MAJORで吾郎の兄になる   作:ねここねこねこ

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第五十六話※

 三船東中の入学式が終わってから3ヶ月が経った。

 クラスメイトとも馴染み、大地達は夏休み前の期末テストの結果の張り出しを見ていた。

 

【三船東中 一学年期末考査順位(5教科)】

 

1位:本田 大地  498点

    ・

    ・

    ・

    ・

    ・

12位:清水 薫   451点

13位:小森 大介  449点

    ・

    ・

56位:沢村 涼介  401点

    ・

61位:本田 吾郎  391点

 

 

 

「うわ、本田兄は中間テストに続いて学年トップだよ…」

「顔も良くて、スポーツも出来て、頭も良いって……なんなんだよ」

「ほら、2位の佐々木さんがずっと本田兄を睨んでるよ」

「……こわ! あの子、勉強一筋だったもんねー!」

 

(……そうか。1問ミスったかー)

 

 大地はテスト勉強をほとんどしなくても大丈夫だったので、テスト期間は吾郎につきっきりで勉強を教えていた。

 それでもケアレスミスはあるようで、数学の簡単な計算を間違えてしまい、満点をとることが出来なかった。

 吾郎は嫌々勉強をしていたが、自分がここまでの点数を取ることが出来ると思っていなかったので、とても喜んでいた。

 

「だ、大地ー! 俺、すげー点数取れたぞー!!」

「ああ、吾郎頑張ってたもんな。……とりあえず抱きつくのやめろ」

 

 周りで一部の女子生徒が、本田兄弟が抱き合っているのを見て騒いでいる。

 この年齢(中学一年生)で、腐るのだけはやめてくれとうんざりした顔をして天井を見上げた大地であった。

 

 

 その大地と吾郎であるが、期末テストも終わり、夏休みに向けて本格的に野球も始めている。

 横浜シニアに入った大地達は、環境にも慣れて夏の大会に向けてレギュラー争いをしていた。

 そのために大地は能力を上げていたのであった。

 

 

◇◇◇◇◇◇

 

【本田大地ステータス】

◇投手基礎能力一覧

球速:123km

コントロール:D-

スタミナ:D-

変化球:

ナックルカーブ:4

シュート:1

 

◇野手基礎能力一覧

弾道:4

ミート:D-

パワー:D-

走力:D-

肩力:D-

守備力:D-

捕球:D-

 

◇特殊能力

【共通】

ケガしにくさC

ムード○

 

【野手】

チャンスC-

送球C-

初球◯

パワーヒッター

守備職人

 

【投手】

ノビC-

対ピンチD+

キレ○

ジャイロボール

 

◇コツ

 

◇◇◇◇◇◇

 

 

 球速をやや上げて、投手と野手能力をD-に、新しい変化球としてシュートを覚えていた。

 弾道を4に上げ、特殊能力も全体的に一段階上げていた。

 そしてパワーヒッター、守備職人、ジャイロボール、対ピンチを習得していたのである。

 

(出来れば尻上がりとか、クイックとか、緩急○とか覚えたいんだけどね。急に覚えても使いこなせる気がしないんだよなぁ……)

 

 ポイントは余っているため、早めに能力は上げていきたいのであるが、どうしてもまだ身体がついていかないため、抑えめに上げていくしかなかった。

 吾郎はというと、ジャイロボールを同じく習得し、球速は135kmを出せるようになっていた。

 変化球を投げていない分、不利かと思いきやスローボールとの球速差のせいで、そこまで不利になることもなかったのである。

 

 

 横浜シニアでは、小学四年生時に対戦した横浜リトルのメンバーがほぼ揃っており、寿也とついに一緒のチームになれたことをお互いに喜び合っていた。

 吾郎が真島以外の名前と顔を一切覚えておらず、大顰蹙(だいひんしゅく)を買っていたのはご愛嬌だったのかもしれない。

 涼子は横浜シニアに入らず、女子中学生の軟式野球部がある学校に進学していた。

 女子で全国一位を目指すと意気込んでおり、大地も心から応援していたのであった。

 

 

 

 

 

 そして中学一年生のシニアの夏の大会。横浜シニアは全国ベスト8という結果で幕を閉じた。

 吾郎はスポットで登板していたが、先発では起用されず文句を言っていた。

 大地と寿也も代打のみでの出場であり、ある程度結果を出していたが、三年生中心のチームだったのでスタメン出場は無かった。

 

 涼子は全国大会の決勝で惜しくも破れており、準優勝という結果で終わっていた。

 応援に行っていた大地だったが、試合が終わって顔を見に行こうと思ったのだが、号泣している涼子やチームメイトを見て、そのまま引き返して家に戻った。

 その後は美穂からも「今回は仕方ないですね。ちゃんと慰めてあげてください」と涼子のそばにいる許可が出るくらい目に見えて落ち込んでいたので、大地もオロオロしながらも涼子のそばにいることとなったのである。

 

 

 

 

 

 そして秋大会を経て、大地達は中学二年生になっていた。

 




どんどん進んでいきます!

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『MAJORで寿也の兄になる』という作品も掲載しておりますので、下記から併せてご覧いただけますと幸いです。
https://syosetu.org/novel/216813/

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