Bonnie Butterfly   作:ENDLICHERI

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 21時40分、書き始めます。

 Twitter見て思い浮かんだの。タイトルから察するだろうけど、そんな回です。いや~、誰にしようか色々悩んだけどね~、ライブ観ながらここの小説で書きました!




Ep.EX5 キスの日

 

 

 

 

 

 今日は七深の家のアトリエで練習をしている。俺はただの見学者。・・・・・・まぁ、ジュースやおやつの買い出しぐらいはやるけど。音楽に対しての意見は言わない、モニカのジャンルは分かんねぇから。

 

 

「少し休憩しましょう。」

「さんせ~!疲れた~!」

「お疲れさん。飲み物は?」

「持ってきてるって!確か・・・・・・あれっ?ないっ!?」

 

 

まぁ、透子のこの展開は見慣れてしまっている。・・・・・・俺、見慣れてしまっていいのか?

 

 

「透子ちゃん、またなの?」

「おっかしいな~、持ってきたはずなのに・・・。」

「じゃあ、俺が買ってくるよ。何がいい?」

「いやいや!タケルはゆっくりシロとくつろいでてよ!」

「えっ?いや、でも・・・・・・。」

「わ、私も・・・!?」

「・・・・・・そうね。深海さんは倉田さんと共に留守番をお願いします。桐ヶ谷さんは私が監視しますので。」

「えっと・・・・・・ななみちゃん、行こ?」

「うん~。ちょっとお留守番しててね~。」

「ちょっと、みんな・・・・・・!」

「行っちゃったね・・・・・・。」

 

 

透子は諦め、七深やつくしならまだしも、あの瑠唯までもが出かけるなんて・・・・・・。って、なんでこの二人だけ残されてるんだ?

 

 

「・・・・・・た、尊くん・・・。」

「うん?」

「き、キス・・・・・・しない・・・?」

「ぶふぉ!?ゲホッ、ゲホッ!きゅ、急に何!?こぼしちゃったし・・・・・・!」

 

 

近くにティッシュがあったから、それでこぼしてしまった部分を拭いている。途中でましろの顔を見ると、驚くほど顔を赤くしていた。

 

 そういや、今日は『キスの日』なんだっけ?それでこんなことを言ったのか・・・?

 

 

「た、尊くんは・・・・・・キス、したくないの・・・?」

「・・・・・・ましろ。」

「ひゃ、ひゃい・・・!」

「誰に入れ知恵された?」

「っ・・・・・・うん?えっ?」

「瑠唯はまずないから、8割透子だな。深海とつくしの可能性もあるが、さほど割合は高くないしな・・・・・・。」

「ど、どうして・・・・・・そんなこと言うの・・・・・・?」

「そりゃあ、ましろが他人の家で『キスしよう』なんて言わない人だから。そんな度胸もないだろ?」

「うっ・・・!」

「まぁでも・・・・・・したいとは、思ってるよ・・・・・・。」

 

 

うっわ、言ってなんだがめっちゃ恥ずかしい!

 

 

「・・・・・・。」

「・・・・・・。」

「た、尊くん・・・・・・。」

「・・・・・・うん?」

「まだ、みんなすぐには帰ってこないと、思うよ・・・・・・。」

「・・・・・・しゃーない。」

「んっ!?んっ・・・。」

「・・・・・・満足したか?」

「・・・・・・も、もうちょっと・・・!」

「なら・・・・・・。」

「んっ・・・・・・んっ!?」

 

 

ただのキスだけじゃ満足しないって言うから、キスはキスでも、ちょっと踏み込んだキスをしてやった。

 

 

「ん・・・・・・ぷはっ!?」

「どうだ?」

「はぁ・・・・・・。」トローン

 

 

・・・・・・口を離した時、橋が二人を繋いで、ある距離に達したら途切れた。その橋がましろの口周りに付いてて、ちょっと・・・・・・アレだな。しかも顔が──

 

 

「たっだいま~!」

「っ!?」

 

 

人ってこんなに過敏に動けるんだ。(おそらく)言い出しっぺの声が聞こえてきたから、急いでましろの口周りを拭いた。なんとか間に合ったけど。

 

 

「あれ?シロ、どうし──って、タケル?」

「桐ヶ谷さん。世の中色んな人がいるよね。人を色んな形弄ぶ人、そんな人たちを取り締まる人、色んな人がいる。」

「た、タケルさん~、ちょっと目が怖いよ~・・・・・・?」

「だったら、『人に制裁する人』がいてもおかしくないよね?」

「痛っ!?タケルさ──っ!?これって・・・・・・。」

「な~に、ちょっと脳をマッサージするだけだよ。」

「こめかみをグリグリするのはマッサージではな──()ったあああああーーーーー!!

 

 

 

 

 

「倉田さん、どうしたの?」

「ふぇ?ちょ、ちょっと・・・・・・体が熱くて・・・・・・なんか、疼いてしょうがなくて・・・・・・!」

「・・・・・・熱でもあるのかしら?」

 

 

 

 

 




 
 
 22時59分、本編書き終えた。途中、風呂入ってたけどね。

 さて、めっちゃオブラート包んで表現した・・・・・・はずだけど、脳内腐ってる人たちならどんなのかすぐ分かるだろ?あ、『脳内ハッピー&ヒャッハー』の方が良かった?

 こんなん言ってるから嫌われるんだよな・・・。


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