RELEASE THE SPYCE lnherited soul   作:シロX

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前回でも言っていました「HUGっと!プリキュア ROAD TO MAESTRO」の方のコラボ。次のコラボ話が出来ました!
前回のも含めて、改めて紹介しておきます

第20話、21話
https://syosetu.org/novel/227575/



MISSION:29 聖バレンタイン

2月12日

 

「バレンタインまであと2日。モモちは信さんに渡すの?」

 

「う、うん!何としても渡す!」

 

「ゴエっちは…やっぱり初さんに?」

 

「師匠にもだけど、テレジアちゃんや白虎ちゃんにも」

 

いつもの3人組は、バレンタインに向けて渡す相手について話していた

 

「あ、でもモモち」

 

「何五恵ちゃん?」

 

「信二さん、バレンタイン興味無いと思うよ」

 

「「えっ!?」」

 

バレンタインに興味が無い?そんな筈は無い。男の子だったらソワソワする日なのに

 

「な、何で?」

 

「この前、それとなく聞いてみたんだけど…」

 

 

『──もうすぐバレンタインですね。信二さんは貰えたりするですか?』

 

『──……』

 

『──あ、あの〜…』

 

『──バレンタイン?別にいつもと変わらない日常が続くだけだよ』

 

 

「それ興味無いとかじゃなくて、貰ったこと無いから現実逃避してるんじゃない?」

 

「えぇ!?そ、そうなんだ」

 

「でもこれはチャンスだよモモち」

 

チャンス。この言葉に何の事が思い浮かばない

 

「貰った事が無いなら、初めて貰った時きっと喜ぶと思うよ」

 

「そうか!!」

 

「「モモち頑張れ」」

 

 

 

 

 

別の場所では

 

「2人は師匠に友チョコみたいな感じで渡すの?」

 

こちらは新弟子組の姫達

 

「そうね。何か作ろうかしら」

 

「伊智香は?」

 

「私も師匠に渡すよ。それに…」

 

「「それに?」」

 

伊智香は顔を赤くしてモジモシする

 

「信二さんに渡そうかと///」

 

「もしかしてもしかして!伊智香、私の師匠に惚れちゃったとか!!」

 

「ち、違います!でも確かに信二さんは、何と言うか…優しいです」

 

「2人共騙されては駄目よ!あの人は変態なんだから!!」

 

「…まっさか〜!」

 

完全に信じていない様子。でもその内、化けの皮が剥がれると思って楓は何も言わなかった

 

 

 

 

 

////////

 

そしてバレンタイン当日

 

信二は別にソワソワしたりと何も無く、普通にその日を過ごしていた

 

逆に、モモと伊智香はどのタイミングで渡そうかとソワソワしていた。姫は姫で、誰かが渡した後に渡そうかと思っていた

 

「「モモち」」

 

「「伊智香」」

 

命と五恵、楓と姫がそれぞれ背中を押す

 

2人して信二の所へ

 

「「あの!」」

 

「「えっ?」」

 

同時に2人が話しかけた。2人は驚くが、声を掛けられた信二も驚く

 

「伊智香ちゃんはど、どうしたの?」

 

「し、師匠もどうかなされたんですか?」

 

顔を痙攣らせながらお互いに問い掛ける

 

「信二ここに居たのか」

 

「天堂どうしたんだ?俺を探してたのか?」

 

「今日はバレンタインだったな。ほら受け取れ」

 

渡されたのは10円程度のチョコだった

 

「て、天堂…」

 

信二はそれを見て涙を零していた

 

「な、何だ。不服か?」

 

「ありがとう天堂!俺、女性にチョコ貰ったの初めてだったんだ!!」

 

信二は泣きながら胸元に飛び付いた

 

「それは…良かったな」

 

「師匠師匠」

 

「何?」

 

「はいどうぞ。私からもチョコです」

 

「「姫ちゃん!!」」

 

未だに泣き止まない信二はお礼の言葉を言うが、啜りながら泣いてる為何言ってるか分からない

 

「では私はこれで!」

 

そそくさ姫はその場から逃げ出した

 

「さて、2人は何かな?」

 

意を決して渡す事を決める

 

「「どうぞ!!」」

 

「2人共もしかして…」

 

「「──ッ!///」」

 

2人はチョコを押し付けて全力で地下へ走って行った

 

「信さん信さん」

 

「ん?」

 

「モテモテですなぁ〜」

 

「モテモテって義理でしょ?」

 

「えっ?」

 

信二はどうやら、全て義理チョコだと思っているらしい

 

「本命って考えないの?」

 

「ないない!だって俺だよ。彼女いない歴歳の数。モテるなんて夢のまた夢だよ」

 

信二は、お返しを何しようかと全力で考えながらスキップして地下へと向かう

 

「オーマイゴッド…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

モモの恋は未だ届かずなのだが、伊智香も信二の事が少し気になり始める




次回もモモ達が振り回されます

では、ここまでの拝読ありがとうございました!
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