RELEASE THE SPYCE lnherited soul   作:シロX

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感想も貰い始めて自分は嬉しいです。この調子で次も頑張ります!

ではミッションスタート!


MISSION:10 空崎の夜明け

「さてと……行くか!」

 

信二は何やら大きな荷物を抱えて家を出た

 

「あっ、面を忘れた…」

 

信二はツキカゲの基地に置いてある、狐の面を置き忘れる事に気が付き急いで取りに向かう

 

 

 

「いらっしゃ…信二君。どうしたの?何か忘れ物?」

 

「顔を隠す面を」

 

「待ってて。すぐに取って来るから」

 

カトリーナが信二の面を取りに地下へ移動し、信二は席に座って待つ事にした

 

「はい。気を付けてね」

 

「ありがとうございます」

 

「これから雪ちゃんの道場の方に行くの?」

 

「最後に少しやる事がありまして」

 

「ふふ。じゃあいってらっしゃい!」

 

Wasabiを後にして、次は雪の道場の方へ足を向ける

 

道場に着くと、雪とモモが今日も鍛錬に勤しんでいた

 

「遅かったですね」

 

「忘れ物を取りにWasabiに寄っていたんだ」

 

「信二さんその荷物は?」

 

「これ?カトリーナさんや雪にはもう言ってあるけど、今日から暫く空崎を離れる」

 

信二は空崎外での調査を2、3日前に、カトリーナや師匠組に相談していたのだ

 

「右手の怪我も治ってないのに!?」

 

「軽い軽い!でも、心配してくれてありがとう」

 

「信二さん急いだ方が良いんじゃ。そろそろ時間が」

 

「本当だ。邪魔して悪かったな」

 

道場を出ようとするが信二は足を止めた

 

「ま〜た忘れてた。雪!」

 

「何かしら?」

 

信二は雪を側へ呼んで、モモに聞こえない様に小声で話す

 

「卒業の件どうするつもり?」

 

「もう少し落ち着いたらにするわ。モウリョウでの騒ぎがまだ片付いてないからね」

 

「という事はあと少しは現役でいるんだね。それなら──」

 

信二は雪に通信機を渡す

 

「これに濃姫の全部が入ってる。ツキカゲの基地と連動させれば良いよ」

 

「連動って良いのですか?」

 

「いいの。ツキカゲの為になるなら」

 

「なら、有り難く」

 

「これで濃姫もツキカゲの一部となる」

 

『嫌な言い方ですね』

 

改めてモモと雪に向き直り

 

「いってきます!」

 

信二は敬礼のポーズを取り今度こそ道場を後にした

 

「あっ…」

 

「モモ?」

 

「いえ…」

 

モモは一瞬、亡き父の姿を信二と重ね合わせていた

 

「…さあ師匠!私達も滾って鍛錬頑張りましょう!!」

 

「そうね」

 

(気を付けて下さい)

 

 

 

 

「先ずは何処から探ろうか」

(手掛かりは殆ど無いが調べるしかない)

 

信二は何か秘密にして事を進めていた。誰にも、何も言わずに

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

モウリョウとの戦いは終わりを告げた。だけどツキカゲの活動に終わりは無い。

何故なら────

 

目標(ターゲット)を発見」

 

既に新たな物語が始まっているのだから




これにより、モウリョウ編は終了です。次回からは新章。ヒロインであるモモとの絡みももっと増えると思います。
雪師匠の卒業はまだ見送り

ここまでの拝読ありがとうございました!
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