本動画は、以前投稿していた結奇裏ボス撃破RTAシリーズのおまけです。
最終回のPart.11で書かれていた視聴者兄貴たちの要望コメントは読ませて頂きました。
自分が出来る範囲になりますが、叶えられることは叶えていきたいと思います。
今回はRTA後のホモくんがどういった風に過ごしてどんなエンドを迎えたかについて、その続きです。
ステを盛りに盛ったホモくんはどういうエンドにいくのか気になる方は多くいたようでしたので、カット&ダイジェストでお送りします。
大体はその場の流れにぷかぷか浮かんで流れ、後は気まぐれでルートとエンドが決まりました。
では、どうぞ。
「よお、久し振りだな」
【何年振りかな】
「12年ってところか。ユキムラそっくりの式神とはよく顔合わせてたからあんま実感わかねえがな! そんで、本人が直々になんて珍しいじゃねえか、用件はなんだ?」
少年期を含めた20年以上に亘る歳月によって、ホモくんは海外勢から黙示録のラッパ吹きみたいな扱いをされてます。
その中でフランクに接してくれるのはヅラと各首都のアイテム屋店主くらいですね。
別にこの世の終わりを報せるつもりはこのルート中だとないんですけど。
【実家が守ってる土地の主を引っ越しさせてから完全封印したくてね、良い条件の場所ない?】
「だからお前は台風の目なんだよ」
【時祓は首を傾げた。】
ヅラの協力も得られましたので、調査先をピックアップしてくれました。
といっても、結奇では殿の封印先を海外の神佑地に替えることも可能ではあるものの原作と同じ覇久魔の方が諸々の都合が良いので、恐らく替わりはしないでしょう。
ホモくんの諸国漫遊の旅、再開。
元祖アッシーくん、アッシーくん二号、アッシーくん三号と共に神佑地を巡って下見していきます。
「……あの奥にボスがいるな」
「ちょっ、時祓ここは不味いだろ!? 死ぬ! 俺死んじゃう!!」
「鋼夜、突っ走んじゃねぇ! 赤亜はもっと気合い入れろ!」
1990年代に入ったのでクエストも一新され、次のイベ敵も出現しているのでレベリングついでにクリアしました。
ホモくんの力を譲渡するのも良いですが、アッシーくんズの能力そのものを上げておいた方が便利になります。これで経験値も入りましたかね。
【戦闘終了。】
「このクソ野郎、邪魔すんじゃねえよ!」
「もっと早くに助けろよ~!!」
「なあ時祓少し俺に有給くれ、此奴らの相手疲れた」
【君たちはもっと精進してね。有給制度はうちにはないよ、アセンブリー】
実力的にアッシーくんが一番、三号が二番手、最下位に二号です。
もうRTAじゃないので、能力厳選とかはしなくていいのが大変楽ちん。人手が欲しかっただけなので、最低ラインの数値に拘らなくて良いって、素敵。なんか解放感に溢れる。
イギリスは他と比べて神佑地が多いので時間をかけてゆっくり調査して、一年ぶりに帰省。
「おじさんおかえりっ!」
【ただいま、時音。ああ兄さんもただいま】
「お帰り時祓。時音、叔父さんは帰ってきたばかりで疲れているんだからあんまりしがみついちゃ駄目だよ?」
「うー……はあい」
家族団欒を過ごしてから時子さんの部屋へ。まだジト目で見られてますね。
以前とは違い一ヶ月毎に式神を送っていましたが、改めて中途報告。一応は候補地あったけどイマイチでしたーと。
「墨村の娘が担当している調査も芳しくないようですね」
【そうでしたか。では俺も引き続き調査を続行します】
「……それから、あの娘、主の鞍替えをこの目で確かめる為に……今まで散々蹴っていた裏会の仕事を利用して神佑地まで赴いて、神殺しを実行したらしいですよ。まあ、世代交代という理由もあったようですが」
【彼女も面白いことをやりますね。そろそろ失礼します】
「――――他者が目を光らせている場所ではそのような発言は慎むように。…………ハァ」
まだ一年目なので大した成果は出ませんね。諦めず進めていきましょう。
「もう行っちゃうの……?」
【ごめんね、次はもっと早くに帰ってくるから】
「ほんと? 約束だよ?」
【うん、約束ね】
「師匠……師匠は海外でどんな仕事をしているんですか?」
【日本の神佑地と海外の神佑地には相違点があるのか、それに関する実地調査が一番多いかな? 繊細な作業だから俺に向いてるんだ。あとは悪魔退治とか】
次はベルギーとオランダなので、イギリスほど神佑地もありません。
ちゃちゃっと済ませます。
「げ、俺の触手がっ!?」
「んな大きく振りかぶる必要はねぇ、無駄が多すぎる! 狩りもまともにできねぇのか赤亜ァ!」
「なんだと!? 鋼夜だってさっき陽動ミスってたじゃんかよ!」
「あぁ!? 海産にゃ興味はねえがてめぇは今ここで喰ってやる……!」
「時祓、お前主人だろ、ちゃんと躾けろよ」
【歯向かう先が俺じゃなきゃ気にしないね、死ななきゃ良いよ】
数ヶ月で終わらせてーの、実家に戻ってーの、また海外出張してーの、戻りーの、繰り返し。
「叔父さんが仕事でいないあいだにいっぱい修行したの、みてみて! ほらっ」
【前よりもずっと上達したじゃないか、時音は凄いなぁ】
「えへへ~!」
だからなんで「愛」が上がるんですかねぇ……?
「叔父さんの天穴って、なんか他とちがうねー」
【俺のはちょっと手を加えてる特注品だしね。重いから気を付けて】
「……」
【雪村と墨村の中間にある塀をよじ登った良守が、強い視線を向けている。】
「あっ! 覗き見しないでよ良守ー!」
「の、のぞき見なんてしてないよ!」
「してたでしょ!」
「してないもん!」
「してた!」
「してない!」
「しーてーたー!」
「しーてーなーいー!」
お前らノンケかよぉ!?(驚愕)
ホモくんと裏ボスの虚静恬淡を地でいく老後のじいさんばあさんのような落ち着きっぷりを見ていると、ああ若いっていいなぁ、こういうもんだよなぁ……とほのぼのしますな。
あの年頃の二人って確か……挨拶しかしてなかった気がするけど……(張本人)。
【開祖殿、お久しぶりです】
「やあ、時祓くん。……殿は随分と良守くんを気に入っているようだ、妖退治が成功しても失敗しても手を叩いて喜んでいる。もう少し期間を長く見繕っても良い気がするね」
【時音は】
「彼女も時々突拍子もないことを仕出かすからね、好いてはいるが……良守くんほどじゃない」
【ならば良守くんを重点的に鍛えた方がよさそうですね】
「ああ。海外の調査も頼むよ、時祓くん」
こうして開祖に会いに行くと、近頃の宙心丸の様子を教えてくれます。
定期的に話の内容は変わりますが、基本的に宙心丸が如何に良守を気に入っているかについてですね。歴代共鳴者の中でもトップクラスのお気に入り具合の模様。
【ついでにこれ、お土産です】
【時祓はメリィーズを時守に渡した。】
「…………こういう時はどういう反応をすればいいのかな?」
笑えばいいと思うよ。
「少しいいですか、師匠。お伝えしたいことがあります」
【どうした、正守?】
「師匠はここ数年海外へ赴任してましたが、今年の春先頃に火黒が俺の所にやってきたんです。アイツを探してるんだが見つからない、と。それで貴方が今何処にいるのか質問してきたので」
【答えたか】
「ええまあ、赴任先の国の名前だけなら問題ないと思いまして。仕事が何時終わるのかまでは分からないと言えば、奴はつまらなさそうにそうかと頷いて、消えました。その様子だと流石に貴方の許に現れはしなかったようですね……」
【速報】火炙りの季節終了のお知らせ【プレイヤー歓喜】
まず間違いなく、黒芒楼に行ってますね。
主人公の行動次第で火黒など原作で黒芒楼側に立っていた妖キャラが参加しなかったり、関係なかった筈の妖キャラが参加したりもするんですけど、ホモくんが海外出張するようになって戦う機会がなくなったので、空白の期間が出来た火黒は白の接触を受けたか以前から誘われていたかで黒芒楼に参入してますわ、これ。
【彼ならどこかで元気にやってるだろうな】
「あんなバトルジャンキーが元気にやっていても困ります!」
【それもそうか。それよりも正守、俺が留守にするあいだは時音と良守くんのこと、お願いね】
「……はい、家を出るまではちゃんと面倒を見るつもりですよ」
あそこは異界なので出るのも入るのも制限がかかる為、妖キャラが黒芒楼に参入した場合は原作の時期になるまでは一部のキャラ以外出現しなくなります。
火黒どうなるかなと思ってましたが、こうなりましたか。
更に海外と実家を行ったり来たり。同じ光景なのでカット。
「なぁなぁ! 俺アイス! アイス食いたい!」
「人間の食べ物の何が良いんだよ」
「アイス~~~~!!!」
【そんなに食べたい?】
「食いたい!!」
要望通りにしてあげると、妖使役のレベルが低ければ反抗し易くなり、高ければ従順に成り易いです。ホモくんはスキルマなので従順になりますね、オラッ食え!
「!? 頭が痛いぞこれ、アイスって甘いのに痛い!」
「バカ赤亜、一気に食うからだ。あとこれ、アイスじゃなくてジェラートな」
「臭ぇ……」
【アセンブリーと鋼夜は何か食べたいものあるかい】
「お前の肉」
「鹿……いや、てめぇの肉」
【良いよ、一センチ程度ならね】
「食った気しねーなそりゃ!」
主要国は一旦巡り終えたので、後は力が衰えて人どころか悪魔の気配も少ない僻地の調査になります。一通りイベ敵も倒しましたし二号と三号のレベルも上昇しました、そろそろ元祖のように一匹でお使いも頼める頃ですかね。
というわけで、今回はここまで。
イベ敵と戦ったりはしましたが、基本神佑地を調査してばっかなのでカット大活躍ですね。
では、ばいなら。
書き続けていると、読者にはどの辺りがウケるのかさっぱり分からなくなってきますね、なんか。自分が読みたいものを書いてはいるんですけど、自分の趣味がどれくらい他人と共通してるのか分からなくなっていきます。執筆作業が続くと自分の世界に閉じ籠っていく感覚的な?