MAJORで吾郎の兄になる   作:ねここねこねこ

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これで本日最後の更新です!
なんで急にこんなことをしたのかって?

今日が1番の乗り気だったからですよ!
人生はノリと勢いで過ごしていくものです!

本日はお付き合いくださり、ありがとうございました!



第五十四話※

 大地と吾郎が全国大会で優勝した四年生の秋から2年半が経った。

 あれから三船リトルは3年連続で全国大会優勝という偉業を成し遂げた。

 監督の安藤は喜び、三船リトルには多くの子供達が集まり、昔以上の強豪チームとして復活を遂げたのであった。

 

「吾郎ー! そろそろ起きないと卒業式に遅れるわよ!」

「う〜ん……」

「吾郎ってば! 大地も起こしてあげてよね!」

「あー、やっぱり母さんの作った朝ご飯は美味しいなぁ!」

「もう! 大地ったら調子いいことばっかり言って!」

 

 今日は大地と吾郎の卒業式である。

 2人は並んで、学校に向かっていた。

 

「今日でこの学校ともお別れかぁ……なんか寂しいな!」

「……別に思ってないでしょ?」

「あっはっは! でも大地は良かったんじゃね? ほら、あの担任のおっさんから離れられるし!」

「ああ……あの人か。いつまで根に持ってるんだろうね?」

 

 新四年生に進級したばかりのとき、小森のいじめを見て見ぬ振りした担任に切れた大地。

 それ以来、そのことを根に持ち続け、何かあるたびに大地に突っかかってくるようになっていた。

 しかし、大地は成績優秀で運動神経もよく、性格も良いため、担任以外の生徒や先生が味方についてくれており、実害はゼロであった。

 

 大地自身も無視していたので、実際は担任が1人で空回りしていただけという()()ではあったのだが。

 

「中学でもほぼ全員メンバー変わらないんでしょ?」

「そうだなー。代わり映えしないとゴロちゃん、飽きちゃう!」

 

 吾郎がふざけたことを言うのを流しつつ、小森、沢村、清水と合流して学校へ向かう。

 そして卒業式では大地達よりも桃子が号泣してしまい、恥ずかしい思いをするのであった。

 

 

◇◇◇◇◇◇

 

 

 卒業式が終わったあと、桃子、大地、吾郎は茂治のお墓の前にいた。

 

(おとさん……今日で俺たち小学校を卒業するよ)

(家族みんなでこうやって暮らしていけるのも、母さんと吾郎のおかげだよ)

(茂治さん。こんなに大きくなった2人を見てどう思ってくれるかな。私達は3人で幸せです。どうかこれからも天国で見守っていてください)

 

 お墓参りが終わり、家に帰る3人。

 そして家の前では2()()()()()()が待っていたのであった。

 

「あちゃー。またいるよ。大地、ご愁傷様」

「お前! 他人事(ひとごと)だと思って!」

「だってお前が中途半端なことしてっからだろ? 自業自得だよ」

 

 吾郎に言われて、大地がため息を吐きながら話しかける。

 

「えっと……どうしたの? 涼子ちゃんと美穂ちゃん……」

「卒業おめでとう! 大地君のお祝いに来たのよ!」

「わ、私もです! 卒業おめでとうございます!」

 

 中学二年生の()()()()と小学三年生の()()()()がそこにはいた。

 涼子とは大地が小学四年生の頃に知り合って今もそのまま友達関係が続いているのだが、実は美穂とは寿也と知り合った年齢から知っているのである。

 茂治が亡くなったあとも、大地だけはずっと寿也と交流があり、一緒に美穂の面倒を見ていたこともあった。

 それがきっかけとなり、懐かれるようになったのである。

 

 そして昨年の出来事であった。

 寿也の父親が新事業を始めるというのをどこで聞きつけたか分からない大地が、佐藤家で夕ご飯を食べさせてもらっているときに暴露しだしたのである。

 寿也の母親はそれを聞いていなかったようで、修羅場になり、結果として新事業自体がなくなってしまった。

 

 これは後に佐藤家から感謝されることになるのだが、話を持ってきた人が別の会社の社長にその話を持っていき、そこで新事業を立ち上げたのだが、全て失敗に終わるという最悪な出来事があった。

 不幸中の幸いとしてはその会社は規模がでかく、マイナス分を別の事業の黒字で吸収できたため倒産は免れたが、寿也の父親の会社でやっていたら確実に借金まみれで倒産してしまうことになったであろうということだった。

 

 佐藤家の危機を大地の一言で救ったと感謝され、今まで以上に本田家と佐藤家の繋がりが深くなり、家族ぐるみの付き合いに広がっていった。

 美穂はそのときくらいから大地に対して、異性として意識を持ち始めており、よく本田家に遊びに行くようになる。

 そして、たまたま涼子と鉢合わせることがきっかけで、2人は知り合うことになったのであった。

 

「2人ともありがとう……このために来てくれたんだ……よね……?」

「そうよ!」

「そうです!」

「あら、2人もいらっしゃい!良かったらうちに上がっていってよ♪」

「母さ──」

「「はい! ありがとうございます!」」

 

 2人は張り合いながらも、桃子と話しながら家の中に入っていく。

 桃子はその様子を見て「可愛いじゃない」くらいにしか思っていないが、当事者と巻き込まれている大地と吾郎からすればたまったものではない。

 2人は目を合わせて、ため息を吐いたあと、家に中に入っていくのであった。

 

 

 

〜リトルリーグ編 完〜

 

 

 

 

【本田大地ステータス】

◇投手基礎能力一覧

球速:120km

コントロール:E+

スタミナ:E+

変化球:

ナックルカーブ:3

 

◇野手基礎能力一覧

弾道:3

ミート:E+

パワー:E+

走力:E+

肩力:E+

守備力:E+

捕球:E+

 

◇特殊能力

チャンスD+

ケガしにくさC-

送球D+

ノビD+

ムード○

初球◯

キレ○

 

◇コツ

ジャイロボールLV3

パワーヒッターLV3

守備職人LV3

 




これで吾郎sideもリトルリーグ編が終了です。
矢部君の登場や、今回の最後のオチは前から考えていたものなので、これからどうなるかは中学生編以降の楽しみにしていてください!
一応数日〜1週間くらいお休みを頂き、吾郎sideと寿也sideの中学生編に入っていこうと思います!

これからもよろしくお願いします!


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『MAJORで寿也の兄になる』という作品も掲載しておりますので、下記から併せてご覧いただけますと幸いです。
https://syosetu.org/novel/216813/

『テイルズ オブ デスティニー〜7人目のソーディアンマスター〜』という作品も掲載しておりますので、下記から併せてご覧いただけますと幸いです。
https://syosetu.org/novel/218961/

『ドラゴンクエストΩ 〜アルテマこそ至高だ!〜』という作品も掲載しておりますので、下記から併せてご覧いただけますと幸いです。
https://syosetu.org/novel/226246/
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