少女着替え中…
「ココアと炭治郎は今日からここで寝泊まりするんだよな?」
「うん、そうだよ」
「チノ、この家ってそんなに部屋余ってたか?」
「炭治郎さんは物置部屋を使ってもらいます」
「私と同じ部屋でもよかったのにね」
「さすがに無理があるだろ男女同じ部屋は」
「えーそうかなぁ?それよりチノちゃん、今日の夕食一緒に作ろうね」
「一人で出来ますよ」
「えぇ、私も手伝って炭治郎くんより良いところ見せたい!」
「チノちゃんのハートを掴んでお姉ちゃんって呼ばれたい!」
物置部屋っていってもすごく綺麗に掃除されてあるなぁ。とりあえず荷物の整理だ。
「木刀、羽織り、家族写真、着替えはここにしまうとしよう」
なにか忘れているような。
「はっ!着いたら手紙を送ってと言われていたな!危ない思い出した」
ごめんよ〜こんなお兄ちゃんで写真沢山送るからな。っと、カメラはどこにしまったかな?母さんに使い方を教わったからな完璧だぞ!
「ここが電源ボタンで後はここを押すだけ」
パシャッ
「いい自撮り!これは柱」
待てよ…。
「これをどうやって紙にするんだ?」
※その後、チノに教わるのだがそれはまた別の話。
整理を終えてリビングに降りてくると、チノとココアが夕食を作っているようだ。
「今晩はシチューです」
「俺にも手伝えることないか?」
「いえ、一人で大丈夫です」
「なんでも手伝うぞ!」
「じゃあ、シチューの野菜を切ってもらえますか?」
「任せてくれ!試したいこともあるんだ」
検証!水の呼吸で野菜は切れるのか?今まで台所に立ったことがないから楽しみだ。
「チノちゃん、私は?」
「さっき、ココアさんは包丁を天井に刺したじゃないですか」
「ヴェアアアアアアアア!ごめんねーチノちゃん!!」
「気にしてません。それより炭次郎さんはなにをするつもりですか?ココアさんと同じ危なさを感じるんですが…」
「大丈夫だ!心配いらない台所に立つのは初めてだが刃物にはなれているからな!」
「それはそれで不安です」
野菜たちを宙に投げる。けして食べ物で遊んでいる訳ではない!これは調理だ!
「今からお前を斬る!水の呼吸 肆ノ型 打ち潮!!」
いくつもの波が勢いよく押し寄せるように複数回も野菜を斬る!包丁が短い分より速く斬撃繰り出せる。
「すごい!でも炭治郎くんは仲間(料理下手)だと思ってたのにー!」
「どうだ!チノ」
「これじゃあ、せん切りですね。サラダにしますね」
ついやってしまった。加減が難しいな、これから特訓していこう。
「ごめん。チノ」
「大丈夫だよ!ようこそ、こっち側の世界(料理下手)へ歓迎するよ!!」
誰かがノックしてリビングに入ってくる。この人はきっとチノのお父さんだ。チノと似た匂いがする。
「なにもの?」
「こちら父です」
「君たちがココアくんと炭治郎くんだね。この家も賑やかになるなぁ、今日からよろしく」
「「お世話になりますっ」」
「こちらこそ、チノをよろしく。じゃっ」
そう言ってチノのお父さんはリビングを出た。
「「は、はい」」
そっか、ラビットハウスって夜になるとバーになるんだったな。
「うちの父さんに雰囲気が似てる」
「確かに、炭治郎くんのお父さんもクールだもんね!」
「そうなんですか?」
「クールというか病弱というか。でも頼りになるよ」
風呂から上がり寝床に着く。
いろいろあったけど無事に一日が終わった。
「明日も頑張るぞ炭治郎!」
チノ「炭次郎さん、ご飯かパンどっちにしますか?」
炭治郎「ご飯で頼む」
チノ「意外です。パンの方が好きかと思いました」
炭治郎「よく言われる。俺はパンよりご飯派だ」