本動画は、以前投稿していた結奇裏ボス撃破RTAシリーズのおまけです。
最終回のPart.11で書かれていた視聴者兄貴たちの要望コメントは読ませて頂きました。
自分が出来る範囲になりますが、叶えられることは叶えていきたいと思います。
今回はRTA後のホモくんがどういった風に過ごしてどんなエンドを迎えたかについて、その続きの続きの続きの続きの続きです。
ステを盛りに盛ったホモくんはどういうエンドにいくのか気になる方は多くいたようでしたので、カット&ダイジェストでお送りします。
大体はその場の流れにぷかぷか浮かんで流れ、後は気まぐれでルートとエンドが決まりました。
では、どうぞ。
正守が教えて教えて! と駄々をこねてきたのを早速、交代のタイミングで裏ボスに伝えます。
御宅の息子さんがこんなこと言ってましたよ~。
「正守にはまだ早いんじゃないかしら」
【まだ?】
「時祓は違うの?」
【そりゃ、彼奴は俺の弟子だからね】
「……そう。そういえば、そうね。貴方の弟子だわぁ、正守は」
どう転んでも構わないので判断は裏ボスに任せました。
こうすることで、バックグラウンドで現在の正守のレベルを乱数判定して暫くしたら裏ボスの口から結果が掲示されます。
【あそうそう。この前裏会に所属してる子が烏森目当てで来てね、使役してる妖を強くさせたいと思ってる所に正守に唆されたっぽかったんだけど】
(急激な力をつけた所で、元々の器が矮小なら自滅するだけなのに……よく来ようと思うわねぇ)
【烏森の力も俺たちの代と比べて強くなってきてる、これからも色々な出来事を引き寄せてくるだろう。俺たちが事前にそれを食い止めるよりも、逆に利用した方がいい】
「利用?」
【正守が寄越してきた子、放っておいたら案の定いい感じに良守くんに刺激を与えてくれてね。力をつけるには実戦が一番だし、烏森にも役立って貰った方が効率が良くなる】
「……ああ。良いわね、それ。そうしましょうか」
悪い大人の作戦会議。
いたいけな子供を甚振る計画を淡々と話し合うなんて……。
視聴者キッズはこんな大人になっちゃ駄目ですよ!(ゲームパッドから手を放しながら)
【俺たちは保険と事後のフォローってことで】
「了解」
烏森封印の為の準備と、実家で過ごして働いたり休んだり。長閑な日々です。
同じことばっかで何も起こらない所はサクッとキットカット。
……と、前回から何回目かの交代で特殊な会話が挟まってきました。
「正守の帰省と被ったから、ついでにちょっと遊んでみたんだけど……」
【うん】
「及第点かしら。動きはマシになってた、でも裏会ではぬるい仕事ばかりしてるみたい」
【あそこはたいした仕事ないからね、しょうがないよ】
「時祓のコネクションで海外留学を経験させてもいい? 確か、楽しかったって言ってたわよね」
【それも良いね。無事に達成できたら教える?】
「ええ……私だと少し贔屓目で見てしまうようだから、どの仕事をやらせるかは時祓 お願い」
サラッとひでぇ会話が見えた気がするって?
気のせいですよ(無垢な目)。
そんなこんなで早速正守に連絡! もしもーし! ……電話が繋がりませんね。ならメールで。
〝海外でドでかい獲物を狩ってきたらいーよ! それが最終試験ね!〟(意訳)
監視兼護衛役として……ヅラに一回頼んでみましたが、ヅラはあれで現在かなり偉い立場に就いているんで、断られました。中々忙しいようです。
しゃーねぇ、ならうちのアッシーズのどれかに任せましょう。
ど、れ、に、し、よ、う、か、な~。……どうせですし、三号を連れて行って貰いましょうか。
【鋼夜を選択しました。】
「俺が人間の子守だと? ふざけんじゃねぇよ」
ゲームシステム上あっさり向こうまで行ってあっさり帰ってきますが、現実ならめっちゃ喧嘩してるんだろうな……。
正守は実家の妖犬によって匂いの重要性を知っていて、常に微量な結界を纏って匂いから辿られないように警戒を怠らないですし、同時に精神系の異能による干渉も結界でシャットアウトしてるという、一見すれば懐疑心が擬人化したような男ですからね。
良守に似たタイプの鋼夜と合うとは言えん。
カットを挟み、ホモくんの実家ターン。
「あらっ!」
【台所から静江の焦った声が聞こえたので覗いてみると、静江はあわあわしながら弁当箱を持って慌てていた。】
「いっけない、時音に渡すの忘れてたわ~。どうしましょう……」
【俺が持っていきますよ】
「お任せしていい? ありがとねぇ時祓くん」
今発生してるのはウロ様イベントです。
原作だとこんなことは起こっていませんが、主人公が原作に顔を出しやすくなるようこんな風にゲーム側から助け舟が出されることも。
ぶっちゃけこれはプレイヤーのリアルラック次第なので、アンラッキー体質の人は悲しいことになります……が、主人公を動かして普通に自分から介入も出来るのでモーマンタイ。
【時音のクラスまで向かい、クラスメイトの子に声をかけて時音を呼んでもらった。】
「え、本当に叔父さんだ、もしかして何かあったの?」
【ほら、これ。お弁当】
「あーっ! やばっ忘れてたぁ……叔父さんありがと、ごめんね」
【いいんだよ。それじゃ、授業頑張ってね】
折角の介入助け舟が出てきたのでね、有効活用していきましょう。
てなわけで探査用結界発動、ウロ様の現在地を検索、ターゲット発見、現場急行!
【大きくて丸い姿をした土地神を発見した。どうしようか。】
授業中で周辺に人はいないので、遠慮なく話しかけちゃいます。
【お初にお目にかかります、私は間時守から伝わりし間流結界術を扱う結界師、雪村時祓と申します。ウロ様でよろしいでしょうか?】
「その通り! この御方は無色沼の主、ウロ様である! それがしはウロ様が側近 豆蔵なり! 時祓と言ったな、中々の腕利きと見た! ウロ様は結界師を探して態々この地まで足を運んだのだ、貴様が寝床を直すがいい!」
【事情は理解しました。しかし今回の一件を任せたい結界師が一名おりますので、そちらの手があくまでお待ち頂きたい】
ホモくんが直してもいいんですけどね。
でもそんな……パーッといってパーッと直すだけの、何の変哲もないこと……見てて面白いか? いや面白くない。どうせならお若い二人にやってもらいましょう。
中等部の屋上なら良守がやってくるのでそこで待機。
でもウロ様は自由なので、お腹が空いてるのかなんなのか色んな人から食べ物を盗んで周ってくるという。
最終的には此処に戻ってきますから、追いかけなくて大丈夫です。
「はっ!? なんでおじさんがいんの!?」
【やあ良守くん、待ってたよー】
「え、俺に用事……」
【うん。良守くんってウロ様知ってる?】
「うろさま?」
昼の時間になったので、時音に式神を飛ばして通話機能をオン。
現時点の二人はその辺まったくの無知なもんで、ウロ様が来るまで暇ですし土地神について教えておきます。……良守はちんぷんかんぷんって顔してますね。対する時音は通話越しであるにも関わらず、飲み込みが早い。
良守は百の理論より一の実践を素でいきますからねぇ、言葉だけじゃ無理か。
「えーっと、俺が修復術でウロ様の寝床を直して?」
『私は良守がちゃんと戻ってこれるように中繋ぎする、と』
【単純明快に言えばそうなるね】
「たん……一々難しい言い方すんな!」
『ただの四字熟語でしょ?』
「む、貴様が時祓の言っていた結界師か?」
「おわっ妖!? ……ん? あ、ウロ様か……あれ、どっちが?」
「それがしとウロ様を見間違うでないわ、この無礼者!」
ウロ様の御持て成しは墨村家に任せて、こっちは時音にきちんとアドバイスをしておきます。
墨村と合同でやるってんで時子さんから冷たい目で見られてるけど、何も言ってこないのはなんやかんや「信」が回復してきてるからでしょうね。
家出でガクッと下がりーの、地道な家業手伝いで戻りつつの、烏森封印発言でガクッと下がりーの、地道な海外調査と間時守自身の説得により戻りつつの……急降下が激しいな、ここ。
「つまり、神の寝床に居座り続けたら戻ってこれなくなる……?」
【烏森以外の地で修復術を使うとそれほど効果が出ない、だから実行はパワー型の良守くんに任せる。良守くんがきちんと帰ってこれるように、時音は彼を呼び続けるのが大事】
「……叔父さんがやった方が確実なのに、なんで良守にやらせるの? あいつの前じゃ流石に言わなかったけどさ……」
【今はもう若い子たちの時代だから】
「叔父さんだってまだまだ若いよ!」
【確実性を重視するのは良いことだけどさ、かといって若者の可能性を軽視するのは如何なものかと思うんだ。二人なら出来ると思って任せた俺の判断を、もっと信じてほしいな】
「――――うん、わかった」
まあ式神はこっそり追尾させておくんですけどね!
ふんふん……あ、途中の道で喧嘩し出した。あー、そういや良守は烏森関連の謎に時音を関わらせたくなかったんでしたね。まだゴーイングマイウェイ期でしたか。
しかし良守から帰るように言われても素直に帰る時音でもないわけで、微妙な雰囲気で無色沼に到着、寝床へGO。
……。
おっ、成功しました。流石原作主人公&原作ヒロイン補正。
泣きじゃくる良守を抱きしめる時音、すこすこのすこ。
あぁ^~ホモが浄化されてしまうんじゃ^~。
「ウロ様の寝床、修復完了したよ叔父さん。……やっぱ、なんやかんやあいつは凄いなぁ」
私は君達二人のノンケパワーがすごいと思いました。浄化されてまう。
というわけで、今回はここまで。
そろそろ黒芒楼の刺客がやってきますね。存分に経験値になってもらいましょう!
では、ばいなら。
ウロ様は可愛くて好きです。おっさんだってちゃんと分かるのにあんなに愛嬌あって可愛いとか最強じゃないですか?