Bonnie Butterfly   作:ENDLICHERI

1 / 29
 初めましての方は初めまして!そうでない方はヤッホー!・・・・・・怒られるな、これ。

 さて、『ENDLICHERI』作品最新作です!ヒロインは・・・・・・まだ出しません。







Ep.1 広大な花畑

 

 

 

 

 

 あの光景は、いつ見たんだっけ?・・・・・・駄目だ、やっぱり思い出せない。でも、その景色は、いつまで経っても忘れられない。

 

広大な花畑を舞う・・・・・・美しく、綺麗な蝶を。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・・・っ、眩しい・・・。」

 

 

目を瞑っているのに感じる光。朝の日射しが部屋中に射し込んでいるんだと察した。

 

 

「ふぁ~・・・・・・6時か・・・。」

 

 

そう、学生なら起きる時間・・・・・・とは思えない。ちょっと早くない?

 

 

「・・・・・・ん?良い匂い。さては、朝食が出来たかな?」

 

 

寝間着から学校の制服に着替えて、リビングに向かった。

 

 

「おはよ~。」

 

「おはようございます。ちょうど今、朝食が完成しましたよ。」

 

「ありがとう。うん、美味しそうだな。」

 

 

机の上には、トーストにハムと卵を一緒に焼いたものを乗せた、作者の中では『豪華な朝食』とされているメニューだ。

 

 

「いただきます。」

 

「本日の放課後のご予定はございますか?」

 

「う~ん・・・・・・特にないかな~?」

 

「左様でございますか。」

 

「・・・・・・うん、どうかしたの?」

 

「今日は、あの夢を見られたのですか?」

 

「まぁね~。・・・・・・ちゃんと覚えてもないのに。

 

 

あれは夢だけど、間違いなく昔見た景色だ。でも、いつ見たのか、そしてどういう状況で見たのかが、思い出せずにいる。

 

 でも、過去の事に囚われていてもしょうがない。今は目の前の事に向き合うだけ。

 

 

「それはそうと(たける)様、そろそろ寝癖を直さないと・・・。」

 

「え?・・・・・・あ、そうだね。って、寝癖だけ!?そこは『身支度を』じゃないの!?」

 

「うふっ♪」

 

 

いやいや、『うふっ♪』じゃないよ!

 

 今さらだけど、俺は『深海(ふかみ)(たける)』。この辺だと『鶴巻(つるまき)家』、『美剣(みつるぎ)家』の下くらいの有名な家元の息子だ。でも、今はアパートに住んでいる、この使用人さんと。

 

 事の始まりは、3月末の事だった。

 

 

「・・・・・・お父様、お話とは?」

 

「あぁ。4月よりお前には、()()()()()をしてもらう。」

 

「はい。・・・・・・はい?」

 

「お前の成長を考えての事だ。」

 

「ちょっ、ちょっと待ってください!」

 

「心配するな。学校にも連絡してあるし、住む場所などの準備は万端だ。」

 

「そうじゃなくて!」

 

「なんだ、他に欲しいものがあるのか?」

 

「・・・・・・この部屋でこの言い方をするのは間違ってるのは分かってます。でも、言わせてください。・・・・・・俺は家事なんてまともに出来ねぇよ!!出来てせいぜい洗濯物を干すだけだ!!」

 

「分かっている。だから──」

 

「え?・・・・・・うん???」

 

「この、『天崎(あまざき)朱莉(あかり)』を一緒に行かせる。この人なら家事を全てこなせるから安心しろ。」

 

「えぇ~・・・・・・。」

 

「とにかく!これからは俺の息子として1人でも・・・・・・常に胸を張って生きろ。」

 

 

なんて事を実の父親に言われ、今日まで過ごしてきた。

 

 母からは、

 

 

「頑張って♪」\(^o^)/

 

 

だと。・・・・・・言葉使いとか、外に出ても恥ずかしくないように色々学んだけど、俺も外に出れば普通の高校生。シバこうかと思ったよ。

 

 そんな理由で、俺は日々を過ごしてる。

 

 

「行ってきます。」

 

「行ってらっしゃいませ。」

 

 

正直、たまに素を見せてくれるけど・・・・・・普段は使用人らしく、家事を全てやってくれる。ちょっと気まずいんだよ、ご飯はいつも1人だし・・・・・・。

 

 

「おーい、尊ー!」

 

「うっ!?・・・・・・昂汰(こうた)、急に来るのは止めてって言ったでしょ?」

 

「何度も呼んだよ!でも、お前が全く返事をしないから。」

 

「え?」

 

「今回は昂汰の言う通り、ちょっとボーッとしてたよ。」

 

唯兎(ゆいと)の言う通り!で、なんかあったのか?」

 

「・・・・・・ううん、なんでもない。」

 

 

後ろから急に俺の首に腕を回してきたのは『葛葉(かずらば)昂汰』、もう1人は『宝生(ほうじょう)唯兎』。俺のクラスメイトで、学校でよく一緒にいる人たちだ。

 

 

「ふ~ん、ならいいけど。」

 

「何かあったら相談してよ?」

 

「分かった。()()には相談する。」

 

「うんうん。・・・・・・ん?え?俺は!?」

 

「気がすっごく向いたら。」

 

「おい!」

 

 

これが俺の日常。なんの変哲もない一般男子高校生の日常だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・・・あの人、どこかで・・・?」

 

 

 

 

そんな日常が、眩しすぎるほど綺麗な彩りになるのは、一体いつだろうか・・・・・・?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




 まぁ・・・・・・アタシの他作品を見た方は知ってると思うけど、奴らです。

 ヒロインは決まってるんです。でも、色々な諸事情のため、今は出せません、すんませ~ん。
とりあえず、おたえはまずないから。

 それより・・・・・・今回のアタシ、軽くない?
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。