に運んだ。

 

「ほっほー、本物はやっぱり違いましたか。…そういえばオールマイトは雄英出身でしたよね。あなたも受けるんでしょう雄英、我輩も賛成ですよ家からも通えるしどうせならレベルの高い所で思いっきり力をつけてほしいですかラ」

 

「おうそのつもりだよ、まぁもっと頑張んないといけないけど」

 

「そうですねぇ模試はB判定だからもう少し、後は実技試験の為に体を鍛えておきましょう、個性の扱いは我輩と練習しましたし十分かなと思いますヨ」

 

「体ならもう鍛え始めてるよ、朝早くこの辺走ってるし」

 

「そんなことは知ってますよ、まだまだ足りないと言ってるんですヨ」

 

俺の返答にオッホッホと口に手を当て笑う。それから服のポケットを探り1枚のメモ紙を渡してきた。

 

「……?何これ」

 

「トレーニングのメニューです。あなたは身体能力は高いと思いますが特に鍛えたりしてこなかったでしょう?これくらい頑張って鍛えないと雄英なんて受かりはしませン」

 

そう言われメモ紙に目を落とし思わず顔を引きつらせる。

 

「マジ?これ毎日やるの、キツすぎないこれ…」

 

いままでやったことのない筋トレの回数やランニングの距離。ぶっちゃけ3日くらいで挫折しそう…。

 

「これまでサボってきた罰だと思ってください、乃亜は運動神経いいですしできますって。あ、それからこれモ♡」

 

ニコニコしながらもう1枚メモ紙が差し出された。大きなため息をつきながらそれも受け取る。

 

「豚肉、にんじん、じゃがいも………は?」

 

「今日の夕飯の買い物リストです、おつかいおねがいしまス♡」

 

なんだよただのおつかいかよチクショウ!

続けて差し出された買い物カゴを受け取り家を飛び出した。

 

「いってきます!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

夕飯の買い出しに商店街に来た。商店街の入口で何から買おうかとメモを確認していた時、強い爆発と爆風が起こった。反射的に腕で顔の前を覆う。手を下げ目を開けるとそこはあっという間に火の海と化していた。

 

悲鳴をあげこちらに逃げて来る者何が起こったのかと商店街を覗きに来た野次馬達ですぐに商店街は人でごったかえした。

 

「ヴィランだ!ヒーローを呼んでくれ!」

逃げて来た人達がそう叫ぶ。それを聞いた野次馬達の通報により数分後にはヒーローが駆けつける。

颯爽と飛び込んで行ったヒーロー達だったがすさまじい爆発と共に後退してきた。そうしてようやくここからでも見える位置までヴィランが現れた。

 

「……!アイツさっきの!それにありゃ爆豪…!?」

 

暴れていたヴィランは先程俺たちの前に現れオールマイトにより捕獲されたはずのヘドロ状に姿を変えるヴィランだった。そしてそのヘドロの中で顔をしかめ必死に爆豪がもがいていた。

 

「……あ、デックン!さっきはいきなりいなくなったからびっくりし……おいどうした?」

 

デックンの姿を見つけ人々の間を突っ切って近くへ行き声をかけた、んだが青ざめて今にも吐きそうになって震えていた。

 

「ノア君…僕のせいだ。僕のせいでヴィランが、みんなが……かっちゃんが!」

 

「ちょ…落ちつけ、どういうことだよお前のせいって。仮にオールマイトが取り逃したんだとしてもすぐに来てくれるんじゃ…」

「できないんだよ…!それもこれも全部僕のせいだ!」

 

全部自分のせいだと言ったりオールマイトが来れないとか訳分からなくていろいろ聞きたいたが今のデックンに聞いてもきっと無駄だろう。それは諦めもう一度ヴィランの方を見る。

 

 

 

どうやら相性のいいヒーローがおらず人質がいるせいで手が出せずにいるらしい。ヒーロー達も棒立ちになってしまっていた。

呑まれてたまるかと個性で爆発を起こしながら必死にもがき続ける爆豪。

 

誰にも助けを求めず自分1人でどうにかしようとする彼の姿が、一瞬だけ見えたその表情が何故か昔の自分の姿と重なってしまった。

誰にも助けを求めず、助けられず1人でいた自分と。

 

 

その直後、自分の横を風が通り抜けた。隣にいたはずのデックンが走りだしていた。

 

 

何やってんだ、危ないぞ、止まれ、

 

そう言って彼の自殺行為ともいえるその行動を制す言葉。

 

それは俺の口から出ることはなく棒立ちしていたヒーローから、しかも後ろから届いた。

 

 

 

「馬鹿っ、何やってんだ!止まれ2人とも!!」

 

気付けば俺もデックンの後ろを走りだしていた。

 

 

 

 

爆豪の一瞬見せたその顔が昔の自分と重なったこと、そして走りだすデックンの姿を見たら危ないとか意味ないとかそういうのを全部、

 

 

考えるより先に体が動いていた。

 

 

 

突っ込んで来る俺達をヴィランは睨みつけ手を伸ばそうとしてくる。俺は咄嗟に近くに転がっていた缶のジュースを拾い上げるとそれを思いきりヴィランの目元を狙い投げつけた、

個性を発動させながら。

 

 

 

 

個性により普通に投げては絶対に出ないようなスピードで缶が飛ぶ。狙い通り目に的中しヴィランは顔を背け爆豪の拘束も自然と緩まった。その隙にヴィランの懐に飛びこみ掴みかかる。

 

もちろん流動的になっている為掴むことはできなかった。それでもここまで来た以上、引き下がれない。2人で必死に爪を立て引っぱりだそうとする。

 

「なんでテメェらがぁ……!」

 

「なんでって、足が勝手に!わかんないけど!」

「俺も分かんねえな…!気づいたら走ってた」

 

「「でも!」」

 

意図せず言葉が被る、理解できねぇとでも言いたげにこっちを見る爆豪に俺達は叫んだ。

 

 

 

 

 

「君が!」「お前が!」

 

 

 

「「助けを求める顔してたから!!」」

 

 

あぁ、やっぱりそうか。とこんな時も関わらず俺は思わずにっと口角を上げる。

 

こいつは昔とちっとも変わってない。どんなやつを相手にしても困っている人を助けようとする。そんなのに理由なんてない、って。

俺は俺が思っている以上にこいつに憧れ、影響を受けていたらしい。俺に手を差し伸べてくれたあの時から、俺のヒーローに。

 

 

 

 

 

 

「あと少しなんだよ……ジャマするなぁああ!」

 

ヴィランが腕を振り上げる。

やばい、こりゃ無理だ。そう諦め振り下ろされる腕をただ見ていることしかできなくなっていた俺達だったが、それが当たることはなかった。

 

 

「本当に情けない…!君に諭しておいて己が実践しないなんて!

プロはいつだって命懸け!!」

 

来れないと言っていたオールマイトがそこにはいた。言っていることは半分くらい分からなかったがきっとデックンと何かあったんだろう、オールマイトはそう言いヴィランをまっすぐに見つめ固く拳を握りしめていた。

 

「『DETORIT SMASH』!!!」

 

気迫に満ちたパンチと大きな風圧を起こし上げヴィランをまたもや一撃で吹き飛ばしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「雨……?おいおいマジかよ……」

 

パンチで起きた風圧、それで上昇気流を発生させ雲を作り雨を降らせた……らしい。

パンチ1つで天候を変えるってあんたほんとに人間かよ。

オールマイトのとんでない力業に顔をひきつらせながら俺はバタリと後ろに倒れた。

 

 

 

 

 

「まったく!無茶にも程がある、君達が危険を冒す必要は全然なかったんだ!」

 

分かってはいたが、

この後めちゃくちゃ怒られた。

 

逆にヴィランに捕まっていた爆豪はいい個性だとかなんとか褒めちぎられてたのはちょっと癪に障ったがそれはぐっと呑み込んでおいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いやぁーこっぴどく叱られたな!ハハハハ!」

 

「う、うん。ていうかなんでそんな笑ってられるんだよノア君…」

 

「そりゃ飛び出しといて言うのもあれだがあれは明らかに俺達が悪いもんな、正論すぎて笑えちゃうっての」

 

「僕はキミのそういう飄々としてられるとこが本当にうらやましいよ…」

 

「そんなこと言うなって。俺は逆にデックンやっぱすげえなって思ったぜ?」

 

「え?なんで、僕は全然…!」

 

「お前が走り出さなきゃ俺もあそこから動くことはなかったよ。そりゃ俺自身ちょっと思うことがあったからあんな行動に出たワケだけど…お前の行動が最後のひと押しになった。ありがとな?」

 

「……?うん、よく分かんないけど…どういたしまして」

 

俺の言葉が腑に落ちないようで首を傾げながらもそう言い笑った。

にしても今日はほんと疲れたな……。早く家に帰って飯食いたい。

 

……ん、ちょっと待てよ飯?そういやなんで1度家に帰ったのに外にいたんだっけ?

 

 

………あ。思い出した。

 

 

 

「やっべぇ!俺晩飯の買い出し頼まれてたのすっかり忘れてた!わりぃデックン先帰っててくれ。じゃな!」

 

デックンの返事も聞かずすぐに踵を返して来た道を戻る。商店街もあんな状態だしすぐ近くのスーパーでいいや、ちょっと高いけど仕方ない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あっぶねぇ……手ぶらで帰るとこだった」

 

大急ぎで買い物を済ませ、重くなった買い物カゴを見ながら呟く。危うく千年公から怒られるところだった。

 

 

 

 

家を出た頃はまだ明るかったが既に日は傾き始め、辺りは夕焼け色に染まっていた。

住宅街を歩いていると向こうの路地でデックンを見かけた。声をかけようかと思ったが誰かと話していた。

 

とがった金髪に少し丸まった背、そしてほっそりとした棒のような手足をした男。誰だろう、知り合いか?だとしたら邪魔するのも悪い、今日はこのまま帰ろう。

 

俺は何も言わずその2人を一瞥し帰路につくことにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

2日後、早朝。

 

まだ日が昇り始めたばかりだというのに俺は外を走っていた。

 

「はぁ、はぁ……しんどい。というか眠い」

 

 

千年公が作ったトレーニングメニュー、自分でも体を鍛えないといけないのは分かっていたからとりあえずそれに従いやってみることにした。

まだ2日目だが既にしんどい、いままでこんな時間に起きたりはしないからとにかく朝起きるのが1番キツイ。昨日やった感想としては朝起きて走りに行ってさえしまえばまぁ、いけた。ただこれを10ヶ月続けるとなると正直自信ない……。

 

 

 

今日から朝は海浜公園まで走りそこから砂浜を走れと言われ俺は言われたとおり海浜公園に来ていた。

ここは一部の沿岸がゴミで溢れてる。海流的な理由で漂着物が多いのに加え、それにつけ込んで不法投棄をする輩が多く地元の人々も寄りつかなくなっていた。

 

「朝ならなおさら人も少ないし人目を気にしなくて済みますし、それに少しくらいなら個性を使う練習してもバレないと思いまス」

 

とか言ってここに行くよう言われた。

 

階段を降り砂浜に足を踏み入れようとするとゴミの山の中で何かとすごい音ともに吹き飛んだ。

 

「……え、なに?」

 

突然の爆発にぎょっとして身を引くが、何起こったのか気になり近づいてみることにした。

 

こんな時間にこんなとこにいるとか物好きなやつだ、まぁ俺も人のこと言えないけど。

 

 

 

「ほらほら!こんなんでへこたれてちゃ私の個性ワン・フォー・オールを受け継ぐことなんてできないぞ!」

 

……ん、個性を受け継ぐ?ワンフォーオール?というかこの声ってもしかして……。

ゴミの陰に隠れそっと顔を出し様子を窺った。そこにいたのは予想通りオールマイト、そして顔を真っ赤にしながらゴミを引っ張るデックンがいた。

驚きのあまり声が出そうになるがぐっと飲み込む。

 

その直後、オールマイトの体から煙が上がった、かと思うとみるみるうちに体がしぼんでいく。そうしてそこにいたのはこの間デックンと話していた金髪の男だった。

 

「はあああ!?あ、やべ…!」

 

 

 

はい、今度は我慢できませんでした〜。そして俺の声にようやく見られていたことに気づいたオールマイトとばっちり目が合う。

 

「「あ。」」

 

やばい、オールマイト(?)めちゃくちゃこっち見てるよ。すんごい目力で見てくるじゃん、ちょっと怖い……。

俺は知ってはいけないことを知ってしまったのかもしれない。

 




読んでいただきありがとうございました!

次回もよろしくお願いしますm(_ _)m
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