小説書くのも初めての初心者です (重複)
見づらい箇所もあるかもしれませんが、ご了承ください
エピローグ
死神と聞いて、あなたは何を思い浮かべる?
死に導く恐ろしい存在かな? もしかして殺人鬼のことかな?………
大体恐いものを、思い浮かべるよね。
でもね?
死神ってそんなものじゃないんだ。
今からその話を、始めよう
どうも、僕の名前は深草 彰 高校生です。
今通学中なのですが………………
ヤバイやつに、追っかけられてます。
「ウオオオ!まてクソガキィ、俺にとりつかせろぉ!!」
見るからに凶悪な顔で、しかもクマよりデカイ図体をした何かが追いかけてくる
くそっ、何でこう毎朝こんなやつらに追っかけられなきゃなんねえんだ。おかげで体育で走らされた1000mの記録が6分以内に収まったわ。
道ばたで井戸端会議しているおばちゃんがこちらに挨拶をした。 何も変わらぬ顔で。
お分かりだろうか、やつは、
俺[にしか]、
[視え]ていない。
…おっと言い忘れてた! 僕は霊が視えるのです。
ちなみにあのうっとおしいヤバイやつは、悪霊なのです。
はぁ…しかしめっちゃ追いかけてくるな。大体ここらへんで諦めんのに。ったく、とっとと諦めてk
「おわぁぁぁぁぁぁぁ⁉」
「くれぁぁぁぁぁぁぁ⁉」
なんだ⁉いきなり脇道から女性が⁉
驚いたのも束の間、向こうもこちらと同じ方向に向きを変え、僕と並走した。
「何だお前か!まーた追いかけられてんのか!」
「うるさい!てかどこからでてきてんだ!摩耶!」
彼女の名前は金浦 摩耶 僕の幼馴染みだ。
小さい頃から彼女の家に泊まらせてもらうくらいには仲が良い。
彼女の家はお寺で、その影響か僕と同じく霊が視える。
「私専用の近道だよん☆しかし相変わらず人気だねぇ」
こんな時にニヤニヤしながら言うな!
「うるさい!お前も視えるタイプだったら撒き方教えろよ!」
だんだん悪霊が近づいてくる。いつの間にかスピードを上げていたみたいだ。
「と言われても…」
いや早くして!勿体ぶってないで…
「実は家に、悪霊を追い払う数珠を忘れてさ!なはは!」
………
……………
………………………
悪霊の声がすぐ後ろで聞こえてきた……
マジで終わった。
と思ったその時
「グオアアアアアアア!」
断末魔が後ろから聞こえた。
「えっ、何⁉私なにもしてないよ⁉まさか、私のお寺パワーが今炸裂したのでわ…」
何言ってんだろう。
「危なかったぁ…やっと到着したのかぁ」
後ろを向くと、数人の、三人程だろうか、黒いフードを纏った人物が、鎌を振り下ろすのが見えた。
「痛ぇ!いでぇぇぇぇぇ!」
悪霊のからだには幾多もの傷ができていた。
「ねぇねぇ!何見てんの⁉まさかいつもの⁉」
いくら霊が視える彼女にも、彼らは見えてない様だ。
「あぁ、そうさ。」
死神が、来たよ。
「人間に害意を及ぼそうとする悪霊を確認。浄化活動を開始する。]
リーダーであろう死神が合図すると、二人の死神が両サイドに分かれた。
手に持つ鎌が、綺麗な円を描きながら対象を切っていく。
ニ方向から攻められ取り乱している間に、リーダー死神が大振りな一撃を食らわせる。
まるでライオンの狩りのようだ。
「くそがァァァァァァ!!!!!」
やられっぱなしだった悪霊がついに反撃に出た。
体の一部を触手に変え、槍のように放つ。
一人はいなし、また一人は避けていた。
ただリーダー死神は近くにいたのもあってか避けきれずに体を、
貫かれた。
悪霊は満足そうな顔をする。が
ザン、ザン、ザンッ、触手がすべて切り落とされる。
リーダー死神のいた場所に残る黒いもやから、煌めく鎌が見えた。
困惑したヤツの表情の前に黒いもやは移動し、徐々に形を取り戻していく。
するとリーダー死神の鉄拳がヤツの顔面に炸裂。悪霊は大きく後ろにのけぞった。
リーダー死神は着地すると同時に、目を閉じる。
「いざこの悪しき魂に、清き道を与えん!」
そう言うと彼は悪霊のもとに走っていく。
体勢を立て直した悪霊は迎撃を試みるが、部下死神が投げた鎖に拘束された。
ザクッンッ
その音と同時に、リーダー死神の鎌が悪霊の両の足を一閃した。
「ヌアァァァァァァ⁉」
悪霊が光に包まれる。
「日の国の神よ、天照の神よ、この魂に太陽の道を歩ませ、その心を清めたもう」
三人の死神が唱え終わると、悪霊は光の彼方に消え去った。
浄化活動とやらが終わり、僕たちは胸を撫で下ろした。
こちらに気づいたリーダー死神は人差し指と中指を揃え額にあて、グッバイの合図をした。
もちろん助けてもらった僕も同じ合図を送った。
するとリーダー死神は驚いた表情を一瞬見せ、仲間とともに黒いもやとなり、どこかに消えた。
そのあと、僕と摩耶は先ほどの話題をしながら登校した。
あの時長く感じた時間は短かったらしく、学校にも余裕で着いた。
時は遡る。
「ほぉ~…あいつが例の、か」
その人物も黒いフードを纏い、大きな鎌を携えていた。
ただ、他の死神とは違い、胸元にフードを固定するための髑髏型の留め具、そこからフードの首もとをフワフワした毛が覆っていた。
鎌も一般的なものとは違い、鳥の顔をかたどる、紅い宝石が埋められた刃を持ち、柄には三つの烏の足跡がつき、柄の一番下はまんま烏の足をしていた。
「死神が見える青年の噂を聞いて見に来たが、まさかこんな早く見つかるとは…」
他の死神の悪霊退治を見学していたらたまたま見つかった。 うむ、日頃の行いが良いからだな。
「さて、見つかったことだし…今日中に会いにいくか」
そうつぶやくと、死神は焔とともに消えた。
いやぁ…書くのって難しい(語彙力)