Bonnie Butterfly 作:ENDLICHERI
カラオケ屋から出た俺たちは、次に行きたい場所について話し合うことになった。
「どっか行きたいところはある?」
「えっと・・・・・・あるんだけど・・・・・・怒らない?」
「え?・・・・・・怒らないけど・・・・・・。」
何?そんな怪しい場所に行くの?行きたいの?
「あの・・・・・・尊くんの家に行きたいなぁって・・・・・・。」
え?・・・・・・あぁ、俺の家ね。確かに怪しい場所──って、おい!?
「お、俺の家・・・・・・?」
「う、うん・・・・・・ダメ?」ウルウル
「い、いいよ・・・・・・。」
まさかの展開だよ・・・。俺の家って・・・・・・今住んでる方でいいよね?
ってことで、俺の家に辿り着いた俺たち。
「ただいま・・・・・・。」
「お邪魔しま~す・・・・・・。」
「お帰りなさいませ。・・・・・・今夜はお楽しみですか?」
「は?・・・・・・あ、違うよ!!」
朱莉さん、変なジョークをかまさないでよ・・・・・・。ましろもポケーっとしてるじゃねぇか・・・・・・さっきもしてたよな?カラオケの時に。
「朱莉さん、飲み物ってあったっけ?」
「色々ございますよ。」
「分かった。・・・・・・ましろ?」
「・・・・・・はっ、何?」
「先に部屋を案内するよ。こっちに来て。」
「う、うん・・・・・・。」
とりあえず先に部屋に案内して、飲み物とかを持ってくるまで待ってもらうことにした。
「こちらに来てよろしいのですか?」
「一応、俺自身が対応しないとね・・・・・・って、どんだけ飲み物あるんだよ?」
「尊様がいつご友人を連れて来ても良いように、準備は怠っていませんよ?」
「へ、へぇー・・・・・・。」
俺がこの先ずっと連れて来なかったかもしんないのに、頑張るね~?
「それから、こちらの中から好きな物をお持ちください。」
「え?ありがとう・・・・・・って、多すぎだよ。賞味期限とか大丈夫?」
「ご安心を、最新の物をご用意しておりますので。」
「・・・・・・ちなみに、そのお金はどこから?」
「『実家』と言えば納得しますか?」
「うん、すっごく。」
父さんたちのせいか?
「お待たせ。」
「・・・・・・・・・・・・。」ポケー
・・・・・・またボーっとしてるよ。病気じゃないよね・・・?
「ま、ましろ・・・・・・?」
「・・・・・・はっ!な、何?」
「君、たまにボーっとしてるよね?」
「ご、ごめんなさい。たまに空想にふけてしまうことがあって・・・・・・。」
「そ、そうなんだね・・・・・・?」
あ、病気とかじゃなさそう・・・・・・。ただの変な癖か。
「・・・・・・尊くん。」
「うん?」
「確か、お金持ちの家なんだよね?なんでアパートなの?」
「え?・・・・・・あぁ、父さんが『1人暮らしの練習で、使用人と共に生活しろ』って。朱莉さんは基本家事しかしないよ。俺は朱莉さんから家事の仕方とか色々習ってる最中。」
「そ、そうなんだ・・・・・・。あの!」
「実家に行きたいの?」
「え?なんで分かったの?」
「なんとな~く。」
「じゃあ、明日はダメ?」
「明日・・・・・・よっぽどいいはず。」
実家の方に来て何がしたいんだろう・・・・・・?
仲良くなって数日で異性の相手の家に行きたいって思う?・・・・・・知らんか。
それよりさ~!ガルパがTwitter使ってやってた『3周年記念プレゼントキャンペーン』で、当選したのよ。しかも、1名限定の『テレビ&ブルーレイ&バンドリ2期収録のBD付CD』が当たったのよ・・・・・・。
もうね、嬉しいけど『どこに置いておこう?』って感じでメッチャドキドキしてんの!せめて『クリアファイル』とか『スター』の方が親にも話さずに済んだと思う。・・・・・・テレビって・・・。しかも『1名限定』って・・・・・・。
ってことで、しばらく気持ちがおかしくなりそうで~す。