Bonnie Butterfly 作:ENDLICHERI
はい、前回の続きよ~。
あの後すぐに映司さんが来てくれて、一緒に先に焼いた方がいい物を焼いていた。
「なんか・・・・・・ごめんなさい。」
「ごめんなさい・・・・・・。」
「いいよ、どうせウィズたちに言われたんだろ?」
「まぁ・・・・・・半分正解です。」
ちょっとまだ罪悪感が残ってんだよな・・・・・・。
「それに、僕は君とちょっとした世間話をしたくて呼んだんだし、君にはたくさん楽しんでもらいたいんだ。」
「世間話?」
「・・・・・・家のことだよ。」
「っ・・・・・・。」
「尊くん・・・・・・。」
やっぱり、知ってるよな・・・・・・。
「正直、僕も紫音さんから聞いて知ったんだ。・・・・・・僕は、形は違うけど親を失った。」
「え・・・?」
「僕のことは知ってるでしょ?目のせいで虐待を受けたって。」
「はい・・・・・・それを言ったライブに行きましたから。」
「この前、僕の親は殺人未遂で捕まった。・・・・・・殺そうとした相手は、息子の僕。」
何も、言えないな。僕は事件に巻き込まれて親を失ったけど、映司さんは親が事件を引き起こしていなくなった。・・・・・・でも、なんでそんな話を?
「いい?例え肉親がいなくなっても、ずっと君のそばにいてくれる人はいる。どんなに自分が拒絶しようとも、バカみたいにくっついてくる人が。」
「・・・・・・!」
「僕の場合はウィズだったけど・・・・・・君には、そういう人いる?」
俺にとって・・・・・・俺にとっては、ましろかな?
「・・・・・・え?私の顔に何か付いてる?」
「え?・・・・・・いや!なんでもない!」
「・・・・・・そっか。」
「え?何か分かったんですか?」
「うん、まぁね。でも、今は内緒。」
「え~!?何を知ったんですか!?」
「おっ待たせ~!何話してんの?」
「あ、ウィズさん。・・・・・・あれ?」
この人、中で調理してるんじゃなかったっけ?
「ウィズ・・・・・・どうしたの?」
「アッチ、人が多すぎるからコッチに来た~。」
何しでかすんだろう・・・・・・?
「あ、そうだ!この前さ、テレビを見てたんだけど、『お肉を切らずにそのまま焼く』って言ってたの!世間では『ジモン式』って言ってるらしいよ!」
「え~・・・・・・?」
「ウィズ、悪いことは言わない。止めたら?」
「でも、それで焼いたら美味しいって言ってたの!」
あ、置いた。
「ウィズ、なんか火強くない?」
「これって、多分肉の油が落ちて強くなってるんじゃ・・・・・・?」
「だ、大丈夫なんでしょうか・・・・・・?」
「なんかあったら逃げよう。」
「う、うん・・・・・・!」
「お待たせ~──って何してんの!?」
「「「ウィズ(さん)が犯人です。」」」
「ちょままっ!?」
さて、ウィズさんが絶賛吊るされている間にバーベキューの用意が完成した。
「それでは、かんぱ~い!」
『かんぱ~い!』
「うん、このお肉美味しい。レイも食べて?」
「ありがとう。・・・・・・うん、美味しい!」
「そんなに美味いのか?」
「まっすーも食べてみなよ!」
「彩ちゃん、自撮りしてないで早く食べないと、知らないよ?」
「あ~ちょっと待って~!」
「仕方ないわね・・・・・・。ほら、口開けて。」
「え?・・・・・・これって・・・?」
「彼氏さんじゃなくてごめんね?」
「いやいや!・・・・・・じゃあ、いただきます・・・。」///
「召し上がれ。」ジュッ
「あっつ!?・・・・・・千聖ちゃ~ん・・・!そんなバラエティーみたいなの要らないって~!ほっぺたが・・・・・・!」
「うふふ♪ごめんなさい、今拭くわね。・・・・・・よし。じゃあ、改めて。」
「い、いただきまーす・・・・・・お、美味しい・・・!」
「みんな、楽しそうだね~!」
「そうですね。」
「・・・・・・アタシたちもダチョ○俱楽部っぽいこと──」
「しません。」キッパリ
「ですよね~・・・・・・。」
「やるならおでんでやるんですよね?」
「紗夜!?そこはキッパリ全部断ろ!?」
「・・・・・・楽しそうだな。」
「そうだね・・・・・・あ!尊くん、お肉が!?」
「え?・・・・・・あ!あっちゃ~、ちょっと焦げた・・・。」
しまったな・・・・・・平和的な
「僕の食べなよ、それ貰うから。」
「え、映司さん?・・・・・・ダメですよ!自分で焦がしてしまったんで、自分で──」
「ここの主役が何を言うんだい?・・・・・・ほれ、交換おしまい。」パクッ
あ、焦げた方を食べたよ映司さん・・・・・・。
「・・・・・・一応、これは僕なりにトニー社長から学んだことなんだ。」
「そうなんですね。」
「トニーさん、僕たちにはちゃんと焼けてるのをくれて、自分は焦げたのばっか食べるんだよ。」
「そうそう!トニーさん、アタシたちが『いらん!』って言ってんのに『食べなきゃヤバいよ!』って言いながらお肉よこすのよ。」
「へ、へぇ・・・・・・。」
「・・・・・・ま、そこまで食えとは言わないけど、この後色々あるんだから、美味しいのをたらふく食べてくれ。」
「・・・・・・はい!」
映司さん、優しいな。まるで俺が主役みたいに言ってるのはちょっと分かんないけど、これからも頑張らないとな!
モニカの楽しかったな~!・・・・・・投稿日以降にコレ見た人は知らないだろうけど、投稿日は『MORFONICAL』と『モニカラジオ』がありました。・・・・・・自分でも驚くほどに、ハマってんだよな~。