GUNGRAVE -OVER DOLLS-   作:ガロヤ

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1-18 GUN&SWORD→SCARECROW

 スケアクロウと人質にされたPPSh-41(ペーペーシャ)。突然の両者の出現にエクスキューショナーが吠えた。

 

「おいっ、スケアクロウ!どういうつもりだ!?」

「見ればおわかりでしょう?あなたの手助けですが?」

「そんなもんオレには要らねえ!ふざけたことは止めろ!」

 

 スケアクロウはため息を吐いてエクスキューショナーを睨む。

 

「ふざけているのはあなたの方ですよ、単細胞」

「ッンだとっ!?」

「自分の無様なナリを確認なさい──長時間の全力稼働と加速装置の過剰使用による自傷と、防御を超えて蓄積したダメージで消耗した素体とオーバーフロー寸前の演算用回路。おまけに最後の足元のふらつき。私が出てこなければやられていましたのよ」

「チッ・」

 

 エクスキューショナーは舌打ちする。図星だったため、何も言い返すことはできずに、歯噛みする。

 黙ったエクスキューショナーを一瞥して、スケアクロウは改めてグレイヴに向き直る。

 

「さて──死体男、まず銃を捨てて大人しくなさい。言うことさえ聞けばそこの人形の安全は保証しましょう」

「グレイヴさんっ!私のことはいいですから、気にせずやつ──うっ!?」

「あなたには聞いていませんわ、ボロ人形」

 

 鉄血兵を操り、拘束するPPSh-41(ペーペーシャ)の腹部を殴って黙らせるスケアクロウ。その様子をグレイヴはじっと目を細めて睨んだ。

 

「どうしました?やはりメンタルのバックアップがある彼女を見捨てますか?私はそれでも構いませんが……」

 

 スケアクロウとしては正直、この人質策が通用するとは思い切れていない。グリフィンの人形には替えがきく。いくら一緒に逃亡していたとはいえ、男が自らを犠牲にしてまで、この人形を助けようとするかどうか──。不確かな賭けをすることに内心、スケアクロウは嫌悪感を持っていた。

 そんなスケアクロウの気持ちに反して、グレイヴはケルベロスを躊躇なく地面に投げた。二挺の巨銃が地面を滑り、カラカラと乾いた音を立てる。

 グレイヴ以外の三人が、信じられない様子でグレイヴを見つめる。

 グレイヴの顔からは焦りや怒りの感情が読み取れない。泰然自若──これから自分がどうなってもいいという覚悟と諦め、その両方を秘めているようなひどく落ち着いた表情だった。

 

「あなたの愚かなご英断……感謝致しますわ」

 

 スケアクロウはそういって、右手のタクトを振るう。それによって操作された二機のビットから放たれたレーザーが、グレイヴの両足を焼く。

 

「・・っ」

 

 グレイヴはわずかに呻き、ふらつく。しかし、焼かれた足の傷は急速に塞がれる。

 

「本当におかしな修復能力ですね」

 

 スケアクロウは再びタクトを振るい、今度はビットのレーザーを連射する。何十発ものレーザーを足に受けたグレイヴは、流石に耐えきれずに、膝から崩れ落ちた。

 

「グレイヴ……さんっ……」

 

 PPSh-41(ペーペーシャ)は無駄だとわかりながらも、拘束を解こうと鉄血兵の腕の中でもがく。嬲られるグレイヴを哀れみ、また自身が捕まったことによる後悔で彼女は涙ぐんでいた。

 両脚を焼かれうずくまるグレイヴだが、傷は塞がり始めている。その様子を、スケアクロウは辟易としながら見つめる。

「……」

「これでは埒があきませんわ……エクスキューショナー」

「……ぁんだよ」

「四肢を切断なさい。それくらいならできましょう」

 

 スケアクロウは隣に来たエクスキューショナーに残酷な指示を飛ばす。

 

「いやだね」

「はっ?」

「白けた……あとはてめえが勝手にやれ……」

 そう言ってエクスキューショナーは周辺を警戒する。ただ単にふてくされ、そっぽを向いているだけのようだ。

 スケアクロウはエクスキューショナーと組んでから、何度目になるかわからない溜め息を吐いた。

 エクスキューショナーは正々堂々とした戦いを好む。それ故に、人質をとるなどの卑怯だと思われる作戦を毛嫌いする傾向にあった。

 くだらない、とスケアクロウは思う。道理無き戦場で、正々堂々など──。

 

「まあ、いいでしょう・・・直にダミーの増援もこちらにきます」

 

 スケアクロウはタクトで、いくつものビットの銃口をグレイヴに向ける。グレイヴを見るその目はとても冷たい。

 

「到着した増援で、動けなくなるまであなたをいたぶり、連れ帰るとしましょう……それまでは精々耐えなさい、死体男」

 

 ビットの銃口が光る。

 レーザーが放たれる瞬間──、丘を隔てた向こうで爆発と煙が上がった。

 

「「「!?」」」

「きゃっ!?」

 

 爆発の方向を見る三人。それと同じくして、PPSh-41(ペーペーシャ)を拘束する鉄血兵が機能を停止し、拘束を解かれたペーペーシャが地に落ちて、短い悲鳴を上げる。

 ハイエンド二体には爆発した場所に心当たりがあった。

 

「司令所が・・」

 

 鉄血のダミー兵は、前線司令所から送られる指揮信号による指示で作戦行動をとる。その司令所がつぶされたということは、周辺の鉄血兵は無力化したことを意味していた。そして、その司令所を破壊する存在はひとつしかなく、それを示すかのように、ハイエンドの二体は複数の人形の信号を感じ取った。

 

「グリフィンの部隊・・」

「馬鹿な・・・ここはオレ達の占領区域内だ!・・なんでここまで入り込んだ!」

 

 突然の襲撃を予知していなかった二体は動揺しながらも、思わしくないであろう状況の再確認を行う。スケアクロウは鉄血兵が機能を停止した為、ビットの一部をPPSh-41(ペーペーシャ)に向けて、グレイヴの動きを封ずる。

 ──その時、スケアクロウを狙った銃弾が銃声と共に飛来した。

 

「!──スケアクロウ!」

「!?」

 

 スケアクロウへの狙撃に反応したエクスキューショナーが、彼女の前に立ち銃弾を防ぐ。

 間髪入れずに、エクスキューショナーは視覚を望遠モードに切り替え、飛んできた銃弾の弾道予測地点の先を睨む。エクスキューショナーは弾道予測地点である屋敷の窓辺に、アサルトライフルを構えて立つもう一つの標的対象である黒髪の少女を見た。

 

「・・M4っ・・っ!」

 

 エクスキューショナーの口から出た人物に、うずくまるグレイヴは目を見開く。エクスキューショナーもまた、新たな獲物の出現にその眼光を光らせる。

 

「あっちからわざわざ来るとは──探す手間が省けたぜ!」

「!?──待ちなさい、エクスキューショナー!」

 

 スケアクロウの制止を聞かず、エクスキューショナーはM4のいる屋敷へ駆けた。スケアクロウは舌打ちする。

 スケアクロウは状況を分析する──エクスキューショナーが向かった屋敷には恐らくM4以外の人形が待ち受けている。傷ついた彼女では、やられる可能性が高い。また、自分の元にもグリフィンの部隊が向かってくる。多勢に無勢で嬲られるのは明白だ。

 

(撤退するしかないでしょうね……)

 

 スケアクロウはビットの銃口をペーペーシャに向け、グレイヴの動きを見張りつつ、撤退の機を窺う。スケアクロウはふわふわと足元を浮遊させ、後方に下がる──突如、PPSh-41(ペーペーシャ)に向けられていたビットが銃撃された。

 

「!?」

 

 スケアクロウはビットが撃ち落とされたことに気を取られる。──その隙をついて、グレイヴは地面に転がるケルベロスの方へと駆け出した。

 

「!?させませんわ!」

 

 走るグレイヴに気付いたスケアクロウは、残ったビットを飛ばす。グレイヴが巨銃を拾うより速く、ビットで撃ち抜けるとスケアクロウは確信し──銃声と共に、自身の胸に走った痛みでその余裕が消えた。

 

「な……」

 

 スケアクロウは胸部に空いた穴を見下ろした後、視線をグレイヴに向ける。そこには拳銃──AR小隊との模擬戦で使われ、予備として隠し持っていたP220を構えるグレイヴの姿があった。

 グレイヴはP220を連射する。銃弾はスケアクロウの胸部、腹部、そして頭部へ被弾し、9発全てを撃ち切ったグレイヴは様子を見守る。

 よろめいたスケアクロウだったが、倒れずにその足を踏ん張る。鉄血のハイエンドモデルの中では戦闘能力は劣るが、それでもハンドガンの銃撃では倒しきれなかったようだ。

 

「……舐め……ないでください……」

 

 鉄血のエリート人形という自負心が、彼女が倒れることを許さない。スケアクロウは普段の冷たい瞳からかけ離れたぎらついた目を覗かせ、タクトを振るってビットを操る。──その横でピンッと子気味良い、不吉な金属音をスケアクロウは聞いた。

 

「舐めないで……は……」

 

 スケアクロウは真っ青になりながら音のした方を見る。その瞳に、倒れるPPSh-41(ペーペーシャ)が懐から取り出していた手榴弾を投げようとする姿が映った。PPSh-41(ペーペーシャ)はこれまでの悔しさと怒りをその瞳に乗せてスケアクロウを睨む。

 

「私の言葉です!」

 

 掛け声とともに、手榴弾が投げられる。手榴弾が目の前にきたスケアクロウは回避が間に合わないと、半ば本能的に悟る。

 ──爆発する直前、PPSh-41(ペーペーシャ)は自身の上に覆いかぶさるグレイヴを見た。

 手榴弾が爆発し、噴煙が上がる。しばらくして薄くなった噴煙の中心からスケアクロウだったものが見えた。至近距離の爆発で、素体の上半身が吹き飛び原型を留めておらず、ぐしゃりと地面に倒れた。

 爆発の近くにいたPPSh-41(ペーペーシャ)はグレイヴに守られ、これ以上の損傷はない。代わりに、グレイヴの背中は爆発で焼かれ焦げ臭い嫌な臭いが上がった。

 

「グレイヴさん……」

「……」

「ごめんなさい……ごめんなさい……」

 

 PPSh-41(ペーペーシャ)は泣きながらひたすらグレイヴに謝った。そんなPPSh-41(ペーペーシャ)を慰めるように、グレイヴは抱き留め背中をポンポンと優しく叩く。

 PPSh-41(ペーペーシャ)を抱きながら、グレイヴはひとつの民家を見る。

 銃弾が飛んできた方向であろう民家にいるスケアクロウのビットを狙撃した何者か。その正体はわからないが、グレイヴとPPSh-41(ペーペーシャ)を助けてくれたことに変わりはなく、感謝を視線に込めてじっと見つめた──。

 

 

 

 

 

──時間を少し遡る。

 屋敷へと突進したエクスキューショナーはブレードを振るって、屋敷の壁を豪快に破壊する。破壊した屋敷内に侵入したエクスキューショナーはアサルトライフルを構えるM4と視線を合わす。

 

「捕らえられに来るとは殊勝だな!M4!」

「……っ!」

 

 エクスキューショナーが斬撃を飛ばす。M4はそれをかわすと身体を斜め後方に倒し、人間では不可能な姿勢制御を駆使してバック走しながら銃撃する。

 その銃弾をブレードで弾きながら、エクスキューショナーは接近する。壁まで押し込まれたM4は扉が壊れた部屋へ入り、壁にその身を預ける。

 

「隠れてももう遅い!終いだ、型落ち人形!」

 

 エクスキューショナーがブレードを横薙に構える。その姿をM4は覗き見る。

 横薙の一閃。エクスキューショナーは壁ごと部屋内を蹂躙する。だが──。

 

(軽い!?)

 

 刃から伝わる感触が、エクスキューショナーがM4を斬り損じたことを伝える。その時、エクスキューショナーはドア枠から倒れ込んで上半身を出し、床に伏せながらアサルトライフルの銃口を向けるM4を見た。

 

「お終いよ、鉄血のクズ」

 

 アサルトライフルが火を噴く。両脚の関節部分を見事に撃ち抜かれたエクスキューショナーは背中から倒れる。

 

「チッ!」

 

 立ち上がったM4は、エクスキューショナーのブレードを持つ右腕に狙いを定める。させまいと左手のプラズマハンドガンで反撃しようとするエクスキューショナー。だが、横からの射撃でハンドガンは弾き飛ばされた。

 

「なにっ!?」

 

 エクスキューショナーは視線を左右に向ける。そこには壊れた壁の隙間からアサルトライフルを構えるAR小隊のAR-15とM16、SOPⅡが映った。

 

(待ちかまえられていた!?)

 

 気づいたがもう遅い。反撃の手段を失ったエクスキューショナーはなすすべなく、M4に右腕を破壊される。M4はエクスキューショナーを見下ろし、銃口をエクスキューショナーの眉間に当てる。

 

「剣を振る動きが遅すぎたわ、グレイヴさん相手に消耗したみたいね」

「グレイヴ?……そうか、あいつはグレイヴつっーのか」

 

 エクスキューショナーは、戦った男の名を始めて聞き笑う。これから殺されるというのに、嬉しそうに笑った。M4は怪訝な顔をして尋ねる。

 

「これから殺されるのに随分余裕ね」

「貴様も知ってるだろ?オレたちはこの程度じゃ消滅しないって」

「……」

「おいっ、あいつに伝えろ……今度は再殺(ころ)してやるってな」

「無理よ……お前如きじゃグレイヴさんは倒せない」

 

 冷たくあしらったM4はアサルトライフルを連射する。無惨に頭部の上半分を吹き飛ばされたエクスキューショナーは笑みを浮かべたまま、機能を停止した。M4はふーっと、息をもらす。

 

「この馬鹿っ!」

 

 ──突然、M4はM16から後頭部を叩かれた。それと同時にAR-15とSOPⅡもM4に詰め寄る。その顔はみんな怒っていた。

 

「あんた……いきなり合図もなく発砲するとかどういう訳!?」

「おかげでフォローに入るまで慌てたんだよ!?危ないじゃん!?」

「ハイエンドモデルと単体でやり合う馬鹿がどこにいるんだ!?ここかっ!?ここにいるなっ!?」

「ご……ごめんなさい……」

 三人に言葉責めされ、M4は後頭部をさすりながら謝る。

 先程のスケアクロウを狙った射撃は、M4の独断専行だった。屋敷で配置についたM4たちがスケアクロウに嬲られているグレイヴを見つけM4は激怒、気付けば既に引き金を引いており、他の隊員はひどく慌てた。

 そんなM4たちの耳に爆音が響く。どうやらグレイヴのいる所で手榴弾が爆発したようだった。気を取り直したM4が指示を飛ばす。

 

「急ぎましょう・・グレイヴさんを助けに」

 

 

 

 

 PPSh-41(ペーペーシャ)が落ち着くのを待つグレイヴの元へ、誰かが近づく。

「……グレイヴ……ペーペーシャ……」

「スコーピオン」

「スコーピオン!無事だったの!?」

「なんとか……ごめん、さっきまでフリーズしてた」

 

 それはスコーピオンだった。鉄血の狙撃で右腕を吹っ飛ばされた彼女は衝撃で意識を失っていたようだった。彼女は残った左手で欠損した右腕を抑え、乾いた笑いを浮かべる。

 

「ボロボロだね、あたしたち……でも、勝ったんだよね……あたしたち」

「……」

 

 グレイヴは無言でスコーピオンの頭を撫でる。よく頑張ったと褒めるように、労わるように優しく撫でる。一通り撫でられたスコーピオンは彼方を見る。

 

「見てグレイヴ、ペーペーシャ……グリフィンのみんなだ……」

「ああ……」

 

 PPSh-41(ペーペーシャ)は感嘆の声を上げる。そこにはこちらに向かってくる大小様々な銃を持った少女たちが見える。

 グレイヴは近づいてきたグリフィンの人形たちにPPSh-41(ペーペーシャ)を引き渡す。

 

「頼む……」

「いや、あんたもボロボロじゃん」

「……」

 

 PPSh-41(ペーペーシャ)とスコーピオンを人形たちがタンカに載せる準備をする。その時、グレイヴはこちらに近づいてくるAR小隊に気づき、そちらの方に目を向ける。

 

「グレイヴさんっ!」

 

 M4が名を呼ぶ。M4の無事な姿にグレイヴは安堵する。

 

「無事か?」

「っ!──こんな時くらい自分の心配をしてください!ボロボロじゃないですか!?」

 

 グレイヴの気遣いの言葉にM4は涙ぐむ。M4のいう通りグレイヴの身なりは弾痕と血泥でひどく汚れ、穴だらけだった。グレイヴは、M4の頭を撫でてAR小隊を見回す。他の3人の無事なようでグレイヴは安堵の微笑を浮かべ、M16とSOPⅡも笑いを返す。こうして、グレイヴとAR小隊の綿々は再会を果たすことができた。

 

 ──AR-15だけは一歩離れたところで、グレイヴをじっと見つめていた。隠しきれない怒りを込めて。

 

 

 

 

──???

 

「早く行こうよ416~、絶対あいつに気づかれてるよ~」

「わかってるわよ──私も早くこんな所からおさばらしたいわ」

 

 416は不機嫌そうに返事する。そんな416に通信が入った。

 

「……何?」

『ごくろうさま~416。目標は無事M4とM16、他二人と合流できた~?』

「あんた……絶対、わざと言ってるわよね」

『ん~、なんの事?私はただ任務の遂行状況を確認しているだけよ~』

「死ね45」

 

 通信機から聞こえる不愉快な声に、416の機嫌は更に悪くなる。

 

「……目標はAR小隊とグリフィンの部隊と合流。さっき教えた座標は役に立ったようね」

『ええ、座標をAR小隊の生みの親に教えた。おかげでグリフィンの救援部隊も向かわせることが出来た──さすが私たち唯一の優秀なエリート人形ね』

「わたしだって頑張ったよ45~」

『はいはい、良くやったわG11」

 

 416は溜め息をつく。動きが遅いG11を抱え、416はこの場を去る。

 

「撤退するわ。これで今回の仕事は完了ね」

『ええ、依頼主に伝えておくわ──借りは返した、ってね」




補足、後書き

・404について
公式コミカライズだとM4は約50日以上、S09地区内を彷徨っている。早く発見してもらうには、404小隊に探してもらうのが一番だったというメタ的な理由。依頼主についてはおいおい。

ようやくチャプター1の終わりが見えてきました。更新が遅いだらしない筆者ですまない……。

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