Bonnie Butterfly 作:ENDLICHERI
21時40分、書き始めます。
Twitter見て思い浮かんだの。タイトルから察するだろうけど、そんな回です。いや~、誰にしようか色々悩んだけどね~、ライブ観ながらここの小説で書きました!
今日は七深の家のアトリエで練習をしている。俺はただの見学者。・・・・・・まぁ、ジュースやおやつの買い出しぐらいはやるけど。音楽に対しての意見は言わない、モニカのジャンルは分かんねぇから。
「少し休憩しましょう。」
「さんせ~!疲れた~!」
「お疲れさん。飲み物は?」
「持ってきてるって!確か・・・・・・あれっ?ないっ!?」
まぁ、透子のこの展開は見慣れてしまっている。・・・・・・俺、見慣れてしまっていいのか?
「透子ちゃん、またなの?」
「おっかしいな~、持ってきたはずなのに・・・。」
「じゃあ、俺が買ってくるよ。何がいい?」
「いやいや!タケルはゆっくりシロとくつろいでてよ!」
「えっ?いや、でも・・・・・・。」
「わ、私も・・・!?」
「・・・・・・そうね。深海さんは倉田さんと共に留守番をお願いします。桐ヶ谷さんは私が監視しますので。」
「えっと・・・・・・ななみちゃん、行こ?」
「うん~。ちょっとお留守番しててね~。」
「ちょっと、みんな・・・・・・!」
「行っちゃったね・・・・・・。」
透子は諦め、七深やつくしならまだしも、あの瑠唯までもが出かけるなんて・・・・・・。って、なんでこの二人だけ残されてるんだ?
「・・・・・・た、尊くん・・・。」
「うん?」
「き、キス・・・・・・しない・・・?」
「ぶふぉ!?ゲホッ、ゲホッ!きゅ、急に何!?こぼしちゃったし・・・・・・!」
近くにティッシュがあったから、それでこぼしてしまった部分を拭いている。途中でましろの顔を見ると、驚くほど顔を赤くしていた。
そういや、今日は『キスの日』なんだっけ?それでこんなことを言ったのか・・・?
「た、尊くんは・・・・・・キス、したくないの・・・?」
「・・・・・・ましろ。」
「ひゃ、ひゃい・・・!」
「誰に入れ知恵された?」
「っ・・・・・・うん?えっ?」
「瑠唯はまずないから、8割透子だな。深海とつくしの可能性もあるが、さほど割合は高くないしな・・・・・・。」
「ど、どうして・・・・・・そんなこと言うの・・・・・・?」
「そりゃあ、ましろが他人の家で『キスしよう』なんて言わない人だから。そんな度胸もないだろ?」
「うっ・・・!」
「まぁでも・・・・・・したいとは、思ってるよ・・・・・・。」
うっわ、言ってなんだがめっちゃ恥ずかしい!
「・・・・・・。」
「・・・・・・。」
「た、尊くん・・・・・・。」
「・・・・・・うん?」
「まだ、みんなすぐには帰ってこないと、思うよ・・・・・・。」
「・・・・・・しゃーない。」
「んっ!?んっ・・・。」
「・・・・・・満足したか?」
「・・・・・・も、もうちょっと・・・!」
「なら・・・・・・。」
「んっ・・・・・・んっ!?」
ただのキスだけじゃ満足しないって言うから、キスはキスでも、ちょっと踏み込んだキスをしてやった。
「んん・・・・・・ぷはっ!?」
「どうだ?」
「はぁ・・・・・・。」トローン
・・・・・・口を離した時、橋が二人を繋いで、ある距離に達したら途切れた。その橋がましろの口周りに付いてて、ちょっと・・・・・・アレだな。しかも顔が──
「たっだいま~!」
「っ!?」
人ってこんなに過敏に動けるんだ。(おそらく)言い出しっぺの声が聞こえてきたから、急いでましろの口周りを拭いた。なんとか間に合ったけど。
「あれ?シロ、どうし──って、タケル?」
「桐ヶ谷さん。世の中色んな人がいるよね。人を色んな形弄ぶ人、そんな人たちを取り締まる人、色んな人がいる。」
「た、タケルさん~、ちょっと目が怖いよ~・・・・・・?」
「だったら、『人に制裁する人』がいてもおかしくないよね?」
「痛っ!?タケルさ──っ!?これって・・・・・・。」
「な~に、ちょっと脳をマッサージするだけだよ。」
「こめかみをグリグリするのはマッサージではな──
「倉田さん、どうしたの?」
「ふぇ?ちょ、ちょっと・・・・・・体が熱くて・・・・・・なんか、疼いてしょうがなくて・・・・・・!」
「・・・・・・熱でもあるのかしら?」
22時59分、本編書き終えた。途中、風呂入ってたけどね。
さて、めっちゃオブラート包んで表現した・・・・・・はずだけど、脳内腐ってる人たちならどんなのかすぐ分かるだろ?あ、『脳内ハッピー&ヒャッハー』の方が良かった?
こんなん言ってるから嫌われるんだよな・・・。