Bonnie Butterfly   作:ENDLICHERI

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はい、前回の続きよ~。







Ep.23 なんかあったら逃げよう

 

 

 

 

 

 あの後すぐに映司さんが来てくれて、一緒に先に焼いた方がいい物を焼いていた。

 

 

「なんか・・・・・・ごめんなさい。」

「ごめんなさい・・・・・・。」

「いいよ、どうせウィズたちに言われたんだろ?」

「まぁ・・・・・・半分正解です。」

 

 

ちょっとまだ罪悪感が残ってんだよな・・・・・・。

 

 

「それに、僕は君とちょっとした世間話をしたくて呼んだんだし、君にはたくさん楽しんでもらいたいんだ。」

「世間話?」

「・・・・・・家のことだよ。」

「っ・・・・・・。」

「尊くん・・・・・・。」

 

 

やっぱり、知ってるよな・・・・・・。

 

 

「正直、僕も紫音さんから聞いて知ったんだ。・・・・・・僕は、形は違うけど親を失った。」

「え・・・?」

「僕のことは知ってるでしょ?目のせいで虐待を受けたって。」

「はい・・・・・・それを言ったライブに行きましたから。」

「この前、僕の親は殺人未遂で捕まった。・・・・・・殺そうとした相手は、息子の僕。」

 

 

何も、言えないな。僕は事件に巻き込まれて親を失ったけど、映司さんは親が事件を引き起こしていなくなった。・・・・・・でも、なんでそんな話を?

 

 

「いい?例え肉親がいなくなっても、ずっと君のそばにいてくれる人はいる。どんなに自分が拒絶しようとも、バカみたいにくっついてくる人が。」

「・・・・・・!」

「僕の場合はウィズだったけど・・・・・・君には、そういう人いる?」

 

 

俺にとって・・・・・・俺にとっては、ましろかな?

 

 

「・・・・・・え?私の顔に何か付いてる?」

「え?・・・・・・いや!なんでもない!」

「・・・・・・そっか。」

「え?何か分かったんですか?」

「うん、まぁね。でも、今は内緒。」

「え~!?何を知ったんですか!?」

 

 

 

「おっ待たせ~!何話してんの?」

「あ、ウィズさん。・・・・・・あれ?」

 

 

この人、中で調理してるんじゃなかったっけ?

 

 

「ウィズ・・・・・・どうしたの?」

「アッチ、人が多すぎるからコッチに来た~。」

 

 

何しでかすんだろう・・・・・・?

 

 

「あ、そうだ!この前さ、テレビを見てたんだけど、『お肉を切らずにそのまま焼く』って言ってたの!世間では『ジモン式』って言ってるらしいよ!」

「え~・・・・・・?」

「ウィズ、悪いことは言わない。止めたら?」

「でも、それで焼いたら美味しいって言ってたの!」

 

 

あ、置いた。

 

 

「ウィズ、なんか火強くない?」

「これって、多分肉の油が落ちて強くなってるんじゃ・・・・・・?」

「だ、大丈夫なんでしょうか・・・・・・?」

「なんかあったら逃げよう。」

「う、うん・・・・・・!」

 

 

 

「お待たせ~──って何してんの!?」

「「「ウィズ(さん)が犯人です。」」」

「ちょままっ!?」

 

 

さて、ウィズさんが絶賛吊るされている間にバーベキューの用意が完成した。

 

 

「それでは、かんぱ~い!」

 

『かんぱ~い!』

 

「うん、このお肉美味しい。レイも食べて?」

「ありがとう。・・・・・・うん、美味しい!」

「そんなに美味いのか?」

「まっすーも食べてみなよ!」

 

 

 

「彩ちゃん、自撮りしてないで早く食べないと、知らないよ?」

「あ~ちょっと待って~!」

「仕方ないわね・・・・・・。ほら、口開けて。」

「え?・・・・・・これって・・・?」

「彼氏さんじゃなくてごめんね?」

「いやいや!・・・・・・じゃあ、いただきます・・・。」///

「召し上がれ。」ジュッ

「あっつ!?・・・・・・千聖ちゃ~ん・・・!そんなバラエティーみたいなの要らないって~!ほっぺたが・・・・・・!」

「うふふ♪ごめんなさい、今拭くわね。・・・・・・よし。じゃあ、改めて。」

「い、いただきまーす・・・・・・お、美味しい・・・!」

 

 

 

「みんな、楽しそうだね~!」

「そうですね。」

「・・・・・・アタシたちもダチョ○俱楽部っぽいこと──」

「しません。」キッパリ

「ですよね~・・・・・・。」

「やるならおでんでやるんですよね?」

「紗夜!?そこはキッパリ全部断ろ!?」

 

 

 

「・・・・・・楽しそうだな。」

「そうだね・・・・・・あ!尊くん、お肉が!?」

「え?・・・・・・あ!あっちゃ~、ちょっと焦げた・・・。」

 

 

しまったな・・・・・・平和的なポピパ(たえ・沙綾)RAS(レイ・ますき)の会話や、パスパレ(彩・千聖)のショートコント、Roselia(紗夜・リサ)の冗談交じりの会話を見てたら、肉を焦がしちゃった・・・・・・。

 

 

「僕の食べなよ、それ貰うから。」

「え、映司さん?・・・・・・ダメですよ!自分で焦がしてしまったんで、自分で──」

「ここの主役が何を言うんだい?・・・・・・ほれ、交換おしまい。」パクッ

 

 

あ、焦げた方を食べたよ映司さん・・・・・・。

 

 

「・・・・・・一応、これは僕なりにトニー社長から学んだことなんだ。」

「そうなんですね。」

「トニーさん、僕たちにはちゃんと焼けてるのをくれて、自分は焦げたのばっか食べるんだよ。」

「そうそう!トニーさん、アタシたちが『いらん!』って言ってんのに『食べなきゃヤバいよ!』って言いながらお肉よこすのよ。」

「へ、へぇ・・・・・・。」

「・・・・・・ま、そこまで食えとは言わないけど、この後色々あるんだから、美味しいのをたらふく食べてくれ。」

「・・・・・・はい!」

 

 

映司さん、優しいな。まるで俺が主役みたいに言ってるのはちょっと分かんないけど、これからも頑張らないとな!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




モニカの楽しかったな~!・・・・・・投稿日以降にコレ見た人は知らないだろうけど、投稿日は『MORFONICAL』と『モニカラジオ』がありました。・・・・・・自分でも驚くほどに、ハマってんだよな~。
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