Bonnie Butterfly 作:ENDLICHERI
参ったな~、『アバンタイトル』と『KDHR』を衝動買いしちゃった・・・。
良い歌ばっかだよ~。
「はぁ・・・。」
本日、何回目のため息だろうか?こんな人通りの多そうで思ったより少ない道端で、待ち合わせなんてな・・・。
そもそも、前回の最初・・・・・・どころか、回が終わるまで『再び会った知り合いと仲良くなって、次の休日に一緒にお出かけする』なんて展開、考えてなかったよ・・・。
まぁ、今日は倉田さんともっと仲良くなるためのお出かけだ。・・・・・・決してデートではない。ここ重要な!
「・・・・・・にしても、早く来すぎたか?」
建物の窓ガラスが反射して、自分の姿を見た。
黒い長Tに黒っぽいジーパン、さらに黒いロングカーディガン、それも膝ぐらいの丈の。
さらに黒い帽子を被って、首からワイヤレスイヤホンをかけている。・・・・・・見た目じゃ分からないけど、ノイズキャンセリング機能付きで、コードで繋げてなくてもハイレゾ相当の音質まで上げてくれる優れもの。今はポケットにあるウォ〇クマンとBluetoothで繋げている。
SONYさん、本当にいつも助かってます!(※By作者)
・・・・・・どうしよう?ただの不審者にしか見えない・・・。
「はぁ・・・。」
こんな格好の人が女の子と一緒に歩くなんて、普通ないよな・・・。ヤバい、ため息が止まらない・・・。
あぁ~・・・。尊、あれ何回目のため息だよ・・・?緊張してるんだろうな~?
それはそれで、こっちもため息をつきたいところだ。
「こちら
「こちら
「こちら
「
「・・・・・・あの、全員のコードネームを『ファルコン1』にしたら、誰に言ってるのか分からないですよ。」
「動きがあり次第、至急連絡せよ。分かったね、
「だから、どの『ファルコン1』に言ってるのさ!?」
誰に言ってるのか分かりやすくするためにルビ振るの大変だし・・・!
「それより・・・・・・この距離で電話を無線のように使って話す必要ないよね!?」
「唯兎うるさい。」
尊が見える物陰から1mぐらいの感覚で俺、紫音さん、リサさん、昂汰の順番で・・・・・・ダサい『ファルコン1』って書いてあるTシャツを着せられている。用意したのは紫音さんだ。
ってか、前回『尾行なんて嫌』って言ってた昂汰はどこ行ったんだ・・・?
「でもさ、なんで沙綾がいるの?」
「え?う~ん・・・・・・流れ?」
「おい。」
「あ、でも楽しそうって思ったから参加したんだ。」
もうちょっと自分の意志を持って否定してくれ・・・。カメラ持ってダサいシャツ着てウキウキしてるんじゃないよ・・・。
「・・・・・・っ!倉田さん発見!」
「落ち着け、ファルコン1。今は状況を確認しつつ、速やかにフェーズ2に移行する!」
「「「了解!」」」
「はぁ・・・。」
みんなノリノリだよ・・・。
「はぁ・・・。」
「お、お待たせしました・・・・・・!」
「あ、倉田さん。」
・・・・・・ため息、聞かれてないよな?
「すみません、お待たせしてしまって・・・・・・!」
「いや、こっちも今さっき来たところだから大丈夫ですよ。」
ずいぶんとベタなセリフだけど、問題ないよな?
だけど、問題はこの後だ。・・・・・・どこに行けばいいんだ?一応、唯兎と昂汰に聞いたけど・・・、
「蘭とは最近花屋かペットショップ、あとは・・・・・・楽器屋?」
「おたえとは・・・・・・どこに行ってるんだっけ?」
・・・・・・こんな感じのコメントしか来なかった。とてもリア充たちの案は参考にならなかった。
とりあえず・・・・・・、
「倉田さんはどこか行きたいところはあります?」
「そうですね・・・・・・商店街?」
なんで疑問系だよ?
「・・・・・・分かりました、では商店街を歩きながら見たいお店に立ち寄るってことでいいですか?」
「はい・・・・・・。」
出来る限り、楽しんでもらわないとな。・・・・・・一応、俺も男だから。
今回、特撮ネタを入れました。・・・・・・普通に調べても見つからないかもね~?
それと、尊の私服は普段のアタシです。全身黒い服装で、首からかけるイヤホンを身に付けている変人スタイルで~す。
あ!どうでもいいけど、次の日曜日の『Be the one』はお休みです。・・・・・・頭回んないの。